ワイオミア＝タイアスの情報 （WyomiaTyus）
芸能人・有名人Wiki検索（誕生日、出身地）

ワイオミア＝タイアスのプロフィール Wikipedia（ウィキペディア）

ワイオミア・タイアス（Wyomia Tyus、1945年8月29日 -）は、アメリカ合衆国の陸上競技選手。1964年東京オリンピック、1968年メキシコシティーオリンピックの女子100mの金メダリスト。陸上100メートルで、男女通じてオリンピック史上初となる2大会連続金メダルを達成した。

人種隔離政策の続いていたアメリカ南部ジョージア州で育つ。多くのオリンピック選手を輩した黒人の指導者エド・テンプルを頼り、テネシー州立大学に進学。すぐに頭角を現し、在学中の19歳のときに東京オリンピックに参加。予選で、ウィルマ・ルドルフの世界記録と同タイム(11秒2)をたたき出し、一気に優勝候補と目されるようになる。決勝では、アメリカの同僚エディス・マクガイヤとの対決に注目が集まり、10分の2秒差でマクガイヤを下し、金メダルを獲得。4×100mリレーでもポーランドに続いて銀メダルを獲得した。

翌年以降、タイアスは数多くの国内タイトルを獲得するとともに、1967年のパンアメリカンゲームズの200mでも勝利を飾っている。

彼女は1968年メキシコシティオリンピックに100mのタイトルを防衛するために戻ってきた。そして100m決勝で、11秒08の世界新記録で五輪初となる100mの連覇を達成した。彼女は200mにも出場。決勝に進出しているがこちらは6位に終わっている。さらに、4×100mリレーでもアメリカの第1走者として出場。42秒88の世界新記録で3個目の金メダルを獲得した。なお、この年はマーティン・ルーサー・キング牧師が暗殺された年であり、タイアスは抗議の意味を込めて、練習用の黒いショートパンツをはいて出場した。

タイアスは、メキシコシティオリンピック後アマチュア選手を引退しプロ選手として活躍。1973年には出場した18のレースのうち8レースで勝利する。さらに、翌年には出場したすべてのレースで勝利。プロとして22のレースに出場した。また、女性スポーツ財団の設立に参加するなど、女性のスポーツ参加の推進に尽力した。

^ “（インタビュー）五輪初の１００メートル連覇は… 元陸上選手・元米国五輪代表、ワイオミア・タイアスさん：朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2021年2月26日閲覧。

^ “WSF Japan 日本支部について”. www.wsfjapan.org. 2021年2月26日閲覧。

ワイオミア・タイアス - Olympedia（英語）

表

話

編

歴

1928:  ベティ・ロビンソン (USA)

1932:  スタニスラワ・ワラシェビッチ (POL)

1936:  ヘレン・スティーヴンス (USA)

1948:  フランシナ・ブランカース＝クン (NED)

1952:  マージョリー・ジャクソン (AUS)

1956:  ベティ・カスバート (AUS)

1960:  ウィルマ・ルドルフ (USA)

1964:  ワイオミア・タイアス (USA)

1968:  ワイオミア・タイアス (USA)

1972:  レナーテ・シュテヒャー (GDR)

1976:  アンネグレート・リヒター (FRG)

1980:  リュドミラ・コンドラチェワ (URS)

1984:  エベリン・アシュフォード (USA)

1988:  フローレンス・グリフィス＝ジョイナー (USA)

1992:  ゲイル・ディバース (USA)

1996:  ゲイル・ディバース (USA)

2000: 該当者なし

2004:  ユリヤ・ネステレンコ (BLR)

2008:  シェリー＝アン・フレーザー (JAM)

2012:  シェリー＝アン・フレーザー＝プライス (JAM)

2016:  エレイン・トンプソン (JAM)

2020:  エレイン・トンプソン (JAM)

2024:  ジュリアン・アルフレッド (LCA)

表

話

編

歴

1928:  ローゼンフェルド · スミス · ベル · クック (CAN)

1932:  カルー · ファーチ · ロジャース · ボンブレーメン (USA)

1936:  ブランド · ロジャース · ロビンソン · スティーヴンス (USA)

1948:  デ・ヨング · ティメール · クデイス · クン (NED)

1952:  ファッグス · ジョーンズ · モロー · ハーディ (USA)

1956:  ストリックランド · クロッカー · メラー · カスバート (AUS)

1960:  ハドソン · ウィリアムズ · ジョーンズ · ルドルフ (USA)

1964:  チェプラ · シェビンスカ · ゴレツカ · クロブコフスカ (POL)

1968:  フェレル · ベイルズ · ネッター · タイアス (USA)

1972:  クラウゼ · ベッカー · リヒター · ローゼンダール (FRG)

1976:  エルスナー · シュテヒャー · ボーデンドルフ · エッカート (GDR)

1980:  ミューラー · エッカート · アウアースバルト · ゲール (GDR)

1984:  ブラウン · ボールデン · チーズボロー · アシュフォード (USA)

1988:  ブラウン · エコルズ · グリフィス＝ジョイナー · アシュフォード (USA)

1992:  アシュフォード · ジョーンズ · ギドリー · トーレンス · フィン (USA)

1996:  ディバース · ミラー · ゲインズ · トーレンス · ギドリー (USA)

2000:  フィンズ · スターラップ · デービス · ファーガソン · クラーク (BAH)

2004:  ローレンス · シンプソン · ベイリー · キャンベル · マクドナルド (JAM)

2008:  ボルレー · マリエン · ウエドラオゴ · ゲバエルト (BEL)

2012:  マディソン · フェリックス · ナイト · ジーター · ターモー · ウィリアムズ (USA)

2016:  トンプソンヘラ · フェリックス · ガードナー · ボウイ · アキノスン (USA)

2020:  バートレッタ · ジャクソン · フレーザー＝プライス · モリソン · ウィリアムズ · バーシェル (JAM)

2024:  ジェファーソン · テリー · トーマス · リチャードソン (USA)

この項目は、陸上選手に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（P:陸上競技/PJ陸上競技）。

VIAF

WorldCat

ドイツ

ワールドアスレティックス

アフリカ系アメリカ人の陸上競技選手

アメリカ合衆国の女子短距離走の選手

オリンピック陸上競技アメリカ合衆国代表選手

アメリカ合衆国のオリンピック金メダリスト

アメリカ合衆国のオリンピック銀メダリスト

陸上競技のオリンピック金メダリスト

パンアメリカン競技大会陸上競技メダリスト

ジョージア州スポルディング郡出身の人物

1945年生

存命人物