ロラン=バルトの情報(RolandBarthes) 哲学者、批評家 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、年齢、出身地、星座]
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ロラン=バルトの情報まとめ
ロラン=バルト(Roland Barthes)さんの誕生日は1915年11月12日です。
映画、母親、事故、姉妹、テレビ、結婚に関する情報もありますね。去年の情報もありました。1980年に亡くなられているようです。
ロラン=バルトのプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)ロラン・バルト(Roland Barthes、1915年11月12日 - 1980年3月26日)は、フランスの哲学者、記号学者、批評家。高等研究実習院(École pratique des hautes études)教授、コレージュ・ド・フランス教授を歴任した。 シェルブールに生まれ、バイヨンヌに育つ。ソシュール、サルトルの影響を受け、エクリチュールについて独自の思想的立場を築いた。歴史家にとどまらないミシュレの活動に着目した『ミシュレ』、『作者の死』の一編を収めた『物語の構造分析』、フランスのさまざまな文化・慣習を分析した『神話作用(英語版)』、衣服などの流行を論じた『モードの体系』、バルザックの中編を過剰に詳細に分析した『S/Z(英語版)』、自伝の形をとりながら自伝ではない『彼自身によるロラン・バルト』、写真に対して抱く、感動に満ちた関心の中で道徳的、政治的な教養(文化)という合理的な仲介物を仲立ちとしている、いわば教養文化を通して感じられる「ストゥディウム(studium)」、そのストディウムをかき乱し、印象に残る細部として表象される「プンクトゥム(punctum)」という二つの概念で論じた遺作『明るい部屋』など、その活動は幅広いが、一貫しているのは、文学への愛(『零度のエクリチュール』、『物語の構造分析』など)と文学作品や映画、演劇、写真などによる作者の主体として発信されるメッセージに対して、そのメッセージを受け取る享受者による解釈の可能性についての考察(『明るい部屋』、『神話作用』)である。 バルトの仕事の中でも頻繁に議論されるのが、『物語の構造分析』に収録されている「作者の死」である。本稿でバルトは、現代においても、大きな支配的な概念となっている「作者」という概念に疑問を投げかける。私たちは、ある芸術作品を鑑賞するとき、その作品の説明をその作品を生み出した作者に求めがちである。これは、作品を鑑賞するということは、作者の意図を正確に理解することであるという発想である。このことから、たとえばボードレールの作品はボードレールという人間の挫折のことであり、ヴァン・ゴッホの作品とは彼の狂気であるという発想が導き出せる。しかし、バルトは、この発想を「打ち明け話である」として批判する。このように作者=神という発想ではなく、作品とはさまざまなものが引用された織物のような物であり、それを解くのは読者であるとして、芸術作品に対してこれまで受動的なイメージしかなかった受信者の側の創造的な側面を本稿で強調した。この概念は、後年のバルトの作品でもよく言及されている。たとえば、『テクストの快楽』においても、この概念についての論考が見られる(『テクストの快楽』p120) 幼くして父を亡くし、女手一つで育てられたバルトは、非常に母親思いであったという。 パリ大学で古典ギリシア文学を学んだあと、結核のために長期間に渡り療養所で暮す。 療養期間を終えたあとは、各地でフランス語講師として働きながら思索をめぐらす。 1953年、『Le Degré zéro de l'écriture』を発表、文学と社会の関係を鋭く分析したこの作品で、一躍時代の寵児になる。1962年から高等研究実習院指導教授。1977年、コレージュ・ド・フランス教授に就任した。1980年2月25日、交通事故にあい、1か月後の3月26日に亡くなった。 バルトは、構造主義者だと見なされる向きを嫌い、常に変容していった思想家だった。また、バルトは、生涯小説を発表することはなかったが、コレージュ・ドフランス講義における、『小説の準備』や『エクリチュールの零度』における書くことである、エクリチュールの論考が示すように、小説を書くことへの希求は常にあったと考えられる。 1970年、日本について独自の分析をした『表徴の帝国』(『記号の国』)も発表している。 1979年の映画『ブロンテ姉妹』に、19世紀の高名な作家ウィリアム・メイクピース・サッカレー役で出演している。ただし、台詞はほとんどない。 Le Degré zéro de l'écriture, 1953
『零度のエクリチュール』渡辺淳・沢村昂一訳 みすず書房 1971年 『エクリチュールの零度』森本和夫・林好雄訳註 ちくま学芸文庫 1999年 ISBN 448-0085238 『零度のエクリチュール』石川美子訳 みすず書房 2008年。新訳 ISBN 4622073803 Michelet par lui-même, 1954
Mythologies, 1957
『現代社会の神話』下澤和義訳、みすず書房 2005年 Essais Critiques, 1964
La Tour Eiffel, 1964
『エッフェル塔』 花輪光訳 みすず書房 1991年 Critique et vérité , 1966
Système de la mode, 1967
S/Z (1970年)
L'Empire des signes, 1970
Nouveaux Essais critiques, 1972
Le Plaisir du texte, 1973
『テクストの楽しみ』 鈴村和成訳 みすず書房 2017年。新訳 Roland Barthes par Roland Barthes, 1975
『ロラン・バルトによるロラン・バルト』 石川美子訳 みすず書房 2018年。新訳 Fragments d"un discours amoureux, 1977
完訳 『恋愛のディスクール セミナーと未刊テクスト』桑田光平ほか全6名訳、水声社 2021年 ISBN 480-100489X Leçon, 1978
La Chambre claire, 1980
L"Obvie et l"obtus, 1982
『美術論集─アルチンボルドからポップ・アートまで』沢崎浩平訳 みすず書房 1986年 ISBN 4622004917 Le Bruissement de la langue, 1984
『テクストの出口』沢崎浩平訳 みすず書房 1987年 ISBN 4622008718 Incidents(英語版), 1987
LE GRAIN DE LA VOIX Entretiens 1962-1980
『サド、フーリエ、ロヨラ』篠田浩一郎訳 みすず書房 1975年 『旧修辞学 便覧』 沢崎浩平訳 みすず書房 1979年 『物語の構造分析』 花輪光訳 みすず書房 1979年 『映像の修辞学』 蓮實重彦・杉本紀子訳 朝日出版社 1980年/ちくま学芸文庫 2005年 『<味覚の生理学>を読む ブリヤ=サヴァラン』 松島征訳 みすず書房 1985年 ISBN 4622089548 『作家ソレルス』 岩崎力・二宮正之訳 みすず書房 1986年 『記号学の冒険』 花輪光訳 みすず書房 1988年 小さな神話 下沢和義訳 青土社 1996年 小さな歴史 下沢和義訳 青土社 1996年 ロラン・バルト 映画論集 諸田和治編訳 ちくま学芸文庫 1998年 ラシーヌ論 渡辺守章訳 みすず書房 2006年 喪の日記 石川美子訳 みすず書房 2009年、新装版2015年 ロラン・バルト 中国旅行ノート 桑田光平訳 ちくま学芸文庫 2011年 ロラン・バルト モード論集 山田登世子編訳 ちくま学芸文庫 2011年 Oeuvres complètes de Roland Barthes, 2002/みすず書房、2003-2017年
演劇のエクリチュール 1955 - 1957 大野多加志訳 現代社会の神話 1957 下澤和義訳 記号学への夢 1958 - 1964 塚本昌則訳 批評をめぐる試み 1964 吉村和明訳 テクスト理論の愉しみ 1965 - 1970 野村正人訳 記号の国 1970 石川美子訳 断章としての身体 1971 - 1974 吉村和明訳 ロマネスクの誘惑 1975 - 1977 中地義和訳 新たな生のほうへ 1978 - 1980 石川美子訳 いかにしてともに生きるか コレージュ・ド・フランス講義 1976-1977年度、野崎歓訳、筑摩書房、各・2006年 〈中性〉について コレージュ・ド・フランス講義 1977-1978年度、塚本昌則訳 小説の準備 コレージュ・ド・フランス講義 1978-1979年度と1979-1980年度、石井洋二郎訳 ルイ・ジャン・カルヴェ『ロラン・バルト伝』(花輪光訳、みすず書房、1993年) 渡辺諒『バルト-距離への情熱』(白水社、2007年) 原宏之『〈新生〉の風景』(冬弓舎、2002年) グレアム・アレン『ロラン・バルト』(原宏之訳、「シリーズ現代思想ガイドブック」青土社、2006年) 鈴村和成『バルト テクストの快楽』(「現代思想の冒険者たち21」講談社、1996年) 遠藤文彦『ロラン・バルト 記号と倫理』(近代文芸社、1998年) 石川美子『ロラン・バルト 言語を愛し恐れつづけた批評家』(中央公論新社〈中公新書〉、2015年) 『ロラン・バルトの遺産』(石川美子・中地義和訳、みすず書房、2008年) ジャン=ピエール・リシャール『ロラン・バルト 最後の風景』(芳川泰久・堀千晶訳、水声社、2009年) ティフェーヌ・サモワイヨ『評伝 ロラン・バルト』(水声社、2023年) ^ 「INCIDENT(アンシダン)」を訳すにあたり、通常「出来事」「偶発事」などと訳されるが、沢崎は「偶景」という言葉を新たに造った。バルト本人の著書での、「偶景(アンシダン)」の概念の説明は「偶発的な小さな出来事、日常の些事、事故よりもはるかに重大ではないが、しかしおそらく事故よりももっと不安な出来事」とある。 ^ 岡村正史「プロレスという文化」(2018年)ミネルヴァ書房 1頁 中村江里子 - 元フジテレビアナウンサー(同期に近藤サト、小泉陽一など)。ロラン・バルトの縁戚と結婚。 モーリス・パンゲ - バルトの親友。日仏学院の院長を務めていたパンゲの招きで来日したバルトは『表徴の帝国』の着想を得ることになる ニュー・クリティシズム ドクサ (バルトは文化批評用語としてこの語を用いた。) 動画 コトバンク・バルト(Roland Barthes) コトバンク・テクスト論 コトバンク・コノテーション 表 話 編 歴 アドルノ アガンベン アルチュセール アーレント バシュラール バディウ バルト バタイユ ボードリヤール ジグムント・バウマン ボーヴォワール ベルクソン ブランショ ブルデュー ジュディス・バトラー アルベール・カミュ カッシーラー コルネリュウス・カストリアディス ドゥルーズ デリダ テリー・イーグルトン フィヒテ フーコー フランクフルト学派 ハンス・ゲオルク・ガダマー アントニオ・グラムシ ハーバーマス ヘーゲル ハイデガー フッサール ローマン・インガルデン ヤスパース カント キルケゴール アレクサンドル・コジェーヴ レシェク・コワコフスキ ラカン フランソワ・ラリュエル レヴィ=ストロース レヴィナス ガブリエル・マルセル メルロ=ポンティ ニーチェ オルテガ ポール・リクール アヴィタル・ロネル(英語版) サルトル シェリング シュミット ショーペンハウアー ペーター・スローターダイク ミゲル・デ・ウナムーノ ジジェク ホセ・アスルメンディ more... ドイツ観念論 ヘーゲル学派 批判理論 精神分析 実存主義 構造主義 ポストモダニズム ポスト構造主義 en:Angst en:Authenticity (philosophy) en:Being in itself 退屈 現存在 差延 差異 実存的危機 事実性 間主観性 en:Ontic en:Other 自己欺瞞 Trace more... カント主義 現象学 解釈学 脱構築 カテゴリ スタブ FAST ISNI VIAF WorldCat ノルウェー チリ スペイン フランス BnF data アルゼンチン カタルーニャ ドイツ イタリア イスラエル ベルギー アメリカ スウェーデン ラトビア 日本 チェコ オーストラリア ギリシャ 韓国 クロアチア オランダ ポーランド ポルトガル バチカン CiNii Books CiNii Research MusicBrainz オランダ美術史研究所データベース ULAN ドイッチェ・ビオグラフィー Trove(オーストラリア)
SNAC IdRef ロラン・バルト 20世紀フランスの哲学者 フランスの文芸評論家 セクシュアリティの哲学者 フランスの日本学者 ポスト構造主義者 構造主義 写真評論家 文学の哲学者 フランス出身のLGBTの著作家 ゲイの学術関係者 コレージュ・ド・フランスの教員 社会科学高等研究院の教員 高等研究実習院の教員 交通事故死した人物 マンシュ県出身の人物 1915年生 1980年没 LGBTの哲学者 2024/12/26 00:22更新
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