額田やえ子の情報(ぬかだやえこ) 翻訳家 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、年齢、出身地、星座]
額田 やえ子さんについて調べます
■名前・氏名 |
額田やえ子と関係のある人
額田やえ子の情報まとめ
額田 やえ子(ぬかだ やえこ)さんの誕生日は1927年12月13日です。東京出身の翻訳家のようです。
映画、卒業、テレビ、ドラマ、事件に関する情報もありますね。2002年に亡くなられているようです。
額田やえ子のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)額田 やえ子(ぬかだ やえこ 、1927年12月13日 - 2002年4月9日)は、東京出身の英語翻訳家、吹き替え字幕翻訳家。映画翻訳家協会会員。 父は劇作家・小説家の額田六福。本名・渡辺弥栄子。夫は英米文学翻訳家・渡辺栄一郎。 東京府青山師範学校附属小学校(現・東京学芸大学附属世田谷小学校)から立教女学院をへて1944年日本女子大学国語学科に入学、母の同期生だった茅野雅子に学び、敗戦後1948年に卒業。アテネ・フランセで英語を学び、高等科を卒業、1952年、南部圭之助の秘書としてスタア社に入り、映画雑誌『スタア』の編集に4年間携わり、1956年からテレビ映画の吹き替えの翻訳を始める。 『刑事コロンボ』など、テレビドラマ等の吹き替え(アテレコ)の翻訳や、小説の翻訳などで知られている。 代表作の『刑事コロンボ』はNHK放送時のシーズン2以降から担当し、放映権が日本テレビに移った後も引き続き担当した。人気を博した、コロンボの独特のしゃべり方や、「ウチのカミサン」等は、額田の独創によるものである。「かみさん」は、動物文学者の小林清之介が使っていたのを借用したものだという。 シェイクスピアなどの翻訳で知られる松岡和子は義理の従妹にあたり、松岡は額田の紹介で戯曲の翻訳を手がけるようになったという。 グロービジョン制作、音響監督の左近允洋と組んだ仕事が多く、『コロンボ』以外にも『エクスカリバー』や『ブルース・ブラザース』、『ミッドナイト・ラン』などで共に仕事をしていた。額田は4歳下の左近允を「左近ちゃん」と呼んでおり、グロービジョンの後輩である吉田啓介によると額田は『特捜刑事マイアミ・バイス』で「どうせ左近ちゃんここ切るでしょ」と左近允が放送尺の都合でカットするシーンをあらかじめ予想して、一部訳されていない台本を送ってきたことがあったという。 吹替作品での翻訳の特徴としては、作品内容を把握したうえで、声優の持ち味を生かせるよう“アテ書き”も台本に仕組む緻密な台本作りで知られており、吹替声優の羽佐間道夫は額田の翻訳について、「額田さんはとにかく語彙が豊富…更に額田さんは『ここは羽佐間だから、もうちょっと単語を入れよう』(羽佐間は流麗な台詞回しに定評があった)、『ここは若山弦蔵だから、もうちょっと引っ張ろう』っていうことまで考えてアテ書きされてた方だから、やる方も楽だった」と振り返っており、声優への信頼も感じさせた額田の職人芸に敬意を表している。一方で長年の額田の仕事仲間・左近允は演出家として、台詞についても翻訳者に丸投げせず、ページが黒く見えるほど台詞の修正を自ら重ねるなど、緻密にこだわった台本確認(毎回台本直しには概ね2時間近くかけていたという)を行なってから収録に入る演出様式だったため、額田は現場での左近允の確認作業を見越して、敢えて翻訳を細かく作り込まない形で台本を仕上げ、左近允に渡し、彼の仕事ぶりに配慮を見せていたという。 1987年度の日本女性放送者懇談会賞を受賞した。 ウィングス(アーサー・L.コピット、劇書房、1982年) 奇跡の人(ウィリアム・ギブソン、劇書房、1984年・2003年) わが町(ソーントン・ワイルダー、劇書房、1990年・2001年) 十二人の怒れる男(レジナルド・ローズ、劇書房、1994年・1997年) 逃亡者(TBS) コンバット!(TBS) 刑事コロンボシリーズ(NHK/日本テレビ)※第1話「殺人処方箋」のNHK放送版ほか8本は飯嶋永昭 刑事コジャック(TBS) 特捜班CI-5(TBS) 特捜刑事マイアミヴァイス(テレビ東京) ドクタークイン 大西部の女医物語(NHK) ツイン・ピークス(WOWOW / TBS) シャーロック・ホームズの冒険(NHK) ジェシカおばさんの事件簿(NHK) こちらブルームーン探偵社 (NHK) シャーロック・ホームズの素敵な挑戦(1980年12月8日、TBS『月曜ロードショー』) ブルース・ブラザース(1983年5月14日、フジテレビ『ゴールデン洋画劇場』) ネバーセイ・ネバーアゲイン(1985年4月6日、フジテレビ『ゴールデン洋画劇場』) 炎のランナー(1985年11月18日、TBS『月曜ロードショー』) ランボー(1985年10月25日、日本テレビ『金曜ロードショー』・1990年10月17日、TBS『水曜ロードショー』 アマデウス(1986年10月12日、テレビ朝日『日曜洋画劇場』) 刑事ジョン・ブック 目撃者(1987年10月24日、フジテレビ『ゴールデン洋画劇場』) コクーン(1988年4月24日、テレビ朝日『日曜洋画劇場』) ラビリンス/魔王の迷宮(1988年8月13日、フジテレビ『ゴールデン洋画劇場』) バック・トゥ・ザ・フューチャー(1990年4月7日、フジテレビ『ゴールデン洋画劇場』) ベン・ハー(1990年6月15日・22日、日本テレビ『金曜ロードショー』) ミッドナイト・ラン(1992年2月2日、テレビ朝日『日曜洋画劇場』) ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀(1992年5月20日、TBS『水曜ロードショー』) クリフハンガー (1995年10月14日、フジテレビ『ゴールデン洋画劇場』) フランケンシュタイン(1996年10月27日、テレビ朝日『日曜洋画劇場』) 欲望という名の電車 『アテレコあれこれ : TV映画翻訳作家うちあけ話』ジャパンタイムズ、1979年9月1日。(中公文庫、1989年) ^ 『アテレコあれこれ』(中央公論社〈中公文庫〉、1989年 ISBN 4-12-201588-X)の著者紹介をはじめ(ジャパンタイムズ版は未確認)、一部の人名辞典等でも「ぬかた」の表記が散見されるが、「渡辺やえ子」名義で編者を務めた『額田六福戯曲集』(青蛙房、1969年)の奥付では書名の振り仮名を「ぬかだ―」としている。なお、青蛙房の創立者であり、同書の発行者である(編集にも携わっている)岡本経一は六福と同郷で、同じ岡本綺堂門下の弟弟子であり、綺堂に経一を紹介したのも六福であるという(岡本経一「あとがき」382-393頁)。 ^ “独白 - 平成14年6月(その1)”. 松岡和子HomePage. 2010年7月30日閲覧。 ^ @dortmunder_k (2021年4月29日). "ノー・タイム・トゥ‣ドートマンダーのツイート". X(旧Twitter)より2022年9月5日閲覧。 ^ 『とり・みきの映画吹替王』(洋泉社・刊)収録のインタヴューより ^ 『刑事コロンボ完全捜査ブック』P.212 宝島社文庫、2015年 ISBN 9784800234117 ^ “歴代受賞者”. 日本女性放送者懇談会 SJWRT. 2016年6月21日閲覧。 ^ 【ワーナー公式】映画(ブルーレイ,DVD & 4K UHD/デジタル配信)|欲望という名の電車 表 話 編 歴 1973 藤本裕子・(特別賞)渡辺典子 1975 常田久仁子・ 平野愛子 1976 井村千鶴子・ 吉村陽子 1977 橋田壽賀子 ・井口保子 1978 黒柳徹子・上貞良江 1979 兼高かおる・磯野恭子 1980 せんぼんよしこ・坂本登志子・(特別賞)江上フジ 1981 石井ふく子・笹谷清子 1982 加藤道子・五井千鶴子 1983 大野靖子・市岡康子 1984 澤地久枝・高橋幸子 1985 アグネス・チャン・うないフェスティバル'85 1986 樹木希林・湯川れい子 1987 和田アキ子・額田やえ子 1988 落合恵子・福田雅子 1989 樋口恵子・松永英美・(日本女性放送者懇談会20周年特別賞)久米宏 1990 内館牧子・小池ユリ子 1991 米原万里・山田邦子 1992 宮嶋泰子・NHK『はんさむウーマン』スタッフ 1993 櫻井よし子・岩井まつよ 1994 東海林のり子・橋本佳子・(日本女性放送者懇談会25周年特別賞)秋山ちえ子 1995 小山内美江子・合津直枝 1996 斎明寺以玖子・城菊子 1997 国谷裕子・星田良子 1998 五十嵐久美子・伊井純子 1999 田丸美寿々 ・宮田輝美・(日本女性放送者懇談会30周年特別賞)大島渚 2000 増田明美・鹿児島テレビ『ナマ・イキVOICE〜100%女性倶楽部〜』スタッフ 2001 竹葉晶子・佐藤園子・(放送ウーマン賞2001特別賞)平良とみ 2002 浅野加寿子・土江真樹子 2003 東ちづる・野澤喜代 2004 大山のぶ代・大脇三千代・(日本女性放送者懇談会35周年特別賞) FMながおか・ FMゆきぐに 2005 磯山晶・大原れいこ 2006 岡江久美子・糸林薫 2007 中園ミホ・金本麻理子 2008 宮本理江子・水野晶子 2009 右田千代・(日本女性放送者懇談会40周年特別賞) 黒柳徹子・宇田川清江 2010 大石静・三上智恵 2011 堀川惠子・白石草 2012 岩谷可奈子・内山聖子 2013 薬師丸ひろ子・日本テレビ『キユーピー3分クッキング』制作チーム 2014 喜多あおい・深谷茂美・(日本女性放送者懇談会45周年特別賞)加藤みどり 2015 小柳ちひろ・山口千波 2016 大橋グレース愛喜恵・松本彩夏 2017 岡野真紀子・柿澤真理子 2018 斉加尚代・長嶋愛 2019 平良いずみ・松原文枝 ISNI VIAF 日本 CiNii Books CiNii Research 日本の翻訳家 映画関連の人物 立教女学院高等学校出身の人物 日本女子大学出身の人物 東京都出身の人物 1927年生 2002年没 ISBNマジックリンクを使用しているページ プロジェクト人物伝項目 ISNI識別子が指定されている記事 VIAF識別子が指定されている記事 NDL識別子が指定されている記事 CINII識別子が指定されている記事 CRID識別子が指定されている記事
2024/11/14 15:05更新
|
nukada yaeko
額田やえ子と同じ誕生日12月13日生まれ、同じ東京出身の人
TOPニュース
額田やえ子と近い名前の人
話題のアホネイター
この記事は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表されたウィキペディアの項目「額田やえ子」を素材として二次利用しています。