中町信の情報(なかまちしん) 推理小説作家 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、年齢、出身地、星座]
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■名前・氏名 |
中町信と関係のある人
津村秀介: 編集者、教科書会社勤務(このときの同僚に推理作家の中町信がいた)、新聞社の嘱託などを経て文筆業専業に。 |
中町信の情報まとめ
中町 信(なかまち しん)さんの誕生日は1935年1月6日です。群馬出身の推理小説作家のようです。
卒業、事件、現在に関する情報もありますね。2009年に亡くなられているようです。
中町信のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)中町 信(なかまち しん、1935年1月6日 - 2009年6月17日)は、日本の小説家・推理作家。群馬県沼田市生まれ。早稲田大学第一文学部独文科卒業。本名は同じ字であきらと読む 1959年、大学を卒業し教科書出版社に就職する。この時の同僚に後に推理作家になる津村秀介がいる。1965年、「雀の涙さながらの低賃金と不逞な上司どもへの反撥心から」(双葉社『新人賞殺人事件』あとがきより)出版社を退職。半年ほど失業保険と配送会社のアルバイトで暮らしながら、鮎川哲也やアガサ・クリスティなどのミステリーの古本を買って読み漁った。その後医学書院で校閲の仕事をはじめる。この時の同僚に翻訳家の小鷹信光がいる。 1966年、教科書を売り込むセールスマンを描いた「闇の顔」で第1回双葉推理賞の最終候補4編に残る(受賞作は石沢英太郎「羊歯行」)。1967年、同作を改題・改稿した「空白の近景」で第2回双葉推理賞の最終候補4編に残るも、同じ作品を改稿して投稿したことに否定的な意見が多く落選する(受賞作は大貫進「死の配達屋」)。しかし、同作は「偽りの群像」と改題され『推理ストーリー』1967年11月号(現在の『小説推理』)に掲載される。1968年、「死んでもカラスしか泣かない」を第3回双葉推理賞に投稿するが、最終候補には残らなかった。同年、原稿用紙約200枚の中編「湖畔に死す」を『推理ストーリー』1968年11月号に発表。同作を大幅に加筆・改稿し長編化したものが最後の作品となった『三幕の殺意』である。1969年、「急行しろやま」で第4回双葉推理賞を受賞。 1971年、「そして死が訪れる」で第17回江戸川乱歩賞の最終候補作に選ばれる。選考委員の仁木悦子は「卓抜な着想に感心させられた。アンフェアになりやすい構成なのだが、その点かなり工夫してある。私は受賞作にしてもよいのではないかという意見を出した」と肯定的な評価をしたが、高木彬光は「作者がデータ―をかくせばかくすほど結末の意外性は出て来るにもせよ、読者のほうでは不愉快な読後感をおさえることは出来ない」、中島河太郎は「トリックのおもしろさを過信して暴走してしまった」「この作品は単に読者をペテンにかけるだけにすぎない」と否定的な意見で、受賞作なしとなった。 1972年、「そして死が訪れる」を「模倣の殺意」と改題し『推理』1972年9月号から3回に分けて連載する。1973年、同作が『新人賞殺人事件』と再改題して出版され単行本デビューする。江戸川乱歩賞にはその後も「空白の近景」(前述の短編とは別作品、1974年に『殺された女』と改題して刊行)と「教習所殺人事件」(1980年に『自動車教習所殺人事件』と改題して刊行)で二度最終候補になったが、受賞することはできなかった。 1989年、出版社を退職し専業作家になる。それまではほぼ1年に1作のペースだったが、1989年は4作、1990年は4作、1991年は6作、1992年は4作、1993年は4作と旺盛な創作活動を見せた。 2009年6月17日、肺炎のため埼玉県さいたま市見沼区の病院で逝去。 2012年末、文教堂が創元推理文庫版『模倣の殺意』を品切れ商品発掘企画の一冊に選んだところ、2013年7月までの半年で34万部を増刷するヒットとなった。 1966年 - 「闇の顔」で第1回双葉推理賞候補。 1967年 - 「空白の近景」で第2回双葉推理賞候補。 1969年 - 「急行しろやま」で第4回双葉推理賞受賞。 1971年 - 「そして死が訪れる」で第17回江戸川乱歩賞候補。 1972年 - 「空白の近景」で第18回江戸川乱歩賞候補。 1979年 - 「教習所殺人事件」で第25回江戸川乱歩賞候補。 1987年 - 『十和田胡殺人事件』で第40回日本推理作家協会賞(長編部門)候補。 新人賞殺人事件(1973年6月 双葉社)
【改題】模倣の殺意(2004年8月 創元推理文庫) 殺された女(1974年2月 弘済出版社)
殺戮の証明(1978年2月 日本文華社)
自動車教習所殺人事件(1980年2月 トクマ・ノベルズ / 1988年2月 徳間文庫)
高校野球殺人事件(1980年12月 トクマ・ノベルズ / 1989年2月 徳間文庫)
散歩する死者(1982年6月 トクマ・ノベルズ / 1989年10月 徳間文庫)
田沢湖殺人事件(1983年3月 トクマ・ノベルズ / 1990年7月 徳間文庫)
奥只見温泉郷殺人事件(1985年11月 トクマ・ノベルズ / 1991年6月 徳間文庫)
十和田湖殺人事件(1986年5月 トクマ・ノベルズ / 1992年3月 徳間文庫)
榛名湖殺人事件(1987年12月 トクマ・ノベルズ / 1993年1月 徳間文庫) 殺人病棟の女(1988年4月 青樹社)
佐渡金山殺人事件(1988年5月 ケイブンシャノベルス / 1990年9月 ケイブンシャ文庫)
阿寒湖殺人事件(1989年2月 トクマ・ノベルズ / 1994年2月 徳間文庫) 四国周遊殺人連鎖(1989年3月 立風ノベルス / 1991年9月 ケイブンシャ文庫) 山陰路ツアー殺人事件(1989年7月 ケイブンシャノベルス / 1992年9月 ケイブンシャ文庫) 下北の殺人者(1989年12月 講談社ノベルス / 1994年1月 講談社文庫) 南紀周遊殺人旅行(1990年2月 トクマ・ノベルズ) 草津・冬景色の女客(1990年3月 ケイブンシャノベルス / 1993年6月 ケイブンシャ文庫) 天童駒殺人事件(1990年7月 大陸書房 / 1993年10月 徳間文庫) 不倫の代償(1990年11月 ケイブンシャノベルス)
飛騨路殺人事件(1991年2月 トクマ・ノベルズ) 新特急「草津」の女(1991年7月 ケイブンシャノベルス)
津和野の殺人者(1991年7月 講談社ノベルス / 1996年7月 講談社文庫) 小豆島殺人事件(1991年9月 トクマ・ノベルズ) 社内殺人 課長代理深水文明の推理(1991年10月 徳間文庫) 推理作家殺人事件(1991年11月 立風ノベルス) 能登路殺人行(1992年4月 ケイブンシャノベルス) 湯煙りの密室(1992年8月 講談社ノベルス / 1995年7月 講談社文庫) 湯野上温泉殺人事件 課長代理・深水文明の推理(1992年9月 トクマ・ノベルズ) 奥信濃殺人事件(1992年9月 フタバノベルス) 越後路殺人行(1993年3月 ケイブンシャノベルス) 秘書室の殺人 課長代理・深水文明の推理(1993年4月 徳間文庫)
人事課長殺し 課長代理・深水文明の推理(1993年6月 トクマ・ノベルズ) 奥利根殺人行(1993年12月 ケイブンシャノベルス) 目撃者 死角と錯覚の谷間(1994年3月 講談社ノベルス / 1997年3月 講談社文庫) 老神温泉殺人事件(1994年6月 トクマ・ノベルズ) 密室の訪問者(1994年10月 トクマ・ノベルズ) 信州・小諸殺人行(1995年4月 ケイブンシャノベルス) 浅草殺人案内(1995年5月 徳間文庫)
五浦海岸殺人事件(1995年7月 トクマ・ノベルズ) 十四年目の復讐(1997年8月 講談社ノベルス) 浅草殺人風景(1998年5月 徳間文庫) 死者の贈物(1999年7月 講談社ノベルス) 錯誤のブレーキ(2000年6月 講談社ノベルス) 三幕の殺意(2008年1月 東京創元社 / 2012年5月 創元推理文庫) Sの悲劇(1987年9月 青樹社)
暗闇の殺意(2014年1月 光文社文庫)
偽りの殺意(2014年10月 光文社文庫)
「」内が中町信の作品 鉄道推理ベスト集成1(1976年11月 トクマ・ノベルズ)「急行しろやま」 復讐墓参 鉄道推理ベスト集成3(1977年9月 トクマ・ノベルズ)「偽りの群像」 犯罪交叉点 トラベル・ミステリー2(1983年3月 徳間文庫)「急行しろやま」 殺人列車は走る トラベル・ミステリー4(1983年5月 徳間文庫)「偽りの群像」 伊豆ミステリー傑作選(1986年10月 河出文庫)「旅行けば― 探偵役・解決編」(山村直樹とのリレー小説) 十二支殺人事件 干支アンソロジー(1991年11月 天山文庫)「切手収集事件」 日本列島殺人 トラベル推理傑作選(1992年2月 天山文庫)「傾いた風景」 真夜中の密室(1995年5月 飛天文庫)「動く密室」 そして謎解きへ 小説推理傑作選(1996年11月 双葉社)「動く密室」 迷宮の旅行者 本格推理展覧会(1999年10月 青樹社文庫)「濁った殺意」 愛憎発殺人行 鉄道ミステリー名作館(2004年5月 徳間文庫)「急行しろやま」 火曜サスペンス劇場
土曜ワイド劇場
女と愛とミステリー
^ 『模倣の殺意』創元推理文庫、解説(濱中利信) ^ 『三幕の殺意』創元推理文庫、解説(戸川安宣) ^ 『暗闇の殺意』光文社文庫、解説(山前譲) ^ 1971年 第17回 江戸川乱歩賞|日本推理作家協会 ^ “中町信氏=推理作家:おくやみ”. 読売新聞. (2009年6月17日). オリジナルの2009年6月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20090629023439/http://www.yomiuri.co.jp/national/obit/news/20090617-OYT1T00431.htm 2009年6月19日閲覧。 ^ “【話題の本】『模倣の殺意』中町信著 - MSN産経ニュース”. 産経新聞. (2013年7月13日). オリジナルの2013年7月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130713140711/http://sankei.jp.msn.com/life/news/130713/bks13071308120002-n1.htm 2013年12月26日閲覧。 ^ 1972年 第18回 江戸川乱歩賞|日本推理作家協会 ^ 1979年 第25回 江戸川乱歩賞|日本推理作家協会 ^ 1987年 第40回 日本推理作家協会賞|日本推理作家協会 日本の小説家一覧 推理作家一覧 中町信『三幕の殺意』あとがき[2008年2月]|国内ミステリ出張室|Webミステリーズ! ISNI VIAF 日本 韓国 オランダ CiNii Books CiNii Research この項目は、文人(小説家・詩人・歌人・俳人・著作家・作詞家・脚本家・作家・劇作家・放送作家・随筆家/コラムニスト・文芸評論家)に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:文学/PJ作家)。 20世紀日本の小説家 21世紀日本の小説家 日本の推理作家 群馬県出身の人物 早稲田大学出身の人物 1935年生 2009年没 ISNI識別子が指定されている記事 VIAF識別子が指定されている記事 NDL識別子が指定されている記事 NLK識別子が指定されている記事 NTA識別子が指定されている記事 CINII識別子が指定されている記事 CRID識別子が指定されている記事 すべてのスタブ記事 文人関連のスタブ
2024/11/22 08:38更新
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