長谷川信哉のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)
長谷川 信哉(はせがわ しんや、2002年5月17日 - )は、京都府京都市出身のプロ野球選手(外野手、内野手)。右投右打。埼玉西武ライオンズ所属。
愛称は「ハセシン」。
小学生時代に陵ヶ岡クラブで野球を始め、中学生時代は京都嵐山ボーイズで投手を務めた。敦賀気比高校進学後、2年生の春から野手に挑戦。2年生の夏に甲子園でベンチ入りを果たし全3試合に途中出場した。3年生の夏は新型コロナウイルスの影響で甲子園が中止となったものの、県大会では打率.400・2本塁打・4盗塁を記録し、チームは県2連覇を果たした。同期に笠島尚樹、1学年下に前川誠太、1学年上に木下元秀、2学年上に黒田響生がいる。
2020年10月26日に行われたドラフト会議では、埼玉西武ライオンズから育成選手ドラフト2位指名を受け、11月14日に支度金350万円・年俸280万円で入団に合意した(金額は推定)。ドラフト時は外野手での指名であったが内野手として登録された。背番号は122。
2021年は、イースタン・リーグで二塁・三塁・遊撃・中堅・右翼と、複数のポジションを守り、前半戦までで打率.220、11打点、6盗塁を記録。新型コロナウイルスワクチン接種の副反応で欠場者が複数出たチーム事情もあり、育成選手ながらエキシビションマッチ最後のカードとなる対中日ドラゴンズ3連戦では一軍に帯同。8月8日の初戦では守備から途中出場すると、第1打席でライデル・マルティネスからソロ本塁打を放った。
2022年は、SNSの不適切使用により3月から謹慎処分が下されていたことが4月に判明した(2日に解かれて復帰)。当初は「SNSのアカウントが何者かに乗っ取られた」と釈明していたが、球団から「警察に被害届を出す」と言われ、自発的であったことを認めたという。シーズンでは、7月1日までにファームで31試合に出場し、打率.319、4本塁打、19打点の成績を残し、7月2日に支配下登録された。背番号は63。7月2日中に一軍に昇格すると、その日の福岡ソフトバンクホークス戦(ベルーナドーム)で、「9番・中堅手」として初出場初スタメン出場。7月9日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦(楽天生命パーク宮城)では、5回表に辛島航からプロ初安打を放ち、直後にプロ初盗塁を決めた。さらに、8回表には鈴木翔天から決勝打となる右前適時打を放ち、プロ初打点も記録した。
2023年は、5月16日の対北海道日本ハムファイターズ戦(エスコンフィールドHOKKAIDO)で1点を追う9回二死無走者の打席で田中正義からプロ初の本塁打となる同点本塁打を放った。同月30日に倦怠感と腹痛のため、「特例2023」で出場選手登録を抹消。6月2日に出場選手登録されると、同月7日の対中日戦(ベルーナドーム)では7回無死から川越誠司の代走で途中出場し、1-1の同点で迎えた9回一死無走者の打席で祖父江大輔からプロ初のサヨナラ本塁打を放った。オフの11月28日の契約更改では430万円増の推定年俸1100万円でサインした。
2024年からは、守備位置の登録が内野手から外野手に変更された。
選手としての特徴
50メートル走5.8秒の俊足を持つ。
打撃フォームは横浜DeNAベイスターズの宮崎敏郎のフォームを参考にしている。
詳細情報
2023年度シーズン終了時
2023年度シーズン終了時
初出場・初先発出場:2022年7月2日、対福岡ソフトバンクホークス10回戦(ベルーナドーム)、9番・中堅手で先発出場
初打席:同上、2回裏に東浜巨から空振り三振
初安打:2022年7月9日、対東北楽天ゴールデンイーグルス13回戦(楽天生命パーク宮城)、5回表に辛島航から中前安打
初盗塁:同上、5回表に二盗(投手:辛島航、捕手:太田光)
初打点:同上、8回表に鈴木翔天から右前適時打
初本塁打:2023年5月16日、対北海道日本ハムファイターズ7回戦(エスコンフィールドHOKKAIDO)、9回表に田中正義から左中間越ソロ
122(2021年 - 2022年7月1日)
63(2022年7月2日 - )
『天体観測』BUMP OF CHICKEN(2021年 - )