竹山日向のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)
竹山 日向(たけやま ひゅうが、2003年11月2日 - )は、愛知県名古屋市守山区出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。東京ヤクルトスワローズ所属。
名古屋市立西城小学校4年生の時にビスタベースボールクラブで野球を始め、名古屋市立守山中学校時代は軟式野球の愛知中央クラブでプレーし、最速139km/hを記録するなど名の知れた存在だった。
享栄高等学校進学後は、軟式から硬式に馴染めず苦労した。また1年時は試合で一死も取れず、泣きながらマウンドを降りることもあった。2年秋からベンチ入りを果たし、3年夏の愛知県大会は背番号10を付け、4回戦の岡崎城西戦で夏の県大会初登板。先発して6回途中までを4失点に抑え勝利した。準々決勝の大同大大同戦は7点リードの7回から登板し、直球は最速151km/hを記録。準決勝の大府戦は1点を追う5回から登板し、6回に3者連続三振を奪うなど、4回1/3イニングを5安打1失点6奪三振の好投でチームの逆転勝利を呼び込んだ。続く決勝の愛工大名電戦に先発し、1時間50分の雨天中断を挟みながらも4回までは1失点に抑えていたが、5回に打者12人の猛攻で6点を失い降板。チームは敗戦し準優勝に終わり、甲子園出場はならなかった。同学年に菊田翔友、1学年上に上田洸太朗、2学年下に東松快征がいた。
2021年10月11日に行われたプロ野球ドラフト会議において東京ヤクルトスワローズから5位指名を受け、契約金2500万円、年俸500万円で入団した(金額は推定)。背番号は62。
2022年はイースタン・リーグで5試合に登板。もっとも、通算10イニングで12個の四死球を与えるなど制球力に課題を残した。一方で10月2日の阪神タイガース戦でプロ初登板を果たした。1イニングを無失点で抑えたことにより勝利投手の権利を得たが、直後にチームが同点に追いつかれ初勝利はお預けとなった。オフには50万円増となる年俸550万円(推定)で契約更改した。
選手としての特徴・人物
最速は153km/h。スカウト陣からはストレートが特に評価されていた。変化球はスライダー、フォークが中心。ツーシーム、カットボール、チェンジアップ、スプリットも投げる。重心移動がスムーズで、コーナーを突く制球力も備えている。
座右の銘は「全き人」。
詳細情報
2023年度シーズン終了時
2023年度シーズン終了時
初登板:2022年10月2日、対阪神タイガース25回戦(阪神甲子園球場)、8回裏に2番手で救援登板、1回無失点
初奪三振:同上、8回裏にメル・ロハス・ジュニアから空振り三振
62(2022年 - )