開米栄三の情報(かいまいえいぞう) 造型デザイナー 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、年齢、出身地、星座]
開米 栄三さんについて調べます
■名前・氏名 |
開米栄三と関係のある人
高山良策: 開米プロダクションの開米栄三社長は、同作品で怪獣造型を引き継いだということで、高山の元を挨拶に訪ねたそうである。 中島春雄: 中島の補助も務めた造形助手の開米栄三によれば、中島は酒豪であったため、中島が着用した後のスーツは酒の臭いが染みついており、毎日のようにアルコールで拭いても臭いが消えなかったと証言している。 大橋史典: しかし現存するメイキング写真に大橋の姿は一切確認できず、造形スタッフだった開米栄三と美術スタッフの比留間伸志(ヒルマモデルクラフト代表)は「当時の大橋は俳優であり、怪獣造形には携わっていない」と証言している。 大橋史典: マグマ大使の気品のあるマスクも大橋によるものであり、的場徹や開米栄三など、マグマの顔を褒める特撮スタッフは多い。 高山良策: 主役のネッシーは、大橋史典が制作したものが重厚すぎて使えず、開米栄三と協力して手直しを担当。 円谷英二: この『ゴジラ』から、飯塚定雄、井上泰幸、入江義夫、開米栄三らが特技課に加入。 中島春雄: 当初は造形技師の開米栄三や、前述の手塚らと代わる代わる入ったゴジラのぬいぐるみだが、敵怪獣との格闘場面のある『ゴジラの逆襲』からは、立ち回りを考えた中島の要求によって、完全に中島の体格に合わせたオーダーメイド仕様となった。 大橋史典: その他のものでも鉄骨を入れて補強していたため、作ったもののほとんど動かせないものが多く、「鯨神」や「ネッシー」など、他の造形家の開米栄三や高山良策が内側をそぎ落としたり新造するなどする羽目となっている。 |
開米栄三の情報まとめ
開米 栄三(かいまい えいぞう)さんの誕生日は1929年9月24日です。東京出身の造型デザイナーのようです。
映画、兄弟、テレビ、退社に関する情報もありますね。2020年に亡くなられているようです。
開米栄三のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)開米 栄三(かいまい えいぞう、1929年〈昭和4年〉9月24日 - 2020年〈令和2年〉4月24日)は、日本の特撮映画の怪獣造形家。造形会社「開米プロダクション」代表取締役会長。東京府出身。 当初は遊園地やお化け屋敷で仕事をしていたが、1952年に友人から紹介された八木正夫を介して八木の父と叔父である八木勘寿・康栄兄弟のもとにつき、東宝の映画美術や小道具制作に携わった。1954年(昭和29年)には『ゴジラ』に参加し、特殊美術監督の渡辺明のもと、利光貞三、八木勘寿・康栄兄弟ら造形スタッフを補佐して怪獣ゴジラのぬいぐるみの制作に携わる。撮影現場では視界の狭いゴジラの先導役も務めたほか、宣伝スチールの撮影では自身もゴジラのぬいぐるみに入った。 『ゴジラ』の公開後、東宝の設立した特殊美術課で以後のゴジラシリーズを含む数多くの作品で造形助手を務める。また、『怪獣大戦争』までのゴジラや怪獣の登場する作品では、撮影現場でぬいぐるみ俳優の中島春雄の補佐役を務め、点検補修も務めたほか、怪獣のギニョール(手踊り)人形の操作なども担当している。 1962年(昭和37年)、『キングコング対ゴジラ』では、キングコングのぬいぐるみの体毛を作るため、歌舞伎の小道具からヤクの毛の使用を案出する。非常に高価で稀有なこのヤクの毛を取り寄せ、開米が手作業で1本ずつ脱色・染色して全身の植毛を行った。 1964年(昭和39年)、円谷英二特技監督が設立した円谷特技プロのテレビ番組『ウルトラQ』(TBS)の「マンモスフラワー(ジュラン)」「ガメロン」などの造形を手掛ける。 1966年(昭和41年)に東宝を退社して独立し、特殊造形会社「開米プロダクション」を設立する。入江義夫とともにピー・プロダクションのテレビ番組『マグマ大使』(フジテレビ)の怪獣造形を務める。 1967年(昭和42年)、『宇宙大怪獣ギララ』(松竹映画)、『大巨獣ガッパ』(日活)に請われて参加し、怪獣「ギララ」や「ガッパ」を造形指導する。 1969年(昭和44年)、『ガメラ対大悪獣ギロン』(大映)で、多忙な専任スタッフのエキスプロダクションに代わって敵怪獣「ギロン」を制作する。「ガメラシリーズ」では、翌年の『ガメラ対大魔獣ジャイガー』の敵怪獣「ジャイガー」も担当した。 1971年(昭和46年)、円谷プロ制作のテレビ番組『帰ってきたウルトラマン』(TBS)で、前作までの高山良策に代わって開米プロで怪獣造形を担当する。開米は事前に高山に業務引き継ぎの挨拶を行い、以後も『ウルトラマン80』まで怪獣全般の造形を務めた。 同年、同じ円谷プロのテレビ番組『ミラーマン』(フジテレビ)の怪獣造形も担当する。テレビヒーロー番組の本格化したアトラクション興行時代に対応し、「怪獣の表皮にサラシを張り付けてラテックスを塗る」という手法を考案し、型崩れせず長持ちするぬいぐるみ作りを行う。 1972年(昭和47年)、東映制作のテレビ番組『人造人間キカイダー』(NET)のヒーロー「キカイダー」や「ダークロボット」など、等身大ヒーローキャラクターを担当し、「変身ブーム」を支えた。 以後、映画・テレビ番組、アトラクションショーなど、多岐に渡り造形全般を担当した。『アッコにおまかせ!』(TBSテレビ)の「アッコマークII」なども開米の仕事である。 2020年4月24日午前8時36分、白血病により世田谷区の自宅にて死去。満90歳没。 あだ名は長身であることにちなむ「チョウさん」。円谷英二は「チョウベエ」と呼んでいた。身長は180センチメートル。『ゴジラの逆襲』の海外撮影用に制作されたゴジラ(ジャイガンティス)のスーツは、アメリカ人の身長に合わせるため、長身の開米が中に入って造型された。 東宝で造形に参加した村瀬継蔵は、開米は怪獣のぬいぐるみにウレタンを用いることを提案したり、怪獣用の長いファスナーを交渉して作ってもらうなど、素材探しの名人であったと評している。 『ゴジラ』などで開米のもとについていた鈴木儀雄は、開米は造形班の調整役であったといい、特撮監督の円谷と職人肌の八木や利光との間を取り持っていたと証言している。 村瀬や鈴木は、開米との思い出として東宝スタジオに近い成城学園前駅の駅前で共にカップ酒を飲んだことを挙げている。 東宝時代は、第10ステージ脇に穴を掘って湧き水を引き込み、多摩川で釣ったコイを飼っていた。 1971年以降は「開米プロ」としての参加。バラエティはのぞく。 ^ 資料によっては、「1930年」「1930年9月24日」と記述している。 ^ 資料によっては『ゴジラ』参加のために東宝と契約したと記述しているものもあるが、当時は作品ごとの契約だったと証言している。 ^ 開米は5人の中では一番下っ端であったと述べている。 ^ 撮影でも開米が入っていた場面があると言われるが、開米自身は明確に記憶していない。書籍『ゴジラ造型写真集』では、開米が長身であることから、スーツの張り具合で開米が入っていた時のスチールを推測している。 ^ 書籍『特撮円谷組』のインタビューでは『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』まで、書籍『初代ゴジラ研究読本』のインタビューでは『怪獣大戦争』までと証言しているが、雑誌『特撮秘宝Vol.3』では『サンダ対ガイラ』が最後と述べている。 ^ 東宝ゴジラ会 2010, p. 54, 「第二章 円谷組スタッフインタビュー INTERVIEW3 開米栄三 入江義夫」 ^ モスラ映画大全 2011, pp. 80–81, 聞き手・友井健人「インタビュー 造形 開米栄三」 ^ ゴジラとともに 2016, p. 195, 「開米栄三」 ^ ゴジラ造型写真集 2017, p. 114, 「ゴジラを造った男たち 開米栄三」 ^ “平成25年度メディア芸術情報拠点・コンソーシアム構築事業 日本特撮に関する調査” (pdf). 森ビル. p. 15. 2022年12月9日閲覧。 ^ 『現代物故者事典2018~2020』(日外アソシエーツ、2021年)p.137 ^ 「誕生からずっと、ゴジラに寄り添った造形家。|造形家 開米栄三」『Pen』第363号、阪急コミュニケーションズ、東京都目黒区目黒1-24-12、2014年7月1日、28-29頁、雑誌コード:27963-7/15。 ^ 初代ゴジラ研究読本 2014, pp. 182–191, 取材・文:友井健人「INTERVIEW 造型助手 開米栄三」 ^ 「[追悼]開米栄三」『宇宙船』vol.169(SUMMER 2020.夏)、ホビージャパン、2020年8月3日、132-133頁、ISBN 978-4-7986-2243-9。 ^ “開米栄三さん死去 「ゴジラ」など特撮用の着ぐるみ造形”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2020年5月4日). https://www.asahi.com/articles/ASN546SW9N54UCVL017.html 2020年5月4日閲覧。 ^ 大ゴジラ図鑑 1995, p. 44, 「INTERVIEW Gを作った男たち 開米栄三に聞く」 ^ 東宝ゴジラ会 2010, pp. 55–64, 「第二章 円谷組スタッフインタビュー INTERVIEW3 開米栄三 入江義夫」 ^ 宇宙船編集部 編 編「マックス怪獣造型の秘密 開米プロダクション」『ウルトラマンマックス マックス!マックス!マックス!怪獣大画報』円谷プロダクション 監修、朝日ソノラマ〈ファンタスティックコレクション〉、2006年10月30日、72頁。ISBN 4257037350。 ^ 講談社 編 編「質を支えた名匠たち」『ゴジラ 東宝特撮映画全史』講談社〈キャラクター大全〉、2014年7月14日、37頁。ISBN 978-4-06-219004-6。 ^ シリーズ大解剖 2022, p. 45, 「ウルトラマン世界を創造した美術・造型スタッフ 開米栄三」 ^ ゴジラとともに 2016, pp. 196–208, 構成・文 友井健人「開米栄三」(『映画秘宝』2010年7月号、8月号の合併再編集) ^ “作品紹介”. ゴジラ展. 北海道立近代美術館. 2022年12月9日閲覧。 ^ ゴジラ造型写真集 2017, p. 4, 「1954 ゴジラ 着ぐるみ(スーツ)」 ^ 初代ゴジラ研究読本 2014, p. 241, 「初代ゴジラスタッフ評伝」 ^ “造形師、開米栄三さんが死去 「ゴジラ」着ぐるみ手掛ける”. 東京新聞 (中日新聞社). (2020年5月4日). https://www.tokyo-np.co.jp/article/30733 2022年12月9日閲覧。 ^ 「元東宝特美造形・開米栄三が語る「ガイラの誕生」」『別冊映画秘宝 特撮秘宝』vol.3、洋泉社、2016年3月13日、114-115頁、ISBN 978-4-8003-0865-8。 ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ 『幻想映画美術体系 大ゴジラ図鑑』[監修] 西村祐次、[構成] ヤマダマサミ、ホビージャパン、1995年1月27日。ISBN 4-89425-059-4。 『怪獣とヒーローを創った男たち』(辰巳出版) 東宝ゴジラ会『特撮 円谷組 ゴジラと東宝特撮にかけた青春』洋泉社、2010年10月9日。ISBN 978-4-86248-622-6。 洋泉社MOOK 別冊映画秘宝(洋泉社)
『別冊映画秘宝 初代ゴジラ研究読本』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2014年8月24日。ISBN 978-4-8003-0452-0。 別冊映画秘宝編集部 編『ゴジラとともに 東宝特撮VIPインタビュー集』洋泉社〈映画秘宝COLLECTION〉、2016年9月21日。ISBN 978-4-8003-1050-7。 『GODZILLA GRAPHIC COLLECTION ゴジラ造型写真集』ホビージャパン、2017年7月29日。ISBN 978-4-7986-1474-8。 『ウルトラマンシリーズ 大解剖 ウルトラQ・ウルトラマン・ウルトラセブン 編』三栄〈大解剖シリーズ サンエイムック〉、2022年7月1日。ISBN 978-4-7796-4604-1。 DVD『帰ってきたウルトラマン』VOL.6ライナーノーツ『MAT隊員手帳』(デジタルウルトラシリーズ) 表 話 編 歴 キング・コング(1933年版) - コングの復讐 ウィリス・オブライエン - デヴィッド・O・セルズニック - フェイ・レイ 猿人ジョー・ヤング(マイティ・ジョー) キングコング対ゴジラ - キングコングの逆襲 田中友幸 - 関沢新一 - 馬淵薫 - 伊福部昭 - 開米栄三 - 浜美枝 - 広瀬正一 - 中島春雄 ゴジラ - 大ダコ - ゴロザウルス SF交響ファンタジー 行け! グリーンマン キングコング(1976年版) - キングコング2 ディノ・デ・ラウレンティス - リック・ベイカー - ジェシカ・ラング - リンダ・ハミルトン キングコング2 怒りのメガトンパンチ - キングコング2 甦る伝説 キング・コング(2005年版) ナオミ・ワッツ - アンディ・サーキス ブレインデッド キングコング:髑髏島の巨神 トム・ヒドルストン - ブリー・ラーソン モンスターバース(GODZILLA ゴジラ - ゴジラ キング・オブ・モンスターズ) ゴジラvsコング - ゴジラxコング 新たなる帝国 アレクサンダー・スカルスガルド - レベッカ・ホール モンスターバース(GODZILLA ゴジラ - ゴジラ キング・オブ・モンスターズ) 和製キング・コング - 江戸に現れたキングコング - ドンキーコング - クィーン・コング - 北京原人の逆襲 - テレビ朝日 - 東映アニメーション - テレビ朝日系列水曜夜7時台枠のアニメ 表 話 編 歴 ゴジラ(海外版) ゴジラの逆襲 キングコング対ゴジラ モスラ対ゴジラ 地球最大の決戦 怪獣大戦争 南海の大決闘 ゴジラの息子 怪獣総進撃 オール怪獣大進撃 対ヘドラ 対ガイガン 対メガロ 対メカゴジラ メカゴジラの逆襲 ゴジラ(1984年版)(海外版) vsビオランテ vsキングギドラ vsモスラ vsメカゴジラ vsスペースゴジラ vsデストロイア 2000 ×メガギラス 大怪獣総攻撃 ×メカゴジラ 東京SOS FINAL WARS シン・ゴジラ -1.0 GODZILLA三部作
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2024/11/20 16:56更新
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