野口武彦の情報(のぐちたけひこ) 文芸評論家 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、年齢、出身地、星座]
野口 武彦さんについて調べます
■名前・氏名 |
野口武彦と関係のある人
三浦展: 国文学者の野口武彦(神戸大学名誉教授、元プリンストン大学客員教授)は『下流社会』について「市場調査を土台とするしっかりしたデータにもとづいて、低収入階層の生活スタイルを分析している」と評している。 石川淳: 野口武彦『石川淳論』筑摩書房 1969年、新版1988年 石川淳: 野口武彦『江戸が空になる日 石川淳論第二』筑摩書房 1988年 岡崎展久: 野口武彦教授の指導で、小林秀雄の研究。 三島由紀夫: 当時の左翼的知識人たちに対する「反動イデオローグ」として、三島は「危険な思想家」(山田宗睦が名付けた)と問題視され、また、野口武彦からは、その〈抽象的情熱〉を、ドイツ・ロマン派や、三島が少年時代に培った日本浪曼派に通ずるロマンチック・イロニーと呼ばれていた。 |
野口武彦の情報まとめ
野口 武彦(のぐち たけひこ)さんの誕生日は1937年6月28日です。東京出身の文芸評論家のようです。
卒業、事件に関する情報もありますね。今年の情報もありました。2024年に亡くなられているようです。
野口武彦のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)野口 武彦(のぐち たけひこ、1937年6月28日 - 2024年6月9日)は、日本の文芸評論家、国文学者、思想史家、作家。神戸大学名誉教授。 東京府出身。1956年、東京都立戸山高等学校卒業。1962年、早稲田大学第一文学部卒業。その後、東京大学文学部卒業、東京大学大学院博士課程中退。 神戸大学大学院人文学研究科・文学部助教授、教授を経て、2002年に定年退官、名誉教授。ハーバード大学客員研究員、プリンストン大学客員教授を務める。 1973年に『谷崎潤一郎論』で亀井勝一郎賞、1980年に『江戸の歴史家』でサントリー学芸賞、1986年に『「源氏物語」を江戸から読む』で芸術選奨文部大臣賞、1992年に『江戸の兵学思想』で和辻哲郎文化賞、2003年に『幕末気分』で読売文学賞を受賞。 2010年に脳梗塞などを患いながら、執筆活動を続けていたが、2024年6月9日に老衰により死去した。86歳没。 早大時代は全国学生自治会連絡会議(全自連)のリーダーであった。 専攻は近世の儒学だが、31歳で『三島由紀夫の世界』を上梓し、ついで『石川淳論』を出すなど、文芸評論家として華々しく活躍、ついで『洪水の後』など小説を書き、小説の単行本は三冊にのぼる。さらに大江健三郎や谷崎潤一郎を論じるが、1971年に最初の論文集『江戸文学の詩と真実』を刊行、その後も近世文学、思想と近代文学について執筆活動を続ける。1990年代以降は、近世の歴史事象を一般向けに書く仕事が多い。 『「源氏物語」を江戸から読む』で、村田春海の著として論じた「源語提要」は、五井蘭洲の著であることを中村幸彦が既に指摘しており、また『忠臣蔵』では、言葉の使い方がおかしいと、高島俊男から指摘されている。 『三島由紀夫の世界』講談社 1968年 『石川淳論』筑摩書房 1969年、新版1988年 『洪水の後』(小説集)河出書房新社 1969年 『吠え声・叫び声・沈黙 大江健三郎の世界』新潮社 1971年 『江戸文学の詩と真実』中央公論社〈中公叢書〉1971年、新版1978年 『谷崎潤一郎論』中央公論社 1973年 『収穫の年』(小説集)、河出書房新社 1973年 『日本の旅人 頼山陽 歴史への帰還者』淡交社 1974年 『徳川光圀 朝日評伝選』朝日新聞社 1976年 『旗は紅に燃えて』新潮社 1977年 『花の詩学』朝日新聞社 1978年 『江戸文林切絵図』冬樹社 1979年 『江戸の歴史家 歴史という名の毒』筑摩書房 1979、ちくま学芸文庫 1993年 『「悪」と江戸文学』朝日新聞社、朝日選書 1980年 『日本語の世界13 小説の日本語』中央公論社 1980年 『作家の方法』筑摩書房 1981年 『江戸人の昼と夜』筑摩書房 1984年、『江戸人の精神絵図』講談社学術文庫 2011年 『江戸百鬼夜行』ぺりかん社 1985年 『三島由紀夫と北一輝』福村出版 1985年 『近代小説の言語空間』福武書店 1985年 『『源氏物語』を江戸から読む』講談社 1985年、講談社学術文庫 1995年 『王道と革命の間 日本思想と孟子問題』筑摩書房 1986年 『江戸わかもの考 歴史のなかの若者たち3』三省堂 1986年 『文化記号としての文体』ぺりかん社 1987年 『江戸人の歴史意識』朝日選書 1987年 『近代日本の恋愛小説』大阪書籍(朝日カルチャーブックス) 1987年 『江戸がからになる日 - 石川淳論第2』筑摩書房 1988年 『秋成幻戯』青土社 1989年 『日本文明史 第6巻 太平の構図 文明の成熟』角川書店 1990年 『江戸の幾何空間』福村出版 1991年 『江戸の兵学思想』中央公論社 1991年、中公文庫 1999年(第4回和辻哲郎文化賞受賞) 『近代文学の結晶体』新典社 1991年 『江戸と悪 『八犬伝』と馬琴の世界』角川書店 1992年 『日本近代批評のアングル』青土社 1992年 『江戸思想史の地形』ぺりかん社 1993年 『荻生徂徠―江戸のドン・キホーテ』中公新書 1993年 『日本思想史入門』筑摩書房〈ちくまライブラリー〉 1993年 『三人称の発見まで』筑摩書房 1994年 『忠臣蔵 赤穂事件・史実の肉声』ちくま新書 1994年、ちくま学芸文庫(増補版) 2007年 『一語の辞典 小説』三省堂 1996年 『安政江戸地震 災害と政治権力』ちくま新書 1997、ちくま学芸文庫 2004年 『江戸のヨブ―われらが同時代・幕末』中央公論新社 1999年 『幕末パノラマ館』新人物往来社 2000年 『幕府歩兵隊―幕末を駆けぬけた兵士集団』中公新書 2002年 『近代日本の詩と史実』中央公論新社〈中公叢書〉 2002年 『幕末気分』講談社 2002年、講談社文庫 2005年 『幕末伝説』講談社 2003年 『蜀山残雨―大田南畝と江戸文明』新潮社 2003年 『新選組の遠景』集英社 2004年 『幕末の毒舌家』中央公論新社 2005年 『大江戸曲者列伝 太平の巻、幕末の巻』新潮新書 2006年 『長州戦争 幕府瓦解への岐路』中公新書 2006年 『江戸は燃えているか』文藝春秋 2006年 『幕末バトル・ロワイヤル』新潮新書 2007年 『井伊直弼の首 幕末バトル・ロワイヤル』新潮新書 2008年 『幕末不戦派軍記』講談社 2008年、草思社文庫(増補版) 2014年 『天誅と新選組 幕末バトル・ロワイヤル』新潮新書 2009年 『江戸の風格』日本経済新聞出版社 2009年 『鳥羽伏見の戦い 幕府の命運を決した四日間』中公新書 2010年 『巨人伝説 井伊直弼と長野主膳』(歴史小説)講談社 2010年 『慶喜の捨て身 幕末バトル・ロワイヤル』新潮新書 2011年 『勝海舟の腹芸 明治めちゃくちゃ物語』新潮新書 2012年 『慶喜のカリスマ』講談社 2013年 『維新の後始末 明治めちゃくちゃ物語』新潮新書 2013年 『幕末明治不平士族ものがたり』草思社 2013年、草思社文庫 2018年 『忠臣蔵まで 「喧嘩」から見た日本人』講談社 2013年 『異形の維新史』草思社 2013年、草思社文庫 2018年 『「今昔物語」いまむかし』文藝春秋 2014年 『花の忠臣蔵』講談社 2016 - 中国語版も出版された。 『元禄六花撰』(小説集)講談社 2018年 『元禄五芒星』(小説集)講談社 2019年 『明治伏魔殿 開化奇譚集』(小説集)講談社 2022年 『歌集 うつつの津の国』砂子屋書房 2022年 『言葉と声音:小説言語ことはじめ』知の新書:文化科学高等研究院出版局、2023年 安藤昌益『自然真営道』講談社学術文庫、2021年12月 ジョン・ネイスン『三島由紀夫――ある評伝』新潮社、1976年、新版2000年8月 本居宣長『宣長選集 直毘霊・くず花・玉くしげ・秘本玉くしげ』筑摩叢書、1986年10月 ^ 田中康二『本居宣長の大東亜戦争』ぺりかん社、2009年8月、251頁。ISBN 978-4-8315-1242-0。 ^ “野口武彦さん死去、86歳…「江戸の歴史家」「『源氏物語』を江戸から読む」”. 読売新聞オンライン (2024年6月14日). 2024年6月13日閲覧。 ^ 平岡正明『人之初』p.112 ^ [1]小谷野敦「『源語堤要』の著者について」『文芸研究』2003 ^ 高島『お言葉ですが・・・』「義士討ち入りの日付」 ^ “「忠臣蔵」本が中国で売れる理由 格差社会で「復讐劇」に注目?”. 朝日新聞 (2021年12月30日). 2021年12月31日閲覧。 野口武彦 公式サイト 『野口武彦』 - コトバンク ISNI VIAF WorldCat フランス BnF data ドイツ イスラエル アメリカ 日本 韓国 オランダ CiNii Books CiNii Research IdRef 日本の文学研究者 日本文学研究者 日本近世思想史家 日本の文芸評論家 読売文学賞受賞者 サントリー学芸賞受賞者 神戸大学の教員 ハーバード大学の教員 プリンストン大学の教員 早稲田大学出身の人物 東京大学出身の人物 東京都立戸山高等学校出身の人物 東京都出身の人物 1937年生 2024年没 プロジェクト人物伝項目 ISNI識別子が指定されている記事 VIAF識別子が指定されている記事 WorldCat Entities識別子が指定されている記事 BNF識別子が指定されている記事 BNFdata識別子が指定されている記事 GND識別子が指定されている記事 J9U識別子が指定されている記事 LCCN識別子が指定されている記事 NDL識別子が指定されている記事 NLK識別子が指定されている記事 NTA識別子が指定されている記事 CINII識別子が指定されている記事 CRID識別子が指定されている記事 SUDOC識別子が指定されている記事
2024/11/20 02:08更新
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noguchi takehiko
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