ランス=ヘンリクセンのプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)
ランス・ヘンリクセン(Lance Henriksen, 1940年5月5日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク出身の俳優。ノルウェー系アメリカ人。
16歳でブロードウェイに立ち、このときの感動を忘れられず俳優の道を目指そうとアクターズ・スタジオ(The Actors Studio)の門を叩こうとするが、引っ込み思案が災いして申し込みを断念。海軍に3年いた後、商船に乗り込み2年を過ごす。その後ニューヨークに戻り壁画作家となるが、やはり役者になろうと決意を固め、アクターズ・スタジオに入学。1972年に念願の映画デビューを果たす。
その後『狼たちの午後』、『未知との遭遇』など話題作に出演するも脇役であり注目されず、しばらく下積み生活を送る。しかし1981年にキャメロン監督のデビュー作『殺人魚フライングキラー』に主演となり、彼の初期作品の常連となる。キャメロン監督の出世作『ターミネーター』にも刑事役で出演した(もともとはヘンリクセンがターミネーターを演じる予定であったが、アーノルド・シュワルツェネッガーに変更となった)。そして1986年、『エイリアン2』のアンドロイド、ビショップ役で注目を集めた以降は『ストーン・コールド』、『ハード・ターゲット』など、敵役としても強烈な印象を残した。2004年公開された『エイリアンVSプレデター』にも出演し強い印象を残したほか、テレビドラマ『ミレニアム』では主演も務めた。2016年には東京コミックコンベンションにて来日する。
ジェームズ・キャメロンとのかかわり
キャメロンの初期作品から出演しているが、ヘンリクセンは俳優のみならず裏方のサポートも行う為、『殺人魚フライングキラー』の制作時にはクリーチャー制作の手伝いも行っている。
当初ターミネーター役を演じる予定だったが、シュワルツェネッガーが演じた事により、刑事役へとまわされたものの、『エイリアン2』でキャメロンが監督を任された時に、何としてもヘンリクセンにサイボーグを演じて貰いたいというキャメロンの希望により、アンドロイド役ビショップを演じる。ビショップ役はリプリーに続く人気キャラクターとなり、3でも二体登場、スピンオフ作品の『エイリアンVSプレデター』ではオリジナルの人間が登場した。
私生活
私生活では、1985年に結婚し子供が生まれるが1989年に離婚。1995年に再婚して娘がひとり生まれるが、2006年に離婚している。