グレゴリウス13世の情報(GregoriusXIII) ローマ教皇 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、年齢、出身地、星座]


グレゴリウス13世さんについて調べます
■名前・氏名 |
グレゴリウス13世と同じ出身地の人 |
グレゴリウス13世の情報まとめ

グレゴリウス13世(Gregorius XIII)さんの誕生日は1502年1月7日です。

現在、事件に関する情報もありますね。1585年に亡くなられているようです。
グレゴリウス13世のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)グレゴリウス13世(Gregorius XIII,1502年1月7日 - 1585年4月10日)は、第226代ローマ教皇(在位:1572年 - 1585年)。本名はウーゴ・ブオンコンパーニ(Ugo Buoncompagni)。学問を好み、奨励したことで知られ、その治世にずれが累積していたユリウス暦を廃し、グレゴリオ暦とよばれる新暦を採用したことでも有名である。 ウーゴはボローニャ生まれ。地元の名門ボローニャ大学で法学を修め、1530年に学位を得た。その後、同大学で法学の教官として教壇に立っていた。生徒の中にはカルロ・ボッロメーオやアレッサンドロ・ファルネーゼなどがいた。36歳にして教皇パウルス3世によってローマへ招かれ、教会法関係の業務についた。枢機卿にあげられたのは教皇ピウス4世の時代であり、トリエント公会議にも参加している。 1572年5月、教皇ピウス5世の死去を受けておこなわれたコンクラーヴェにおいてブオンコンパーニ枢機卿が新教皇に選ばれ、グレゴリウス13世を名乗った。教皇位についた彼がまず全精力を傾けて取り組んだのは教会改革であった。特にトリエント公会議の決議の実施を徹底させ、不在司教が問題になっていたことを受けて司教や枢機卿は自らの担当地域に住むことを徹底させた。さらに公会議後に実施されることが決まっていた禁書目録の作成を実行するため委員会を任命している。 グレゴリウス13世治世の事跡でもっとも有名なものは、「グレゴリオ暦」として知られる新暦の採用である。ユリウス暦のずれはすでに数百年前にロジャー・ベーコンによっても指摘されていたが、トリエント公会議において教皇庁への委託業務として新暦の研究が決定されていた。これを受けて教皇はこの業務のためシルレト枢機卿を長とする委員会を設立して検討させた。委員会の中には当代随一の天文学者であったドイツのイエズス会員クリストファー・クラヴィウスも含まれており、時代の先端をゆく科学的事業であった。この委員会の研究と決定を受けて1582年2月に暦の切り替えの勅令が発せられ、暦の切り替えは1582年10月におこなわれることになった。まずカトリックの国であるイタリア、スペイン、ポルトガル、ポーランドなどで採用され、ユリウス暦の1582年10月5日が10月15日に改められた。 プロテスタント諸国は当時、暦であってもカトリックの影響力を受けるのは不本意としてグレゴリオ暦を受け入れなかった。また、正教会にあっては教会暦の変更は奉神礼の日時に多大な影響を被るものであり、ローマ・カトリック教会の独断で教会暦が変更される事は受け入れられるものではなく、新暦採用は東西教会の亀裂を深めた。しかしやがてこの暦はプロテスタント諸国・正教諸国を含めた世界中で採用されることになり、現代に至っている。ただし正教会に属する教会のうち幾つかの教会(エルサレム総主教庁、グルジア正教会、ロシア正教会、セルビア正教会、日本正教会など)では、当該地域の世俗国家はグレゴリオ暦を使用していても(イスラエル、ロシア、日本など)、依然として教会内ではユリウス暦が使用されている。 また、法学者としてピウス5世時代に始められた教会法の改訂もおこなわせており、『教会法集成』として完成させた。 政治的には教皇はイスラム教国への対抗姿勢を示しつつも、プロテスタント諸国の動向が気になっていた。彼は聖職者養成のため、多くの神学校を設立し、イエズス会の教育事業を強力に後押ししている。この時代、イエズス会は多くの学校をヨーロッパに設立している。中でも有名だったのが、ローマにあったローマ学院である。これは優れた聖職者を養成するために設立されたものであったが、教皇はローマ学院に大規模な援助を行い、その規模を拡張させた。教皇のこの業績はこの学校の現在もつづく名称である「グレゴリアン大学」という名前に記念されている。 カトリック諸国のリーダーとして、教皇がイングランド女王エリザベス1世の統治の転覆を支援したことはイギリスにおいてカトリック教徒が敵視される原因をつくってしまった。1578年には自らの軍勢を与えたトーマス・スタークレーに命じてイギリスの膝元であったアイルランドへの侵攻をおこなわせようとしたが、スタークレーは与えられた軍をもってポルトガル王セバスティアン1世と合流し、モロッコ攻撃(アルカセル・キビールの戦い)をおこなってしまったため企図は果たせなかった(スタークレーとセバスティアンは戦死)。1572年8月にフランスでサン・バルテルミの虐殺が起こってプロテスタント支持者たちが多数殺害されると、「テ・デウム」を歌って神を賛美し、記念メダルを作らせている。ただ、この教皇の行動はプロテスタントの死を喜んだのではなく、フランス王や実行者側がこの虐殺事件を、王に対する反乱の計画者たちの誅殺であると国外に巧みに喧伝したため、それを教皇が信じていたためという見方もある。 ローマにおいてはサン・ピエトロ大聖堂にグレゴリウス聖堂を建築し、1580年には現在でも首相公邸として用いられているクイリナーレ宮殿を造営させている。さらにディオクレティアヌス浴場を穀倉に改造もしている。これらの資金は教皇領内の資産を没収するなどしておこなったため、貴族たちの反感を集め、統治に混乱をきたすことにもなった。また、愛人との間にもうけた庶子ジャコモを引き立てて、サンタンジェロ城の城主、教皇領国務長官などに抜擢している。教皇の歓心を買おうとしたヴェネツィア共和国はこのジャコモを貴族に加え、スペイン王フェリペ2世は将軍位を与えている。 ちなみに天正遣欧使節の少年たちは、この教皇の治世最晩年にあたる1585年3月に教皇の謁見を受け、ローマ市内でも大歓迎を受けた。 なお、現存する最古の教皇冠はグレゴリウス13世時代のものである。 ^ Gregory XIII pope Encyclopædia Britannica グレゴリオ暦 表 話 編 歴 ペトロ33?-67? / リヌス66?-78? / アナクレトゥス79?-91? / クレメンス1世91-101 / エウァリストゥス101-108 / アレクサンデル1世109-116 / シクストゥス1世116-125 / テレスフォルス125-136 / ヒギヌス136-142 / ピウス1世142-155 / アニケトゥス155-167 / ソテル167-174 / エレウテルス175-189 / ウィクトル1世189-199 / ゼフィリヌス199-217 / カリストゥス1世217-222 / ウルバヌス1世222-230 / ポンティアヌス230-235 / アンテルス235-236 / ファビアヌス236-250 / コルネリウス251-253 / ルキウス253-254 / ステファヌス1世254-257 / シクストゥス2世257-258 / ディオニュシウス259-268 / フェリクス1世269-274 / エウティキアヌス275-283 / カイウス283-296 / マルケリヌス296-304 / マルケルス1世306-309 / エウセビウス310 / ミルティアデス311-314 / シルウェステル1世314-335 / マルクス336 / ユリウス1世337-352 / リベリウス352-366 / ダマスス1世366-384 / シリキウス384-399 / アナスタシウス1世399-401 / インノケンティウス1世401-417 / ゾシムス417-418 / ボニファティウス1世418-422 / ケレスティヌス1世422-432 / シクストゥス3世432-440 / レオ1世440-461 / ヒラルス461-468 / シンプリキウス468-483 フェリクス3世483-492 / ゲラシウス1世492-496 / アナスタシウス2世496-498 / シンマクス498-514 / ホルミスダス514-523 / ヨハネス1世523-526 / フェリクス4世526-530 / ボニファティウス2世530-532 / ヨハネス2世533-535 / アガペトゥス1世535-536 / シルウェリウス536-537 / ウィギリウス537-555 / ペラギウス1世556-551 / ヨハネス3世561-574 / ベネディクトゥス1世575-579 / ペラギウス2世579-590 / グレゴリウス1世590-604 / サビニアヌス604-606 / ボニファティウス3世607 / ボニファティウス4世608-615 / アデオダトゥス1世615-618 / ボニファティウス5世619-625 / ホノリウス1世625-638 / セウェリヌス640 / ヨハネス4世640-642 / テオドルス1世642-649 / マルティヌス1世649-653 / エウゲニウス1世654-657 / ウィタリアヌス657-672 / アデオダトゥス2世672-676 / ドヌス676-678 / アガト678-681 / レオ2世682-683 / ベネディクトゥス2世684-685 / ヨハネス5世685-686 / コノン686-687 / セルギウス1世687-701 / ヨハネス6世701-705 / ヨハネス7世705-707 / シシニウス708 / コンスタンティヌス708-715 / グレゴリウス2世715-731 / グレゴリウス3世731-741 / ザカリアス741-752 / (ステファヌス752) / ステファヌス2世752-757 / パウルス1世757-767 / ステファヌス3世768-772 / ハドリアヌス1世772-795 / レオ3世795-816 / ステファヌス4世816-817 / パスカリス1世817-824 / エウゲニウス2世824-827 / ウァレンティヌス827 / グレゴリウス4世827-844 / セルギウス2世844-847 / レオ4世847-855 / ベネディクトゥス3世855-858 / ニコラウス1世858-867 / ハドリアヌス2世867-872 / ヨハネス8世872-882 / マリヌス1世882-884 / ハドリアヌス3世884-885 / ステファヌス5世885-891 / フォルモスス891-896 / ボニファティウス6世896 / ステファヌス6世896-897 / ロマヌス897 / テオドルス2世897 / ヨハネス9世898-900 / ベネディクトゥス4世900-903 / レオ5世903 / セルギウス3世904-911 / アナスタシウス3世911-913 / ランド913-914 / ヨハネス10世914-928 / レオ6世928 / ステファヌス7世928-931 / ヨハネス11世931-936 / レオ7世936-939 / ステファヌス8世939-942 / マリヌス2世942-946 / アガペトゥス2世946-955 / ヨハネス12世955-964 / レオ8世963-965 / ベネディクトゥス5世964 / ヨハネス13世965-972 / ベネディクトゥス6世973-974 / ベネディクトゥス7世974-983 / ヨハネス14世983-984 / ヨハネス15世985-996 / グレゴリウス5世996-999 / シルウェステル2世999-1003 / ヨハネス17世1003 / ヨハネス18世1004-1009 / セルギウス4世1009-1012 / ベネディクトゥス8世1012-1024 / ヨハネス19世1024-1032 / ベネディクトゥス9世1032-1044 / シルウェステル3世1045 / ベネディクトゥス9世(復位)1045 / グレゴリウス6世1045-1046 / クレメンス2世1046-1047 / ベネディクトゥス9世(復位)1047-1048 / ダマスス2世1048 / レオ9世1049-1054 / ウィクトル2世1055-1057 / ステファヌス9世1057-1058 / ニコラウス2世1058-1061 / アレクサンデル2世1061-1073 / グレゴリウス7世1073-1085 / ウィクトル3世1086-1087 / ウルバヌス2世1088-1099 / パスカリス2世1099-1118 / ゲラシウス2世1118-1119 / カリストゥス2世1119-1124 / ホノリウス2世1124-1130 / インノケンティウス2世1130-1143 / ケレスティヌス2世1143-1144 / ルキウス2世1144-1145 / エウゲニウス3世1145-1153 / アナスタシウス4世1153-1154 / ハドリアヌス4世1154-1159 / アレクサンデル3世1159-1181 / ルキウス3世1181-1185 / ウルバヌス3世1185-1187 / グレゴリウス8世1187 / クレメンス3世1187-1191 / ケレスティヌス3世1191-1198 / インノケンティウス3世1198-1216 / ホノリウス3世1216-1227 / グレゴリウス9世1227-1241 / ケレスティヌス4世1241 / インノケンティウス4世1243-1254 / アレクサンデル4世1254-1261 / ウルバヌス4世1261-1264 / クレメンス4世1265-1268 / グレゴリウス10世1271-1276 / インノケンティウス5世1276 / ハドリアヌス5世1276 / ヨハネス21世1276-1277 / ニコラウス3世1277-1280 / マルティヌス4世1281-1285 / ホノリウス4世1285-1287 / ニコラウス4世1288-1292 / ケレスティヌス5世1294 / ボニファティウス8世1294-1303 / ベネディクトゥス11世1303-1304 / クレメンス5世1305-1314 / ヨハネス22世1316-1334 / ベネディクトゥス12世1334-1342 / クレメンス6世1342-1352 / インノケンティウス6世1352-1362 / ウルバヌス5世1362-1370 / グレゴリウス11世1370-1378 / ウルバヌス6世1378-1379 / ボニファティウス9世1389-1404 / インノケンティウス7世1404-1406 / グレゴリウス12世1406-1415 / マルティヌス5世1417-1431 / エウゲニウス4世1431-1447 / ニコラウス5世1447-1455 カリストゥス3世1455-1458 / ピウス2世1458-1464 / パウルス2世1464-1471 / シクストゥス4世1471-1484 / インノケンティウス8世1484-1492 / アレクサンデル6世1492-1503 / ピウス3世1503 / ユリウス2世1503-1513 / レオ10世1513-1521 / ハドリアヌス6世1522-1523 / クレメンス7世1523-1534 / パウルス3世1534-1549 / ユリウス3世1550-1555 / マルケルス2世1555 / パウルス4世1555-1559 / ピウス4世1559-1565 / ピウス5世1566-1572 / グレゴリウス13世1572-1585 / シクストゥス5世1585-1590 / ウルバヌス7世1590 / グレゴリウス14世1590-1591 / インノケンティウス9世1591 / クレメンス8世1592-1605 / レオ11世1605 / パウルス5世1605-1621 / グレゴリウス15世1621-1623 / ウルバヌス8世1623-1644 / インノケンティウス10世1644-1655 / アレクサンデル7世1655-1667 / クレメンス9世1667-1669 / クレメンス10世1670-1676 / インノケンティウス11世1676-1689 / アレクサンデル8世1689-1691 / インノケンティウス12世1691-1700 / クレメンス11世1700-1721 / インノケンティウス13世1721-1724 / ベネディクトゥス13世1724-1730 / クレメンス12世1730-1740 / ベネディクトゥス14世1740-1758 / クレメンス13世1758-1769 / クレメンス14世1769-1774 / ピウス6世1775-1799 ピウス7世1800-1823 / レオ12世1823-1829 / ピウス8世1829-1830 / グレゴリウス16世1831-1846 / ピウス9世1846-1878 / レオ13世1878-1903 / ピウス10世1903-1914 ベネディクトゥス15世1914-1922 / ピウス11世1922-1939 / ピウス12世1939-1958 / ヨハネ23世1958-1963 / パウロ6世1963-1978 / ヨハネ・パウロ1世1978 / ヨハネ・パウロ2世1978-2005 / ベネディクト16世2005-2013 / フランシスコ2013- 一覧 ^1 教皇選出者。正式な教皇に数えず FAST ISNI VIAF WorldCat ノルウェー スペイン フランス BnF data カタルーニャ ドイツ イタリア イスラエル ベルギー アメリカ スウェーデン チェコ クロアチア オランダ ポーランド バチカン CiNii Books CiNii Research ULAN トレッカーニ百科事典 ドイッチェ・ビオグラフィー RISM SNAC IdRef 教皇 グレゴリウス13世 16世紀の教皇 聖マウリッツィオ・ラザロ勲章受章者 東西教会の分裂 反プロテスタント主義 ボローニャ出身の人物 1502年生 1585年没 FAST識別子が指定されている記事 ISNI識別子が指定されている記事 VIAF識別子が指定されている記事 WorldCat Entities識別子が指定されている記事 BIBSYS識別子が指定されている記事 BNE識別子が指定されている記事 BNF識別子が指定されている記事 BNFdata識別子が指定されている記事 CANTICN識別子が指定されている記事 GND識別子が指定されている記事 ICCU識別子が指定されている記事 J9U識別子が指定されている記事 KBR識別子が指定されている記事 LCCN識別子が指定されている記事 Libris識別子が指定されている記事 NKC識別子が指定されている記事 NSK識別子が指定されている記事 NTA識別子が指定されている記事 PLWABN識別子が指定されている記事 VcBA識別子が指定されている記事 CINII識別子が指定されている記事 CRID識別子が指定されている記事 ULAN識別子が指定されている記事 DBI識別子が指定されている記事 DTBIO識別子が指定されている記事 RISM識別子が指定されている記事 SNAC-ID識別子が指定されている記事 SUDOC識別子が指定されている記事
2025/04/08 16:18更新
|
Gregorius XIII
グレゴリウス13世と同じ誕生日1月7日生まれの人


TOPニュース
グレゴリウス13世と近い名前の人


話題のアホネイター

この記事は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表されたウィキペディアの項目「グレゴリウス13世」を素材として二次利用しています。