柏原兵三の情報(かしわばらひょうぞう) 作家 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、年齢、出身地、星座]
柏原 兵三さんについて調べます
■名前・氏名 |
柏原兵三と関係のある人
古山高麗雄: 『柏原兵三・坂上弘・高井有一・古山高麗雄集』筑摩書房〈筑摩現代文学大系 94〉、1977年8月。 |
柏原兵三の情報まとめ
柏原 兵三(かしわばら ひょうぞう)さんの誕生日は1933年11月10日です。千葉出身の作家のようです。
卒業、映画、家族に関する情報もありますね。1972年に亡くなられているようです。
柏原兵三のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)柏原 兵三(かしわばら ひょうぞう、1933年11月10日 - 1972年2月13日)は、日本の作家、ドイツ文学者。 千葉県千葉市出身。父は運輸通信省自動車局長や大日本産業報国会理事長を務めた柏原兵太郎。母は陸軍中将・第101師団長伊東政喜の娘。 東京市渋谷区立千駄谷小学校在学中、1944年4月、父の郷里の富山県下新川郡入善町吉原に縁故疎開し、入善町立上原小学校(後に廃校)に転入。敗戦に伴って1945年9月に帰京するまでを同校で過ごし、よそ者として過酷ないじめを受け、この時の体験を中学時代から『長い道』として小説に書き始めた。旧上原小学校の跡地には柏原の記念文学碑がある。 東京都港区立新星中学校(現・港区立青山中学校)から東京都立日比谷高等学校を経て、1953年、千葉大学医学部に入学するも中退し、1954年東京大学教養学部文科II類入学。1958年に東京大学文学部独文科を卒業し、一浪して東京大学大学院人文科学研究科修士課程(独語独文学専攻)に進む。大学院在学中から同人誌"Neue Stimme"を刊行。1962年同博士課程中退、千葉大学留学生課程講師。 1963年政府交換留学生としてベルリンに留学。1965年に帰国し、やはり独文学者であった柴田翔の芥川賞受賞に刺激を受けて小説を執筆。ドイツ文学者としてはヨーゼフ・ロートやフランツ・カフカなどの翻訳を行っている。1967年明治学院大学助教授。 1968年『徳山道助の帰郷』で第58回芥川賞を受賞。1970年東京藝術大学助教授。1972年2月13日未明、東京都文京区西片の自宅にて脳溢血で急逝。享年40(満38歳)。戒名は文昌院釈兵道。高血圧を患っており、1971年末頃から症状の悪化を来していたが、死の直前まで多くの仕事を抱えており、多くの関係者を驚かせた急逝だった。死の前日のポストに投函したトルストイ論「蝋燭の光の下で」が絶筆となった。 死後、一般的には忘れられた作家となっていたが、1978年に富山県の出身で疎開経験のある藤子不二雄Ⓐが『長い道』を漫画化して反響を呼ぶ(『少年時代』)。さらに1990年に『少年時代』が映画化され日本アカデミー賞を受賞するに及んで、再びその名や作品が広く知られるようになった。 息子の柏原光太郎は文藝春秋社文春文庫部統括次長。林真理子の担当であり、その随筆に登場している。 兎の結末 幼年時代 バラトン湖 カールスバートにて 徳山道助の帰郷(1967年) 長い道(1969年) ホテルと私 独身者の憂鬱 同級会 浸食 祝言 殉愛 クラクフまで 朗読会 ピクニック 仮りの栖-ベルリン冬物語 ベルリン漂泊 柏原兵三作品集 全7巻 潮出版社 1973-74 『徳山道助の帰郷』新潮社、1968 のち潮文庫(1972) 『兎の結末』文藝春秋、1968 『小さな石の物語』新潮社、1968 『長い道』講談社、1969 のち中公文庫(1989) 『青い死の果実』新潮社、1970 『仮の栖』講談社、1970 『浸蝕』新潮社、1970 『夏休みの繪』三笠書房、1971 『短い夏』 文藝春秋、1971 『随筆 心のなかの栖』 新潮社、1971 『独身者の憂鬱』中央公論社、1972 『ベルリン漂泊』文藝春秋、1972 『カールスバートにて』潮出版社、1972 『メンコの王様』(絵本)講談社、1974 『徳山道助の帰郷|殉愛』講談社文芸文庫、2003 『ラデツキー行進曲』 ヨーゼフ・ロート 筑摩書房(世界文学全集57)、1967 『判決 流刑地にて』 フランツ・カフカ 集英社(世界文学全集56)、1969 『眠れぬ夜の旅』 ヴォルフガング・ヒルデスハイマー 筑摩書房、1969 『両親との別れ』 ペーター・ヴァイス 河出書房新社、1970 『拾い子 ロカルノの乞食女 チリーの地震』 ハインリヒ・フォン・クライスト 中央公論社(新集世界の文学5 シラー、クライスト篇)、1972 『流刑地にて』 カフカ 集英社(世界文学全集30)、1974 『ラデツキー行進曲』 ロート 筑摩書房(筑摩世界文学体系63)、1974 『流刑地にて』 カフカ 集英社(世界文学全集74)、1979 『流刑地にて 判決』 カフカ 集英社(集英社ギャラリー 世界の文学12)、1989 ^ 岩井寛『作家の臨終・墓碑事典』(東京堂出版、1997年)91頁 ^ “柏原光太郎 / Koutaro Kashiwabaraに関する最新記事|GQ JAPAN”. GQ JAPAN. 2020年11月9日閲覧。 『少年時代』 - 藤子不二雄Ⓐによる『長い道』の漫画化作品。後に映画化された。 「年譜」『徳山道助の帰郷』講談社文芸文庫 表 話 編 歴 第1回 石川達三「蒼氓」 第2回 該当作品なし 第3回 小田嶽夫「城外」/ 鶴田知也「コシャマイン記」 第4回 石川淳「普賢」/ 冨澤有爲男「地中海」 第5回 尾崎一雄「暢気眼鏡」他 第6回 火野葦平「糞尿譚」 第7回 中山義秀「厚物咲」 第8回 中里恒子「乗合馬車」他 第9回 半田義之「鶏騒動」/ 長谷健「あさくさの子供」 第10回 寒川光太郎「密獵者」 第11回 高木卓「歌と門の盾」 第12回 櫻田常久「平賀源内」 第13回 多田裕計「長江デルタ」 第14回 芝木好子「青果の市」 第15回 該当作品なし 第16回 倉光俊夫「連絡員」 第17回 石塚喜久三「纏足の頃」 第18回 東野邊薫「和紙」 第19回 八木義徳「劉廣福」/ 小尾十三「登攀」 第20回 清水基吉「雁立」 第21回 由起しげ子「本の話」/ 小谷剛「確証」 第22回 井上靖「闘牛」「猟銃」 第23回 辻亮一「異邦人」 第24回 該当作品なし 第25回 安部公房「壁 S・カルマ氏の犯罪」/ 石川利光「春の草」他 第26回 堀田善衛「広場の孤独」「漢奸」他 第27回 該当作品なし 第28回 五味康祐「喪神」/ 松本清張「或る『小倉日記』伝」 第29回 安岡章太郎「悪い仲間・陰気な愉しみ」 第30回 該当作品なし 第31回 吉行淳之介「驟雨」他 第32回 小島信夫「アメリカン・スクール」、庄野潤三「プールサイド小景」 第33回 遠藤周作「白い人」 第34回 石原慎太郎「太陽の季節」 第35回 近藤啓太郎「海人舟」 第36回 該当作品なし 第37回 菊村到「硫黄島」 第38回 開高健「裸の王様」 第39回 大江健三郎「飼育」 第40回 該当作品なし 第41回 斯波四郎「山塔」 第42回 該当作品なし 第43回 北杜夫「夜と霧の隅で」 第44回 三浦哲郎「忍ぶ川」 第45回 該当作品なし 第46回 宇能鴻一郎「鯨神」 第47回 川村晃「美談の出発」 第48回 該当作品なし 第49回 後藤紀一「少年の橋」/ 河野多惠子「蟹」 第50回 田辺聖子「感傷旅行 センチメンタル・ジャーニィ」 第51回 柴田翔「されどわれらが日々──」 第52回 該当作品なし 第53回 津村節子「玩具」 第54回 高井有一「北の河」 第55回 該当作品なし 第56回 丸山健二「夏の流れ」 第57回 大城立裕「カクテル・パーティー」 第58回 柏原兵三「徳山道助の帰郷」 第59回 丸谷才一「年の残り」/ 大庭みな子「三匹の蟹」 第60回 該当作品なし 第61回 庄司薫「赤頭巾ちゃん気をつけて」/ 田久保英夫「深い河」 第62回 清岡卓行「アカシヤの大連」 第63回 吉田知子「無明長夜」/ 古山高麗雄「プレオー8の夜明け」 第64回 古井由吉「杳子」 第65回 該当作品なし 第66回 李恢成「砧をうつ女」/ 東峰夫「オキナワの少年」 第67回 畑山博「いつか汽笛を鳴らして」/ 宮原昭夫「誰かが触った」 第68回 山本道子 「ベティさんの庭」/ 郷静子「れくいえむ」 第69回 三木卓「鶸」 第70回 野呂邦暢「草のつるぎ」/ 森敦「月山」 第71回 該当作品なし 第72回 日野啓三「あの夕陽」/ 阪田寛夫「土の器」 第73回 林京子「祭りの場」 第74回 中上健次「岬」/ 岡松和夫「志賀島」 第75回 村上龍「限りなく透明に近いブルー」 第76回 該当作品なし 第77回 三田誠広「僕って何」/ 池田満寿夫「エーゲ海に捧ぐ」 第78回 宮本輝「螢川」/ 高城修三 「榧の木祭り」 第79回 高橋揆一郎「伸予」/ 高橋三千綱「九月の空」 第80回 該当作品なし 第81回 重兼芳子「やまあいの煙」/ 青野聰「愚者の夜」 第82回 森禮子「モッキングバードのいる町」 第83回 該当作品なし 第84回 尾辻克彦「父が消えた」 第85回 吉行理恵「小さな貴婦人」 第86回 該当作品なし 第87回 該当作品なし 第88回 加藤幸子 「夢の壁」/ 唐十郎「佐川君からの手紙」 第89回 該当作品なし 第90回 笠原淳「杢二の世界」、高樹のぶ子「光抱く友よ」 第91回 該当作品なし 第92回 木崎さと子「青桐」 第93回 該当作品なし 第94回 米谷ふみ子「過越しの祭」 第95回 該当作品なし 第96回 該当作品なし 第97回 村田喜代子「鍋の中」 第98回 池澤夏樹「スティル・ライフ」/ 三浦清宏「長男の出家」 第99回 新井満 「尋ね人の時間」 第100回 南木佳士「ダイヤモンドダスト」/ 李良枝「由煕」 第101回 該当作品なし 第102回 大岡玲「表層生活」/瀧澤美恵子「ネコババのいる町で」 第103回 辻原登「村の名前」 第104回 小川洋子「妊娠カレンダー」 第105回 辺見庸「自動起床装置」/ 荻野アンナ「背負い水」 第106回 松村栄子「至高聖所アバトーン」 第107回 藤原智美「運転士」 第108回 多和田葉子「犬婿入り」 第109回 吉目木晴彦「寂寥郊野」 第110回 奥泉光「石の来歴」 第111回 室井光広「おどるでく」/笙野頼子「タイムスリップ・コンビナート」 第112回 該当作品なし 第113回 保坂和志「この人の閾」 第114回 又吉栄喜「豚の報い」 第115回 川上弘美「蛇を踏む」 第116回 辻仁成「海峡の光」/ 柳美里「家族シネマ」 第117回 目取真俊「水滴」 第118回 該当作品なし 第119回 花村萬月「ゲルマニウムの夜」/ 藤沢周「ブエノスアイレス午前零時」 第120回 平野啓一郎「日蝕」 第121回 該当作品なし 第122回 玄月「蔭の棲みか」/ 藤野千夜「夏の約束」 第123回 町田康「きれぎれ」/ 松浦寿輝「花腐し」 第124回 青来有一「聖水」/ 堀江敏幸「熊の敷石」 第125回 玄侑宗久「中陰の花」 第126回 長嶋有「猛スピードで母は」 第127回 吉田修一「パーク・ライフ」 第128回 大道珠貴「しょっぱいドライブ」 第129回 吉村萬壱「ハリガネムシ」 第130回 金原ひとみ「蛇にピアス」/ 綿矢りさ「蹴りたい背中」 第131回 モブ・ノリオ「介護入門」 第132回 阿部和重「グランド・フィナーレ」 第133回 中村文則「土の中の子供」 第134回 絲山秋子「沖で待つ」 第135回 伊藤たかみ「八月の路上に捨てる」 第136回 青山七恵「ひとり日和」 第137回 諏訪哲史「アサッテの人」 第138回 川上未映子「乳と卵」 第139回 楊逸「時が滲む朝」 第140回 津村記久子「ポトスライムの舟」 第141回 磯﨑憲一郎「終の住処」 第142回 該当作品なし 第143回 赤染晶子「乙女の密告」 第144回 朝吹真理子「きことわ」/ 西村賢太「苦役列車」 第145回 該当作品なし 第146回 円城塔「道化師の蝶」/ 田中慎弥「共喰い」 第147回 鹿島田真希「冥土めぐり」 第148回 黒田夏子「abさんご」 第149回 藤野可織「爪と目」 第150回 小山田浩子「穴」 第151回 柴崎友香「春の庭」 第152回 小野正嗣「九年前の祈り」 第153回 羽田圭介「スクラップ・アンド・ビルド」/ 又吉直樹「火花」 第154回 滝口悠生「死んでいない者」/ 本谷有希子「異類婚姻譚」 第155回 村田沙耶香「コンビニ人間」 第156回 山下澄人「しんせかい」 第157回 沼田真佑「影裏」 第158回 石井遊佳「百年泥」/ 若竹千佐子「おらおらでひとりいぐも」 第159回 高橋弘希「送り火」 第160回 上田岳弘「ニムロッド」/ 町屋良平「1R 1分34秒」 第161回 今村夏子「むらさきのスカートの女」 第162回 古川真人「背高泡立草」 第163回 高山羽根子「首里の馬」/ 遠野遥「破局」 第164回 宇佐見りん「推し、燃ゆ」 第165回 石沢麻依「貝に続く場所にて」/ 李琴峰「彼岸花が咲く島」 第166回 砂川文次「ブラックボックス」 第167回 高瀬隼子「おいしいごはんが食べられますように」 第168回 井戸川射子「この世の喜びよ」/ 佐藤厚志「荒地の家族」 第169回 市川沙央「ハンチバック」 第170回 九段理江「東京都同情塔」 第171回 朝比奈秋「サンショウウオの四十九日」/ 松永K三蔵「バリ山行」 ISNI VIAF ドイツ イタリア アメリカ 日本 韓国 CiNii Books CiNii Research この項目は、文人(小説家・詩人・歌人・俳人・著作家・作詞家・脚本家・作家・劇作家・放送作家・随筆家/コラムニスト・文芸評論家)に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:文学/PJ作家)。 人物の画像提供依頼 日本の小説家 ドイツ文学者 日本の文学研究者 芥川賞受賞者 千葉大学の教員 明治学院大学の教員 東京芸術大学の教員 東京都立日比谷高等学校出身の人物 東京大学出身の人物 千葉市出身の人物 1933年生 1972年没 2024/11/21 09:21更新
|
kashiwabara hyouzou
柏原兵三と同じ誕生日11月10日生まれ、同じ千葉出身の人
TOPニュース
柏原兵三と近い名前の人
話題のアホネイター
この記事は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表されたウィキペディアの項目「柏原兵三」を素材として二次利用しています。