高杉一郎の情報(たかすぎいちろう) 作家、翻訳家 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、年齢、出身地、星座]
高杉 一郎さんについて調べます
■名前・氏名 |
高杉一郎と関係のある人
ピョートル=クロポトキン: 『ある革命家の手記』各・上下、高杉一郎訳、岩波文庫、1979年/平凡社ライブラリー、2011年 宮本顕治: なお、宮本は百合子の死去後、百合子の秘書だった大森寿恵子(評論家・翻訳家の高杉一郎の義妹)と再婚している。 ピョートル=クロポトキン: 『ロシア文学の理想と現実』 高杉一郎訳、岩波文庫 上下、1984-85年 |
高杉一郎の情報まとめ
高杉 一郎(たかすぎ いちろう)さんの誕生日は1908年7月17日です。静岡出身の作家、翻訳家のようです。
卒業、家族に関する情報もありますね。2008年に亡くなられているようです。
高杉一郎のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)高杉 一郎(たかすぎ いちろう、1908年7月17日 - 2008年1月9日)は、日本の評論家・小説家・翻訳家・エスペランティスト。和光大学名誉教授。本名は小川 五郎(おがわ ごろう)で、大学教授としてはこの名前で教えた。 静岡県生まれ。東京文理科大学教育学科中退。 1933年より改造社に勤務、雑誌『文藝』編集主任ののち、1942年東京文理科大学英文科卒業。1944年徴兵され、ハルピンで敗戦を迎え、シベリア抑留を体験。 1949年復員。帰国後書いた抑留体験記『極光のかげに』『人間』(1950年8-12月)が第24回芥川龍之介賞候補にあがり、ベストセラーとなる。 1950年静岡大学教育学部講師、1957年同文理学部助教授、1965年教授、1967 - 1972年評議員、1972年定年退官。 同年常葉女子短期大学教授。1973年和光大学教授。1989年退職。 1980年、古田拡らとの共著『源氏物語の英訳の研究』で毎日出版文化賞受賞。 2008年、99歳で死去。没する直前にETV特集のインタビューに出演し、改造社編集者時代を長女の介添で語っている。 『高杉一郎・小川五郎追想』同・編集委員会編・刊、2009。ISBN 978-4780302899 太田哲男『若き高杉一郎 改造社の時代』未來社、2008 太田哲男『回想録わが師たち 藤田省三・古在由重・高杉一郎』同時代社、2023 ロシアの詩人・ワシリー・エロシェンコのエスペラントからの翻訳や紹介、アグネス・スメドレーの英語からの翻訳や紹介、フィリッパ・ピアス『トムは真夜中の庭で』などの英語およびロシア語の児童文学の翻訳でも有名である。 長女はロシア文学者で大阪外国語大学教授を務めた田中泰子、次女はロシア文学者佐野朝子。三女は文教大学教授で、絵本研究家中川素子。義妹(妻の妹)の大森寿恵子は宮本顕治夫人。 孫の田中友子(翻訳家)は、日中戦争さなかの次のようなエピソードを記している。1930年 代末期、 関東軍の大佐だった妻順子の兄から満洲への移住を打診される。迷った高杉は「家族ぐるみの付き合いをしていた」作家の宮本百合子に相談をした。「そして、結局、義理の兄に断りの電話を入れることになる」。百合子はこの時の高杉夫妻をモデルにして短編『杉垣』を執筆していると。 『極光のかげに』(目黒書店) 1950、新潮文庫 1951、冨山房百科文庫 1977、岩波文庫 1991 『盲目の詩人エロシェンコ』(新潮社) 1956 『英米児童文学』(編著、中教出版) 1977 『中国の緑の星 長谷川テル反戦の生涯』(朝日選書) 1980 『ザメンホフの家族たち あるエスペランティストの精神史』(田畑書店) 1981 『夜明け前の歌 盲目詩人エロシェンコの生涯』(岩波書店) 1982 『大地の娘 アグネス・スメドレーの生涯』(岩波書店) 1988 『スターリン体験』(岩波書店、同時代ライブラリー) 1990、改題改訂『わたしのスターリン体験』岩波現代文庫 2008 『シベリアに眠る日本人』(岩波書店、同時代ライブラリー) 1992 『征きて還りし兵の記憶』(岩波書店) 1996、岩波現代文庫 2002 『ひとすじのみどりの小径 エロシェンコを訪ねる旅』(リベーロイ社) 1997 『あたたかい人』(太田哲男編、みすず書房) 2009 - 遺文集 『町からきた少女』(ヴォロンコーワ、岩波少年文庫) 1956 『ガンジー伝』(J・イートン、岩波少年文庫) 1957 『中国の歌ごえ』(アグネス・スメドレー、みすず書房、現代史大系) 1957、改版1972。ちくま文庫上・下 1994 『エロシェンコ全集』全3巻(ヴァスィリー・エロシェンコ、みすず書房) 1959 『ピーター・パン』(ジェイムズ・マシュー・バリ、 講談社、少年少女世界文学全集) 1960、講談社文庫 1984、講談社青い鳥文庫 2010 『せむしの小うま』(エールショーフ、 講談社、少年少女世界文学全集) 1962 『ある革命家の思い出』(クロポトキン、平凡社、世界教養全集) 1962。「ある革命家の手記」岩波文庫 上・下 1979。平凡社ライブラリー 上・下 2011 『ギリシア神話』(R・グレーヴス、紀伊国屋書店) 1962、新装版1998 『権力とたたかう良心』(ツヴァイク、みすず書房、ツヴァイク全集) 1963、のち新装版 『まほうの馬』(アレクセイ・トルストイ,M・ブラートフ、田中泰子共訳、岩波書店) 1964 『アルタイ物語』(ヴォロンコーワ、講談社) 1965 『中国は抵抗する 八路軍従軍記』(アグネス・スメドレー、岩波書店) 1965 『オズの魔法使い』(ライマン・フランク・バウム、河出書房、少年少女世界の文学) 1967 『極北の犬トヨン』(ニコライ・カラーシニコフ、学習研究社) 1968、のち徳間書店 『キャンディいそいでお帰り』(マインダート・ディヤング、講談社) 1969 『信号』(ガルシン、講談社、世界の名作図書館) 1969 『しあわせをもってくるあひる』(マインダート=ディヤング、講談社) 1969 『ホメーロスのイーリアス物語』(バーバラ・L・ピカード、岩波書店) 1970、岩波少年文庫 2013 『ふしぎの国のアリス』(ルイス・キャロル、講談社、こどもの世界文学) 1972、講談社文庫 1983、講談社青い鳥文庫 2008 『鏡の国のアリス』 (ルイス・キャロル)、講談社文庫 1988、青い鳥文庫 1994 上記の2冊の合本『不思議の国のアリス 鏡の国のアリス』講談社 2001、新版2022 『ホメーロスのオデュッセイア物語』(バーバラ・L・ピカード、岩波書店) 1972。岩波少年文庫 上・下 2014 『エロシェンコ作品集』全2冊(エロシェンコ、みすず書房) 1974 『トーム=ソーヤの冒険』(マーク・トウェーン、学習研究社) 1975、講談社文庫 1990 『少年鼓手』(リオン・ガーフィールド、福音館書店) 1976 『子どもの本の歴史 英語圏の児童文学』(ジョン・ロウ・タウンゼンド、岩波書店) 1982 『ジャングルの少年』(チボール・セケリ、福音館書店) 1983 『ロシア文学の理想と現実』(ピョートル・クロポトキン、岩波文庫 上下) 1984 - 1985 『トムは真夜中の庭で』(フィリッパ・ピアス、岩波書店) 1967、岩波少年文庫 1980、新装版 2000 『ペットねずみ大さわぎ』(フィリパ・ピアス、岩波書店) 1984 『幽霊を見た10の話』(フィリパ・ピアス、岩波書店) 1984 『サティン入江のなぞ』(フィリパ・ピアス、岩波書店) 1986 『ライオンが学校へやってきた』(フィリパ・ピアス、岩波書店) 1989 『こわがってるのはだれ?』(フィリパ・ピアス、岩波書店) 1992 ^ [1] ^ 『あたたかい人』附載略年譜 ^ 田中友子「祖父のフハイカ――共に生きた順子と五郎(上)」岩波書店『図書』2022年10月、22‐26頁、特に25・26頁。 FAST ISNI VIAF WorldCat ドイツ イスラエル アメリカ 日本 韓国 CiNii Books CiNii Research 20世紀日本の評論家 20世紀日本の小説家 20世紀日本の翻訳家 日本のエスペランティスト 静岡大学の教員 常葉大学の教員 和光大学の教員 静岡県立韮山高等学校出身の人物 東京教育大学出身の人物 シベリア抑留経験者 静岡県出身の人物 1908年生 2008年没 FAST識別子が指定されている記事 ISNI識別子が指定されている記事 VIAF識別子が指定されている記事 WorldCat Entities識別子が指定されている記事 GND識別子が指定されている記事 J9U識別子が指定されている記事 LCCN識別子が指定されている記事 NDL識別子が指定されている記事 NLK識別子が指定されている記事 CINII識別子が指定されている記事 CRID識別子が指定されている記事 ISBNマジックリンクを使用しているページ
2024/11/20 01:32更新
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