星孝典の情報 （ほしたかのり）
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経歴

宮城県名取市出身。小学校1年生の時に、投手だった兄の影響で捕手として下増田ブラックホークスで野球を初めた。中学3年生の宮城県大会決勝戦では、後藤伸也（後に横浜入団）と対戦し、3連続で相手のスクイズプレーをはずすなどし優勝に貢献した。

仙台育英学園に入学。夏の甲子園大会には2年生時、3年生時に出場、共に2回戦で敗れている。

東北学院大学4年生時（2004年）の秋季リーグで打率.529を記録し、仙台六大学ベストナインに選ばれた。 なお大学では後に西武で同僚となる2学年下の岸孝之とバッテリーを組んでいた。

2004年11月17日に行われたプロ野球ドラフト会議で読売ジャイアンツに6巡目で指名され入団。球団初の「星」姓の選手となり、「巨人の星」の触れ込みで注目を集めた。以後打席に入るときのBGMは「ゆけゆけ飛雄馬」を使用している。

2005年10月4日の対広島戦でプロ初出場し、翌5日の広島戦でプロ初安打を放った[1]。二軍では本塁打を放っている[2]。

2006年は出場試合数を増やした。

2007年,2008年は共に二軍でチームの捕手の中では最多の出場試合数で事実上正捕手となるが[3][4]、一軍での出場はなかった。

2009年は巨人在籍時では最多の9試合に出場するが、2010年は再び一軍出場なしに終わる。

2011年5月9日、埼玉西武ライオンズが金銭トレードでの獲得を発表、10日に入団会見が行われた。

5月21日の対中日戦で移籍後初出場。8月10日にチームの正捕手だった銀仁朗が右手人さし指を骨折、11日に登録抹消されると、12日のオリックス戦に先発出場、4安打を放ち[5]プロ初打点もあげた。9月1日の楽天戦で銀仁朗が復帰、再び先発出場を続けるが、星は菊池雄星が先発した試合はスタメンマスクを任された。二軍では1試合のみ三塁手として出場した[6]。11月13日、背番号が25に変更されることが発表された。

2013年、開幕一軍入りを果たすと、チームの捕手では炭谷銀仁朗に次ぐ40試合（捕手としては39試合[7]）に出場、「2番手捕手」となった。9月19日の対日本ハム戦では一軍ではプロ入り後初めて捕手以外のポジションとなる一塁手として出場した（途中出場）[8]。

2014年も開幕一軍入りしたが、この年に一軍で出場したチームの捕手の中では一番少ない11試合の出場に終わった。二軍では捕手の他一塁手、二塁手、三塁手としても出場した[9]。

退場処分

2012年5月10日の対楽天戦の同点で迎えた8回裏、捕手として守備に就いていた星は、タッチアップによる本塁上のクロスプレーがセーフと判定されたことを不服として球審の森健次郎に抗議したが、その際に森の体に触れたことが暴力行為とみなされ退場処分を受けた。なお、この試合西武は既に星以外の捕手が全員退いていたため、高校時代捕手の経験があった外野手の星秀和が「急造捕手」としてその後の守備に就いた。