もしもし情報局 > 辞書 > W

「W」とは

W|Wiki【もしもし辞書】


もしもしロボ調査[Wiki(ウィキ)情報]

W

Wは、ラテン文字(アルファベット)の 23 番目の文字。小文字は w 。

字形(Vを二重化したもの)はUとともにVに由来する。形の類似した文字にギリシャ文字のω(オメガ)があるが、全く異なる文字であり、Wは下が尖っているのに対してωは丸い。

Vを横に2つ連ねた形であり、大文字、小文字同形である。しばしば2つのVを重ねて(左のVの右斜線と右のVの左斜線を交差させて)書く。V同様、筆記体では下部を丸めて書き、右上で折り返す。フラクトゥールは W   w {\displaystyle {\mathfrak {W\ w}}}

二重のV

    伊: doppia vu, doppio vu(ドッピャヴ/ドッピョヴ)

    西: uve doble, ve doble(ウベドブレ/ベドブレ)

    葡: vê dobrado, vê duplo(ヴェードブラド/ヴェードゥプロ)

    洪: dupla vé(ドゥプラヴェー)

    羅: dublu ve(ドゥブルヴェ)

    芬: kaksois vee(カクソイスヴェー)

    仏: double vé(ドゥブルヴェ)

    エス:duobla vo, ĝermana vo (ドゥオブラヴォ/ヂェルマーナヴォ(ゲルマン人のV))

    二重のU

      英: double u(ダブリュー) W (letter name).ogg 聞く

      音素名称

        独:ヴェー

        蘭・尼:ウェー

        波:ヴ

        国際音声記号としては、小文字 [w] は有声両唇軟口蓋接近音。

        各言語においてこの文字が表す音価は、

        イタリア語、エスペラント語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語などでは外来語にのみ使い、起源によって [w] または [v] (スペイン語では [β])で発音する。またこれらの言語において [w] は一般に、母音音素 /u/ の異音として解釈できるものである。

        インドネシア語、英語などでは 有声両唇軟口蓋接近音 [w]。

          英語では、音素 /w/ は後続の短母音を変化させる。ただし、母音の後にさらに軟口蓋音(/k, ɡ, ŋ/)がつづく場合にはこの限りではない。

          ウェールズ語では/w/のほかに母音/ʊ, uː/をも表す。例:cwm /kʊm/「谷」。

          オランダ語では唇歯接近音 [ʋ] (上の歯を下唇に接近させた [w])を表す。

          スラヴ語でもおおむね [v] で、v と同じ音素を持つ。スラヴ語において、v と w は外来語を除いて片方しか使われない。チェコ語・クロアチア語などでは v を、ポーランド語などでは w を使い、もう片方は外来語にのみ使われる。

          中国語のピンインでは、介音 /u/ [ŭ] が頭子音をともなわない(音節頭に来る)場合に用いる。頭子音をともなう場合は u を用い、書き分けを行っている。なお、「五」「烏」など主母音,尾音無しで介音/u/のみの場合、あくまで発音は/u/であり半母音/w/が(たとえば英単語のwoodやwolfなどのようには)発音されるわけではないが、子音(半母音)があるかのようにwuと表記する。

          朝鮮語のローマ字表記では、母音字母の内、発音に/w/を含むㅘ、ㅙ、ㅝ、ㅞ、ㅟはwa、wae、wo、we、wiとなりwを含む。なお、ㅚも/w/を含む発音だがoeとなりwを含まない。

          ドイツ語では有声唇歯摩擦音 [v]。

          日本語のローマ字ではワ行の音写に用いる。ワ行の子音 /w/ は [w] に似るが、母音の/u/ と同様に円唇性が弱い。方言差や話者個人によっても変わるが、実際には後舌と軟口蓋を接近させない両唇接近音[β̞]として発音されることが多い。 /u/ の標準的な音価を [ɯ] と記すような場合には、これを [ɰ] と記述することがある。なお、訓令式およびヘボン式では「ゐ」「ゑ」「を」は「い」「え」「お」と同じ発音のため、子音無しのi、e、oとなり、実際にwが使われるのは「わ」のwaのみである。日本式では「ゐ」「ゑ」「を」もwi、we、woと表す。IMEにおけるローマ字入力では「を」は通常woになるが、「ゐ」「ゑ」はwyi、wyeと入力する場合や、直接入力出来ないがwi、weと入力して表れる「うぃ」「うぇ」、もしくはi、eと入力して表れる「い」「え」を変換すると候補に出てくるなど、IMEによってまちまちである。

          古代ローマ人の時代のラテン語では、W の文字は存在せず、/w/ の音素は V の文字を使って表記していた。しかし、V の文字は/w/と同時に母音の/u/を表しており、さらに英語などのゲルマン語には、元来のラテン語にない/v/の音素があったため、V は一文字で 3 音素を表すことになった。そこで、/w/の音素を表す場合は V を重ねてVVと表記する慣習が生まれ、やがて二つのVが繋がって一つの文字になり、Wとなった。一方で母音の/u/を表すにはVの字の底を丸くしたUを用いるようになり、これが各地域に定着した。さらにドイツ語では /w/ の音素が消滅したため、新しく作られたWの字は/v/の音素を示すようになった。

          語頭に /w/ を含むゲルマン語の語彙がロマンス諸語に伝わると、werra→guerra のように /gw/ に変化した。

          西 (west)。

            ヒップホップにおいてアメリカ合衆国西海岸(ウエスト・サイド)。

            西日本向け商品に示される記号(日清食品「どん兵衛」など)。

            新幹線W7系電車(E7系のJR西日本仕様)

            女性(woman)。

              『女芸人No.1決定戦 THE W』などのタイトルにも使われる。

              幅 (width)。

              ウエスト (waist)。人体のサイズを表示するときに、B(バスト)やH(ヒップ)とともによく使われる。

              ウェイト (weight)(体重)。医療略語。

              Week(週間)の略。主に医学の分野ではよく使われる。例:3W(3週間という意味)。

              world(世界)。ワールドカップ(スポーツの国際大会)を「W杯」とするなど。

              日本語では、「二倍の、二つの、二人の」などを意味するダブル(double)の意味で使われる(当て字)。これは英語名「ダブリュー」(double U)が「ダブル」と音が似ていること(また、俗に「ダブリュー」を「ダブル」と誤って発音されてしまうこともある)が起源である。この表現は日本語独自のもので、本来は誤用であり、日本人、もしくは、日本語に精通した外国人以外には当然ながら通じない。英語圏ではdoubleの略としてはDを用いる。

              日本におけるインターネット上のチャットや掲示板では、笑いを文字表現する際、"warai"の省略として「w」と表すことがある(用例: 面白いねw)。基本的に全角で、「ワラ」と読むのが一般的。「www」と並べて書くこともあり、草が生えているように見えることから「草」「草生える」「大草原」などと表現されることもある。「芝」という表現もある。

              一般用照明器具の取付のうち壁付。構内電気設備配線用図記号 (JIS C 0303:2000) で用いられる。

              タングステンの元素記号。

              物理学では仕事、仕事関数を表す記号として用いられる。

              仕事率(電力など)の単位、ワット。

              熱力学では、まぎらわしさ回避のため速度を v ではなく w と表す。

              数学では、x, y, z に次ぐ第四の未知数に使われる。(小文字)

              第二のベクトル空間(大文字)

              コクセター群やワイル群(大文字)

              非SI接頭辞

                ウェカ (weka) (10)(大文字)

                ウェコ (weko) (10)(小文字)

                ウェクト (wekto) (10)(小文字) - ジム・ブロワーズ (Jim Blowers) の提案

                鉄道のサインシステムにおいて、JR宗谷線 (Wakkanai)、JR紀勢線(きのくに線、和歌山駅〜新宮駅)、JR山陽線(岡山駅〜福山駅)、広島電鉄白島線 (White) の路線記号として用いられる。

                W Window System - X Window System の元になったウィンドウシステム

                カワサキ・W - 川崎重工業のオートバイ。排気量650ccと400ccの2車種が存在する。

                W(ダブルユー) - ハロー!プロジェクトのアイドルユニット。

                W(ダブル) - 男性2人の兄弟デュオ。1997年にグループ名をK.D earthに改名。

                日本のプロ野球チーム横浜DeNAベイスターズの前身球団である横浜大洋ホエールズ、大洋ホエールズのアルファベットでの略号(Whalesより)。

                au by KDDIでは、CDMA 1X WIN端末の型番は2008年モデルまで(法人向け端末を除き)すべて「W」で始まっていた。

                「Waseda」から、また、箱根駅伝等のゼッケンに「W」が刻まれることから早稲田大学のことを「W大学」ということがある。また、これに限らず、早大野球部や系列の早実などでも略号として使われる。

                仮面ライダーW - 特撮テレビドラマ。この場合、必ず大文字表記。

                W - 松岡充のソロシングル。

                W - ARBのアルバム。

                W-君と僕の世界- - 2016年の韓国のテレビドラマ。

                マリオシリーズ及びワリオシリーズにおける登場キャラクター・ワリオのシンボルマーク。

                ^ さらに言えば、VはYとともにギリシャ文字のΥ(ウプシロン)に由来し、キリル文字のУは同系の文字である。Υ(ウプシロン)の別形に由来するFとも同系といえる。

                ^ 当時 v と u の峻別は存在しなかったと言ってよく、したがって「vv」と「uu」のどちらであったと定めることも難しい。

                ^ ポルトガル語では「dâblio」(ダブリォ)と呼称されることもある。また、ブラジルポルトガル語での呼称は「dáblio」(ダブリォ)である。

                ^ “東西で違うどん兵衛の味”. 日清食品. 2012年9月17日閲覧。

                ^ “「ダブル」は「W」と略せる?”. 毎日ことばplus (2019年1月25日). 2023年12月12日閲覧。

                ^ 三省堂国語辞典第七版、項目「ダブリュー」

                ^ “「草生える」「大草原不可避」 あなたは「草」ちゃんと生やせてますか?”. ねとらぼ (2017年10月1日). 2020年3月3日閲覧。

                Ŵ ŵ - サーカムフレックス

                Ẃ - アキュート・アクセント

                Ẁ - グレイヴ・アクセント

                Ẅ - トレマ

                Ƿ ƿ - ルーン文字由来

                カシオペア座 - 星座の形がWの形をしている。

                一覧

                基本26文字

                ダイアクリティカルマーク

                約物

                ローマ数字

                歴史

                古文書

                アルファベット

                ISO/IEC 646

                Unicode

                ラテン文字

                出典を必要とする記事/2020年9月

                日本語版記事がリダイレクトの仮リンクを含む記事

※文章がおかしな場合がありますがご了承ください。

もしもしロボ「Wに関する情報が見つかるかもしれないよ!
最新情報を確認する


注目の芸能人・有名人【ランキング】
話題のアホネイター
W
  • Google+でシェア
  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

おまかせワード

2月2日  8月20日  1991年  NECアベニュー  4月22日  9月9日  SAY・S  忍者  1994年  音松くん 

最近追加された芸能人・有名人

こっちのけんと 斎藤元彦 松島かのん 澤繁実 小野寺紘毅 桜井誠_(活動家) 安野貴博 ジャンボ松田 後藤輝樹 石丸幸人

グループ

ココリコ 猿岩石 新選組リアン GReeeeN X21 D☆DATE 東京女子流 さくら学院 フェアリーズ Snow Man 

▲ページトップに戻る

この記事は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表されたウィキペディアの項目「W」を素材として二次利用しています。

twitterはじめました