阿部謹也の情報(あべきんや) 歴史学者(西洋史) 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、年齢、出身地、星座]
阿部 謹也さんについて調べます
■名前・氏名 |
阿部謹也と関係のある人
支倉凍砂: 山内進『北の十字軍』やジャン・ファヴィエ(フランス語版)『金と香辛料』、阿部謹也『ドイツ中世後期の世界』『中世の星の下で』等に触発され、立教大学に通う傍らで『狼と香辛料』の執筆を始める。 中上健次: 人的な交流は幅広く、作家や批評家以外にも、文化人(例:坂本龍一 、唐十郎など)、芸能人(例:都はるみ、ビートたけし、宇崎竜童など)、学者(例:阿部謹也、中村雄二郎、上野千鶴子など)らと時代や世相、思潮、文化、歴史など多岐のジャンルにわたる対談、座談を数多く行った。 網野善彦: ただし、阿部謹也は、網野の方法論と学説の形成には、アナール学派の影響が必ずしもあるわけではないと論評している。 |
阿部謹也の情報まとめ
阿部 謹也(あべ きんや)さんの誕生日は1935年2月19日です。東京出身の歴史学者(西洋史)のようです。
卒業、家族、現在に関する情報もありますね。2006年に亡くなられているようです。
阿部謹也のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)阿部 謹也(あべ きんや、1935年2月19日 - 2006年9月4日)は、日本の西洋史学者。専門はドイツ中世史。中世ドイツ・ヨーロッパの民衆史を専門とし、伝説や生活史を検証する分野を開拓した。一橋大学名誉教授。上原専禄門下生で、一橋大学学長、国立大学協会会長をつとめた。 1935年、東京都千代田区で生まれた。1941年に鎌倉第一国民学校(現・鎌倉市立第一小学校)に入学。1947年に中野区立第五中学校に入学。在学中の1949年に練馬区立石神井西中学校に転校。早くに父を亡くし、中学時代にカトリック修道生活を送った。1950年、東京都立石神井高等学校に入学。 卒業後は、一橋大学経済学部に進学。修道生活の経験から西洋中世史の研究を志し、一橋大学では上原専禄に師事した。1958年に卒業し、一橋大学大学院社会学研究科に進んだ。上原の辞職により、大学院では増田四郎の指導を受けた。1960年、修士課程を修了。1963年、博士課程を単位取得退学。 同1963年、日本学術振興会奨励研究員に採用された。1964年、小樽商科大学講師に就いた。1966年に助教授昇格。1969年から1971年まで、アレクサンダー・フォン・フンボルト財団助成金を得てドイツ連邦共和国(西ドイツ)ボン・ゲッティンゲンに研究留学。1973年、小樽商科大学教授に昇格。 1976年、東京経済大学教授に転じた。 1979年、一橋大学社会学部教授に就いた。1987年から1989年には、社会学部学部長を務めた。1992年12月、一橋大学学長に就任。2期に渡って学長を務め、1998年11月に退任した。1999年3月に一橋大学を停年退職し、名誉教授となった。1999年4月からは共立女子大学学長(2002年まで)。2000年からは共立女子短期大学学長もつとめた(2002年)。 在任中には、講師として東京大学文学部・教養学部・教育学部、東京外国語大学、千葉大学文学部、名古屋大学文学部、富山大学人文学部、東京都立大学、岡山大学教育学部、日本女子大学、藤女子大学、北星学園大学、札幌大学などでも教鞭をとった。 最晩年は腎臓病を患い、人工透析を受けながら、研究執筆を続けた。2006年9月4日午後9時37分、急性心不全により東京都新宿区の病院で死去。71歳だった。 国立大学協会副会長(1995年~) 国立大学協会会長 財団法人大学基準協会副会長 国立大学協会会長(1997年11月〜1998年11月) 学校法人共立女子学園理事・評議員(1999年~2002年) 大学審議会特別委員 大学評価・学位授与機構大学評価委員会委員長 文化功労者審査会委員 学術審議会委員 東京都青少年問題協議会副会長 国立民族学博物館共同研究員 1980年: サントリー学芸賞(『中世を旅する人びと』) 1981年: 大佛次郎賞(『中世の窓から』) 1990年: 日本翻訳文化賞(『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』) 1997年:紫綬褒章を受章。 専門とする西洋史における代表的な著書には『ハーメルンの笛吹き男』『刑吏の社会史』がある。他に『「世間」とは何か』など「世間」をキーワードに、個人が生まれない日本社会を批判的に研究し独自の日本人論を展開、言論界でも活躍した。著作は『阿部謹也著作集』としてまとめられており、筑摩書房から刊行されている。 『中世の再発見』での対談で、日本の中世民衆史研究に大きな足跡を残した網野善彦と出会い、意気投合。これをきっかけに家族ぐるみの付き合いとなった。その後も度々対談などで仕事をともにするなど、その親交は深かった。 指導学生には、黒川知文(愛知教育大学教授)、土肥恒之(一橋大学名誉教授)、薩摩秀登(明治大学教授)、阪西紀子(一橋大教授)、森宜人(一橋大教授)などがいる。 長男:生物学者の阿部道生(鶴見大学歯学部准教授) 次男:経済学者の阿部修人(一橋大学経済研究所教授) "Die Komturei Osterode des Deutschen Ordens in Preussen 1341-1525" Köln, Grote, 1972 『ハーメルンの笛吹き男:伝説とその世界』平凡社 1974
『ドイツ中世後期の世界:ドイツ騎士修道会史の研究』未來社 1974
『刑吏の社会史:中世ヨーロッパの庶民生活』中公新書 1978 『中世を旅する人びと:ヨーロッパ庶民生活点描』平凡社(社会史シリーズ) 1979
『中世の窓から』朝日新聞社 1981
文庫化 ちくま学芸文庫 2017 『歴史と叙述:社会史への道』人文書院 1985 『中世の星の下で』影書房 1983
文庫化 ちくま学芸文庫 2010 『逆光のなかの中世』日本エディタースクール出版部 1986 『よみがえる中世ヨーロッパ:NHK市民大学』日本放送出版協会 1986
『中世賎民の宇宙:ヨーロッパ原点への旅』筑摩書房 1987
『自分のなかに歴史をよむ』筑摩書房[ちくまプリマーブックス]1988
『西洋中世の罪と罰:亡霊の社会史』弘文堂[叢書死の文化 1989
『社会史とは何か』筑摩書房 1989
『西洋中世の男と女:聖性の呪縛の下で』筑摩書房 1991
『ヨーロッパ中世の宇宙観』講談社学術文庫 1991 『ヨーロッパ史をいかに学ぶか』河合文化教育研究所ブックレット 1991 『西洋中世の愛と人格:「世間」論序説』朝日新聞社 1992
『読書の軌跡』筑摩書房 1993 『北の街にて』講談社 1995
『ヨーロッパを読む』石風社 1995 『「世間」とは何か』講談社現代新書 1995 『ヨーロッパを見る視角』岩波書店(岩波セミナーブックス) 1996
『読書力をつける』(日本経済新聞社 1997
『「教養」とは何か』講談社現代新書 1997年) 『物語 ドイツの歴史:ドイツ的とはなにか』中公新書 1998 『日本社会で生きるということ』朝日新聞社 1999
『大学論』日本エディタースクール出版部 1999 『学問と「世間」』岩波新書 2001 『日本人はいかに生きるべきか』 (朝日新聞社 2001 『日本人の歴史意識:「世間」という視角から』岩波新書 2004 『「世間」への旅:西洋中世から日本社会へ』筑摩書房 2005 『阿部謹也自伝』新潮社 2005 『近代化と世間 私が見たヨーロッパと日本』朝日新書 2006
『歴史家の自画像 私の学問と読書』日本エディタースクール出版部 2006 『阿部謹也著作集』(全10巻) 筑摩書房 1999-2000 1巻「ハーメルンの笛吹き男/中世の星の下で」 2巻「刑吏の社会史/中世賤民の宇宙」 3巻「中世を旅する人びと」 4巻「中世の窓から/逆光のなかの中世」 5巻「甦える中世ヨーロッパ/西洋中世の罪と罰」 6巻「西洋中世の男と女/西洋中世の愛と人格」 7巻「「世間」とは何か/「教養」とは何か/ヨーロッパを見る視角」 8巻「社会史とは何か/歴史と叙述」 9巻「自分のなかに歴史をよむ/北の街にて」 10巻「ドイツ中世後期の世界」 『私の外国語修得法』悠思社 1992
『世間学への招待』青弓社 2002 『中世の風景』網野善彦・石井進・樺山紘一著、中央公論社(中公新書) 1981 『中世の再発見:対談 市・贈与・宴会』網野善彦共著、平凡社, 1982 『ブリューゲル』森洋子共著、中央公論社, 1984 『ドイツ・ロマンティック街道』小谷明・坂田史男共著、新潮社(とんぼの本) 1987 『歴史を読む 対談集』人文書院 1990 『いまヨーロッパが崩壊する』栗本慎一郎・樺山紘一・河上倫逸・山内昌之・山口昌男共著、光文社カッパブックス 1994 『経済人類学を学ぶ』栗本慎一郎・山口昌男・加藤哲実・大和雅之共著、有斐閣 1995 『ドイツ~チェコ古城街道』沖島 博美・若月 伸一共著、新潮社(とんぼの本) 1997 『ヨーロッパ・経済・社会・文化:増田四郎先生古稀記念論集』栗原福也共編、創文社 1979 『大学の孤独と自由:ドイツの大学ならびにその改革の理念と形態』ヘルムート・シエルスキー(英語版)著、未來社 1970 『放浪学生プラッターの手記:スイスのルネサンス人』トマス・プラッター(英語版)著、平凡社 1985 『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』岩波文庫 1990 『人間とその現在:ヨーロッパの歴史意識』ヘルマン・ハインペル(ドイツ語版)著、未來社 1991 『中世娼婦の社会史』ジャック・ロシオ(フランス語版)著、筑摩書房 1992 『西洋中世の女たち』エーディト・エンネン(ドイツ語版)著、人文書院 1992 『修道院の中のヨーロッパ:ザンクト・ガレン修道院にみる』Werner Vogler (Theologe)(ドイツ語版)編、朝日新聞社 1994 阿部謹也 『阿部謹也最初の授業・最後の授業』、阿部謹也追悼集刊行の会編(日本エディタースクール出版部、2008年) 一橋大学附属図書館企画展示(平成19年度)『阿部謹也と歴史学の革新』[3] アナール学派 ^ 「名誉教授阿部謹也略歴」『一橋論叢』第122巻第4号、一橋大学一橋学会、1999年10月、627頁、doi:10.15057/10606。 ^ 「阿部謹也」『デジタル版 日本人名大辞典+Plus』講談社、コトバンク。2022年2月11日閲覧。 ^ 阿部謹也『自分のなかに歴史を読む』筑摩書房、1988年 ^ 研究室訪問・阿部謹也先生追悼編 -一橋大学 ^ 会長:石原慎太郎東京都知事 ^ 「昭和57年度 学位授与・単位修得論文一覧」一橋大学 ^ 「阿部先生の社会史研究と一橋大学の伝統」一橋大学附属図書館 ^ 薩摩秀登「中世チェコ王国の貴族と王権」 ^ 「阿部謹也先生追悼編」一橋大学 ^ [1](アーカイブ)一橋大学 ^ 「名誉教授土肥恒之著作目録」一橋社会科学, 2: 1-6 ^ [2]如水会 表 話 編 歴 佐野善作 1920-1935 三浦新七 1935-1936 上田貞次郎 1936-1940 事務取扱/学長 高瀬荘太郎 1940/1940-1944 高瀬荘太郎 1944-1946 上原専禄 1946-1947 上原専禄 1947-1949 中山伊知郎 1949-1955 井藤半彌 1955-1959 山中篤太郎 1959-1961 高橋泰蔵 1961-1962 初代 中山伊知郎 1949-1955 第2代 井藤半彌 1955-1959 第3代 山中篤太郎 1959-1961 第4代 高橋泰蔵 1961-1964 第5代 増田四郎 1964-1969 事務取扱 村松祐次 1969 事務取扱 馬場啓之助 1969-1972 第6代 都留重人 1972-1975 事務取扱/第7代 小泉明 1975/1975-1977 事務取扱 宮澤健一 1977 第8代 蓼沼謙一 1977-1980 第9代 宮澤健一 1980-1983 第10代 種瀬茂 1983-1986 事務取扱/第11代 川井健 1986/1986-1989 第12代 塩野谷祐一 1989-1992 第13代 阿部謹也 1992-1998 第14代 石弘光 1998-2004 第15代 杉山武彦 2004-2010 第16代 山内進 2010-2014 第17代 蓼沼宏一 2014-2020 第18代 中野聡 2020- 矢野次郎 1876-1883 事務心得 南貞助 1883-1884 河上謹一 1884 矢野次郎 1884-1887 矢野次郎 1887-1893 事務取扱 和田垣謙三 1893 由布武三郎 1893-1895 小山健三 1895-1898 心得 神田乃武 1898 清水彦五郎 1898 事務取扱 手島精一 1898 事務取扱 高田早苗 1898 事務取扱 澤柳政太郎 1898-1899 駒井重格 1899-1901 事務取扱/校長 寺田勇吉 1901-1902/1902 寺田勇吉 1902 松崎蔵之助 1902-1909 事務取扱 真野文二 1909 事務取扱 澤柳政太郎 1909-1911 坪野平太郎 1911-1914 佐野善作 1914-1920 奈佐忠行 1920-1927 堀光亀 1927-1936 事務取扱 吉田良三 1936-1937 井浦仙太郎 1937-1938 藤本幸太郎 1938-1940 上原専禄 1940-1941 山口茂 1941-1943 主事/部長 増地庸治郎 1943-1944/1944 増地庸治郎 1944-1945 事務取扱/部長 鬼頭仁三郎 1945/1945-1946 山中篤太郎 1946-1947 山中篤太郎 1947-1949 山口茂 1949 中山伊知郎 1949-1951 増地庸治郎 1944 増地庸治郎 1944-1945 事務取扱/部長 鬼頭仁三郎 1945/1945-1946 カテゴリ メディア 一橋大学 一橋大学 人物 表 話 編 歴 初代会長 南原繁 1950 - 1951 第2代 矢内原忠雄 1951 - 1957 第3代 茅誠司 1957 - 1963 第4代 大河内一男 1963 - 1968 第5代 奥田東 1968 - 1969 第6代 加藤一郎 1969 - 1973 第7代 加藤六美 1973 第8代 林健太郎 1973 - 1977 第9代 岡本道雄 1977 第10代 向坊隆 1977 - 1981 第11代 平野龍一 1981 - 1985 第12代 沢田敏男 1985 第13代 森亘 1985 - 1989 第14代 有馬朗人 1989 - 1993 第15代 吉川弘之 1993 - 1997 第16代 井村裕夫 1997 第17代 阿部謹也 1997 - 1998 第18代 蓮實重彦 1998 - 2001 第19代 長尾真 2001 - 2003 第20代 佐々木毅 2003 - 2005 第21代 相澤益男 2005 - 2007 第22代 小宮山宏 2007 - 2009 第23代 濱田純一 2009 - 2013 第24代 松本紘 2013 - 2014 第25代 里見進 2014 - 2017 第26代 山極壽一 2017 - 2019 第27代 永田恭介 2019 - FAST ISNI VIAF WorldCat ドイツ アメリカ スウェーデン 日本 チェコ 韓国 オランダ ポーランド CiNii Books CiNii Research ドイッチェ・ビオグラフィー IdRef 20世紀日本の歴史家 日本の西洋中世史家 ドイツ史学者 サントリー学芸賞受賞者 紫綬褒章受章者 一橋大学学長 一橋大学の教員 小樽商科大学の教員 東京経済大学の教員 共立女子大学の教員 共立女子短期大学の教員 国立民族学博物館の人物 国立歴史民俗博物館の人物 一橋大学出身の人物 東京都立石神井高等学校出身の人物 東京都区部出身の人物 1935年生 2006年没 外部リンクがリンク切れになっている記事/2022年2月 プロジェクト人物伝項目 FAST識別子が指定されている記事 ISNI識別子が指定されている記事 VIAF識別子が指定されている記事 WorldCat Entities識別子が指定されている記事 GND識別子が指定されている記事 LCCN識別子が指定されている記事 Libris識別子が指定されている記事 NDL識別子が指定されている記事 NKC識別子が指定されている記事 NLK識別子が指定されている記事 NTA識別子が指定されている記事 PLWABN識別子が指定されている記事 CINII識別子が指定されている記事 CRID識別子が指定されている記事 DTBIO識別子が指定されている記事 SUDOC識別子が指定されている記事
2025/01/25 03:35更新
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abe kinya
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