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川村カオリ
川村 カオリ(かわむら かおり)さんの誕生日は1971年1月23日です。
来歴、ディスコグラフィーなどについてまとめました。父親、母親、ドラマ、映画、家族、事件、卒業、テレビ、結婚、解散に関する情報もありますね。去年の情報もありました。38歳で亡くなられているようです。
川村 カオリ(かわむら カオリ、1971年1月23日 - 2009年7月28日)は、日本のロック歌手。本名及び旧芸名は川村 かおり。モスクワ生まれ。血液型はB型。父は歴史学者の川村秀、弟は俳優の川村忠、娘はモデル、DJの刈込るちあ。乳癌を患い、闘病しながら音楽活動を継続していたが2009年7月28日死去。 日本人の父親とロシア人の母親とのハーフとしてモスクワで生まれる。幼い頃に正教の洗礼を受ける。聖名はギリシャ語で「復活」「復活した女」を意味するアナスタシア。原宿のカレー屋「GHEE」でアルバイトする。 17歳で歌手としてデビュー。俳優、ラジオパーソナリティ、DJ、モデル、エッセイストとしても活動。1989年春から務めたオールナイトニッポンでは、日露ハーフである事を最大限に生かしてロシア語を教えたりソビエト連邦(当時)から生放送を行ったりした。番組の最終目標は当時のソ連の書記長ゴルバチョフを番組のゲストに招く事であったが、1991年4月に海部俊樹首相(当時)に晩餐会に招待され、念願であった面会を果たした。女優としてドラマや映画に出演。映画「東京の休日」(1991年公開)や「BLACK KISS」(2006年公開)では主演も果たし、国内アパレルブランドのモデルとしてパリ・コレクションなどのファッションショーにも多数出演した。自身のプロデュースブランド「Royal Pussy」も全国展開させた。 1999年から川村の音楽活動の再開にあたり、ソロプロジェクトとしてスタート。ギタリスト弥吉淳二との共同プロデュースでミニ・アルバム2枚リリース後、ライブ活動の過程で次第にバンドとして形成されるようになり、何度かのメンバー・チェンジを経て2000年より正式にバンド「SORROW」を結成。メンバーはギターに川村の当時の夫で元SOBUTのMOTOAKI、ウッドベースに元HELLBENTのYUICHI、ドラムスにASSFORT・ROSSOのドラマーのMASATO。 来歴11歳の時に家族と共にモスクワから千葉県に移住。帰国後に編入した小学校で、「純粋な日本人ではない」「混血、ハーフ」と揶揄を受け、いじめに遭う。 都内の中学校に進学した1983年、大韓航空機撃墜事件が起きると、同級生はおろか、教師からも心無い非情な言葉を浴びせられたという。このこともあり学校への不信感を募らせ、同級生が多く進学するであろう地域ではない高校への進学を考える。 1986年、東京都立田柄高等学校に進学。芸術の選択教科は美術であり、音楽の授業は普通教科のみであった。高校進学後は特にいじめられることはなかった。新宿ロフトやツバキハウスなどに頻繁に出入りするようになったのもこの時期である。そこで音楽関係者と知り合い、後にデビューの足掛かりとなった。 1987年、都立高校を中退し渡英。ライブハウスに通い詰める。暫くして英国四天王寺学園高等部(2000年閉校)に編入、単位を修得し卒業。程なく帰国する。 1988年11月、辻仁成プロデュースにより川村かおりとしてシングル「ZOO」および同名アルバムでデビュー。 1989年4月から1991年6月の間、オールナイトニッポン土曜2部のパーソナリティを務める。 1990年、「神様が降りてくる夜」が自身も準レギュラーとして出演した『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』のテーマ曲やテレビドラマ「悪魔のKISS」の挿入歌として使用される。 1991年、「翼をください」もヒット。音楽番組だけではなくバラエティ番組などにも出演するようになる。また、モデルとして雑誌やショーに出演する機会も増える。同年、『東京の休日』で映画初主演。 1992年、エッセイ集『volume―僕の手の中』を発表。 1993年より活動を休止し、ニューヨーク等で過ごす。 1995年6月、所属レコード会社を移籍、シングル「Big Beat」で音楽活動を再開。 1996年、NHK-BSのテレビドラマ『新宿鮫・屍蘭』に出演。翌1997年にも同シリーズの『新宿鮫・毒猿』に引き続き出演。 1998年、クラブ音楽の制作を目的としたソロプロジェクト「SORROW」を開始。またクラブイベントでDJとしての活動も始め、モデルの坂田かよと共にクラブイベント「696」を開催する。この頃、「川村かおり」から「川村カオリ」に改名。同年、母が乳癌で他界。 1999年2月、バンド「SOBUT」のギタリストであったMOTOAKIと結婚。同年、手塚眞監督の映画『白痴』に出演。 2000年、「SORROW」のメンバーに中村達也を加えてイベントを全国で展開。このツアー以降、「SORROW」はソロプロジェクトからMOTOAKIを含む4人編成のバンド形態へと移行し、インディーズで活動を続ける。 2001年、クラブイベント「696」の全国ツアーの様子を自ら撮影したドキュメンタリー映画『696 TRAVELING HIGH』を公開。同年、行定勲監督『贅沢な骨』に出演。また同年12月、長女を出産。 2003年、「SORROW」名義でユニバーサルJ(ユニバーサル ミュージック)よりミニアルバムでメジャー・デビュー。同年、MOTOAKIとの別居生活を始める。 2004年、乳がんが見つかり、左乳房の切除手術と抗がん剤治療を受ける。 2005年、復帰して芸能活動を再開。9月に自伝的フォトエッセイ『Helter Skelter』を出版。少女期に受けたいじめや結婚・出産、音楽活動での紆余曲折、乳癌とその闘病生活などをつづった。 2006年、手塚眞監督の映画『BLACK KISS』で主演を務める。 2007年2月、「SORROW」の活動休止(実質解散)を発表。同年、北村龍平監督の『LOVE DEATH』に出演。6月には3年半の別居の末にMOTOAKIと離婚。6月20日に発売されたTHE NEATBEATSのアルバム『JAPANESE ROCK & ROLL ATTACK!!ロックンロールの逆襲〜日本編』に、「ロックンロール・ウィドウ」のカバーで参加。9月29日、ピンクリボン運動のイベントでトークショーに出演。「年に1度はマンモグラフィー検査に行ってほしい」と訴える。イベント終了後の記者会見では、話し合いを経て共に悔いの無い心境で離婚届を提出した事、長女の親権は川村が持つ事などを明かした。 2008年10月1日、ブログで癌の再発を発表。同日参加したピンクリボンフェスティバル終了後の記者会見で手術が不可能なため抗がん剤治療を続けていることを明かす。 2009年1月23日、11年ぶりの誕生日ライブを東京・原宿アストロホールで行う。 3月22日、東京渋谷HMVでシングル「バタフライ」と書籍『MY SWEET HOME』の発売記念インストアライブを行う。4月4日、単発特番の『川村カオリのオールナイトニッポン』が放送される予定だったが、体調不良のため川村本人は生出演せず、急遽『川村カオリのためのオールナイトニッポン』として放送された。MCは構成作家の鈴木おさむ。5月5日、東京渋谷C.C. Lemonホールで生前最後のステージとなった20周年を記念したワンマンライブを開催。デビュー当時からの想いが詰まったホールでどうしてももう一度ステージに立ちたいという自身の強い希望から行われた。直前で体調が悪化したために公演中は椅子に座ったままの状態だったが3時間にわたるライブをやり遂げ、アンコールの『ZOO』ではギターを抱えて立って歌った。5月27日、13年ぶりのフルアルバム『K』を発売。7月1日、ブログで癌の新たな転移が見つかったことを報告。7月28日11時01分、乳がんのため東京都内の病院で死去。38歳没。正教の信徒であったため、葬儀は日本正教会最大の教会であるニコライ堂で行われた。7月30日夜にパニヒダ(通夜)、31日昼に埋葬式(葬儀)が行われ、友人・知人からの献花を受けた。聖堂内には川村のCD、愛用のギター三本などが並べられた。喪主は、カオリの弟である川村忠が務めた。 2023年2月19日、『オールナイトニッポン55周年記念 オールナイトニッポン55時間スペシャル』内で放送された『伊集院光のオールナイトニッポン あのときの2部オールスターズ〜2部振り返り&反省会スペシャル〜』で、伊集院光をはじめ当時の2部を担当していたパーソナリティが集結。昔を懐かしみ、エンディングには出演が叶わなかった川村の『ZOO』が流された。 ディスコグラフィー※1stシングル - 17thシングル/1stアルバム - 7thアルバムまでは川村かおり名義。 ※18thシングルと8thアルバムは川村カオリ名義となっている。 映画「エイジ」(1990年) - 主題歌「メリーゴーラウンドに乗ってる君のことが好きだよ」他2曲 アルバム「BORDER - A Tribute to Motoharu Sano -」(1996年) - 「悲しきレイディオ」歌唱(川村かおり名義) テレビドラマ「WITH LOVE」(1998年) - 挿入歌「Miniature Garden」(Kaori名義) THE NEATBEATSのアルバム『JAPANESE ROCK & ROLL ATTACK!!ロックンロールの逆襲~日本編』(2007年) - 「ロックンロール・ウィドウ」歌唱(THE NEATBEATS feat. 川村カオリ名義) 「遠い声」LOVE(作詞) 2024/05/19 00:25更新
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kawamura kaori
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