中村睦男の情報(なかむらむつお) 法学者 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、年齢、出身地、星座]
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中村睦男の情報まとめ
中村 睦男(なかむら むつお)さんの誕生日は1939年2月7日です。北海道出身の法学者のようです。
卒業、現在、事件に関する情報もありますね。去年の情報もありました。2020年に亡くなられているようです。
中村睦男のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)中村 睦男(なかむら むつお、1939年2月7日 - 2020年4月17日)は、日本の法学者。専門は憲法。学位は、法学博士(北海道大学・論文博士・1973年)(学位論文「社会権法理の形成――フランス法を素材にして」)。北海道大学名誉教授。学校法人北海学園理事。財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構理事長。元・旧司法試験第二次試験考査委員(北海道大学総長就任につき離任)。北海道出身。 北海道札幌市に生まれ、後室蘭市に移る。北海道大学大学院法学研究科教授を経て、2001年5月から2007年4月まで北海道大学総長。 著書の中でも、特に野中俊彦・高橋和之・高見勝利と共に著した『憲法I・II』は、執筆者が4人であることから「四人本」、「四人組」などと称され、憲法学習者に人気がある。 深瀬忠一の弟子。 2020年4月17日未明、心不全のため札幌市内の病院で死去した。81歳没。 出典は、(岡田信弘 2001)による。 1957年3月 - 北海道室蘭栄高等学校卒業 1961年3月 - 北海道大学法学部法律学科卒業 1963年3月 - 北海道大学大学院法学研究科公法専攻修士課程修了 1963年4月 - 北海道大学法学部助手 1965年10月 - フランス・ポワティエ大学に留学(~1967年9月・フランス政府給費留学生) 1970年7月 - 北海道大学法学部助教授 1973年9月 - 学位論文「社会権法理の形成 -フランス法を素材にして-」で北海道大学より法学博士の学位を取得 1974年7月 - 北海道大学法学部教授 1984年12月 - 北海道大学評議員(~1990年4月) 1988年4月 - フランス・パリ大学にて在外研究 (~6月) 1988年12月 - 北海道大学法学部長(~1990年12月) 1993年4月 - フランス・ポワティエ大学にて在外研究(~5月) 1997年4月 - 北海道大学副学長及び評議員(~1999年3月) 2000年4月 - 北海道大学大学院法学研究科教授 2001年4月 - 北海道大学大学院法学研究科附属高等法政教育研究センター教授 2001年5月 - 北海道大学総長及び評議員(~2007年4月) 2007年4月 - 北海道大学定年退職、同名誉教授 2007年9月 - 北海学園大学大学院法学研究科教授に就任(なお、学部は担当しない) 学校法人北海学園理事 2009年4月 - 北海学園大学定年退職(引き続き学校法人北海学園理事に在職)。財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構理事長。 社会権 社会権に関する当時の通説に鋭い問題提起を行い、社会権論を深化させた(『社会権法理の形成』)。 そのころの支配的学説は社会権と自由権とを峻別して、自由権を国家の不作為を要求する権利、社会権を国家の作為を要求する権利として、両者は性格の異なる権利であると理解されていた。これに対して中村は、社会権の基底には自由権が存在し、自由権と社会権が相互に関連していることを指摘した。現在、この考え方は広く認められている。 違憲審査制 最高裁の司法裁判所としての本質に反しない限度で、法律の制定により最高裁判所に憲法裁判所としての権能を与えることにより抽象的違憲審査権を付与することは可能とする見解に立っている(限定的法律委任説)。 日本では、アメリカ型の付随的違憲審査制を採ると解するのが通説・判例である。これに対して中村は以下のように反論する。 司法裁判所型のカナダでは、憲法訴訟の3分の1程度が、政府が最高裁に勧告的意見を求める「照会」事件であり、憲法裁判の重要な形態になっているが、その照会意見は勧告的というより本来の意味の判決とみなす慣行がある。このことから、司法裁判所であることが憲法裁判所的権限の付与を禁止する根拠とならないことを指摘する。 さらに、憲法の最高法規性・最高裁が一切の立法や処分の合憲性審査の終審裁判所であること・最高裁裁判官が国民審査による民主的コントロールのもとにおかれることの3点を日本国憲法が規定していることから考えると、最高裁に抽象的違憲審査権を与えるかは立法政策に委ねられていると解すべきである、とする。 中村の他、法律委任説を主張している論者として、小嶋和司、戸波江二、千葉卓、佐々木雅寿らがいる。 フランス共和国教育功労章オフィシエ(2004年) 北海道功労賞(2015年) 瑞宝重光章(2016年11月) 『社会権法理の形成』(有斐閣、1973年) 『社会権の解釈』(有斐閣、1983年) 『憲法30講』(青林書院、1984年) 『論点憲法教室』(有斐閣、1990年) 『アイヌ民族法制と憲法』(北海道大学出版会、2018年) 『教材憲法判例』秋山義昭, 千葉卓共編. 北海道大学図書刊行会, 1975
『憲法』 (別冊法学セミナー ;司法試験シリーズ 吉田善明共編. 日本評論社, 1979 『現代憲法大系 7 生存権・教育権』永井憲一共著 法律文化社, 1989 『議員立法の研究』編. 信山社出版, 1993 『憲法と地方自治 (地方自治土曜講座ブックレット 佐藤克廣共著. 北海道町村会, 1997 『憲法裁判50年』常本照樹共著. 悠々社, 1997 『立法過程の研究 立法における政府の役割』前田英昭共編. 信山社出版, 1997 『欧州統合とフランス憲法の変容』高橋和之, 辻村みよ子共編(有斐閣、2003年) 『はじめての憲法学』(編著)(三省堂、2004年) 『大学と法 高等教育50判例の検討を通して』(JUAA選書 永井憲一共編著. 大学基準協会, 2004 『憲法I・II(第4版)』野中俊彦, 高橋和之, 高見勝利共著)(有斐閣、2006年) 『憲法I・II・III・IV〔注解法律学全集〕』(共著)(青林書院、1994年、1997年、1998年、2004年) 『ファンダメンタル憲法』(共著)(有斐閣、1994年) 『注釈日本国憲法』(共著)(青林書院、1984年1988年) 『世界の人権保障』佐々木雅寿, 寺島壽一共編著. 三省堂, 2017 ^ 中村睦男『社会権法理の形成――フランス法を素材にして』(法学博士論文)北海道大学、1973年。学位授与番号: 乙第1102号。https://ci.nii.ac.jp/naid/500000384565。 ^ 「社会権法理の形成」『民商法雑誌』第68巻第6号、有斐閣、1973年9月、153-158頁、NAID 40003610532。 ^ 高見勝利・岡田信弘・常本照樹編『日本国憲法解釈の再検討』冒頭iii頁 ^ “元北大学長の中村睦男氏が死去 ウポポイ運営主体理事長”. 共同通信社. (2020年5月11日). https://web.archive.org/web/20200516200730/https://this.kiji.is/632392506814022753 2020年5月11日閲覧。 ^ 岡田信弘 2001. ^ “第29回 北海道大学 中村睦男総長インタビュー”. 大学學新聞. 2022年11月3日閲覧。 ^ “平成28年秋の叙勲 瑞宝重光章受章者” (PDF). 内閣府. p. 2. 2023年1月30日閲覧。 『北海道人物・人材リスト 2004 な-わ』(日外アソシエーツ編集・発行、2003年)7 岡田信弘「中村睦男先生の経歴と業績」『北大法学論集』第52巻第3号、北海道大学大学院法学研究科、2001年、947-971頁、ISSN 03855953、NAID 120000956459。 深瀬忠一 社会権 違憲審査制 表 話 編 歴 初代 佐藤昌介 1918-1930 第2代 南鷹次郎 1930-1933 第3代 高岡熊雄 1933-1937 第4代 今裕 1937-1945 第5代 伊藤誠哉 1945-1947 第5代 伊藤誠哉 1947-1950 第6代 島善鄰 1950-1954 第7代 杉野目晴貞 1954-1966 第8代 古市二郎 1966-1967 事務取扱 阿部与 1967 第9代 堀内寿郎 1967-1971 第10代 丹羽貴知蔵 1971-1975 第11代 今村成和 1975-1981 第12代 有江幹男 1981-1987 第13代 伴義雄 1987-1991 第14代 廣重力 1991-1995 第15代 丹保憲仁 1995-2001 第16代 中村睦男 2001-2007 第17代 佐伯浩 2007-2013 第18代 山口佳三 2013-2017 第19代 名和豊春 2017-2020 代行 笠原正典 2020 第20代 寳金清博 2020- 荒井郁之助 1872-1873 心得 調所広丈 1873-1875 心得/校長 調所広丈 1875/1875-1876 調所広丈 1876-1881 森源三 1881-1886 事務取扱 佐藤秀顕 1886-1887 職務代理 佐藤昌介 1887-1888 橋口文蔵 1888-1891 心得/校長 佐藤昌介 1891-1894/1894-1907 佐藤昌介 1907-1918 心得 青葉万六 1907-1908 溝淵進馬 1908-1911 渡辺又次郎 1911-1918 渡辺又次郎 1918-1920 青葉万六 1920-1923 青葉万六 1923-1932 三田村孝吉 1932-1934 藤原正 1934-1940 事務取扱/主事/予科長 服部品吉 1940/1940-1944/1944-1945 予科長 宇野親美 1945-1947 宇野親美 1947-1949 伊藤誠哉 1949-1950 山崎春雄 1939 中村豊 1939-1941 真崎健夫 1941-1943 児玉作左衛門 1943-1944 児玉作左衛門 1944-1945 井上善十郎 1945-1947 井上善十郎 1947 柳壮一 1947-1949 安田守雄 1949-1950 島善鄰 1945-1947 島善鄰 1947-1950 中島広吉 1950-1951 藤田経信 1918-1920 佐々茂雄 1920-1935 佐々茂雄 1935-1943 村山佐太郎 1943-1944 村山佐太郎 1944-1947 犬飼哲夫 1947-1949 事務取扱/校長 武田志麻之輔 1949/1949-1952 渡辺宗重 1952-1953 時田郇 1953-1954 カテゴリ メディア 北海道大学 北海道大学 前身諸機関 人物 表 話 編 歴 初代 菊井維大 1953-1954 第2代 小林巳智次 1954-1957 第3代 松岡修太郎 1957-1959 第4代 今村成和 1959-1961 第5代 小山昇 1961-1964 第6代 矢田俊隆 1964-1966 第7代 五十嵐清 1966-1968 第8代 山畠正男 1968-1969 第9代 藪重夫 1969-1971 第10代 石川武 1971-1974 第11代 小暮得雄 1974-1976 第12代 小川晃一 1976-1978 第13代 深瀬忠一 1978-1980 第14代 伊藤大一 1980-1982 第15代 遠藤博也 1982-1984 第16代 松澤弘陽 1984-1986 第17代 保原喜志夫 1986-1988 第18代 中村睦男 1988-1990 第19代 荒木俊夫 1990-1992 第20代 厚谷襄児 1992-1994 第21代 大塚龍児 1994-1996 第22代 中村研一 1996-1998 第23代 松村良之 1998-2000 第24代 畠山武道 2000-2002 第25代 吉田克己 2002-2004 第26代 岡田信弘 2004-2006 第27代 瀬川信久 2006-2008 第28代 常本照樹 2008-2010 第29代 松久三四彦 2010-2012 第30代 亘理格 2012-2014 第31代 長谷川晃 2014-2016 第32代 加藤智章 2016-2018 第33代 池田清治 2018-2020 第34代 小名木明宏 2020-2022 第35代 尾﨑一郎 2022- 北海道大学の人物一覧 ISNI VIAF WorldCat アメリカ 日本 韓国 CiNii Books CiNii Research この項目は、学者に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(PJ:人物伝/P:教育)。 20世紀日本の法学者 21世紀日本の法学者 日本の憲法学者 法学博士取得者 北海学園大学の教員 北海道大学総長 北海道大学の教員 北海道大学出身の人物 北海道室蘭栄高等学校出身の人物 北海道出身の人物 瑞宝重光章受章者 教育功労章受章者 1939年生 2020年没 単一の出典 ISNI識別子が指定されている記事 VIAF識別子が指定されている記事 WorldCat Entities識別子が指定されている記事 LCCN識別子が指定されている記事 NDL識別子が指定されている記事 NLK識別子が指定されている記事 CINII識別子が指定されている記事 CRID識別子が指定されている記事 すべてのスタブ記事 学者関連のスタブ項目 法学者関連のスタブ項目
2024/11/21 22:20更新
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