木村資生の情報(きむらもとお) 医学者(遺伝学) 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、年齢、出身地、星座]
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木村資生と関係のある人
太田朋子: 生物の突然変異は生存に有利か不利のどちらかであり、有利なものが生き残るという自然淘汰説が1960年代半ばまで主流だったが、国立遺伝学研究所の木村資生名誉教授が突然変異のほとんどは有利でも不利でもないとの「中立説」を発表し、1970年代に太田が、わずかに不利な「ほぼ中立」の変異でも、集団の規模が小さければ偶然広がる確率が高まるという説を発表した。 ジョン=メイナード=スミス: 1970年代にはプライスの進化的に安定な戦略のアイディアを学問的に救い(しかしプライス自身を助けることはできなかった)、木村資生が著書がどこからも出版されないのではないかと恐れていた時に出版をケンブリッジ大学出版局に掛け合った。 五條堀孝: 日本進化学会木村資生記念学術賞(学会賞)受賞 鈴木俊宏: 木村資生(従伯父) - 生物学者 鈴木俊宏: 生物学者の木村資生、および、化学者の木村克美は、いずれも俊三の甥にあたるため、俊宏からみると従伯父となる。 ウィルヘルム=ヨハンセン: ^ 『生物進化を考える』 木村資生(著)岩波新書 太田朋子: 木村資生による、遺伝子の「分子進化の中立説」(Kimura 1968, 1969) 発表後、木村と共同で中立進化説の基礎固めを行い、その業績によりクラフォード賞を受賞。 飯島宗一: 『岩波講座現代生物科学』全17巻 編集委員:山村雄一、木村資生ほかと、岩波書店、1974年-1977年 大野乾: 1968年に木村資生によって中立進化説が提唱された後、木村資生・太田朋子(1974)によってまとめられた分子進化に関する5原則のうち2つに大野の遺伝子重複説の考えが取り入れられている(山岸 1977)。 |
木村資生の情報まとめ
木村 資生(きむら もとお)さんの誕生日は1924年11月13日です。愛知出身の医学者(遺伝学)のようです。
卒業、事故に関する情報もありますね。去年の情報もありました。1994年に亡くなられているようです。
木村資生のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)木村 資生(きむら もとお、1924年〈大正13年〉11月13日 - 1994年〈平成6年〉11月13日)は、日本の集団遺伝学者。中立進化説を提唱した。日本人で唯一ダーウィン・メダルを受賞。また、パフィオペディラムの育種家としても知られる。学位は、理学博士(大阪大学・1956年)。国立遺伝学研究所名誉教授。日本学士院会員。文化功労者。文化勲章受章。岡崎市名誉市民。 愛知県岡崎市菅生町に生まれる。 岡崎市立投尋常小学校(現・岡崎市立根石小学校)から旧制岡崎中学(現・愛知県立岡崎高等学校)に進む。旧制第八高等学校卒業後、京都帝国大学理学部で植物学を学ぶ。1947年に卒業後は京都大学農学部副手、ついで京都大学農学部助手となる。木原均の遺伝学研究室に所属していた。 1949年に国立遺伝学研究所(静岡県三島市)に入所。教授を経て名誉教授に。約40年間研究を続けた。日本遺伝学会会長等を歴任。 1950年代から1960年代初頭、一世を風靡していた「進化総合説」の信奉者であった。 1953年から1954年アイオワ州立大学に留学。 1954年から1955年にはウィスコンシン大学で集団遺伝学を学ぶ。 新しい集団遺伝学理論の構築を目指すようになり、やがて、分子進化中立説を提唱するようになった。 1956年 学位論文「自然集団における遺伝子頻度の機会的変動について」で理学博士(大阪大学) 1968年 遺伝子の「分子進化の中立説」をNatureに発表 1973年 全米科学アカデミー外国人会員に選出。 1973年 文化勲章受章 1977年 岡崎名誉市民 1982年 日本学士院会員に選出。 1992年 英国王立協会からダーウィン・メダル受賞。 1993年 ロンドン王立協会外国人会員に選出(日本人で5人目)。 晩年は筋萎縮性側索硬化症を患っており、1994年の誕生日に三島市の自宅廊下で転倒し頭部を強打、頭蓋内出血のため搬送先の病院で死去。享年70。 中立進化説とは、分子レベルの進化はダーウィン的な「サバイバル・オブ・ザ・フィッテスト(fittest)」(適者生存)だけではなく、生存に有利でも不利でもない中立的な変化で「サバイバル・オブ・ザ・ラッキエスト(luckiest)」、すなわち、たまたま幸運に恵まれたものも残っていくという学説である。中立説は発表当初多くの批判を浴び世界的な論争を引き起こした。その後、この説は広く認められるようになり、現代進化論の一部となっている。 1957年 日本遺伝学会賞 1965年 ウェルドン記念賞 1968年 日本学士院賞 1987年 朝日賞 1987年 ジョン・カーティー賞(米国科学アカデミー) 1988年 国際生物学賞 1992年 ダーウィン・メダル 1976年 文化勲章 1976年 文化功労者 1977年 岡崎市名誉市民 『集団遺伝学概論』(培風館、1960年) - 中立説発表前の著書 『分子進化の中立説』(紀伊国屋書店、向井輝美、日下部真一訳、1986年) ISBN 431400469X - 中立説の専門書、原書はThe Neutral Theory of Molecular Evolution. Cambridge University Press, Cambridge (1983). 『生物進化を考える』(岩波書店、1988年) ISBN 4004300193 - 進化論と中立説に関する入門書、岩波新書 『遺伝学概論』(J.F.クロー(英語版)著、木村資生、太田朋子訳、培風館、1991年) ISBN 4563038776 - 遺伝学の入門書 木村資生 (1960) 日本遺伝学会第31回 大会受賞記念講演 集団の遺伝的荷重とその進化における意義 遺伝学雑誌 Vol.35 (1960) No.1 P7-33 木村資生の業績をたたえ、2004年12月にスズキ株式会社の基金寄附によって設立された公益信託。日本進化学会学会賞の受賞者などを候補として木村資生記念学術賞(木村賞)を授与し、また進化学に関連する講演会などに対して助成を行っている。また2016年より隔年でKimura Motoo Award(木村資生国際賞)の授与を行っている。 ^ 生命詩研究館サイエンティストライブラリー特別編:木村資生 ^ “ダーウィンを超えた日本人 故木村資生博士 3月4日・故郷岡崎で「基金」初の講演会開催”. 東海愛知新聞. (2006年1月28日). https://web.archive.org/web/20141222225510/http://www.763.fm/2006tokai/060128.html 2014年11月7日閲覧。 ^ 木村資生著『生物進化を考える』岩波書店《岩波新書(新赤版)19》 1988年 はしがきの1ページ ^ 木村資生著『生物進化を考える』岩波書店《岩波新書(新赤版)19》 1988年 はしがきの2ページ ^ 博士論文書誌データベース ^ Kimura, Motoo (1968). “Evolutionary rate at the molecular level” (– ). Nature 217 (5129): 624–626. Bibcode: 1968Natur.217..624K. doi:10.1038/217624a0. PMID 5637732. http://www.blackwellpublishing.com/ridley/classictexts/kimura.pdf. ^ “木村資生”. 愛知県総合教育センター. 2024年12月31日閲覧。 ^ "Kimura; Motoo (1924 - 1994)". Record (英語). The Royal Society. 2011年12月11日閲覧。 ^ Crow, James F. (1995). “Motoo Kimura (1924–1994)”. Genetics 140 (1): 1-5. Bibcode: 1995JMolE..40..709J. doi:10.1007/BF00160522. PMC 1206539. PMID 7635277. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1206539/pdf/ge14011.pdf. ^ “朝日賞 1971-2000年度”. 朝日新聞社. 2022年8月31日閲覧。 ^ “国際生物学賞”. 日本学術振興会. 2022年8月31日閲覧。 ^ “スズキの財団活動等” (pdf). スズキ株式会社. 2019年12月26日閲覧。 ^ “過去の受賞者”. 公益信託進化学振興木村資生基金. 2019年12月26日閲覧。 ^ “過去の援助先”. 公益信託進化学振興木村資生基金. 2019年12月26日閲覧。 Nei, M. (1995). "Motoo Kimura (1924-1994)". Molecular Biology and Evolution 12 (5): 719–722. PMID 7476119. Crow, James F. (1995). "Motoo Kimura (1924-1994)". Genetics 140 (1): 1–5. PMC 1206539. PMID 7635277 Watterson, G. (1996). "Motoo Kimura's Use of Diffusion Theory in Population Genetics". 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Profiles-Motoo Kimura 分子進化の中立説 ~木村資生と中立説 -遺伝学電子博物館, 国立遺伝学研究所 理学博士木村資生君の 「集団遺伝学の理論の研究」 に対する授賞審査要旨 表 話 編 歴 アルフレッド・ラッセル・ウォレス ジョセフ・ダルトン・フッカー トマス・ヘンリー・ハクスリー ジョヴァンニ・バッティスタ・グラッシ カール・ピアソン エルンスト・ヘッケル フランシス・ゴルトン ウィリアム・ベイトソン ユーゴー・ド・フリース アウグスト・ヴァイスマン ローランド・トリメン(英語版) フランシス・ダーウィン(英語版) エドワード・ポールトン イヴ・ドラージュ(英語版) ヘンリー・フェアフィールド・オズボーン ローランド・ビッフェン(英語版) レジナルド・パネット(英語版) トーマス・ハント・モーガン ダキンフィールド・ヘンリー・スコット レオナード・コケイン ヨハネス・シュミット カール・エーリヒ・コレンス アルバート・チャールズ・スワード エドガー・ジョンソン・アレン(英語版) フレデリック・オーペン・バウワー ジェームズ・ピーター・ヒル(英語版) デービッド・M・S・ワトソン ジョン・スタンレー・ガーディナー(英語版) ダーシー・トンプソン ロナルド・フィッシャー フェリックス・ユージン・フリッシュ J・B・S・ホールデン エドモンド・ブリスコ・フォード ジュリアン・ハクスリー ギャヴィン・デ・ビーア エドレッド・ジョン・ヘンリー・コーナー(英語版) ジョージ・ゲイロード・シンプソン ケネス・マザー(英語版) ハロルド・マンロー・フォックス(英語版) モーリス・ヤング(英語版) チャールズ・サザーランド・エルトン デイビッド・ラック フィリップ・シェパード(英語版) シャーロット・アワーバック グイード・ポンテコルヴォ(英語版) シューアル・ライト ジョン・ヘスロップ=ハリソン と ヨランド・ヘスロップ=ハリソン(英語版) エルンスト・マイヤー ジョン・メイナード=スミス ウィリアム・ドナルド・ハミルトン ジョン・L・ハーパー(英語版) 木村資生 ピーター・ローレンス(英語版) ジョン・サルストン マイケル・ゲイル(英語版) と グラハム・ムーア ブライアン・チャールズワース(英語版) ピーター・グラント と ローズマリー・グラント エンリコ・コーエン(英語版) と ローズマリー・カーペンター(英語版) ニコラス・バートン(英語版) ジェフリー・パーカー ブライアン・クラーク(英語版) ティモシー・クラットン=ブロック(英語版) ジョン・サザーランド(英語版) キャロライン・ディーン(英語版) ウィリアム・ヒル(英語版) ピーター・ホランド(英語版) ロバート・マーティエンセン(英語版) ドルフ・シュルーター(英語版) マーティン・エンブリー(英語版) FAST ISNI VIAF WorldCat ノルウェー フランス BnF data ドイツ イスラエル ベルギー アメリカ 日本 チェコ オーストラリア 韓国 クロアチア オランダ CiNii Books CiNii Research MathSciNet Mathematics Genealogy Project Scopus zbMATH Trove(オーストラリア)
IdRef 20世紀日本の生物学者 日本の遺伝学者 日本の進化生物学者 日本の集団遺伝学者 理論生物学者 日本学士院賞受賞者 朝日賞受賞者 国際生物学賞受賞者 文化勲章受章者 ダーウィン・メダルの受賞者 理学博士取得者 日本学士院会員 米国科学アカデミー外国人会員 王立協会外国人会員 国立遺伝学研究所の人物 京都大学出身の人物 旧制第八高等学校出身の人物 愛知県立岡崎高等学校出身の人物 愛知県出身の人物 筋萎縮性側索硬化症に罹患した人物 事故死した人物 1924年生 1994年没 FAST識別子が指定されている記事 ISNI識別子が指定されている記事 VIAF識別子が指定されている記事 WorldCat Entities識別子が指定されている記事 BIBSYS識別子が指定されている記事 BNF識別子が指定されている記事 BNFdata識別子が指定されている記事 GND識別子が指定されている記事 J9U識別子が指定されている記事 KBR識別子が指定されている記事 LCCN識別子が指定されている記事 NDL識別子が指定されている記事 NKC識別子が指定されている記事 NLA識別子が指定されている記事 NLK識別子が指定されている記事 NSK識別子が指定されている記事 NTA識別子が指定されている記事 CINII識別子が指定されている記事 CRID識別子が指定されている記事 MATHSN識別子が指定されている記事 MGP識別子が指定されている記事 Scopus識別子が指定されている記事 ZBMATH識別子が指定されている記事 Trove識別子が指定されている記事 SUDOC識別子が指定されている記事 ISBNマジックリンクを使用しているページ
2025/01/28 04:24更新
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