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出渕裕の情報 (いづぶちゆたか)
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■名前・氏名
出渕 裕
(いづぶち ゆたか)
■職業
メカニックデザイナー
■出渕裕の誕生日・生年月日
1958年12月8日(年齢64歳)
■出身地・都道府県
東京出身

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出渕裕

人物

親しい友人らには「ブッちゃん」との愛称で呼ばれる。

氷川は当時、ヤマト以外のアニメの情報も扱う総合的な会報も作っており、出渕も協力していた。『超電磁ロボ コン・バトラーV』の特集および新番組『闘将ダイモス』の情報が掲載されていた号で、両作品の監督である長浜忠夫と出渕には、ファンレターをきっかけに交流があることが話題になり、サンライズで面会する機会が設けられた。

その際に出渕が先の自主アニメ企画をまとめた同人誌を長浜に見せたところ、出渕のデザインを気に入った長浜からの依頼でダイモスの敵メカデザインを作成することになり、実際に作成したデザインもそのまま採用され、デビューすることとなった。

東映のプロデューサー鈴木武幸ともここで知り合い、後の特撮デザイン進出へとつながっていく。

氷川の著作である『20年目のザンボット3』に収録された1979年の富野由悠季へのインタビューの際、著者の氷川に同行した「友人」が登場するが、これは出渕のことである。

ゆうきに『機動警察パトレイバー』のプロットを見せられた出渕はこれを気に入り、火浦功に協力を求めたり、伊藤和典に企画を紹介するなどTV化に向けて奔走した。

『アニメージュ』1980年10月号の座談会で自分は「しずかちゃんのヌードに感じるタイプだなァ」と語っている。また『ドラえもん』は「しずかちゃんのヌードシーンがあるからみなくっちゃイケナイナァとおもうもン」と語っている。この座談会で実写も悪くないとする周囲に「アニメのほうが、ゼッタイいいよ。ナマナマしいのはキライッ」と力説した。

ゆうきやとりと同様、原田知世の熱烈なファンだった。原田知世の主演映画『天国にいちばん近い島』にも出演している。『ファンロード』誌において、レポートマンガを描く条件で原田知世にインタビュー。この時、握手した手を3日洗わなかったという。

ジム・ヘンソン監督の映画『ダーククリスタル』に傾倒し、デザイン面でも同映画のデザイナー、ブライアン・フロードの影響を受けている。また来日したジム・ヘンソンが、雑誌『B-CLUB』のインタビューを受けた際に、インタビュアーを務めている。

雑誌『宇宙船』vol.16に寄稿したイラストエッセイにて、『人造人間キカイダー』、『イナズマンF』『スーパーロボット レッドバロン』などの思い入れを綴った。

大のドイツ軍フリークとしても知られ、ナチス軍装についての造詣も深い。また『新機動戦記ガンダムW』の衣装デザインなどでも見せたように、西洋の装飾的な礼服についてもかなりの知識を持っている。フリッツヘルメットやパンツァーファウストなどをモビルスーツのデザインに採用し、「ジオン軍=ドイツ風」のイメージを確立した。

出渕がデザインを担当した『電撃戦隊チェンジマン』に登場する敵幹部ブーバは、放送直後にハリウッドでプレデターのデザインとして翻案されていると言われる。

人形作家辻村寿三郎のデザインに傾倒していた時期があり、特に『超新星フラッシュマン』などの悪役デザインにその影響が顕著である。

デザインの特徴

デザイナー活動の初期にはロボットアニメの敵側メカ(いわゆる「やられメカ」)を担当。

特徴的なデザインの意匠として、複数の並んだ穴(基本は上段3個、下段2個の5つ穴)が描かれることが多く、「ブチ穴」と通称される。出渕自身はこの意匠について「困ったときに穴を入れる」と述べている。

ケンプファーやサザビー、ズワァース、イングラムなど、メカのボディが三次曲面で構成されたものが多いのが、大きな特徴である。また、ガルディーン、イングラム、ジェガンなどでは頭部またはその周辺を左右非対称に描いており、左右対称の頭部がほとんどであるロボットデザインにおいて異色である(頭部に限らず、デザインをまとめたとされるνガンダムのフィン・ファンネル装備状態にもその傾向が見られる)。

メカとして物理的・構造的に無理があるものや、劇中の設定・考証を無視したものが多く、押井守には「メカ音痴」と評されている。

作品リスト

ときめいて! ビリンちゃん ♥(『戦闘メカ ザブングル大事典』)

トラブル専科(いづぶちゆたか名義)(ザ・モーションコミック 1983年5月30日号)(読み切り)

はっぴいえんどなんてくるわけない(いづぶちゆたか名義)(ザ・モーションコミック 1984年1月20日号、1984年6月1日号)

ぬいぐるみ殺人事件 第9回(いづぶちゆたか名義)

この世で一人の…(いづぶちゆたか名義)(ハイパー☆ゾーンIII)(読み切り)

秘密兵器D・A・K・K・O(いづぶちゆたか名義)(ザ・モーションコミック)(読み切り)

幻灯機(いづぶちゆたか名義)(ハイパー☆ゾーン)(読み切り)

『ルーンマスカー』第1巻は、当時気鋭のデザイナー兼イラストレーターとして人気のあった出渕の初マンガ単行本ということもあって初版が(それまで出版で実績のない作家としては)異例の大部数となり、出渕のもとには高額の印税が舞い込むことになった。しかしこれまで手にしたこともない額をどう使えばいいのか分からない出渕は友人に使い道を相談して回り、相談された友人の間では「別荘を買わせよう」という企みが冗談半分で画策されていたという。

これはその友人の面々が「どうせブッちゃんは忙しくて使う暇がないんから、彼に別荘を買わせて俺らが使わせてもらえば(出渕的には税金対策になるし、自分たちはタダ同然で使えるから)お互いに幸せじゃないか」とバカ話を交わしたことから出た。そんな冗談も通じるほど付き合いの深い仲ならではのエピソードである。

2009年3月19日にRYU COMICSより新装版を発売。『月刊COMICリュウ』2009年8月号より第二部として連載を再開した。

初期の読み切り作品を集めたもので、出渕の希望により、今後コミックス化されることは絶対ないとされている。

新書版、全112ページ。

勘違いからヒロインのエルフ・ディードリットの耳を極端に長く描き(元となったエルフのデザインでは、エルフの耳はミスター・スポックのような形状である)、特定年齢層の日本人に「エルフと言えば長い耳」のイメージを定着させたことになっている。現在でも、日本・韓国のファンタジー系RPGで登場するエルフやそれに類する亜人は、極端に耳が長いことが挙げられる。グループSNE関連の冊子などでは「笹耳」と表現される。出渕本人は「メカのアンテナのようなイメージで描いた」とインタビューで語っている。後年、元ネタとして映画「ダーククリスタル」に登場するゲルフリン族の耳をイメージしていたと語っている (季刊コミッカーズ 1999年7月号)。

聖戦士ダンバイン(LD-BOX Part 1パッケージ、他)

機甲界ガリアン(BD-BOXパッケージ、月刊ニュータイプ1986年7月号付録ポスター、他)

未来放浪ガルディーン

オーラバトラー戦記(カドカワノベルズ版の第3巻まで)

ソルジャー・クイーンシリーズ

出渕の公式デビュー作品。敵メカを担当。浪人時代にスタジオ見学に訪れた際に、敵メカのアイデアを求めていた監督の長浜忠夫から誘われ、第16話頃から参加した。

敵メカを担当。

敵メカを担当。

敵メカを担当。

アリゾナやゼーアドラーIIIなど、少数のメカをデザインした。SFファンダムの先輩がSF考証の豊田有恒と親しくしていたことから誘われたという。

敵メカを担当。

シリーズ当初より参加。前半の主役メカ・ザブングルと主人公達の「家」となるランドシップ・アイアンギアー、後半の主役メカ・ウォーカー・ギャリア以外のウォーカーマシン等のサブメカや小物デザインを担当し、メカニカルな見地での世界観統一に貢献した。また高荷義之が児童誌に連載したイラストのラフ原画も手掛けた。

ディンギル帝国のメカニックを辻忠直と共に担当。

宮武と出渕は直接の引継ぎを行っておらず、当初宮武が富野の意向に沿って確立しようとした「甲虫の様な意匠を、極めて工業的・産業的な観点から作り上げたロボットのデザイン」というコンセプトは必ずしも受け継がれていない。むしろ生物や中世の甲冑のイメージが強くなっている。ビランビーは当初「マサラグ」の名称が与えられ宮武の手でラフデザインまで進んでいたので、そのラフを元に出渕がクリンナップを行った。

ゼントラーディのパワードスーツ、ヌージャデル・ガーのデザインを担当。

主役メカ・ガリアンとその強化改造型・アザルトガリアン以外のメカを出渕が一手に引き受け、ケンタウロス型の人馬兵や折り畳み式の翼による飛行能力を持った飛甲兵、水中戦に特化した水機兵等、重厚かつ壮大なファンタジーSFの世界にぴったりのデザインを提供。これによって、「伝説の鉄巨人」という設定ながらロボット然としたデザインのガリアンが特殊な存在であるという説得力を出す事にも一役買った。

本編に登場するすべての機甲兵のデザインを担当。鉄巨神はテレビシリーズ版でのガリアンだが、そのシルエットと最低限のディテールは残しつつもロボット然とした印象を極力取り除き、テレビシリーズ以上にハードなヒロイックファンタジー(見方によってはダークファンタジーともいえる)となった物語に最適といえるデザインに仕立て上げた。邪神兵は本作用の完全オリジナルデザインで、ヒロイックでマッシヴな鉄巨神とは対を成す禍々しさを持ったものとなっている。

中盤までの敵モビルスーツ、ガルスJやズサ等のラフデザインを担当。

元々は全てのメカデザインを永野護が担当する予定だったが、スポンサーであるバンダイの意向によって永野が降板したため、急遽主役メカ・ΖΖガンダムのデザイン原案は小林誠に依頼され(クリンナップは伸童舎)、敵メカのデザイン原案が出渕に発注された。

当初、『機動戦士Ζガンダム』の後番組には出渕デザインの新作が予定されていたが、ZZの企画が決定しペンディングとなった。

『紅い眼鏡』『人狼』など一連の映像・漫画作品に登場する、特機隊の装甲服「プロテクトスーツ」や車輌・航空機などのデザインを担当。出渕のドイツ軍装フリーク振りが遺憾なく発揮されている。

New Story of Aura Battler DUNBINE(1988年)

νガンダムなどモビルスーツのデザインを担当。

MSだけでなく世界観構築のためのデザインワークスを担当しており、特に「ハイゴッグ」や「ケンプファー」は評価が高い。

ごく一部を除き、漫画からアニメに至るまでほとんどのレイバーやその他メカニックデザインを担当した。

元々この作品はゆうきまさみと共に作り始めた企画が元であるため、他作品に比べて関与の度合いは深く、劇場版第3作となる『WXIII 機動警察パトレイバー』ではスーパーバイザー、アニメでは一部のエピソードにおいて「いづぶちゆたか」名義で脚本(TVシリーズ・後期OVAシリーズ)、絵コンテ(後期OVAシリーズ)を担当している。なお初期OVAシリーズ6話までと「劇場版第2作」の監督である押井守は、(出渕との仲が最も険悪だった時期に)従来のヒーローメカ然としたレイバーデザインに不満を持っていたと述べ、「メカ音痴のメカデザイナー」などと酷評している。

アッセンブル・インサート(1989年-1990年)

ガサラキ(1998年)

「世界の国からこんにちは」(2015年) - ロボットデザイン

「機動警察パトレイバーREBOOT」(2016年) - メカニカルデザイン・監修

エバポリスをデザイン。SFファンダム関連で知り合っていた石森プロの青柳誠からの紹介であった。

実質的に初の特撮デザイン作品。敵キャラクターを担当。アニメーションのセンスを取り入れたシャープなデザインを多数輩出。

新帝国ギアやバイオハンター・シルバのデザイン

マイティレディ(1984年・特撮オリジナルビデオ)- 初代マイティレディのコンセプトデザイン

電撃戦隊・大星団双方のメインデザイン。ゴズマは多様な宇宙人で構成されるという設定からあえて統一的なコンセプトは持たせず、円谷プロダクション作品や海外SFのイメージも取り入れている。

全てのデザインを一手に手掛けた

バトルガール(1991年 大映 ビデオ作品) - キューティー鈴木が演じるキャラクターのコスチュームをデザイン

仮面ライダーアギト(2001年)- 怪人であるアンノウン、および4人目の仮面ライダーであるアナザーアギトのデザイン

劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4(2001年) - アンノウンデザイン

キューティーハニー(2004年・映画)

劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼(2005年) - 「魔化魍」デザイン

劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE(2006年) - ZECT衣装デザイン

キューティーハニー THE LIVE(2007年)

仮面ライダーディケイド(2009年)- アギト編「バッファローロード」を担当

劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー(2009年)- キングダークを担当

仮面ライダーオーズ/OOO(2010年)- 篠原保との連名

オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー(2011年) - ショッカーグリードを担当

篠原保、原田吉朗、森木靖泰、K-SuKeとの連名。25年ぶりのスーパー戦隊シリーズへの参加。

仮面ライダージオウ(2018年)- 篠原保との連名

シン・仮面ライダー(2023年) - 山下いくと、前田真宏との連名

デルパワーX 爆発みらくる元気!!(1986年)

鉄腕バーディー(漫画・ゆうきまさみ 1996年)

クルクルくりん(漫画・とり・みき)- 作中の自主映画「学園戦隊トリカマン」のスーツデザインと、一部の話でモブキャラを描いている。本人も何故か女子学生役で登場。

風の戦士ダン(作画:島本和彦/原作:雁屋哲) - メカニックや敵キャラクターなど多岐に及ぶがクレジットはされていない。当時デビュー間もない島本の画力では技術不足によりデザインの反映が困難であったことが島本の自叙伝『アオイホノオ』にて描かれている(出渕本人も登場)。また、一部シーンは作中にて現在の島本の画力で出渕のデザインに忠実に書き直して再現されている。

ベルデセルバ戦記(テンキー 1997年)

ソウルキャリバーIV(バンダイナムコゲームス 2008年)- ボーナスキャラクターの一人、シェラザードを担当

エイトマン(1994年)- 月刊マンガボーイズ連載、末松正博版

仮面ライダー THE FIRST(2005年)- 仮面ライダー1号、2号及びショッカー怪人を担当

スカルマン(2007年)- スカルマン・GRO等デザインの他、シリーズ構成・脚本等、全面に携わる

仮面ライダー THE NEXT(2007年)

平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊(2014年)- ヤマアラシロイドを担当

新機動戦記ガンダムW(1996年)- OZの華麗な制服を中心とした衣装デザインの協力。他にも『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』の拳銃がそのまま流用されている。

JUNK -RECORD OF THE LAST HERO-(漫画・麻宮騎亜 2004年-2007年)- JUNKスーツデザイン

ローレライ(2005年)- パウラ水密服デザイン

劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE(2006年)- ZECT制服デザイン

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争(1989年)- デザインワークスとして、MSや戦艦・軍服・銃器などのデザインにも関わった

サイレントメビウス(劇場版)(1991年)

装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端(1994年)- 設定原案

機動戦士ガンダム MS IGLOO(2004年-2006年)- スーパーバイザーを兼務

交響詩篇エウレカセブン(2005年)

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年)- ゼーレのシンボルマークをリファイン

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年)

シン・ゴジラ(2016年) - 特殊建機小隊エンブレムデザイン

地球へ…(2007年)

スケバン刑事(劇場版)(1987年)メカ腕をデザイン

宇宙の騎士テッカマンブレード(1992年-1993年)「設定協力」

無限のリヴァイアス (1999年-2000年)- 「デザイン協力」としてクレジット

Ergo Proxy (2006年)- 「デザイン協力」

ガラスの艦隊(2006年)「コンセプトアドバイザー」

機神大戦ギガンティック・フォーミュラ(2007年)「ギガンティックデザイン」(「ディアーヌ7」を担当)

鉄腕バーディー DECODE(2008年)

鉄腕バーディー DECODE:02(2009年)

ラーゼフォン(TV版:2002年 劇場版:2003年)

宇宙戦艦ヤマト2199(2012年、総監督)

シャングリ・ラ(2009年)

Neos―出渕裕デザインアート集(朝日ソノラマ刊、1985年) ISBN 4-257-03200-6

イルジオン―幻影(角川書店、1996年) ISBN 978-4-04-417501-6

Anam―魂(角川書店、1999年) ISBN 978-4-04-853065-1

出渕裕画業30周年記念画集 IIIX(徳間書店、2008年) ISBN 978-4-19-862400-2

「メカニカルおもちゃ箱」、他(月刊コミックボンボン)

耽美雑誌「JUNE」誌上で自分のデザインした特撮悪役キャラを紹介するイラストコラム「闇の紳士録」を連載していた事がある。

出渕裕の酔いどれ人生相談(月刊COMICリュウ)

ビデオマガジン「BANDAI ANIRAMA PRESS 電影帝国」Vol.1~5(1988-1989年発売) - 声優の川村万梨阿と2人でメインキャスターを担当した。

機動警察パトレイバー(劇場版)(2004年10月25日)

勇者ライディーン(2006年8月8日)

1998年の航空自衛隊戦技競技会の特別塗装として、第204飛行隊のF-15J戦闘機に、出渕がデザインしたワルキューレとグリフォンが描かれた

HRP-2(川田工業株式会社) - 外形デザイン・イメージを担当。愛称名「Promet(プロメテ)」を考案

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