近衛はなのプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)
近衛 はな(このえ はな、1980年3月21日 - )は、日本の女優、タレント、脚本家、詩人である。本名、目黒 裕佳子(めぐろ ゆかこ)。旧芸名、目黒 ゆかこ。
東京都出身、青山学院大学国際政治経済学部国際政治学科卒業。所属事務所はサンミュージックプロダクション→オフィス佐々木。
父は目黒祐樹、母は江夏夕子、伯父は松方弘樹、祖父は近衛十四郎という俳優一家の長女として誕生した。一人っ子。
2003年3月に、青山学院大学国際政治経済学部国際政治学科を卒業。大学在学中、1999年度学業奨励賞奨学生、外務省によりロシアに研修派遣。2002年度フランスに留学。CSP国際会議に参加。国際連合大学での職歴がある。
2003年にNHK教育テレビの教育番組『NHK高校講座』の司会者として芸能界デビューし、2005年には映画『探偵事務所5』で女優デビューを果たした。
2005年春より2008年まで、原子力安全・保安院(NISA)が刊行している情報誌「NISA通信」のリポーターを務めた。
2007年春に目黒ゆかこから、祖父・近衛十四郎の名跡を引き継いだ近衛はなへ改名。ただし詩人としての名義は目黒裕佳子を使用している。
2009年放送のNHK『ドラマスペシャル・白洲次郎』の第2回で、脚本家デビュー。2008年11月に発表した詩集『二つの扉』で翌2009年の第20回歴程新鋭賞受賞。
2009年9月に「希望郷いわて文化大使」に就任。同年12月にイタリア・サレルノ国際映画祭にて『遠野物語』をイタリア語で披露した。
2010年4月公開の映画『獄に咲く花』で高須久役を演じて映画初主演、父・目黒祐樹と初共演も果たした。
私生活では、東京大学大学院卒で博士号を持ち東京都内の研究所に勤務する12歳年上の天文学者の男性と、約5年間の交際期間を経て、夏至にあたる2017年6月21日に婚姻届を提出し結婚した。その後、2019年1月7日、第1子を出産。
人物
父は目黒祐樹、母は江夏夕子、伯父は松方弘樹、母方祖父方曽祖父は市川松蔦二世、大伯父は市川門之助、父方祖父は近衛十四郎(1977年没)、祖母は水川八重子(1976年没)、伯父の元妻は女優の仁科亜季子、従兄は俳優の目黒大樹、従弟は俳優の十枝真沙史と同じく俳優の仁科克基、従妹はタレントの仁科仁美。
家族仲が非常に良く、両親と旅番組に出演したりしている。
絵画、詩、読書、映画鑑賞、能楽鑑賞、野菜づくり。
外国語(英語、フランス語ともに会話堪能)、ロシア語、剣道(初段)、乗馬、平泳ぎ。
幼少期から両親に文武両道を教えられ、さらに父が学業に専念するため、芸能界から離れた経験を参考にしている。父が海外留学歴があるため、海外留学を強く勧めていたという。父も同じく英語が堪能である。
出演
探偵事務所5 1st season vol.24 「白い薔薇の女」(2005年)
九月の記憶(2007年)
明日への遺言(2008年) - 小原純子 役
獄に咲く花(2010年) - 主演・高須久 役
学校をつくろう(2011年) - 相馬陸(りく) 役
100年ごはん(2014年) - 主演・ワタシ役
ドラマスペシャル・白洲次郎(2009年、NHK) - 吉田和子 役
陽炎の辻3 〜居眠り磐音 江戸双紙〜 第9 - 11話(2009年7月、NHK)
こだわり男とマルサの女〜宮本信子 天才との日々(2012年2月24日、NHK) - 宮本信子 役
ドラマ10 全力離婚相談(2015年、NHK) - 栗田(郷原)信枝 役
オリガミの魔女と博士の四角い時間 第7話「雪のふる夜」(2017年11月25日、NHK Eテレ)
連続テレビ小説 エール (2020年6月18日・19日、NHK) - 環の友人・里子 役
NHK高校講座『理科総合A・B』(2003年 - 2006年、NHK教育)
週刊ECOキッズ!〜'06環境技術編〜(2006年8月6日 - 2006年9月3日、BS-i) - 司会
「ふるさと」を探す心の旅〜啄木と賢治の言葉〜(2014年3月16日、BS朝日) - ナビゲーター
新・日本を歩く道紀行(BS-TBS) - 旅人
ふじのくにの道 修善寺〜富士宮(2016年1月3日 - 1月31日)
風薫る岬めぐり 三浦半島(2016年5月8日 - 5月29日)
フランス人がときめいた日本の美術館(2018年9月 - 2019年、BS11) - 旅人(6人による週替わり)
生物環境の科学(2016年、放送大学) - アシスタント