琴椿克之の情報(ことつばきかつゆき) 相撲 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、年齢、出身地、星座]
■名前・氏名
琴椿 克之
(読み:ことつばき かつゆき)
■職業
相撲
■琴椿克之の誕生日・生年月日
1960年12月6日
(年齢63歳)
子年(ねずみ年)、射手座(いて座)
■出身地・都道府県
沖縄出身
|
琴椿克之と関係のある人
雅山哲士: 中学時代に好きだった力士として琴椿克之を挙げている。
|
琴椿克之の情報まとめ
琴椿 克之(ことつばき かつゆき)さんの誕生日は1960年12月6日です。沖縄出身の相撲のようです。
エピソード、主な成績などについてまとめました。趣味、現在、引退に関する情報もありますね。琴椿克之の現在の年齢は63歳のようです。
琴椿克之のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)
琴椿 克之(ことつばき かつゆき、1960年12月6日 - )は、沖縄県那覇市出身、佐渡ヶ嶽部屋所属の元大相撲力士。本名は渡嘉敷 克之(とかしき かつゆき)。最高位は西前頭3枚目(1992年7月場所)。趣味は音楽鑑賞。現役時代は稽古熱心で有名であった。得意手は右四つ、寄り、上手投げ。現在は年寄・白玉。
沖縄が日本に返還されて日の浅い当時、「沖縄を大相撲畑にしたい。」と佐渡ヶ嶽(元横綱・琴櫻)に口説かれた渡嘉敷少年は1976年3月場所に初土俵を踏む運びとなった。1972年5月の沖縄返還以前に大相撲へ入門した力士は過去に4人しかおらず、関取に昇進したのは琉王優貴(元前頭筆頭)ただ1人であり、これは前例の少ない試みであった。こうした境遇も関係したのか出世は遅く、幕下で苦労を経験してから10年近くかけて1985年11月場所十両に昇進した。
その場所は5勝10敗と負け越して1場所で幕下に陥落し、一時は引退を考えていた時期もあったが師匠からの「硬くならず気楽にいけ、もう一度やってみろ」という内容のアドバイスから調子を上げ、1989年9月場所に十両に復帰してからは十両に定着。
1991年1月場所に念願の入幕を果たした。幕内では怪我もあり苦戦したが、右四つからの豪快な投げを時より見せ、観客を沸かした。
1992年7月場所は最高位の西前頭3枚目にまで番付を上げ、その場所は10日目から途中休場したが、4日目に大関・霧島を下手出し投げで破っている。1992年11月場所では、東前頭14枚目と幕尻とはいえ12日目まで2敗と優勝争いに絡む活躍を見せた。しかし、13日目の若花田(後の若乃花)に押し出しで敗れた際に負傷し、休場した。
1994年1月場所を最後に幕内から遠ざかり、1995年1月場所では幕下まで陥落。十両復帰を目指して同場所も相撲を取ったが、3勝4敗と負け越した。翌3月場所後に引退を表明し、年寄・白玉を借りて襲名した。一時、琴ノ若が引退の危機にあったため、年寄・山分に名跡変更したが、師匠・佐渡ヶ嶽(元横綱・琴櫻)の停年(定年)退職まで現役で取れる見込みが付いたので、2005年9月場所前に再び年寄・白玉に戻った。なお、山分に名跡変更していた間に白玉の名跡は、元前頭・蔵玉錦が襲名していたため、琴椿は14代白玉と16代白玉という珍しい事態となった。現在は部屋付き親方として後進の指導に当たっている。2007年に白玉を正式取得した。
2022年3月30日の職務分掌により、役員待遇委員に昇格。副部長として地方場所部副部長に就任した。
エピソード
1992年11月場所後に故郷の沖縄県で巡業が行われたが、負傷休場により、沖縄巡業を含む11月場所後の冬巡業は欠場した。同期入門だった漫画家の琴剣が、後に(東京では放送されない)ラジオ番組でこの沖縄巡業に関するエピソードを話した。かつての同期(1976年3月場所初土俵)が「沖縄巡業だけは琴椿を参加させたい」と運動を始めたが、その動きを知った琴椿本人は「また沖縄に巡業で行くチャンスはある」と慌てて断った。後に琴椿は涙を流して同期の仲間に「ありがとう」と言ったという。ちなみに、その後現役として沖縄県の巡業に行く機会がないまま引退した。
1993年5月場所2日目、琴椿は新入幕の魁皇に敗れた。これが幕内初勝利になった魁皇は後に大関へ昇進し、17年後の2010年1月場所には幕内通算勝利数が歴代最多の力士となった(3日目の通算808勝で新記録を達成)。
十両から幕下へ陥落した1986年頃、本気で現役引退を決断し特注の背広まで用意していたという。しかし師匠の佐渡ヶ嶽親方から「もう一回頑張ってみろ」の言葉で思い直し、引退を撤回した。それから3年後十両に再び返り咲き、1991年1月場所には幕内にも昇進を果たした。1995年1月場所に幕下転落後、十両の再復帰が叶わずついに現役引退を表明したが、その後断髪式を終えた後は、かつて9年前に作っていたその特注の背広を着用していた。
主な成績
通算成績:530勝481敗51休 勝率.524
幕内成績:100勝104敗21休 勝率.490
現役在位:115場所
幕内在位:15場所
場所別成績
琴椿 克之
|
一月場所初場所(東京) |
三月場所春場所(大阪) |
五月場所夏場所(東京) |
七月場所名古屋場所(愛知) |
九月場所秋場所(東京) |
十一月場所九州場所(福岡) |
1976年(昭和51年) |
x |
(前相撲) |
西序ノ口9枚目6–1 |
東序二段53枚目2–5 |
西序二段80枚目4–3 |
東序二段57枚目4–3 |
1977年(昭和52年) |
東序二段33枚目3–4 |
西序二段41枚目3–4 |
東序二段53枚目5–2 |
西序二段5枚目1–6 |
東序二段44枚目3–4 |
東序二段52枚目3–4 |
1978年(昭和53年) |
東序二段62枚目6–1 |
東序二段3枚目1–6 |
東序二段38枚目6–1 |
西三段目73枚目2–5 |
東序二段13枚目2–1–4 |
東序二段33枚目6–1 |
1979年(昭和54年) |
東三段目66枚目5–2 |
西三段目38枚目4–3 |
東三段目25枚目2–5 |
東三段目49枚目4–3 |
西三段目34枚目3–4 |
東三段目47枚目休場0–0–7 |
1980年(昭和55年) |
西序二段2枚目6–1 |
東三段目35枚目5–2 |
東三段目11枚目3–4 |
西三段目25枚目6–1 |
東幕下48枚目2–5 |
西三段目8枚目0–1–6 |
1981年(昭和56年) |
東三段目43枚目0–1–6 |
東三段目43枚目4–3 |
西三段目30枚目5–2 |
西三段目3枚目4–3 |
西幕下51枚目5–2 |
西幕下33枚目4–3 |
1982年(昭和57年) |
西幕下20枚目2–5 |
東幕下37枚目4–3 |
西幕下26枚目4–3 |
東幕下21枚目3–4 |
東幕下30枚目3–4 |
東幕下44枚目6–1 |
1983年(昭和58年) |
東幕下19枚目2–5 |
東幕下38枚目5–2 |
東幕下21枚目4–3 |
東幕下14枚目3–4 |
西幕下22枚目4–3 |
東幕下16枚目4–3 |
1984年(昭和59年) |
東幕下8枚目5–2 |
東幕下2枚目2–5 |
西幕下17枚目4–3 |
東幕下11枚目3–4 |
西幕下18枚目2–5 |
東幕下41枚目6–1 |
1985年(昭和60年) |
東幕下18枚目3–4 |
西幕下28枚目5–2 |
西幕下13枚目4–3 |
東幕下9枚目6–1 |
西幕下筆頭5–2 |
東十両13枚目5–10 |
1986年(昭和61年) |
東幕下5枚目2–5 |
西幕下22枚目3–4 |
東幕下35枚目4–3 |
東幕下23枚目4–3 |
東幕下15枚目4–3 |
東幕下12枚目4–3 |
1987年(昭和62年) |
東幕下8枚目4–3 |
東幕下5枚目2–5 |
西幕下22枚目5–2 |
東幕下11枚目5–2 |
東幕下3枚目3–4 |
東幕下7枚目2–5 |
1988年(昭和63年) |
東幕下22枚目3–4 |
西幕下30枚目6–1 |
西幕下13枚目5–2 |
西幕下7枚目3–4 |
東幕下13枚目2–5 |
東幕下30枚目4–3 |
1989年(平成元年) |
西幕下24枚目5–2 |
西幕下13枚目4–3 |
東幕下9枚目6–1 |
東幕下2枚目6–1 |
西十両11枚目9–6 |
東十両9枚目8–7 |
1990年(平成2年) |
東十両5枚目6–9 |
西十両8枚目8–7 |
東十両4枚目6–9 |
東十両9枚目9–6 |
西十両3枚目8–7 |
西十両筆頭8–7 |
1991年(平成3年) |
西前頭13枚目9–6 |
東前頭6枚目7–8 |
西前頭9枚目7–8 |
東前頭12枚目9–6 |
西前頭8枚目8–7 |
西前頭5枚目4–11 |
1992年(平成4年) |
西前頭13枚目7–8 |
西前頭14枚目8–7 |
東前頭9枚目10–5 |
西前頭3枚目5–5–5 |
東前頭10枚目5–10 |
東前頭14枚目10–4–1 |
1993年(平成5年) |
東前頭9枚目休場0–0–15 |
東前頭9枚目4–11 |
西十両筆頭5–10 |
西十両7枚目8–7 |
東十両7枚目10–5 |
東十両3枚目11–4 |
1994年(平成6年) |
東前頭16枚目7–8 |
東十両3枚目7–8 |
西十両4枚目6–9 |
東十両8枚目11–4 |
東十両3枚目5–10 |
西十両8枚目3–10–2 |
1995年(平成7年) |
東幕下6枚目3–4 |
東幕下10枚目引退0–2–5 |
x |
x |
x |
x |
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。 優勝 引退 休場 十両 幕下三賞:敢=敢闘賞、殊=殊勲賞、技=技能賞 その他:★=金星番付階級:幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口幕内序列:横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列) |
幕内対戦成績
力士名 |
勝数 |
負数 |
力士名 |
勝数 |
負数 |
力士名 |
勝数 |
負数 |
力士名 |
勝数 |
負数
|
蒼樹山 |
0 |
1
|
安芸乃島(安芸ノ島) |
1 |
2
|
曙 |
0 |
1
|
旭里 |
1 |
0
|
板井 |
0 |
1
|
恵那櫻 |
1 |
2
|
巨砲 |
1 |
4
|
大若松 |
2 |
0
|
小城ノ花 |
4 |
2
|
春日富士 |
4 |
5
|
北勝鬨 |
3 |
4
|
旭道山 |
3 |
3
|
鬼雷砲 |
3 |
0
|
霧島 |
1 |
1
|
起利錦 |
4 |
3
|
久島海 |
4 |
3
|
小錦 |
0 |
1
|
逆鉾 |
3 |
2
|
陣岳 |
1 |
0
|
大輝煌 |
1 |
0
|
太寿山 |
2 |
1
|
大翔鳳 |
1 |
4(1)
|
大翔山 |
3 |
2
|
大善 |
1 |
4
|
貴闘力 |
2 |
4
|
貴ノ浪 |
2 |
2
|
貴乃花(貴花田) |
1 |
3
|
孝乃富士 |
3 |
1
|
隆三杉 |
3 |
5
|
多賀竜 |
1 |
0
|
立洸 |
4 |
0
|
玉海力 |
2 |
0
|
常の山 |
1 |
3
|
寺尾 |
1 |
2
|
時津洋 |
3 |
1
|
栃司 |
1 |
0
|
栃乃藤 |
0 |
1
|
栃乃和歌 |
0 |
4
|
巴富士 |
4 |
3
|
豊ノ海 |
3 |
3
|
浪之花(浪ノ花) |
0 |
2
|
花ノ国 |
1 |
1
|
濱ノ嶋 |
0 |
1
|
肥後ノ海 |
1 |
0
|
日立龍 |
0 |
1
|
舞の海 |
5 |
1
|
三杉里 |
2 |
3(1)
|
水戸泉 |
3 |
4
|
両国 |
5 |
2
|
若翔洋 |
1 |
2
|
若瀬川 |
4 |
3
|
若乃花(若花田) |
1 |
3
|
和歌乃山 |
1 |
1
|
|
|
|
2024/06/16 06:10更新
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この記事は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表されたウィキペディアの項目「琴椿克之」を素材として二次利用しています。
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