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三浦展
三浦 展(みうら あつし)さんの誕生日は1958年9月25日です。新潟出身の社会評論家のようです。
人物、研究と評価などについてまとめました。卒業、退社、現在、家族、テレビ、結婚に関する情報もありますね。現在の年齢は65歳のようです。
三浦 展(みうら あつし、1958年9月25日 - )は、日本のマーケティング・リサーチャー(著作では「マーケティング・アナリスト」と自称)、消費社会研究家、評論家。マーケティングリサーチやマーケティングプランニング、コンサルティング等の受託業務等を行う株式会社カルチャースタディーズ研究所代表取締役を務める。 新潟県糸魚川市生まれ。三和村(現上越市)出身。新潟大学教育学部附属高田小学校、同中学校、新潟県立高田高等学校を経て、1982年に一橋大学社会学部を卒業。佐藤毅ゼミ出身で、サブゼミとして岩崎允胤ゼミにも参加した。 卒業後はパルコに入社。同社のマーケティング雑誌アクロス編集室で勤務し、入社4年目の1986年に「アクロス」編集長に就任。 1990年にパルコを退社し、三菱総合研究所主任研究員に就任。環境デザイン部主任研究員、社会デザイン室長代理・主任研究員などとして、マーケティングや労働行政等の調査・研究にあたる。 1999年には三菱総合研究所を退社し、独立。マーケティング会社、株式会社カルチャースタディーズ研究所を設立し、同社の代表取締役に就任。 現在は、マーケティング調査、商品企画などを行うほか、家族、都市問題を独自の視点で捉え、『下流社会』(光文社新書)(80万部のベストセラー)や『ファスト風土化する日本』、『下流大学が日本を滅ぼす!』などの本を出版している。 この他に以下のような役職を務める。 立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科兼任講師 信州大学大学院非常勤講師 京都造形芸術大学非常勤講師 都留文科大学講師 国際日本文化研究センター共同研究員 内閣官房内政審議室少子化問題有識者会議委員 経済企画庁生活ビジョン研究会委員 労働省職業情報検討会委員 東京都青少年問題協議会委員 神奈川県住宅供給公社集合住宅開発研究会委員 財団法人セゾン現代美術館評議員 文化庁建築文化に関する検討会議委員 人物1977年から1979年に放送されていたフジテレビ系列の政治討論番組『福田恆存の世相を斬る』を毎週見ていたと語っている。 研究と評価三浦がつくりだした造語に以下のものがある。 ファスト風土化 - 大型店やチェーン店などが郊外に進出することで、何処も同じような風景と化し、その地域の個性が失われてしまう現象。 下流社会 - 所得が低い上に、意欲も低い層の社会。 真性団塊ジュニア - 団塊世代の本当の子ども世代。
かまやつ女子 - ムッシュかまやつひろしのようなファッションをしている若い女性のこと。ゆるい服を着て、ボロいジーンズを履いて私は自由に生きるぞという雰囲気を醸し出している女性。 国文学者の野口武彦(神戸大学名誉教授、元プリンストン大学客員教授)は『下流社会』について「市場調査を土台とするしっかりしたデータにもとづいて、低収入階層の生活スタイルを分析している」と評している。 社会学者の上野千鶴子(東京大学教授)は、三浦がパルコに在籍していた初期の時代から、その著作の愛読者であったと述べている。 内閣総理大臣秘書官の岡本全勝(元総務省大臣官房審議官、元東京大学客員教授)は、三浦の『下流社会』を「勉強になります」と紹介し、東京大で客員教授を務めた際の講義を基にした著作『新地方自治入門』でも三浦の著作を取り上げている。 国文学者の石原千秋(早稲田大学教授)は『教養としての大学受験国語』(ちくま新書)の第5章で、三浦の『「家族」と「幸福」の戦後史』につき、一定の批判をした上で、なお参考図書として推薦している。 評論家の宮崎哲弥(アルターブレイン副代表)は三浦の著作『ファスト風土化する日本』を、『新書365冊』(朝日新書)において、最高評価の"Best"と評価した他、『「家族」と「幸福」の戦後史』について名著であると述べた。また『下流社会』については、その分析、修辞等を評価しているが、政策提言が書かれた部分には消極的な評価をしている。 経済評論家・公認会計士の勝間和代は、三浦を「私のあこがれの人の1人」とする。2009年2月10日に内閣府で開かれた、勝間もメンバー務めていた小渕優子内閣府特命担当大臣(少子化対策担当・男女共同参画担当)主催の「ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム(PT)」の第1回会合(テーマ「恋愛・結婚」)に有識者として出席し、ヒアリングを受けた。 評論家の山形浩生(野村総合研究所研究員)や評論家の後藤和智(東北大学修士(工学))などからは恣意的なデータ解釈があると批判されている。 山形は自身のwebページにおいて三浦が著書『日本溶解論』においてケータイ女子はトヨタとイオンとマクドが好きだった、という結論を元に、その子たちは「商品そのものには関心がなく、一番売れているものを消費していれば安心なのである」と述べていることに対して「巨人、大鵬、卵焼き」に代表されるように流行とは昔からそのようなものであって、三浦の「ケータイ女子が社会に操られた消費するだけの人間だ」という主張は全く根拠のないものとし、『日本溶解論』を悪質なデータマイニング本としている。 後藤和智は自著『おまえが若者を語るな!』において三浦の『ファスト風土化する日本』や『下流社会』における統計が極めて杜撰であると批判し、三浦の格差論や郊外論は、戦後日本人が大事にしてきた(とされる)階層上昇意欲や勤勉さなどが若者によって壊されているという結論が最初にあり、その結論に達するためにはいかなる歪曲や罵倒も厭わないのが三浦のスタイルであると断じている。 京都大学名誉教授で、『教養主義の没落―変わりゆくエリート学生文化 』(中公新書)で知られる竹内洋(元京都大学大学院教育学研究科科長・学部長、元日本教育社会学会会長)は、『学問の下流化』(中央公論新社)で、『書店にあふれるお手軽な「下流」新書…』と間接的に三浦を批判している。 なお後藤や山形が指摘する、三浦のデータの取り扱いが必ずしも正確なものでない点については、三浦自身が自著の中で認めているところであり、三浦は自身の説を仮説と位置づけている。これらの点について社会学者の小原一馬(宇都宮大学准教授、京都大学博士)は三浦の著作『下流社会』について「ごく少数の限定されたデータから大胆な結論を導いているところは、これまでの本も一緒なので、データの扱いのいい加減なところを問題にしたいわけではない。それならそれで、ここに書かれたことは単なる一つの仮説と位置づけ、その検証はきちんとお金をかけて調査しなおせばいい」と述べている。ただし、三浦について「鋭い視点で大変興味深い本を書き続けている」としながら、『下流社会』については「読むに値する本とはちょっと言いづらいかもしれない」と評している。 2024/05/16 09:04更新
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miura atsushi
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