大立恭平の情報 （おおだちきょうへい）
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大立 恭平（おおだち きょうへい、1987年8月20日 - ）は、 岡山県岡山市出身の元プロ野球選手（投手）。左投左打。

岡山県立興陽高等学校では、3年夏の岡山県大会1回戦の岡山御津戦で1試合21奪三振の大会タイ記録を樹立したが、3回戦で岡山理大附高に5-6で敗れ、甲子園出場は果たせなかった。

岡山商科大学に進学後は故障などでやや不調の時期もあったが、2008年秋に大学日本代表候補に選ばれ、注目の存在となった。

2009年のプロ野球ドラフト会議において、読売ジャイアンツに育成ドラフト4位で指名を受けた。中国六大学野球リーグ及び岡山商科大学からは初めてのプロ野球選手となった。

2010年は、序盤に左肘と肩を負傷し手術を受けたことから実戦登板はなかった。

2011年は、二軍戦9試合に登板し、0勝0敗、防御率7.71という成績に終わった。

2012年は、春季キャンプで育成枠ながら一軍に帯同するとオープン戦で結果を残す。4月16日、左の中継ぎ投手が不足しているチーム事情から支配下選手登録された。背番号は99。5月18日にはフレッシュオールスターの出場メンバーに選ばれたが、怪我（左前腕屈筋腱損傷）のため辞退した。二軍では23試合に登板して、2勝1敗、防御率2.35と好投したものの、一軍昇格の機会がないままシーズンを終えた。球団は育成選手としての再契約を提示していたが、それを拒否したため、10月5日に自由契約が発表された。退団後は11月9日に行われた12球団合同トライアウトに参加し、打者4人に対して1四球、2三振、内野フライという結果だった。

2012年11月27日、福岡ソフトバンクホークスが育成選手として獲得を発表した。背番号は143。

2013年は、二軍ではわずか1試合の登板に終わった。10月26日に戦力外通告を受け、10月31日に自由契約公示された。退団後は11月10日に行われた12球団合同トライアウトに参加し、打者4人に対して1三振、3四球という結果だった。獲得に現れる球団はなく、現役を引退した。

最速152km/hの速球とスライダー、フォークボールを武器に三振を奪う。2011年の秋季キャンプでは監督の原辰徳からチェンジアップを習得するように指導された。

一軍公式戦出場なし

110（2010年）

016（2011年 - 2012年4月15日）

99（2012年4月16日 - 同年終了）

143（2013年）

^ “「先生だけど今日はライバル」 興陽・大立投手”. "朝日新聞社 (2005年7月17日). 2012年4月17日閲覧。

^ “大立（岡山商大）巨人育成枠 中国六大学初のプロ指名”. 山陽新聞 Web News (2009年10月30日). 2012年4月17日閲覧。

^ “2011年度 読売ジャイアンツ 個人投手成績（イースタン・リーグ）”. NPB.jp 日本野球機構. 2022年2月13日閲覧。

^ “育成の大立投手を支配下登録”. 読売ジャイアンツ (2012年4月16日). 2012年4月17日閲覧。

^ フレッシュ球宴に中日高橋周、西武十亀ら nikkansports.com 2012年5月18日

^ Ｆ球宴巨人大立、ヤクルト麻生が辞退nikkansports.com 2012年6月28日

^ “2012年度 読売ジャイアンツ 個人投手成績（イースタン・リーグ）”. NPB.jp 日本野球機構. 2022年2月13日閲覧。

^ 【巨人】星野、大立を戦力外 nikkansports.com 2012年10月5日

^ 石田雄太 (2012年12月19日). “【プロ野球】何のための制度導入だったのか？育成選手の知られざる現実”. 集英社. web Sportiva. 2022年2月13日閲覧。

^ 石田雄太 (2012年12月20日). “【プロ野球】「育成選手制度」の運用にみる球団ごとの温度差”. 集英社. web Sportiva. 2022年2月13日閲覧。

^ 来季契約についてソフトバンク球団公式サイト2013年10月26日配信

^ 2013年度　自由契約選手（育成選手） 日本野球機構オフィシャルサイト 2013年11月3日閲覧。

^ “65人参加　12球団合同トライアウト／詳細”. 日刊スポーツ (2013年10月10日). 2022年2月13日閲覧。

^ 最速152キロ左腕・大立が支配下登録 スポーツ報知 2012年4月16日

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表

話

編

歴

1位：長野久義

2位：鬼屋敷正人

3位：土本恭平

4位：市川友也

5位：小野淳平

1位：星野真澄

2位：河野元貴

3位：陽川尚将（入団拒否）

4位：大立恭平

5位：神田直輝

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