宮台真司の情報(みやだいしんじ) 社会学者 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、年齢、出身地、星座]
宮台 真司さんについて調べます
■名前・氏名 |
宮台真司と関係のある人
荻上チキ: 『バックラッシュ!――なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?』 双風舎 2006年、共著 上野千鶴子・宮台真司・斎藤環・小谷真理・鈴木謙介・後藤和智・澁谷知美 斎藤環: 上野千鶴子・宮台真司・小谷真理ほか『バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?』双風舎、2006年6月。 尾木直樹: 『学校を救済せよ 自己決定能力養成プログラム』宮台真司共著 学陽書房 1998 水越伸: (宮台真司・神保哲生・東浩紀・西垣通・池田信夫)『神保・宮台[○激]トーク・オン・デマンド(3)ネット社会の未来像』(春秋社、 2006年) 吉岡斉: 『原発 決めるのは誰か』寿楽浩太、宮台真司、杉田敦共著 岩波ブックレット 2015 田口ランディ: 『生きる意味を教えてください-命をめぐる対話』宮台真司他、バジリコ、2008年3月。 吉本隆明: 宮台真司は、1970年代半ばの高校時代、吉本の1950~60年代の著作に深く感銘を受け、「私の同世代で私ほど吉本にハマッた人間はいない」「ただの大衆じゃねえか、大衆から遊離しやがって、という二重の倫理的批判は実存的意味を持つ」「原理的であることによって内在せよという吉本的な定言命令は今でも私を拘束して」いると述べている。 葉千栄: キャスターを務めた朝日ニュースター『ニュースの深層』(木曜日)では、山崎拓、小沢一郎、鳩山由紀夫、石破茂、麻生太郎、亀井静香などの政治家、田岡俊次や森田実などのジャーナリスト、姜尚中、宮台真司、高橋哲哉、小此木政夫などの学者らと共演した。 柄谷行人: 社会学者の宮台真司は「マルクス主義への反省からアナーキズム(国家なき中間集団主義)を提唱するアホ」と批判している。 石黒正数: 宮台真司『宮台教授の就活原論』、太田出版、2011年9月17日発売、ISBN 978-4-7783-1277-0 大澤真幸: (宮台真司)G・スペンサー=ブラウン『形式の法則』(朝日出版社、1987年) 斎藤貴男: 『リアル国家論』(2000年、教育史料出版会)共著:宮台真司・宮崎哲弥・網野善彦・姜尚中・辛淑玉・加納美紀代・藤井誠二・樹村みのり・太田昌国・沢田竜夫・梅野正信 諸富祥彦: 『<宮台真司>をぶっとばせ! “終わらない日常"批判』トランスパーソナルな仲間たち共編著コスモス・ライブラリー 星雲社 (発売) 1999 小林よしのり: 番組では宮台真司や大島渚らから反論を受け、大島からは「メイン、サブと、カルチャーの高さを分ける事に意味はないよ」という趣旨の批判を受け、観覧からも、西部を批判していた頃の『ゴーマニズム宣言』を礼賛しながら、同様の意味の批判を受けた。 山崎優子: 12月 週刊朝日に掲載されたインタビューが『制服少女たちの選択 After 10 Years』(著者 宮台真司、朝日新聞社)に掲載される。 東浩紀: 新書館の雑誌『大航海』2000年8月号の1990年代特集で宮台真司と対談。またこの頃から東は、「批評空間」が大塚英志と宮台真司を無視・村上春樹を低く評価している点から1995年(オウム真理教事件・阪神大震災)以降の社会の決定的変化を無視していると判断し、デビューした雑誌でもある「批評空間」が「近くにいる他者の遠さに気がつく柔軟さ」を失っていると見なして距離を置いた。 いいだもも: 『三島由紀夫』(都市出版社) 1970、のち改題新版『1970・11・25 三島由紀夫』(世界書院、宮台真司解説) 2004、のち明月堂書店 2021 三坂知絵子: マスコミ関係者によれば、かつては、成宮観音の筆名でライターとしても活動、社会学者宮台真司の秘書的なことをし、宮台の紹介で廃刊した月刊誌『噂の真相』編集部でアルバイトもしていたという。 王様: 宮台真司はこの歌詞について、「正しすぎて腰が抜けた」と話している(『荒川強啓 デイ・キャッチ!』(TBSラジオ・2010年8月20日)。 大澤真幸: (橋爪大三郎・宮台真司・志田基与師・盛山和夫・山田昌弘・今田高俊・伊藤真・副島隆彦・渡部恒三・関口慶太・村上篤直)『小室直樹の世界-社会科学の復興をめざして』(ミネルヴァ書房、2013年) ホンマタカシ: 黄色い冊子が付属し撮影マップ「東京郊外 1995-1998」と、建築家の貝島桃代の「郊外の風景の見方」、社会学者の宮台真司の「意味なき強度を生きる」の2つのテキストが収録された。 小室直樹: 小室ゼミ出身者には橋爪大三郎・宮台真司・副島隆彦・盛山和夫・志田基与師・今田高俊・山田昌弘・大澤真幸らがいる。 宮崎哲弥: この主張がきっかけとなり、小林とは一時泥仕合のような批判合戦を繰り広げていたが、現在では和解し、宮台真司との対談シリーズに、小林をゲストとして招くほどの関係になった。 藤井誠二: (宮台真司)『学校的日常を生きぬけ―死なず殺さず殺されず』(教育史料出版会,1998年) 東浩紀: 3月25日、小林よしのり、宮台真司をゲストに迎えてゲンロンカフェにて「日本を変えるにはテロしかないのか?」と題したトークイベントを行った。10月、小林よしのり、宮台真司との鼎談をまとめた『戦争する国の道徳 安保・沖縄・福島』を幻冬舎より刊行。 宮崎学: 文庫版『近代の奈落』の解説は姜尚中と宮台真司で、『法と掟と』は柄谷行人が書評する。 藤井誠二: (宮台真司)『美しき少年の理由なき自殺』(メディアファクトリー、1999年)のち朝日文庫 東浩紀: 登壇者は浅田彰、磯崎新、宇野常寛、濱野智史、宮台真司。 白石一文: ロッキングオンの編集者、山崎洋一郎や社会学者の宮台真司に支持される。 東浩紀: 宮台真司、村上隆、大澤真幸、巽孝之、斎藤環、高木浩光、佐藤心、更科修一郎、元長柾木、福嶋亮大、稲葉振一郎、仲俣暁生との対談を収録)の3つの論文集を講談社「講談社BOX」から刊行した。 |
宮台真司の情報まとめ
宮台 真司(みやだい しんじ)さんの誕生日は1959年3月3日です。京都出身の社会学者のようです。
映画、事件、父親、卒業、母親、病気、家族、結婚、現在、テレビ、離婚、解散に関する情報もありますね。今年の情報もありました。宮台真司の現在の年齢は65歳のようです。
宮台真司のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)宮台 真司(みやだい しんじ、「宮臺眞司」とも表記。1959年3月3日 - )は、日本の社会学者・映画批評家。社会学博士(東京大学・1990年)(学位論文「権力の予期理論〜了解を媒介にした作動形式〜」 )。元東京都立大学教授。大学院大学至善館特任教授。「オウム事件真相究明の会」呼びかけ人。宮城県仙台市出身。ニックネームは「しんちゃん」。 1959年、仙台市に生まれる。小学校は父親の転勤に伴い仙台市から埼玉県入間郡富士見町(現富士見市)へ転校、その後小学生時代の大部分を京都市で、小学6年生の秋から大学生時代を東京都三鷹市と神奈川県大和市で過ごす。小学生時代、6回転校を経験した。小学校時代については、度重なる転校経験や早生まれという身体的なハンディキャップがあったことなどから、「周囲やコミュニティーに対するコミュニケーションの手法について、非常に意識的だった」、「『自分』をどのようなキャラクターとして演じるか、転校するごとに自分で考えて切り替えていた」と宮台は振り返っている。 1971年、学園紛争で荒廃していた麻布学園に進学する。宮台も、この頃から好んで哲学や思想の本を読むようになる。1977年、麻布高校卒業。同年に駿台予備学校入校。一浪後の1978年、東京大学教養学部文科III類に進学する。廣松渉・小室直樹・見田宗介・吉田民人らに師事した。1980年東京大学文学部社会学科進学、1982年東京大学大学院社会学研究科入学。 社会学者の佐藤俊樹によると、東大の「規範研究会(木曜午後開催)」のメンバーであった。メンバーは全員で6人で、坂本佳鶴恵、石川洋明、奥山敏雄、そして立岩真也。佐藤は、はじめて、当時、修士2年生だった宮台にあった時の印象について、「その歩き方をみて『まるでトンボ型の宇宙人みたいだなあ』と思ったのが、宮台さんに対するぼくの第一印象である」と振り返っている。 1984年、同大学院修士課程修了。 高校2年生から3年生、大学1年生から2年生当時は学校にほとんど通っていなかったと述べている。 1990年、権力関係を数理的(数理社会学)に分析する論文『権力の予期理論』で社会学博士の学位を取得。1993年からブルセラ、援助交際、オウム真理教などを論じる。 『中央公論』1994年1月号に山崎浩一、秋元康との「逆襲された「メディアの神話」(′93世相座談会)」と題した対談が掲載された。1999年から神保哲生が代表を務めるインターネット放送局ビデオニュース・ドットコムで、神保とともに『マル激トーク・オン・ディマンド』のホストを務めている。 1990年代後半から、内藤朝雄やノンフィクション作家の藤井誠二と管理教育についての取材・研究をもとにした書籍を発表する。 宮台の門下生として、鈴木謙介、西田亮介、鈴木弘輝、塚越健司、堀内進之介らがいる。 2018年頃より、哲学者の丹羽一晃やラッパーのダースレイダーがゼミに顔を出し始める。さらに2020年4月より、ダースレイダーと共に定期的に「100分de宮台」という動画配信を行っている。 2024年3月、東京都立大学教授を定年退職、私塾を始める。 退職後は慣例として停年退職した教員に授与される名誉教授の称号を与えられることはなかった 。 1959年3月3日 - 誕生。 1965年4月 - 東北大学附属小学校(現: 宮城教育大学附属小学校)入学
京都市立松尾小学校に転校。 京都市立山階小学校に転校。 京都市立安朱小学校に転校。 三鷹市立第六小学校に転校。 1971年3月 - 三鷹市立第六小学校卒業。 1974年3月 - 麻布中学校卒業 1977年3月 - 麻布高等学校卒業 1982年3月 - 東京大学文学部社会学専修課程卒業 1984年3月 - 東京大学大学院社会学研究科社会学Aコース修士課程修了 1987年3月 - 東京大学大学院社会学研究科博士課程満期退学 1987年4月 - 東京大学教養学部助手(社会学教室) 1990年3月 - 東京大学大学院社会学研究科博士課程社会学博士学位取得(学位論文「権力の予期理論〜了解を媒介にした作動形式〜」) 1991年4月 - 東京外国語大学外国語学部専任講師(社会学教室) 1993年4月 - 東京都立大学人文学部社会学科助教授(社会学教室) 2007年4月 - 首都大学東京(東京都立大学が改組改名したもの)教授(社会学分野)昇任 2018年8月 - 大学院大学至善館特任教授。 2022年11月 - 東京都立大学南大沢キャンパス構内で面識のない男に襲撃され重傷を負う。 2024年2月 - 20歳の女子大生にラブホテルなどで取材し、返礼として相談に乗るなどの不適切な行動を取り大学の信用を失墜させたとして、東京都立大学より20日付で戒告の懲戒処分を受けた。 2022年11月29日 16時30分頃、宮台が教授を務める八王子市の東京都立大学南大沢キャンパス構内で面識のない男に後頭部を殴打されたうえ、刃物で首など数か所を刺され重傷を負った。「都立大の中で男性が顔を切られた」と目撃者の男性から110番通報され、病院に搬送された。全治約1か月の重傷となったが、命には別条はなく、同年12月7日に退院した。 宮台は警視庁捜査1課に対し、この男について「暗がりで誰かわからない」と話したほか、「男とは面識がない」と説明した。同年12月12日、警視庁捜査1課は殺人未遂容疑で行方を追っている男の動画と写真を公開した。事件発生から約2か月が経った2023年2月1日、容疑者とみられる男が死亡していたことが判明した。2022年12月16日に自殺を図ったとみられている。警視庁は2023年3月9日に男を容疑者死亡のまま殺人未遂容疑で書類送検した。 容疑者は相模原市南区に住む41歳の男である。自宅は都立大学から直線距離で約9kmの所にあり、都立大学や宮台との接点は確認されていない。男の母親はエホバの証人の現役の信者であり、男の自宅は以前は母親が信者たちとの集会場として使用していたものだった。ただし男は信者ではなく宗教2世ではない。男は神奈川県内の野球強豪校を卒業後、一度も職に就くことがなく引きこもり状態だった。警視庁によると、男の自宅からは約15年前に書かれたとみられるA6サイズのメモ帳3冊が見つかり、「大学教師なら人に偉そうに説教することを目的にしたらいけない」「学者が一番上に来てはいけない人種」「戦後の知性主義が日本を破壊した」などと学者や知識人を批判する内容の記載があった。 宮台によればエホバの証人はその教義において知識人を警戒し、大学や大学の教員を悪魔の手先としてみなしていること、加害者が国学系の「日本凄い」的な歴史書の愛読者で宮台と政治的立場が逆であることなどが原因で、自分が狙われたのではと推測している。また加害者がロスジェネ世代であることにも注目している。 2023年12月17日、東京都品川区東大井の「きゅりあん」でトークライブを行い、翌日同会に出席した20歳の地方国立大学の女子大生を伴って渋谷区円山町のホテルの客室に滞在し、出てきたところを張り込んでいた光文社の記者によって撮影され、『FLASH』(2024年1月23日号)でスキャンダラスに報道された。 ところが取材を受けての宮台の状況に対する説明によれば、事実は報道内容とはいさかか様相を異とするものであった。上記の雑誌でも一部紹介されたように、女子大生の上京の目的は、病気加療中の宮台を憂慮し、宮台の妻子に代わってがん研究会有明病院に付き添うためのものであった。さらに宮台によれば客室内では「いわゆる男女関係は一切ありませんでしたが...(中略)...互いを信頼し合う関係にはありました」とされ、この間、宮台は女子学生に対し「進路選択」と、「幼少期の家族関係に由来する人間関係についての願望水準低下を、どう克服するか」についての相談に乗っていたとしている。 すなわち宮台の説明からは、二人の会合は悩める女学生の心に寄り添おうとする宮台の教育者としての良心と義務感を端緒とするものであり、両者の関係は報道されたような不倫の間柄では決してなく、お互いを慮る純真な心情に支えられた清らかな師弟関係であったということが看取される。 しかしながら市井においては心を尽くした宮台の釈明は必ずしも額面通りには受け止められず、ときに当人にとって不本意と思われるであろうハレーションが引き起こされることにもなった。例えば講談師の神田伯山は自身がパーソナリティを務めるラジオ番組の枕の部分で「ニッポンを明るくするニュース」として宮台の説明を滞在したホテルの宿泊代の廉価さ と合わせ、イジリの対象として取り上げた。このほか映画監督の二村ヒトシは、本件に対するメディアの報道姿勢を疑問視し「悩んでいる女性の話を聞いてあげて、そのまま説得・洗脳してセックスに持ち込む。あるいは女性の恋心だけを食っておいて、女性側が望むような交際をせず曖昧なままの関係を続ける」リベラル男性の欺瞞についての議論がもっとなされるべきとし本件を契機に現代社会におけるリベラリズムと社会倫理の問題が議論として喚起されるべきとした。 報道の後、宮台はしばらくの間沈黙を保っていたが、その後自身の行動に対する総括を表明するようになった。翌月13日、これまで常連出演してきたビデオニュース・ドットコムのYouTube番組「マル激トーク・オン・ディマンド」に出演し、その席でMCで盟友の神保哲生から「世の中から後ろ指を指されるようなことは、自重していただきたい」と説諭されると、宮台は「世間をお騒がせしたこと」と問題を限定しつつも「何事も....今後、自重してまいります」と反省の意を表明した。それを機に言論活動にも変化が見られるようになり、例えば対談番組において「色々お騒がせしている....インチキ社会学者、です」と諧謔を交えて自己紹介するなど自身をも相対化した一皮むけた深みのある論評を行うようになっていった。 このほか週刊誌報道の後、宮台の家庭においては家族会議が開かれ、妻は子供たちに「しんちゃんはこういう人なの。知らなかったとしたら残念でした。こういう人だと承知して結婚したんだよ」と諭すと子供たちは納得してくれ、「スリーサンタ」(クリスマスプレゼント3回分を、妻と3人の子供達に贈る)の条件で手打ちが済み会議は大円団に納まったとのことである。 このような宮台の率直で内省的な態度表明は世間によっても好意的に受け止められ、一時は事態は沈静に向かうに思われたが、公的にはそれでは許されず勤務先の東京都公立大学法人より懲戒処分を受けるに至っている。 処分の後、宮台の行動の是非について様々な角度から意見が寄せられた。 クリスチャンである。 加速主義者である。 宮台は芥正彦の劇「糸あやつり人形芝居『アンチェイン・マイ・ハート』」を見た際、あまりの衝撃でトランス状態に陥ったと語っている。後に芥と【早稲田祭2022】人物研究会主催講演会主催「芥正彦氏×宮台真司氏 実りなき社会で見る夢は芸術か、テロか」にて共演する。 幼少時から霊感が強く、神秘的な経験を多く体験しており、不可解に思っていたが、現在では社会的に理解できる現象だという見解を持っているようである。 「オウム真理教事件真相究明の会」の呼びかけ人であり、「似たような事件は必ず繰り返される」と松本死刑囚(麻原彰晃)を知らない若い世代へ警告を発信している。 安倍晋三銃撃事件では自民党と統一教会についての関係を指摘しており、原理研究会(統一教会の学生フロント団体)が正体を隠して学生に対する勧誘活動をしていたことなどの警鐘を鳴らしているほか、「偏った世界観と過度な資金集めを特徴とする宗教団体が、フランス・ドイツなどのようにカルト指定されなかったことが大きい」などと自身が答えた箇所を朝日新聞が削除した事に関して苦言を呈している。また、国葬前日に公開された「REVOLUTION+1」の上映イベントにおいて「(国葬が)国辱の恥晒しとなって嬉しい」「(事件は)世直しとして機能した」と発言するなどしていた。 宮台の祖父、父(大企業の経営陣。)とも東京大学卒であり、家庭内、親族が何も言わなくても自身が東京大学に行くことが当たり前と思われていたことが「キツイ」プレッシャーであり(結果的に東大受験を失敗して一浪後に入学)、この経験で「劣等感を抱くようになった」と吐露している。この点では徹底して暗殺後も非難を続けている安倍晋三に対しても、学歴面の境遇(同氏は成蹊大学卒だが、父方の祖父の安倍寛・母方の祖父の岸信介・父の安倍晋太郎がいずれも東大卒)は「他人事ではない」と発言している。しかし、同時に「劣等感は必ず埋め合わせのためのある種の過剰さを伴う」と断言し、安倍晋三を「劣等感の塊」と断定して政策運営、政治活動のすべてを完全否定してもいる。なお、自身も著作や発言の常套句に「クズ」「学歴が低い」「パー」「中卒レベル」「馬鹿」「トンマ」「ボンクラ」「落ちぶれた」「ヘタレ」「オタク」「似非」「劣等」「年貢を払ってる」等の過激なフレーズを駆使して著作・発言の端々に大量に織り込み、特に日本については「劣等国」「後進国」と断言して、政府、政治、経済、企業活動、文化、宗教等々を一切問わず、全方位でありとあらゆるものを誹謗中傷することを常としている。ただし、自身の権威の源泉である東京大学の学閥の系譜に連なる小室直樹や宇沢弘文などの先達に対する批判は行わない。 宮台は、自身が「双極性障害Ⅱ型(正確には双極II型障害)と発達障害を両方持っている」と明言した。 「対米ケツナメを右だと考える馬鹿右翼と、護憲平和を左だと考える馬鹿左翼」を批判している。 1990年代はリベラルを名乗っていたが、2000年代になると天皇主義に基づく思想も展開する。「解放的関心の強烈な『左』と、条理によって条理の限界を見極める『右』は、論理的に両立可能」と主張する。2000年代には通信傍受法や個人情報保護法、ポルノ規制強化などへの反対運動に参加。 誤った右翼思想をもつと自らが定義した政治家に特に厳しく、「政府に逆らう者は反日分子」と発言した柏村武昭に対し、このような発言をする政治家を取り除くことが真の右翼であるとした。また小池百合子をアメリカ合衆国に何も条件をつけずにテロ対策特別措置法を延長したという理由で売国政治家とした。小泉内閣に関しては、その中期までは非常に好意的であり、メディアでも度々称賛してきた。ただし2006年頃から竹中平蔵の主導した市場原理主義を厳しく批判している。 日本国憲法については改憲論者である。憲法改正をして、重武装し、対米中立であるべきであるとする。ここでの重武装とは対地反撃能力を中核とする抑止力としての反撃能力のことである。具体的には航続距離の長い爆撃機や長距離ミサイルを持つことで、激しい地上戦に持ち込まれないためにこそ重武装化すべきであると主張する。「重武装化と対米中立」化のためには、
アジア諸国の疑惑や懸念をどう取り除くか 憲法改正に必要な国民意思や、重武装を制御する頭脳(民度)をどう形成するか などの障害を克服する必要があると主張する。また、押し付け憲法論は誤りだと主張する。 田原総一朗に対しては批判的で、2019年4月のABEMA Primeにおいて「何のために朝生やってきたんだよ」と切り捨てた発言をしている。かつては『朝まで生テレビ!』の出演者から番組進行までの全てをプロデュースしており、田原の降番を主張したと述べている。ただしその後も対談はしている。 徴兵制度 アントニオ・グラムシの影響で映画によって革命を起こすべく映画作家を目指し、それに役立つと考えて社会学を学んだ。 映画監督の園子温とは個人的にも親交があり、園監督の「紀子の食卓」(2006年)を非常に高く評価している。また「愛のむきだし」(2008年)には、新宗教の指導者の一人として出演している。「ヒミズ」(2012年)では、テレビの中で東日本大震災について語る知識人という役で出演している。「ラブ&ピース」(2015年6月27日、アスミック・エース)では、討論番組での知識人の一人として出演している。 性風俗、自身の性体験などについても活発に研究・発言している。売春合法化論者。援助交際を専門的に調べるきっかけは、当時付き合っていた女子高生が、援助交際をやっていたからだった。過去にテレフォンクラブにハマっていた時期があったが、母親に50枚の会員証が見つかり、すべて捨てられている。なお、その後も続けていた。 中学高校時代、空手道部に所属していた新入部員のときに、先輩から愛撫の仕方などを学んだとして、次のように自著で書いている。「先輩に全身なめられて、『宮台君はアドレナリンの匂いがするね。感じてるよ。チンチン勃ってるじゃないか』」と、全身を愛撫されたあと言われた。また、中学時代には中央線でよく男の痴漢にあったとして、「触ってくるのが男でも、あの年代はすぐに変な気分になってチンチンが勃ちます(笑)。 しかも男が男に触られてるんだと恥ずかしくて、女の子みたいに 『この人痴漢です!』って言えないじゃないですか。だから触られ放題で、ずいぶん感じさせられました」と自身の体験について発言している。 宮台が最初に結婚したのは、イタズラ好きな友人からもらった、水を垂らすだけで陽性反応と同じサインを示すエイズ検査のダミーキットを、それとは知らずに、当時交際していた女性と自分の唾液を混ぜて使ったところが、エイズの陽性反応が出たと思い込んだことがきっかけであるが、その後にテレフォンクラブ問題の報道が要因となり、離婚に至る。 現在の伴侶は、東京大学名誉教授佐伯胖の娘であるが、過去に佐伯の教育論を大批判しており、結婚を決めた女性が、その佐伯の娘であるとは知らず、佐伯の両親に結婚の挨拶しに行くのが大変困った。妻は良妻賢母の女性で上記のように夫のスキャンダルに際して、シリアスな話題にもユーモアを混ぜ込ませるという機転を利かせ見事に家庭崩壊を防いでいる。 2024年1月8日、がん研有明病院の治療等に同行する、地方国立大学に通う20歳女性の存在がスクープされた。新刊共著者の生駒明は「本が発売になるタイミングで宮台氏が話題になるのは偶然にしてもびっくりです。宮台氏の解説はとても素晴らしいもので、ありがたかったです」と絶賛した。 2018年6月4日に立ち上げ記者会見を行った「オウム事件真相究明の会」では、呼びかけ人として名前を連ねた。オウム真理教については、教祖の麻原彰晃(2018年7月6日死刑執行)に対する確定判決で、「被告人は、東京に大量のサリンを散布して首都を壊滅しその後にオウム国家を建設して自ら日本を支配することなどを企て、ヘリコプターの購入及び出家信者によるヘリコプターの操縦免許の取得を図るとともに、大量のサリンを生成するサリンプラントの建設を教団幹部らに指示したものというべきである」という事実認定がされているが、宮台はこの記者会見で、「いわゆるですね私利私欲に基づく犯罪、人殺し、あるいは、いわゆる誰から見ても脅迫だと分かるような手段による、そうした手段を用いた命令による人殺しと今回の事件は違っているんですね」「今の凶悪犯罪と違って、自分は攻撃性は無いと、人を憎んではいない」と述べた。これに対して江川紹子、滝本太郎、青沼陽一郎、山口貴士は、長年に渡って行われていた裁判の結果を見ていない、信者の主張を助けているなどと批判した。 政治学者の姜尚中は「宮台さんこそ、現代における丸山眞男のもっとも卓越した後継者」と評価している。 ジャーナリストの石井孝明は「大した事もしていない、社会から忘れられた人間が、目立ちたいがために過激な発言を繰り返している」「(安倍元総理の暗殺事件を肯定するなどした事が)自身への襲撃を招いたのではないかも知れない」と、宮台自身の発言がテロを誘発していると非難している。 9784584125922 宮崎哲弥との共著 『M2われらの時代に』(朝日新聞社、2002年) 『ニッポン問題。M2:2』(インフォバーン、2003年) 『エイリアンズ――論壇外知性体による「侵犯」的時評'03-'04』(インフォバーン、2004年) 『M2:思考のロバストネス』(インフォバーン、2006年) 『M2:ナショナリズムの作法』(インフォバーン、2007年) 神保哲生との共著 『漂流するメディア政治――情報利権と新世紀の世界秩序』(春秋社、2002年) 『アメリカン・ディストピア――21世紀の戦争とジャーナリズム』(春秋社、2003年) 『ネット社会の未来像』(春秋社、2006年) 『天皇と日本のナショナリズム』(春秋社、2006年) 『中国――隣りの大国とのつきあいかた』(春秋社、2007年) 『教育をめぐる虚構と真実』(春秋社、2008年) 『沖縄の真実、ヤマトの欺瞞』(春秋社、2010年) 『地震と原発 今からの危機』(扶桑社、2011年) 『増税は誰のためか 』(扶桑社、2012年) 『反グローバリゼーションとポピュリズム 「トランプ化」する世界』(光文社、2017年) 『暴走する検察 歪んだ正義と日本の劣化』(光文社、2020年) 藤原和博との共著 『人生の教科書「よのなか」』(筑摩書房、1998年) 『人生の教科書「ルール」』(筑摩書房、1999年)
『教育「真」論――That's Japan special:連続シンポジウムの記録』(ウェイツ、2004年) 『サブカル「真」論――That's Japan special:連続シンポジウムの記録』(ウェイツ、2005年) 『統治・自律・民主主義―パターナリズムの政治社会学』(現代位相研究所、2012年) (門脇厚司)『「異界」を生きる少年少女』(東洋館出版社、1995年) (鈴木弘輝)『21世紀の現実――社会学の挑戦』(ミネルヴァ書房、2004年) (高岡健)『こころ「真」論:連続シンポジウムの記録』(ウェイツ、2006年) (辻泉・岡井崇之)『「男らしさ」の快楽――ポピュラー文化からみたその実態』(勁草書房、2009年) (大澤真幸)G・スペンサー=ブラウン『形式の法則』(朝日出版社、1987年) 『行為と役割』,(『社会学の基礎』(今田高俊・友枝敏雄=編,有斐閣)に収蔵) マル激トーク・オン・ディマンド(ビデオニュース・ドットコム) 深掘TV ver2(ニコニコ生放送) DOMMUNE RADIOPEDIA(DOMMUNE)-「オルタナティブカルチャー・ラボラトリー」と題して、ダースレイダーとともに周縁文化や社会現象を語る。ライブストリーミング・チャンネルDOMMUNEのスタジオで公開配信を行い、アーカイブはAmazon Musicのポッドキャストから配信される。 TEPCOインターカレッジデザイン選手権 審査委員 第27期東京都青少年問題協議会 委員 ^ 「ご休憩」3,000円(2時間) ^ 東京都の「『淫行』処罰規定では、「みだらな性交または性交類似行為」をした場合の処罰される相手の年齢を18歳未満としている。また同規定では「婚約中の青少年又はこれに準ずる真摯な交際関係にある場合は除かれます」とあり、これら二つの条件により本事例の場合は法的には免責の対象となることを主張しているものと推測される。 ^ キリンビールの従業員で在職中、製薬部門を立ち上げ管理職に就いたことを指していると思われる。 ^ 対米自立には重武装化が必要です。反撃を予想した敵に攻撃を控えさせるべく、弾道ミサイルなどによる対地攻撃を軸とした反撃能力が要るのです。それには集団的自衛権を超えた憲法改正が必要となり、「周辺国の国民の感情的手当て」と「文民の戦略的外交能力」も求められます。 — 宮台真司
^ 宮台ゼミの留学生でもあったイ・ヒョンソクが原作者の漫画『軍バリ!』の帯や書評・原作者との対談。 ^ この対談の中で宮台は「徴兵制以外にも、同じような機能を有している戸塚ヨットスクールでも良い」という趣旨の発言を行っている。 ^ 自然界においてトリチウムは一定の割合で海水や大気中に含まれており、かつ太陽からの宇宙線によって常に(7京(7×10^16)Bq/年)産生され続けている。当然のことであるが自然由来のトリチウムと処理水に含まれているそれとは物理的、科学的性質は全く同じであり、処理水は極めて低い濃度(1500Bq/L以下)に希釈された形で太平洋沖の開放水域に放出されている。 ^ 宮台とダースレイダーのDOMMUNE出演は、2020年10月に映画『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』の特集も配信された。出演は宮台、ダースレイダー、CAPTAIN VINYL (NORI+MURO)。 ^ “首都大学東京 教授 宮台真司 | 仕事を楽しむためのWebマガジン、B-plus(ビープラス)”. www.business-plus.net. 2022年11月30日閲覧。 ^ “宮台真司”. Real Sound|リアルサウンド. 2022年11月30日閲覧。 ^ 宮台真司『権力の予期理論――了解を媒介にした作動形式』勁草書房、1989年4月。ISBN 432610077X。 ^ “学位論文要旨”. 東京大学. 2018年10月17日閲覧。 ^ “大学所属部局の公式ホームページ用データを作る機会があったので、こちらにもアップします - MIYADAI.com Blog”. 宮台真司. 2018年10月17日閲覧。 ^ “教員紹介 :: 宮台 真司”. 首都大学東京. 2018年10月17日閲覧。 ^ “宮台真司氏 最終講義 -プレスクラブ 無料放送”. 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miyadai shinji
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