西澤文隆のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)
西澤 文隆(にしざわ ふみたか、1915年2月7日 - 1986年4月16日)は、日本の建築家。
日本の現代建築に大きな影響を与えた。日本建築、茶室、庭園の研究者でもある。正確に調査されていなかった伝統的な神社仏閣の実測調査を行った。坂倉準三建築研究所において1番目の所員であり、坂倉準三死去に伴って、坂倉建築研究所の代表として活躍した。その作品たちは、コートハウス、屋上庭園といった、庭と生活空間を混在・共存させていく手法が多く用いられている。
1915年 滋賀県愛知郡秦荘町(現・愛荘町)生まれ
1940年 東京帝国大学工学部建築学科卒業、坂倉準三建築研究所に入所
1944年 召集により入隊
1946年 坂倉準三建築研究所に復帰
1948年 坂倉準三建築研究所大阪支所(現・大阪事務所)を開設
1969年 株式会社坂倉建築研究所創設、代表取締役
1985年 株式会社坂倉建築研究所最高顧問
1986年 死去(享年71)
その他
新建築住宅設計競技など審査員を歴任。
受賞歴
1940年 卒業設計にて辰野賞牌を受賞
1967年 大阪府青少年野外活動センター 日本建築学会賞(作品)
1974年 産業功労に対し大阪府知事賞
1984年 伊丹市文化賞
1985年 一連の住宅作品に対し、日本芸術院賞
1986年 勲四等旭日小綬章