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内田康夫
内田 康夫(うちだ やすお)さんの誕生日は1934年11月15日です。東京出身の推理小説作家のようです。
作品リスト、劇中人物としての内田康夫などについてまとめました。テレビ、ドラマ、事件、映画、卒業、趣味に関する情報もありますね。現在の年齢は89歳のようです。
特に『浅見光彦シリーズ』は、テレビ会社各局の2時間ドラマ帯にて長期シリーズを獲得するなど人気を博しており、その中の一作『天河伝説殺人事件』は映画にもなった。後述における「初期三作」のうち、商業デビュー作とされる第三作『後鳥羽伝説殺人事件』は『浅見光彦』シリーズの第一作でもある。 発表した作品の累計発行部数は1億部を超える。 東京府東京市滝野川区(現・東京都北区)生まれ。 父は長野県長野市出身の医師。実家が戦災に遭い長野市を皮切りに戸隠山麓の村、秋田県羽後町、雄勝町、埼玉県、静岡県沼津市などを転々。 戦中は秋田県秋の宮(現湯沢市、旧雄勝町)に疎開していた。(後述の鬼首殺人事件はこの地区を題材にしたものである。また同時期に同地区に武者小路実篤が疎開していた。) 埼玉県立川越高等学校卒業、東洋大学文学部国文学科中退。日本テレビジョン、一光社でCMアニメの制作スタッフとして働く。のちコピーライター、CM製作会社の社長を経験。趣味は囲碁で、2008年に第2回「文人碁会」で優勝している。将棋も愛好しており、羽生善治が対戦した時の棋譜をよくリクエストされたことを、将棋雑誌の編集部に当時勤めていた大崎善生が回想している。 1980年に第一作『死者の木霊』を、翌年1981年に第二作『本因坊殺人事件』を栄光出版社よりそれぞれ自費出版した。この初期2作のうち『死者の木霊』が朝日新聞1981年3月8日朝刊の読書欄にて紹介されて話題となり、第三作となる『後鳥羽伝説殺人事件』が1982年、廣済堂出版より発刊されて商業ベースのデビュー作となる。 その後、初期2作は別の出版社に買い上げられた。『死者の木霊』は1983年に講談社文庫より『本因坊殺人事件』は1984年にエイコー・ノベルズより出版されており、その後に各出版社(集英社、角川書店など)が発刊を手がけている。ただし出版社が書籍に附す通常のプロフィールにおいては「執筆第一作でありメディアにおいて最初に取り上げられた作品」と言う意味で『死者の木霊』をデビュー作として置いている。作家として軌道に乗った後は「浅見光彦シリーズ」ほか膨大な数の小説を執筆し、長野県軽井沢町に居を構え、夫婦で豪華客船の旅に出るなど、悠々自適の生活を送る。また、軽井沢町発地にある「Tea Salon 軽井沢の芽衣」のオーナーでもある。 2015年7月26日、軽度の脳梗塞が見つかり入院。その際に毎日新聞で連載していたシリーズの114作目となる浅見光彦シリーズ作「孤道」は2015年8月12日で終了した。この時点では後日に書き下ろしとして刊行する予定であったが、2017年3月、以前のような執筆活動が難しくなったという理由により、作家活動を正式に休止(休筆宣言)。「孤道」については5月に連載分をまとめ、毎日新聞出版で刊行。物語の結末部分については一般公募を行ない、最優秀作が出た場合は、その作品を「完結編」として刊行するとした。 2015年11月に 一般財団法人内田康夫財団が設立され、2016年4月には軽井沢町長倉に浅見光彦記念館が開館した。 2018年3月13日、敗血症のため東京都内で逝去。83歳だった。同年12月18日に3月13日の命日の文学忌を「野想忌(やそうき)」することが発表された。 作品リスト後ろの括弧内は執筆順である。また中には内田作品に登場する探偵の『競演もの』が多数存在する。 後鳥羽伝説殺人事件 (3) 平家伝説殺人事件 (5) 赤い雲伝説殺人事件 (9) 津和野殺人事件 (13) 佐渡伝説殺人事件 (16) 白鳥殺人事件 (18) 天城峠殺人事件 (20) 小樽殺人事件 (22) 高千穂伝説殺人事件 (23) 「首の女」殺人事件 (25) 漂泊の楽人 (27) 鏡の女 (28)
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uchida yasuo
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