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外村繁の情報 (とのむらしげる)
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外村 繁さんについて調べます

■名前・氏名
外村 繁
(読み:とのむら しげる)
■職業
作家
■外村繁の誕生日・生年月日
1902年12月23日 (年齢1961年没)
寅年(とら年)、山羊座(やぎ座)
■出身地・都道府県
滋賀出身

外村繁と同じ1902年生まれの有名人・芸能人

外村繁と同じ12月23日生まれの有名人・芸能人

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外村繁と関係のある人

梶井基次郎: この運動には文甲の外村茂(のちの外村繁)や桑原武夫が活動していた。


舟橋聖一: 1928年(昭和3年)、『文芸都市』の同人となり、阿部知二、井伏鱒二、梶井基次郎、外村繁らと「新人クラブ」を結成。


藤原審爾: 療養生活を続けながら雑誌社で編集を手伝う傍ら、外村繁に投書雑誌の選者をしていた縁で師事して創作活動を行い、同人誌『曙』を発行。


上林暁: 上林暁・外村繁・川崎長太郎集 講談社 (日本現代文學全集) 1965


辻亮一: 1949年、中国共産党の手榴弾工場で徴用された経験を描いた「異邦人」を書き八木義徳に郵送すると同郷の外村繁に見せ、外村が『新小説』に推薦し掲載される。


川端康成: 湯ヶ島には、梶井の同人『青空』の面々(淀野隆三、外村繁、三好達治)、十一谷義三郎、藤沢桓夫、小野勇、保田与重郎、大塚金之助、日夏耿之介、岸田国士、林房雄、中河与一、若山牧水、鈴木信太郎、尾崎士郎、宇野千代、萩原朔太郎らも訪れた。


上林暁: 瀧井孝作 尾崎一雄 外村繁 上林暁集 筑摩書房 (現代日本文学全集) 1955


上林暁: 上林暁 外村繁 角川書店 (角川版昭和文学全集) 1962


井伏鱒二: また、1929年(昭和4年)頃に発足した『阿佐ヶ谷将棋会』(会員は、外村繁<自身は将棋を指さず>、古谷綱武、小田嶽夫、中村地平、木山捷平、濱野修、安成二郎、上林暁、田畑修一郎、青柳瑞穂、浅見淵、太宰治、亀井勝一郎、秋澤三郎、瀧井孝作、三好達治、火野葦平、島村利正、河盛好蔵、中野好夫、宇野千代、真杉静枝など)の中心となって活躍した。


上林暁: 尾崎一雄 外村繁 上林暁 中央公論社 (日本の文学52)1969、新版1979。


外村繁の情報まとめ

もしもしロボ

外村 繁(とのむら しげる)さんの誕生日は1902年12月23日です。滋賀出身の作家のようです。

もしもしロボ

卒業、父親、再婚、現在に関する情報もありますね。去年の情報もありました。1961年に亡くなられているようです。

外村繁のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)

外村 繁(とのむら しげる、1902年〈明治35年〉12月23日 - 1961年〈昭和36年〉7月28日)は、日本の小説家。本名は外村 茂(とのむら しげる)。東京帝国大学経済学部卒。出自である近江商人の世界を客観的に描いた『草筏』で注目され、『筏』『花筏』と共に長編三部作を成して高く評価された。『落日の光景』『澪標』は私小説の極致と評される。

滋賀県神崎郡南五個荘村金堂(現・東近江市五個荘金堂町)出身。金堂は近世から近代にかけて近江商人発祥地として栄えた土地である。外村家も江戸時代から代々続く木綿問屋で、茂は外村吉太郎の三男として生まれ、保守的な環境で育つ。滋賀県立膳所中学校卒業。第三高等学校文科甲類卒業。東京帝国大学経済学部卒業(本人は文学部志望であったが、親の意向で経済学部に進学していた)。

大学在学中の1925年(大正14年)1月、第三高等学校時代から「三高劇研究会」で親交のあった梶井基次郎や中谷孝雄らと同人誌『青空』を創刊した。11月に川端康成の同人誌『文藝時代』から文芸時評を依頼されて寄稿するが、名前を誤植され「外村繁」と印刷されたため、以後それを筆名とした。

大学卒業後、父親が急逝したため家業を継ぐが、やがて弟に家業を譲り、1933年(昭和8年)に阿佐谷へ移って小説家として再出発、「阿佐ヶ谷文士村」に入った。『鵜の物語』を発表。中谷の紹介で『麒麟』同人となる。

1935年(昭和10年)、当時連載途中だった『草筏』で第1回芥川龍之介賞候補となる。『草筏』は1938年(昭和13年)に完結し、第5回池谷信三郎賞を受賞。また、『草筏』完結時に再び第8回芥川龍之介賞予選候補となるが、先に池谷信三郎賞受賞が決定したことも影響し、受賞することはなかった。

戦後『筏』と『花筏』を発表し、『草筏』とともに「筏三部作」と呼ばれるようになる。『筏』で1956年(昭和31年)の第9回野間文芸賞を受賞したほか、1961年(昭和36年)には『澪標』で第12回読売文学賞を受賞している。

また、1949年(昭和24年)に同郷の辻亮一から「異邦人」を見せられた際、『新小説』に同作を掲載するよう推薦した。外村の推薦により「異邦人」は『新小説』に掲載され、翌年、同作によって辻は芥川龍之介賞を受賞している。

1961年(昭和36年)7月28日、上顎癌のため東京医科歯科大学医学部附属病院で死去。

最初の妻である八木下とく子とは、帝大在学中の1924年(大正13年)春に、とく子が女給をしていた六本木のカフェーで知り合い、親からの勘当状態のなかで同棲生活を送っていた。その後とく子は、心臓病と戦中戦後の栄養失調によって1948年(昭和23年)に死去。

1950年(昭和25年)に文部省職員の金子てい(貞子)と再婚するが、1957年(昭和32年)に外村が、1960年(昭和35年)にていが相次いで癌と診断され、夫婦で闘病生活を送った。外村との死別から4か月後、ていも乳癌で死去した。

長男は遺伝学者の外村晶(1926-2004)で、北海道大学理学博士、東京医科歯科大学名誉教授、NPO法人「食品と暮らしの安全基金」の世話人代表。

現在、外村繁の生家は「五個荘近江商人屋敷 外村繁邸」として保存・公開されている。「外村繁邸」の蔵では「外村繁文学館」として外村にまつわる資料を展示し、その業績を顕彰している。

『鵜の物語』(1933) 砂子屋書房、1936 

『草筏』(1935–38) 砂子屋書房、1938  ‐ 池谷信三郎賞

『春秋』赤塚書房 1939

『風樹 外村繁短篇小説傑作集』人文書院、1940 

『白い花の散る思ひ出 小説集』ぐろりあそさえて、1941 

『日本合戦史話』陸軍画報社、1943 

『日本の土』大観堂、1943 

『紅葉明り』世界社、1947 

『父の思ひ出』小山書店、1948

『愁いの白百合』偕成社、1949。山本さだ絵  

『早春日記』河出書房、1949

『夢幻泡影』(1949)

『春の夜の夢』(1949)

『最上川』(1950)

『赤と黒』(1953)

『夕映え』(1954)

『筏』(1954–56) 三笠書房、1956。のち新潮文庫 新装復刊1994 ‐ 野間文芸賞

『岩のある庭の風景』(1954) 大日本雄弁会講談社、1957 

『愛のうた』光書房 1958

『花筏』(1957–58) 三笠書房、1958 

『入門しんらん 新しき親鸞発見のために』普通社、1959

『春・夏・秋・冬』新創社、1959

『酔夢朦朦』(1960)

『澪標』(1960) 講談社 ‐ 読売文学賞

『落日の光景』(1960) 新潮社、1961

『濡れにぞ濡れし』(1960–61) 講談社、1961  

『日を愛しむ』(1961、絶筆)

『阿佐ケ谷日記』新潮社、1961

『夕映え』角川書店、1961

『外村繁全集』全6巻 講談社、1962

『澪標・落日の光景』新潮文庫、1962

『澪標・落日の光景』講談社文芸文庫 1992

^ ただし、1924年に出会い、1926年以降、郷里の反対に遇ったため、内縁の妻状態となっており、その間に子供を生んでいる。この1933年は籍を入れた年である。

^ 「第七章 天に青空、地は泥濘――本郷と目黒にて」(大谷 2002, pp. 137–161)

^ 「第八章 冬至の落日――飯倉片町にて」(大谷 2002, pp. 162–195)

^ 岩井寛『作家の臨終・墓碑事典』(東京堂出版、1997年)224頁

^ 「第一部 第一章 同人たち」(柏倉 2010, pp. 9–21)

^ 中谷孝雄「招魂の賦」

^ “五個荘近江商人屋敷 外村繁邸”. 東近江市ホームページ (2019年10月23日). 2020年1月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月22日閲覧。

^ “五個荘近江商人屋敷 外村繫邸”. 東近江市観光Web. 2023年11月22日閲覧。

外村繁:作家別作品リスト - 青空文庫

外村繁作品リスト(ウィキソース)

外村繁(コトバンク)

近江商人外村家の系譜(御幸百年史第二章第一節、御幸ホールディングス)

近江商人屋敷 外村繁邸(東近江市観光協会)

『梶井基次郎全集第3巻 書簡』筑摩書房、2000年1月。ISBN 978-4-48-070413-9。 

『梶井基次郎全集別巻 回想の梶井基次郎』筑摩書房、2000年9月。ISBN 978-4480704146。 

大谷晃一『評伝 梶井基次郎』(完本)沖積舎、2002年11月。ISBN 978-4806046813。  初本(河出書房新社)は1978年3月 NCID BN00241217。新装版は 1984年1月 NCID BN05506997。再・新装版は1989年4月 NCID BN03485353

柏倉康夫『評伝 梶井基次郎――視ること、それはもうなにかなのだ』左右社、2010年8月。ISBN 978-4903500300。 

久保田暁一『外村繁の世界』サンライズ出版・別冊淡海文庫 1999

外村繁:作家別作品リスト - 青空文庫

五個荘近江商人屋敷 外村繁邸 | 東近江市ホームページ - 外村繁邸や外村繁文学館を紹介する東近江市役所の公式サイト

荻窪風土記 外村繁のこと - 阿佐ヶ谷文士についてまとめたウェブサイト。

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2024/11/14 08:26更新

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