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上林暁の情報 (かんばやしあかつき)
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【11月24日】今日誕生日の芸能人・有名人

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上林 暁さんについて調べます

■名前・氏名
上林 暁
(読み:かんばやし あかつき)
■職業
作家
■上林暁の誕生日・生年月日
1902年10月6日 (年齢1980年没)
寅年(とら年)、天秤座(てんびん座)
■出身地・都道府県
高知出身

上林暁と同じ1902年生まれの有名人・芸能人

上林暁と同じ10月6日生まれの有名人・芸能人

上林暁と同じ出身地高知県生まれの有名人・芸能人


上林暁と関係のある人

宇野浩二: 戦後初の「日曜会」に参加、川崎長太郎・上林暁・渋川驍・石光葆らが集まった。


川端康成: この時の編集者は徳廣巌城(上林暁)であった。


井伏鱒二: また、1929年(昭和4年)頃に発足した『阿佐ヶ谷将棋会』(会員は、外村繁<自身は将棋を指さず>、古谷綱武、小田嶽夫、中村地平、木山捷平、濱野修、安成二郎、上林暁、田畑修一郎、青柳瑞穂、浅見淵、太宰治、亀井勝一郎、秋澤三郎、瀧井孝作、三好達治、火野葦平、島村利正、河盛好蔵、中野好夫、宇野千代、真杉静枝など)の中心となって活躍した。


尾崎一雄: 上林暁と並んで戦後期を代表する私小説(心境小説)の作家として知られる。


直枝政広: 十代の時、教科書で知った上林暁「花の精」抜粋の鮮烈な記憶を今も追い続けている。


宇野浩二: 画家小出楢重をモデルにした病後第1作『枯木のある風景』を『改造』の記者・上林暁(本名・徳広厳城)に渡したが、従来の饒舌な文体が一変して枯れた作風になった。


深田久弥: 上林暁は会社の先輩に当たる。


上林暁の情報まとめ

もしもしロボ

上林 暁(かんばやし あかつき)さんの誕生日は1902年10月6日です。高知出身の作家のようです。

もしもしロボ

卒業に関する情報もありますね。去年の情報もありました。1980年に亡くなられているようです。

上林暁のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)

上林 暁(上林 曉、かんばやし あかつき、1902年(明治35年)10月6日 - 1980年(昭和55年)8月28日)は、日本の小説家で、昭和期を代表する私小説作家の一人。高知県出身。本名は徳廣 巌城(とくひろ いわき)。『薔薇盗人』で登場、その後私小説に活路を拓き、『聖ヨハネ病院にて』などの病妻物で高い評価を受けた。代表作は『薔薇盗人』『聖ヨハネ病院にて』『春の坂』『白い屋形船』『ブロンズの首』など。日本芸術院会員。

高知県幡多郡田ノ口村下田ノ口(現・黒潮町)に生まれた。山沖之彦はいとこの妻のおいにあたる。https://x.com/akatsuki_1006/status/1784909240345530632?t=MNnoUGZy9MSaT0-BX-x6xQ&s=19

高知県立第三中学校(現・高知県立中村高等学校)時代には、雑誌『文章世界』に影響を受け、友人らと語らって回覧雑誌『かきせ』を発行し、この頃に小説家になる希望を持った。また、芥川龍之介に傾倒する。

1921年(大正10年)に熊本の第五高等学校文科甲類に入学。入学した年に校友会雑誌『龍南』の懸賞創作に応募した「岐阜提燈」が三等に入選。翌年には雑誌部委員となる。1922年(大正11年)に高等学校の寮を出て、熊本市上林(かんばやし)町75の森山方に下宿する。「上林」の筆名は、このときに住んだ地名に由来する。

1924年(大正13年)東京帝国大学文学部英文科に進学し、1927年(昭和2年)に卒業後は改造社に入社。『現代日本文学全集』の校正や雑誌編集に従う傍ら、同人雑誌『風車』を刊行し、同誌に『渋柿を囓る少年又は飯を盗む少年』『凡人凡日』『夕暮の会話』を発表する。改造社では従業員の執筆活動を禁止していたため、「上林暁」の筆名を用いた。

1932年(昭和7年)8月、『薔薇盗人』が川端康成に「云ひたいことを実によく裏に押しこめながら、反つてよく貧苦を浮ばせ、目に見えぬものを追ふかのやうな少年の感情を生かしたことは、生活を見てゐる眼の誠実の手柄である」と激賞され注目された。1938年(昭和13年)の『安住の家』で私小説作家として評価される。1939年(昭和14年)に妻の繁子が精神病を発病し、1946年(昭和21年)に亡くなるまでの間、『聖ヨハネ病院にて』などの病妻物を書き、広く読者に迎えられた。1959年(昭和34年)『春の坂』で芸術選奨文部大臣賞受賞。

1962年(昭和37年)二度目の脳出血で右手、足、口が不自由になるも。妹・睦子の献身的な介護と口述筆記により『白い屋形船』以降の小説を書きついだ。1964年(昭和39年)『白い屋形船』で昭和39年度読売文学賞受賞。1969年、日本芸術院会員。

1980年8月28日、脳血栓のため東京都杉並区天沼の病院で死去。

尾崎一雄と並び戦後期を代表する私小説(心境小説)の作家である。生活上の不遇を背景としつつも、それに負けない向日性をストイックで端正な文体が支える。また、話し言葉がリードし独特のリズムをもつ尾崎の文章を“音楽的”と評するならば、一種幻想的とも言える色彩感覚をもつ上林の文章は“絵画的”と評することができるだろう。上林と交際していた作家の伊藤整は、「上林君などの私小説家の生き方から最もよく日本文学を学んだ」と書いている。

すべて短編小説(上林には中編・長編小説が1作もない)

1932年:薔薇盗人

1933年:天草土産

1938年:安住の家

1938年:ちちははの記

1940年:野

1941年:二閑人交游図

1942年:明月記

1944年:小便小僧

1946年:晩春日記

1946年:聖ヨハネ病院にて

1946年:嬬恋い

1948年:開運の願

1951年:青春自画像

1951年:姫鏡台

1953年:月魄

    1955年:父母の膝下

    1957年:過ぎゆきの歌

    1957年:春の坂(第9回芸術選奨文部大臣賞)

    1959年:御目の雫

    1963年:諷詠詩人

    1963年:白い屋形船(同名小説集により第16回読売文学賞)

    1964年:母ハルエ

    1964年:父イタロウ

    1969年:ジョン・クレアの詩集

    1971年:朱色の卵

    1971年:四万十川幻想

    1971年:ばあやん

    1973年:ブロンズの首(第1回川端康成文学賞)

    1974年:極楽寺門前

    1977年:半ドンの記憶

    『薔薇盗人 小説集』金星堂 1933

    『田園通信』作品社 1938

    『悲歌』桃蹊書房 1941

    『流寓記』博文館 1942

    『小説を書きながらの感想』文林堂双魚房 1942

    『明月記』非凡閣 1943

    『不斷の花』地平社 1944

    『機部屋三昧』地平社 國民社(發賣) 1944

    『夏暦』筑摩書房 1945

    『閉関記』桃源社 1946

    『晩春日記』桜井書店 1946

    『嬬戀ひ』非凡閣 1947

    『紅い花』三島書房 1947

    『文學の歡びと苦しみについて 上林曉感想評論集』圭文社 1947

    『病妻物語』小山書店 1948

    『死者の声』実業之日本社 1948

    『聖ヨハネ病院にて』新潮文庫 1949、新装復刊1993

    『開運の願』改造社 1949

    『聖書とアドルム 自選作品集』目黒書店 1951

    『姫鏡台』池田書店 1953

    『上林暁集』河出市民文庫 1953。山本健吉編

    『聖ヨハネ病院にて 病妻物語全篇』角川文庫 1955

    『入社試験 小説集』河出新書 1955

    『珍客名簿』山田書店 1955

    『過ぎゆきの歌』大日本雄弁会講談社 1957

    『春の坂』筑摩書房 1958

    『文と本と旅と』五月書房 1959

    『迷ひ子札』筑摩書房 1961

    『諷詠詩人』新潮社 1963

    『白い屋形船』講談社 1964  

    『草餅』筑摩書房 1969

    『ジョン・クレアの詩集』筑摩書房 1970

    『朱色の卵』筑摩書房 1972

    『ばあやん』講談社 1973

    『幸徳秋水の甥 随筆集』新潮社 1975

    『極楽寺門前』筑摩書房 1976

    『木の葉髪 上林暁句集』永田書房 1976

    『半ドンの記憶』集英社 1981

    『白い屋形船・ブロンズの首』講談社文芸文庫 1990。のち電子書籍で刊

    『禁酒宣言-上林暁・酒場小説集』ちくま文庫 1999、新版2024.11

    『聖ヨハネ病院にて・大懺悔』講談社文芸文庫 2010。解説富岡幸一郎

    『上林曉傑作小説集『星を撒いた街』』夏葉社 2011。山本善行編

    『上林曉傑作随筆集『故郷の本箱』』夏葉社 2012。山本善行編 

    『ツェッペリン飛行船と黙想』幻戯書房 2012

    『文と本と旅と-上林曉精選随筆集』中公文庫 2022。山本善行編

    『上林曉傑作小説集『孤独先生』』夏葉社 2023。山本善行編

    『命の家-上林曉病妻小説集』中公文庫 2023。山本善行編。電子書籍も刊

    『上林曉全集』全15巻 筑摩書房 1966-1967

    『上林曉全集』増補改訂版 全19巻 筑摩書房 1977-1980

    『上林曉全集』増補決定版 全19巻 筑摩書房 2000-2001。最終巻のみ増補

    『日本の風土記 武蔵野』(編) 宝文館 1958/新版・現代教養文庫 1962

    『高知 ふるさとを訪ねて 少年少女文学風土記』(編) 泰光堂 1959

    『土佐 我がふるさとの・・・』武林敬吉共著 中外書房 1959

    『宇野浩二回想』川崎長太郎・渋川驍共編 中央公論社 1963

    瀧井孝作 尾崎一雄 外村繁 上林暁集 筑摩書房 (現代日本文学全集) 1955

    上林暁集 筑摩書房 (新選現代日本文学全集) 1959

    上林暁 外村繁 角川書店 (角川版昭和文学全集) 1962

    瀧井孝作・尾崎一雄・上林暁集 新潮社 (日本文學全集) 1963。河盛好蔵編

    上林暁・外村繁・川崎長太郎集 講談社 (日本現代文學全集) 1965

    瀧井孝作・尾崎一雄・上林暁集 筑摩書房 (現代文学大系) 1965

    上林暁・木山捷平集 集英社 (日本文学全集52) 1969、新版1982

    尾崎一雄・上林暁・永井龍男 河出書房新社 (日本文学全集) 1969

    尾崎一雄 外村繁 上林暁 中央公論社 (日本の文学52)1969、新版1979。三島由紀夫編

    井伏鱒二・上林暁集 筑摩書房 (現代日本文學大系) 1970

    上林暁集 筑摩書房(現代日本文学7)1980

    上林暁 〈高知県昭和期小説名作集7〉高知新聞社 1995

    徳廣睦子『兄の左手』 筑摩書房 1982 - 「上林暁看病記」ほか

      『手織りの着物』 筑摩書房 1986 

      関口良雄編『上林暁文学書目』 山王書房 1963 和装本

      サワダオサム(沢田治)『わが上林暁 上林暁との対話』 京都:三月書房(発売、私家版)2008

      サワダオサム(沢田治)『独断的上林暁論』 壁書房 2015

      『上林暁研究』 創刊号~第14号 園田学園女子大学、吉村稠研究室編

      『国文学 解釈と鑑賞 特集小田嶽夫・上林暁・木山捷平』1999年4月号、至文堂

      1956年 - あやに愛しき―病妻物語(監督:宇野重吉、脚本:新藤兼人)

      ^ “上林 暁|上林暁文学館 施設案内”. 大方あかつき館(大方図書館・上林暁文学館). 黒潮町立佐賀図書館. 2023年10月20日閲覧。

      ^ “【作家紹介】上林暁(かんばやしあかつき)”. 高知県立文学館. 高知県立文学館. 2023年10月20日閲覧。

      ^ CHUUGOKU GOGAKU 1949 (23): 3–4. (1949). doi:10.7131/chuugokugogaku1947.1949.3. ISSN 1884-6033. http://dx.doi.org/10.7131/chuugokugogaku1947.1949.3. 

      ^ 永田哲夫「上林暁伝記考-第五高等学校時代-」『高知大学学術研究報告 人文科学編』第26巻第4号、高知大学、1977年、75-84頁。 

      ^ 川端康成「文芸時評 新人の作品」(読売新聞 1932年8月4日号に掲載)

      ^ 岩井寛『作家の臨終・墓碑事典』(東京堂出版、1997年)111頁

      ^ 伊藤整『我が文学生活 I』講談社、1954年、240p頁。 

      大方あかつき館(上林暁文学館)

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      20世紀日本の小説家

      読売文学賞受賞者

      川端康成文学賞受賞者

      日本藝術院会員

      東京大学出身の人物

      旧制第五高等学校出身の人物

      学士号取得者

      高知県出身の人物

      1902年生

      1980年没

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2024/11/24 01:22更新

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