久保帯人の情報(くぼたいと) 漫画家 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、年齢、出身地、星座]
久保 帯人さんについて調べます
■名前・氏名 |
久保帯人と関係のある人
おおばあつし: BLEACH4コマ コマブリ(集英社『週刊少年ジャンプ増刊最強ジャンプ』2011年夏号、秋号、『最強ジャンプ』2012年1月号 - 2013年4月号、原作:久保帯人) おおばあつし: 大場敦、久保帯人『BLEACH4コマ コマブリ』 1巻、集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2012年9月9日。 おおばあつし: 2011年、『週刊少年ジャンプ増刊最強ジャンプ』(集英社)2011年夏号から連載を開始した『BLEACH4コマ コマブリ』(原作:久保帯人)で連載デビュー。 長谷川智広: 2011年ごろには『BLEACH』(久保帯人)に熱中していた。 木下聡志: ロレンツォのヴァイオリン(読切、赤マルジャンプ2006年SPRING号) - 第31回(2005年10月期)十二傑新人漫画賞(審査員:久保帯人)十二傑賞受賞作品であり、作者のデビュー作。 雲母坂盾: 好きな漫画に久保帯人の『BLEACH』、田村隆平の『べるぜバブ』、大今良時の『聲の形』、鳥山明の『DRAGON BALL』を挙げている。 千田浩之: 久保帯人特別賞を受賞。 佐藤美貴: 『BLEACH』原作者の久保帯人に「原作ソックリのルキア」と『BLEACH』コミックス20巻に書かれている。 西田理英: “くらもちふさこ公式アンソロに久保帯人、雲田はるこら参加、紡木たくとの対談も”. 藤巻忠俊: 『BLEACH 13 BLADEs.』(久保帯人、2015年) 特別寄稿 増田こうすけ: 2007年にはうすた京介とのコラボレーションがあり、単行本やファンブックにはうすた京介、久保帯人、江尻立真、池田晃久、神尾葉子、澤井啓夫からの応援メッセージが収録されている。 おおばあつし: 大場敦、久保帯人『BLEACH4コマ コマブリ』 2巻、集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年6月9日。 松原真琴: 漫画家の久保帯人とはデビュー前からの友人であり、受賞作の挿絵を久保が、『BLEACH』のノベライズを松原が引き受けているのもそのためである。 津野瀬果絵: 小学校の同期生にお笑いコンビ・バイきんぐの西村瑞樹、高校の同期生に漫画家の久保帯人がいる。 増田こうすけ: 2020年1月10日に発売した連載20周年記念の総集編では、浅田弘幸、麻生周一、池田晃久、うすた京介、大石浩二、尾田栄一郎、加藤和恵、神尾葉子、久保帯人、古味直志、澤井啓夫、つの丸、中村光、八木教広、矢吹健太朗、和月伸宏、からの応援メッセージが収録されている。 大石浩二: 『黒子のバスケ』(藤巻忠俊)の完結打ち上げ会では幹事を務め、久保帯人・麻生周一らが参加した。 |
久保帯人の情報まとめ
久保 帯人(くぼ たいと)さんの誕生日は1977年6月26日です。広島出身の漫画家のようです。
卒業、テレビ、映画、結婚、現在に関する情報もありますね。今年の情報もありました。久保帯人の現在の年齢は47歳のようです。
久保帯人のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)久保 帯人(くぼ たいと、Tite Kubo、1977年〈昭和52年〉6月26日 - )は、日本の漫画家。広島県安芸郡府中町出身。 広島県立安芸府中高等学校卒業。旧ペンネームは久保 宜章(くぼ のりあき)。 1996年に『週刊少年ジャンプ特別編集増刊Summer Special』(集英社)掲載の「ULTRA UNHOLY HEARTED MACHINE」でデビューし、1999年から『週刊少年ジャンプ』(同)にて連載を開始した『ZOMBIEPOWDER.』で連載デビュー。代表作に『BLEACH』、『BURN THE WITCH』がある。 1977年6月26日、広島県の片田舎に生まれる。小学2年生のときに水木しげるの『ゲゲゲの鬼太郎』を読み、漫画家を志した。水木の画集を購入し、同作に登場する妖怪を点描で模写するなど、絵を描くことが好きな少年であった。その後しばらくして、「マンガの描き方の本」を頼りに初めての漫画を描き上げたという。小学生時代は、車田正美の『聖闘士星矢』、ゆでたまごの『キン肉マン』、鳥山明の『ドラゴンボール』のほか、スズキコージの児童書『大千世界のなかまたち』を愛読していた。 高校3年生のとき、漫画家への憧れを再確認し、夏休み前の進路希望調査において希望進路を漫画家とする。これを機に、夏休みにファンタジー作品「FIRE IN THE SKY」を描き上げ、『週刊少年ジャンプ』のホップ☆ステップ賞に投稿した(走り幅跳B名義)。同誌しか漫画雑誌を読んでいなかったため、「他誌への投稿は想像できなかった」という。同作は下読みで編集者・浅田貴典の目に留まり、第126回(1995年8月期)ホップ☆ステップ賞(審査員:井上雄彦)において最終選考作となった。浅田は同作を読んだ際の印象について、以下のように回想している。 同年12月に浅田から電話があり、「もう1本描いてみないか」と持ちかけられたが、次の作品は高校卒業後に描こうと思っていたため、この誘いを断った。翌1996年4月ごろに浅田から再び電話があり、すでに描き始めていた「ULTRA UNHOLY HEARTED MACHINE」を完成させて送ったところ、同作が『週刊少年ジャンプ特別編集増刊Summer Special』に掲載され、デビューを果たした(久保宜明名義)。同作は読者アンケートにおいて6位となった。 続いて、自らの入れ墨から魔物を招喚する刻魔師の戦いを描いた作品「刻魔師 麗(こくまし うらら)」が『週刊少年ジャンプ』1996年36号に掲載された。久保はのちに、「この頃から浅田さんも連載を意識した発言が多くなってきたから自分も意識し始めたし、マンガというものに対する考えが大きく変わったように思います」と自身のターニングポイントとなった同作について語っている。 翌1997年、久保は新人作家であったが、週刊少年ジャンプ編集部はコンペティションを通さずに『週刊少年ジャンプ』の45ページ枠を用意した。これは前作の入稿後、新たな作品を描く意欲をなくしていた久保へ執筆を促すために取られた措置であった。そのため、3本目の読み切り作品「BAD SHIELD UNITED」は、「とにかく時間が無くて、全くのゼロから3週間で完成させる」という苦しい制作状況の中で執筆され、同誌1997年51号に掲載された。同作の掲載後、久保は当時の編集長から呼び出しを受け、作品の内容について叱りつけられる。 この件に対し「編集長の言う“だめ”が何なのかわからない」と反発した久保は、1年以上執筆から距離を置くこととなった。 その後、浅田から「連載用のネームを1話分だけ出して、やる気があることを編集部に見せよう。連載会議では通さないから」と促された久保は、死者を蘇らせる粉末・ゾンビパウダーを巡るアクション作品『ZOMBIEPOWDER.』のネームを作成して提出する。しかし、編集部では「この子はとにかく東京に呼んで、描かせないとだめだ」という話が進められ、同作は1話分のネームのみで連載会議を通過させる措置が取られることとなった。初連載となった同作は『週刊少年ジャンプ』1999年34号から連載されたが、「最後までペースがつかめないまま」2000年11号をもって終了した(久保帯人名義)。 久保は中学生のときから実家の新聞屋で新聞配達をしており、高校卒業までに150万円を貯め、その貯金を元手に上京したと、のちに語っている。アシスタントの経験はなかった。 2001年、『赤マルジャンプ』(集英社)2001 WINTERに読み切り作品「BLEACH」を発表した。同作は読者アンケートにおいて1位を獲得し、『週刊少年ジャンプ』の連載会議を満場一致で通過する。 死神の力を持つ主人公と仲間たちの活躍を描いたバトルアクション作品『BLEACH』は、『週刊少年ジャンプ』2001年36・37合併号から連載され、2000年代の同誌を代表する看板作品のひとつとなった。同作は2004年にテレビアニメ化されたほか、コンピュータゲーム化、ミュージカル化、劇場アニメ化といった多様なメディアミックスが展開された。同作で2005年に第50回小学館漫画賞少年向け部門を、2006年にジャパンエキスポアワード Prix Dessinを受賞。2008年にはゲスト参加したサンディエゴ・コミコンにおいて、コミコン・インターナショナルよりインクポット賞が授与された。 同作は2016年38号まで15年にわたり連載され、久保の代表作となった。同作の完結後、久保は長期連載を振り返り、「飽きっぽい体質なので、『BLEACH』をこんなに続けることになるとは、連載当初は思いませんでした」と語っている。連載終盤には体調を崩し、心身ともに余裕のない状態が続いたが、「最後までテンション高く描いていられた」という。 また、同作の連載と並行し、番外編カラー漫画『カラブリ!』を『Vジャンプ』(集英社)2005年1月号から2007年9月号まで連載した。 2016年11月、Twitterにて連載終了後の様子や読者への感謝を綴った漫画を数点発表した。また、同月にはPlayStation 4用ゲーム『新サクラ大戦』のメインキャラクターデザインとしての仕事を開始した。その一方で、連載疲れもあり、「今は休ませてもらってます」と話すこともあった。久保はこの時期、フィギュアスケートをテーマにした新しい作品の構想について言及している。 健康上の理由により、2017年11月にイタリアのルッカにて開催されたルッカコミックス&ゲームズへの参加を見合わせ、翌2018年1月にTwitterにて同コンベンション宛てに描き下ろした12枚のラフイラストを公開した。また、同上の理由により、2018年2月にモナコにて開催されたMonaco Anime Game International Conferences (MAGIC) への参加も見合わせ、同イベントの中で行われたマンガ・コンテストの審査委員長をリモートで務めた。同年6月には出身地である広島県府中町から府中町PR大使を委嘱された。 2018年6月、『週刊少年ジャンプ』創刊50周年記念号にてロンドンを舞台に魔女やドラゴンを描くファンタジーアクション作品「BURN THE WITCH」を発表した。同作を掲載後程なくしてアニメ化のオファーが来たこともあり、同作のシリーズ連載に向けた執筆を開始した。同年7月には『BLEACH』が実写映画化、翌2019年12月には前述のPlayStation 4用ゲーム『新サクラ大戦』が発売された。 2020年3月、「BLEACH20周年プロジェクト&久保帯人新作発表会」にて『BLEACH』が連載開始から20周年を迎えることを記念したプロジェクトの発足が発表された。 同プロジェクトの一環として、同年8月から『BURN THE WITCH』のシリーズ連載を開始。「Season1」は『週刊少年ジャンプ』2020年38号から41号までの短期集中連載として連載され、同年10月にはこれを原作とした劇場中編アニメが公開された。久保は、同作のコミックス第1巻において「好きなペースで漫画を描く」という長年の憧れを実現しつつあると述べている。 翌2021年1月に自身の公式ファンクラブサイト「Klub Outside」を開設し、同年8月には『週刊少年ジャンプ』2021年36・37合併号にて『BLEACH』の新たなエピソードを描いた読み切り作品『BLEACH 獄頤鳴鳴篇(ごくいめいめいへん)』を発表した。さらに、同年12月から同プロジェクトの中核である原画展「BLEACH EX.」を開催した。 また、『BLEACH』の最終章「千年血戦篇」がテレビアニメ『BLEACH 千年血戦篇』として映像化された。第1クールは2022年10月から12月まで放送され、第2クール『訣別譚』は2023年7月から9月まで放送された。久保は同作で総監修を務めており、シリーズの制作に深く関わっている。 2024年10月、メゾン マルジェラのオートクチュールコレクション「アーティザナル」の展示に際し、同ブランドと協業したウィンドウインスタレーションをドーバー ストリート マーケット ギンザにて開催した。 1977年(昭和52年)- 広島県で生まれる。 1990年(平成2年) - 府中町立府中南小学校を卒業。 1993年(平成5年) - 府中町立府中緑ヶ丘中学校を卒業。 1995年(平成7年) - 「FIRE IN THE SKY」が第126回(8月期)ホップ☆ステップ賞最終選考作となる。 1996年(平成8年) - 広島県立安芸府中高等学校を卒業。「ULTRA UNHOLY HEARTED MACHINE」でデビュー。 1999年(平成11年) - 『ZOMBIEPOWDER.』で連載デビュー( - 2000年)。 2001年(平成13年) - 『BLEACH』の連載を開始( - 2016年)。 2004年(平成16年) - 『BLEACH』がテレビアニメ化。『カラブリ!』の連載を開始( - 2007年)。 2005年(平成17年) - 第50回小学館漫画賞少年向け部門受賞(『BLEACH』)。 2006年(平成18年) - ジャパンエキスポアワード Prix Dessin受賞(『BLEACH』)。 2007年(平成19年) - アメリカンアニメアワード(英語版) Best Mangaノミネート(『BLEACH』) 2008年(平成20年) - サンディエゴ・コミコンにゲスト参加。インクポット賞受賞。 2010年(平成22年) - 劇場版アニメ第4弾『劇場版BLEACH 地獄篇』で製作指揮を担当。 2012年(平成24年) - 結婚を発表。 2013年(平成25年) - ライプツィヒ・ブックフェア(英語版)にゲスト参加。 2018年(平成30年) - 府中町PR大使に就任。『BLEACH』が実写映画化。 2019年(令和元年) - メインキャラクターデザインを担当したPlayStation 4用ゲーム『新サクラ大戦』が発売。 2020年(令和2年) - 『BURN THE WITCH』Season1を短期集中連載(同年終了)。同作が劇場中編アニメ化。 2021年(令和3年) - 久保帯人公式ファンクラブサイト「Klub Outside」を開設。初の原画展「BLEACH EX.」を開催。 2022年(令和4年) - テレビアニメ『BLEACH 千年血戦篇』が放送開始。同作で総監修を担当。 2023年(令和5年) - 読み切り版「BURN THE WITCH」がアニメ化。 久保の作風はしばしば「スタイリッシュ」という言葉で形容される。アニメ版『BURN THE WITCH』の監督を務めた川野達朗や漫画家の芥見下々も、久保の作品には「スタイリッシュな印象」を受けたと語っている。「リアルサウンド」のライター・SYOは久保作品の魅力として、「デザイン性あふれる世界観や画面構成、卓越した画力によるアクションの見せ方」を挙げている。また、SYOは『BURN THE WITCH』のSeason1を評し、「クリフハンガー的な“引き”の上手さ」も久保らしさを感じさせると表現している。 久保に影響を与えた漫画作品として、水木しげるの『ゲゲゲの鬼太郎』や車田正美の『聖闘士星矢』が挙げられる。久保は自身の絵について、「両方が混ざって、『BLEACH』になっているんじゃないかなと自分は思っています」「絵で影響を受けたのは間違いなく『聖闘士星矢』だと思います」と語っている。また、漫画家の松井優征との対談では、『ゲゲゲの鬼太郎』に登場する妖怪の「見えないんだけどいるかもしれない」という概念に惹かれたことを語り、松井はこの概念が一貫して久保の作品に反映されていると指摘している。漫画家の荒木飛呂彦は、精神科医の斎藤環と社会学者の金田淳子との鼎談において、『BLEACH』からは「車田正美先生の影響を感じる」「極端に言うと、車田先生の同人誌を見て描いている感じ」と指摘している。 久保はデビュー当時、好きな漫画家として高河ゆんの名前を挙げていた。高河は『聖闘士星矢』や『キャプテン翼』の同人を出身とする作家であり、金田は高河を『聖闘士星矢』などから生まれた「〔少年ジャンプ〕の娘」と位置付けたうえで、高河のファンである久保を「〔少年ジャンプ〕から生まれた娘から生まれた息子」と表現し、久保の登場を1990年代末から2000年代の同誌における「新しい展開」であると論じている。 音楽からのインスピレーションを作品に取り入れ、キャラクターごとにテーマミュージックを設定している。また、絵を描く際には必ず音楽を聴いており、「描くシーンに合わせて」選曲を行っている。作中における台詞はバッド・レリジョンの歌詞の内容から影響を受けたとしており、同バンドの歌詞について、「ストレートに書いてあるように見える」が、「裏を読めば『こうもとれるな』みたいな“余白”」が多くあると語っている。音楽雑誌『rockin'on』の編集者として久保を取材した小川は、『BLEACH』の「登場人物がやけに孤独なバックグラウンドを持っているところ」や「それを勢いと情熱でぶったぎっていくところ」を例に挙げ、「『BLEACH』という作品そのものもロックっぽい」と形容している。 構図やカメラワークで影響を受けた映画として、『300〈スリーハンドレッド〉』と『スナッチ』を挙げているが、「それは全部(『BLEACH』の)連載が始まってからなんで、初期から影響を受けてるかって言われると、ちょっとわからないですね」とも語っている。また、久保は2008年のインタビューにおいて、MTVなどケーブルテレビのミュージックチャンネルをつけっぱなしにしていることが多く、中でも映像作家のクリス・カニンガムによるミュージック・ビデオに刺激を受け、創作意欲をかきたてられたと語っている。 漫画制作において、久保は「何を描くかよりも何を描かないかのほうが大事」であると述べている。また、作品には読者に「“解釈の余地”」を残すという感覚が反映されている。 制作工程については、「まずキャラクターがあって、そのキャラクターに付随する描きたいシーンが出てきてその間を埋めるイメージでストーリーを作るタイプ」であると説明している。また、漫画を描く際に心がけていることとして、「多様性とバランス」を挙げている。 漫画ライターの門倉 (2010)によれば、久保はまず「原稿用紙サイズの紙に(中略)コマ割り、構図、キャラの表情までがしっかりと入った『ほぼ下描き』」のネームを作成する。このネームは「いつもほぼ一発で仕上げ」られ、「前段階のラフもなければ、消しゴムで消して直すようなこともほとんどない」という。久保は「1話分、最初から最後まで頭の中で映像を作ってから描くんです。(中略)断片的に浮かんでいたイメージをまとめて、映像にしていく感じですかね。」と説明し、「映像作品の監督」との類似性を自ら言及している。松井は『BLEACH』の構図やカメラワークについて、「本当に唯一無二」「どこを探しても僕は似た漫画を読んだことがない」と称賛している。 漫画家・堀越耕平との対談では、「台詞を書きたくてシーンを描いていて、シーンを描きたいから漫画を描いている」と語っている。一方で、台詞は削減することを重視しており、「ニュアンスを正確に伝えようと思ったら、言うべきことよりも、言わない方がいいことを見つけなくちゃいけない」と述べている。台詞は「声に出した時にきれいな響きの音」になることを意識して書いている。学生時代に愛読していた辞書が「言葉の組み立てやつなぎ方」を知るうえで役立ったのだと述べている。 コミックスの本扉には「キャラクターのイメージ」や「そのキャラクターが思っていることを遠回しに」表現した詩が収録されている。原画展「BLEACH EX.」やテレビアニメ『BLEACH 千年血戦篇』のテーマ曲を手掛けたキタニタツヤは、この詩について「どこまでも考察できる奥深さがあります」と評している。 速筆として知られ、『BLEACH』の連載では1話分の人物のペン入れをほぼ1日というペースで完成させていた。久保は半年あまりで終了した『ZOMBIEPOWDER.』の連載を振り返り、「この試行錯誤の経験があったから、絵を描くのが速くなったのかもしれません」と語っている。 『BLEACH』の連載において、主人公の「イメージカラーを“黒”に設定し、より画面上で映えさせるために“白”を効果的に使うように工夫をしはじめて以降、コントラストを特に意識するようになった」という。また、「“余白”も作画には絶対に必要」であるとも述べている。 漫画を描く道具については、「無くなったらテキトーなとこ行ってテキトーに買う」、「どこのメーカー、とかそういうことにこだわりは全然ない。基本的に、使うものは、きれいかどうかで選んでいる」と説明している。 2019年後半、新型コロナウイルス感染症の影響によって仕事場にアシスタントを呼ぶことが困難な状況となり、アナログからデジタルの作画へ段階的に移行した。 音楽好きとして知られ、2011年には音楽雑誌の取材を受け、ボン・ジョヴィ、北欧メタル、パンクといった自身の音楽遍歴や漫画への影響について語った。同年にはゴリラズ初のベスト・アルバム『ザ・シングルス・コレクション 2001-2011』の日本盤がリリースされたことを記念し、同バンドの日本オフィシャルサイトに描き下ろしイラストとコメントを寄稿した。 また、ゲーマーであり、『BLEACH』の連載後半では「ゲームを遊ぶために仕事を集中して早く終え,時間を作っていた」という。2015年にはMMORPG『ドラゴンクエストX』の3周年を祝い、3種類の装備アイテムをデザインした。「キャラの見た目をカスタマイズできるゲームが好きなのかもしれません」と自己分析しており、一番好きなゲームとして『どうぶつの森』シリーズを挙げている。一方で、過激なゴア表現の含まれる描写に関しては、「自分で描くのはいいんですけど,見るのが得意じゃない」と語っている。巨乳好きであり、「基本的にゲームのキャラクターは、巨乳かどうかだけで選ぶ」と明かしている。 匿名掲示板やTwitter上で別人の写真を久保本人であるかのように紹介するコラージュ画像が広まり問題視されていた。これを受け、週刊少年ジャンプ編集部は2015年9月4日に公式サイト上で以下のような警告を発した。 デフォルトでの表示は発表順。 〈種〉連載か読切かで2種に大別。 〈掲載〉初出を記載。雑誌の場合は掲載誌名と号数、書籍の場合は『書名』と発行年を記載。 デフォルトでの表示は作品ごとにまとめてオリジナルの発売順とした。 〈レーベル〉JC:ジャンプ・コミックス、SJR:集英社ジャンプリミックス 〈略〉上記#漫画の「収」欄で用いている略号を示す。 『BLEACHイラスト集 All Colour But The BLACK』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2006年12月9日第1刷発行(12月4日発売)、ISBN 4-08-874173-0、A4判 - 初のイラスト集。 『BLEACHイラスト集 JET』集英社〈愛蔵版コミックス〉、2018年12月9日第1刷発行(12月4日発売)、ISBN 978-4-08-792525-8、A4判 - 完全受注生産、35,700部の予約受注数を記録した。ハードケース入り2冊組、特典として限定コミックが付属する。 久保帯人描き下ろし「新サクラ大戦」ポスター(『週刊少年ジャンプ』2019年19号、集英社) 「BURN THE WITCH」久保帯人描き下ろしポスター!!(『週刊少年ジャンプ』2020年44号、集英社) TVアニメ「BLEACH千年血戦篇」大好評御礼!! 久保帯人先生描き下ろし特別ポスター(『週刊少年ジャンプ』2022年51号、集英社) そして龍太はニャーと鳴く(著:松原真琴、集英社〈ジャンプ ジェイ ブックス〉、2002年) - 挿絵・装画 地獄変(著:芥川龍之介、集英社〈集英社文庫〉、2009年) - 装画 堕落論(著:坂口安吾、集英社〈集英社文庫〉、2009年) - 装画 集英社版 学習まんが 日本の歴史(3)仏教の都 平城京(集英社、2016年) - 装画
アーティザナル 2024 ウィンドウインスタレーション:ドーバー ストリート マーケット ギンザ(2024年) - メゾン マルジェラとの協業プロジェクト。 BLEACH memories in the rain(オリジナルアニメ、2004年) - コン役 劇場版BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ(劇場アニメ、2008年) - 企画協力 青い文学シリーズ(テレビアニメ、2009年)
青い文学シリーズ 蜘蛛の糸 - キャラクター原案 青い文学シリーズ 地獄変 - キャラクター原案 劇場版BLEACH 地獄篇(劇場アニメ、2010年) - 製作指揮 新サクラ大戦 the Animation(テレビアニメ、2020年) - メインキャラクター原案 BLEACH 千年血戦篇(テレビアニメ、2022年) - 総監修
BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-(テレビアニメ、2023年) - 総監修
BLEACH 千年血戦篇-相剋譚-(テレビアニメ、2024年) - 総監修 TVアニメ『BLEACH』20th PV(プロモーション・ビデオ、2024年) - 総監修・キャラクターデザイン・参考原画・作画監修 新サクラ大戦(PlayStation 4用ゲーム、2019年) - メインキャラクターデザイン Krew beInside(YouTube ジャンプチャンネル、2023年 - ) - 久保の作品に関する情報をタイトルを横断して発信する配信番組。 Krew's Radio(「Klub Outside」、2024年 - ) - 久保の公式ファンクラブサイト「Klub Outside」会員ページ内にて配信中のインターネットラジオ番組。 ^ 久保は同作の制作背景について、以下のように回想している。「最初に描いたときは31ページだったんですが、浅田さんから“ページを増やせるよ”と言われたんで追加のアイデアを山ほど考えたんですよ。ところが後で増やせるのはたった5ページだとわかって、考えたアイデアが全然入らないじゃないか、と内心怒ったことを覚えています(笑)」。 ^ 当時の様子を、浅田は以下のように述懐している。「本誌デビューの『刻魔師 麗』ではかなり苦労をしたはずです。45ページのネーム募集に募集に『麗』のプロトタイプの31ページのネームを回しましたので、時間のない中直してもらいました。締切がギリギリになってしまい広島から東京に出てきて旅館で描いてもらったんですが、その旅館はカンヅメ用の場所でして…まあ古くてシャワーの出も悪くて、臭いは古い家の臭いで…。原稿UP後、二度と原稿を遅らせない、と先生は言ってました。」。 ^ 久保はのちに、「新人の頃は『編集の指摘通りに直したら負け』と思ってやってました」と述べている。 ^ 通常、『週刊少年ジャンプ』の連載会議には、開始から3話分のネームを提出し、連載に値する作品かどうかの判断材料とする。 ^ 当初2020年3月21日から東京国際展示場にて開催が予定されていた「AnimeJapan 2020」の中で行われる予定であったが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のためイベントが開催中止になったことを受け、予定していたイベント開催日時と同日同時刻にYouTube Live、Periscopeにて生配信された。 ^ 2021年1月18日に、1年間の期間限定で開設された。その後、同年12月17日に原画展「BLEACH EX.」の「Klub Outside」会員限定プレビューデイで行われたトークショーにて、2年目の延長が発表された。2022年12月1日には3年目の延長が、2023年12月4日には4年目の延長がそれぞれ発表された。 ^ 芥見は久保との対談においてこの詩のことを「巻頭歌」と呼称した。 ^ 同作は『BLEACHイラスト集 JET』付属の限定コミックに初収録された。 ^ 2020年10月20日現在。 ^ 久保帯人(インタビュー)「【特別企画】『新サクラ大戦』メインキャラクターデザイン・久保帯人氏が新生・花組を語る! “リブート”に感じた難しさ、楽しさとは?」『ファミ通.com』、KADOKAWA Game Linkage、2019年12月12日。https://s.famitsu.com/matome/shin-sakura/special05.html。2024年2月27日閲覧。 ^ 稲垣理一郎、村田雄介『21st Anniversary down アイシールド21 BRAIN×BRAVE』ジャンプ・コミック出版編集部特別編集、集英社〈愛蔵版コミックス〉、2024年7月9日、39頁。ISBN 978-4-08-792619-4。 ^ 堀越耕平『僕のヒーローアカデミア 公式キャラクターブック2 Ultra Analysis』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2019年10月9日、264頁。ISBN 978-4-08-882128-3。「久保帯人×堀越耕平 SP 対談」 ^ “久保 帯人(くぼ たいと)さん”. 府中町公式サイト. 府中町役場 (2018年6月29日). 2024年2月24日閲覧。 ^ 浅田 & 久保 1996a, p. 260. ^ 浅田 & 久保 1996b, p. 184. ^ 門倉 2010, p. 160. ^ ジャンプ流 2016, p. 4. ^ 久保 & 松井 2017, p. 213. ^ 久保 & 松井 2017, p. 214. ^ ジャンプ流 2016, p. 5. ^ 井上 & 堀江 1995, p. 111. ^ 井上 & 堀江 1995, p. 108. ^ ジャンプ流 2016, pp. 4–5. ^ ジャンプ流 2016, p. 17. ^ 井上 & 堀江 1995, pp. 108–109. ^ ジャンプ流 2016, pp. 5–6. ^ ジャンプ流 2016, p. 6. ^ ジャンプ流 2016, pp. 2, 5. ^ 門倉 2018b, p. 192. ^ 久保帯人『ZOMBIEPOWDER.』 4巻、集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2000年8月9日、138頁。ISBN 4-08-872897-1。 ^ ジャンプ流 2016, p. 2. ^ 久保 2021a, p. 82. ^ 久保 2000, そで. ^ 久保 & 松井 2017, p. 217. ^ 門倉 2010, p. 159. ^ 門倉 2018a, p. 293. ^ 鳥嶋和彦(インタビュアー:山田薫)「伝説のジャンプ編集者が見誤った傑作 漫画サバイバル(1)」『日本経済新聞電子版』、日本経済新聞社、2019年2月12日。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40658940Q9A130C1CR8000/?n_cid=DSREA001。2024年2月27日閲覧。 ^ 仲瀬コウタロウ (2021年8月2日). “「BLEACH」連載開始20周年記念! 新作読切が「ジャンプ」36・37 合併号に掲載”. アニメ!アニメ!. イード. 2024年2月24日閲覧。 ^ 駒村遼(インタビュアー:南沢奈央)「『ONE PIECE』も『NARUTO-ナルト-』も!『週刊少年ジャンプ展 VOL.3』の見どころ」『J-WAVE NEWS』、J-WAVE、2018年8月29日。https://news.j-wave.co.jp/2018/08/823-ok-vol3.html。2024年2月27日閲覧。 ^ 『2006 出版指標 年報』全国出版協会出版科学研究所、2006年4月25日、354頁。ISBN 4-9901618-3-1。 ^ “Japan expo awards 2006” (フランス語). 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週刊少年ジャンプ編集部、ジャンプ・コミック出版編集部 編『創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.3 公式図録』門倉紫麻(インタビュー取材・執筆)、集英社、2018年7月22日。全国書誌番号:23107348。
週刊少年ジャンプ編集部、齊藤優 編『描きたい!!を信じる-少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方』集英社、2021年4月10日。ISBN 978-4-08-790022-4。
『DVD付分冊マンガ講座 ジャンプ流! 秘伝ガイド vol.04 まるごと久保帯人』、集英社、2016年3月3日、2-17頁、全国書誌番号:22692433。 井上雄彦、堀江信彦「月例ホップ☆ステップ賞(8月期)選考結果大発表!!」『週刊少年ジャンプ』1995年45号、集英社、1995年10月23日、108-111頁。 浅田貴典、久保宜章「久保宜章先生紹介」『週刊少年ジャンプ特別編集増刊Summer Special』8月4日号、集英社、1996年8月4日、260頁。 浅田貴典、久保宜章「久保宜章先生大紹介」『週刊少年ジャンプ』1996年36号、集英社、1996年8月12日、184頁。 久保帯人、松井優征「ジャンプGIGA vol.2 久保帯人×松井優征 特別対談!! クリエイティブの秘訣お答えしますスペシャル(企画・構成:おげんき)」『週刊少年ジャンプ特別編集増刊ジャンプGIGA』2017 Vol.2、集英社、2017年6月20日、12,213-218、全国書誌番号:01043816。 門倉紫麻「ジャンプ展 久保帯人先生インタビュー」『週刊少年ジャンプ』2018年29号、集英社、2018年7月2日、292-293頁、ASIN B07DKMRM3C。 『劇場版BLEACH The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸 MOVIE GUIDE』週刊少年ジャンプ2008年1月15日増刊、集英社、2008年1月15日、30-31頁、全国書誌番号:21336756。 金田淳子「女子と私と[少年ジャンプ]“奇妙な結婚”」『スタジオ・ボイス』第386号、INFASパブリケーションズ、2008年2月1日、49頁、全国書誌番号:00034485。 『ユリイカ』2007年11月 臨時増刊号、青土社、2007年11月25日、ISBN 978-4-7917-0170-4、ISSN 13425641。
久保帯人(著)、大日本印刷株式会社(企画・編)『THE BRAND NEW BLACK BLEACH EX. OFFICIAL PAMPHLET』2021年12月17日、32-37頁。「特別対談 久保帯人×キタニタツヤ」 久保帯人&スタッフ (@tite_official) - X(旧Twitter) FAST ISNI
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2024/11/20 05:31更新
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kubo taito
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