高木美保のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)
高木 美保(たかぎ みほ、1962年7月29日 - )は、日本の女優、コメンテーター、エッセイスト、農業従事者、タレント。東京都葛飾区出身、千葉県松戸市育ち。和洋女子大学中退。
1983年、新聞で芸能事務所の募集広告を見て、“成人式の写真が綺麗だった(綺麗に撮れた)から”と面白半分で送ったところ審査を通過。芸能界入りすることになる。
1984年、『Wの悲劇』でスクリーン・デビュー。オーディションの条件にあった年齢制限より1 - 2歳ほど上だったため書類選考で篩い落とされたが、添付された写真をたまたま見た監督の澤井信一郎が気の強そうな表情を気に入り、実際に会ってみると口跡(声色・言い回し)が良いので出演が決まった。
その後、『華の嵐』『夏の嵐』などの「嵐シリーズ(グランドロマン)」に主演し、一気に注目を浴びる。
「出来たお嬢様像」を演じる機会が多かったため、本来の性格と女優としてのイメージとのギャップに悩んで「女優業は自分に合わない」と痛感し、活動の場をバラエティー番組やテレビコメンテーターへと移した。
1998年11月、パニック障害の治療を兼ねて、栃木県那須塩原市に移住した。タレント活動を行いながら農業を営み、農業体験をまとめたエッセー集も執筆している。
2007年12月、NHK土曜ドラマ『ひとがた流し』で11年ぶりに女優に復帰した。本人は「テンションが上がった。ちょっとずつ、やっていこうかな」と前向きになったことを語る。
2009年夏、1歳年上で中国籍の男性と結婚した。
2015年11月、ボアオ・アジア・フォーラムを支援する日中友好団体「日本ボアオ会」(会長:二階俊博)の発起人に前経団連会長の御手洗冨士夫らとともに名を連ねた。
人物・エピソード
福島県伊達郡保原町出身の両親を持ち、保原町で出生し、東京都葛飾区で育つ。その後松戸市へ転居し、小学校からデビューまで過ごした。
学歴は、松戸市立古ケ崎小学校、当時地域でもっとも難関と言われていた和洋国府台女子中学校・高等学校を経て、和洋女子大学国文学科中退。
アニメ好きな一面があり、アニメの『サイボーグ009』は幼稚園の頃から見ており009・島村ジョーのファン。また、アニメ『十二国記』のファンでもあり、登場するキャラクターの尚隆(しょうりゅう)とは「結婚したい」ともいう。
『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』において「最終問題前に100萬ショーバイマネー達成」を成し遂げた数少ない解答者の一人である。
2015(平成27)年4月に秋田市大森山動物園の名誉園長に就任した。2023(令和5)年3月に「仕事をやめてゆっくり休みたい」と退任した。
ぐるぐるナインティナインのコーナーグルメチキンレース・ゴチになります!で注文した料理の値段と目標設定金額が同じになるピタリ賞を獲り100万円を獲得し、女性出演者では初となった。
トレードマークの眼鏡は、以前は乱視のため実用性として使用していたが(今は治療により改善されている)、現在は個性を目立たさせるための小道具として伊達メガネを使用している。
有吉弘行にヒステリック農業とのあだ名をつけられた。
キアヌ・リーブスの大ファン。
農業へのこだわり
前述の通り、高木は1998年より栃木県に移住し、農業を営んでいるが、農業への力の入れようは本人をして「正業が農業で、タレントは副業」と言うほどである。
また、「自然農法」「自然のサイクル」にこだわっており、化学肥料や農薬はほとんど使わず、食生活で排出された生ごみや収穫後の農産物の葉や根、自身の糞尿を堆肥にしていると語っている。