中川良一の情報 （なかがわりょういち）
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前間孝則: 『悲劇の発動機「誉」－天才設計者中川良一の苦闘』草思社、2007年7月31日。

吉野浩行: 元プリンス自動車の常務で、後に日産自動車の専務になる中川良一（中島飛行機出身）の講義を受け、航空学を学ぶ。

桜井眞一郎: 1954年（昭和29年）4月 プリンス自動車工業（旧）、富士精密工業と合併（富士精密の中川良一が合併会社の設計部長となる）

石橋幹一郎: 取締役常務 石橋幹一郎・天瀬金蔵・今井一雄・柴本重理・中川良一

中川良一のプロフィール Wikipedia（ウィキペディア）

子: 中川脩一

栄エンジンの20型以降への改良

プリンス、日産での各種車種の開発総指揮

日産での自動車排出ガス規制対応総指揮

中川 良一（なかがわ りょういち、1913年（大正2年）4月27日 – 1998年（平成10年）7月30日）は、日本の航空技術者、自動車技術者。中島飛行機の設計主任として誉エンジンを手掛け、戦後はプリンス自動車を経て日産自動車の専務を務めた。

東京府（現・東京都）に鉄道官僚中川正左の長男として生まれる。

1936年（昭和11年）東京帝国大学工学部機械工学科を卒業後、中島飛行機に入社。栄エンジンの20型以降への改良に従事し、空冷エンジンの限界と言われた1000馬力の壁を突破する。1941年（昭和16年）設計主任を務めた誉エンジンの試作1号機が完成。中島式低圧燃料噴射の特許を取得し、誉エンジンほか中島製のエンジン全種に採用。

1945年（昭和20年） - 終戦により、連合軍総司令部（GHQ）命令により航空機産業は禁止され、12社に解体された旧中島飛行機の一つである富士精密工業（のちのプリンス自動車工業）にて、自動車技術者としての第二の人生を開始し、特に「エンジン屋」として、プリンス技術部門を統括した。

1951（昭和26年） - 富士精密工業取締役。

1966年（昭和41年）8月、プリンス自動車工業合併により日産自動車常務取締役。

1969年（昭和44年） - 日産自動車専務取締役。

1979年（昭和44年） - 日産自動車技術顧問。

1951（昭和26年） ～1965年（昭和40年）まで東京大学工学部航空機原動機学科講師。

1961年（昭和36年） - 工学博士（東京大学）。

1961年（昭和36年） - 日本機械学会副会長。

1972年（昭和47年）～1976年（昭和51年）自動車技術会会長。

1972年（昭和49年）～1980年（昭和55年）国際自動車技術会連合（FISITA）副会長。

1976年（昭和51年） - 米国自動車技術会（SAE）名誉会員。

1977年（昭和52年）～1984年（昭和59年）日本電子機器取締役会長。

1998年（平成10年）7月30日、死去。

中島飛行機

プリンス自動車工業

日産自動車

桜井眞一郎

^ 日本自動車殿堂プレスリリース 2018年11月8日

^ “スバルのヒストリー外伝「プリンス自動車〜消えるべくして消えた、スバルの兄弟〜」”. www.chubu-jihan.com. 中部自動車販売. 2020年7月8日閲覧。

^ 中島飛行機エンジン史 1985, p. 130.

^ 中島飛行機エンジン史 1985, p. 116.

^ トキコ社史 1967, p. 176.

^ 中島飛行機エンジン史 1985, p. 266.

『航空機から自動車へ : 一内燃機関技術者の回想』 中川良一著 日本機械学会 1982年2月5日 doi:10.1299/jsmemag.85.759_214

『悲劇の発動機「誉」‐天才設計者中川良一の苦闘』 前間孝則著 草思社 2007年7月31日 ISBN 978-4-7942-1513-0

『プリンス自動車の光芒』 桂木洋二著 グランプリ出版 2003年10月22日 ISBN 4-87687-251-1

中川良一,水谷総太郎『中島飛行機エンジン史 : 若い技術者集団の活躍』酣灯社、1985年5月。NDLJP:12683708。 

トキコ株式会社社史編纂委員会 編『トキコ社史』トキコ、1967年、266頁。NDLJP:2517618/124。 

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