市川森一の情報 (いちかわしんいち) 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、出身地]
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■名前・氏名 |
市川森一
市川 森一(いちかわ しんいち)さんの 誕生日は1941年4月17日です。長崎出身の脚本家のようです。
エピソード キリスト教の信仰を持つに至ったのは、10歳で亡くした実母の入院先が長崎市内のカトリック系の病院だったことが契機である。 キリスト教の影響を多大に受けており、ウルトラシリーズの脚本では、新約聖書や神話に由来する名前を持つ怪獣や設定を多用したことでも知られる(ペテロ、バラバ、ゴルゴダの丘→ゴルゴダ星、アイスキュロス→アイロス星人、マナ→フルハシ・マナ、プロメテウス→プロテ星人、サロメ→サロメ星人など)。 修行時代、はかま満緒主宰「はかまお笑い塾」では、萩本欽一や車だん吉、ポール牧ら多くの芸人、脚本家としのぎを削りあった。後年、日本テレビの開局40周年スペシャルドラマ『ゴールデンボーイズ』で、若かりし頃の萩本(演者は小堺一機)のこれらのエピソードを描いている。 『快獣ブースカ』第4話「ブースカ月へ行く」は円谷英二がかねてから「竹取物語」の映像化を懸案しているのを知った市川が、かぐや姫の物語をイメージソースに仕立てた作品である。 1960-1970年代に『コメットさん』『恐怖劇場アンバランス』『帰ってきたウルトラマン』など多くの作品で組んだ山際永三監督を「僕が唯一人、ドラマの師匠と仰ぐ方」と語っている。 『仮面ライダー』では上原正三、伊上勝らと共に企画段階から参加していたが、『帰ってきたウルトラマン』参加のため市川、上原の2人は共に仮面ライダーからは離脱した。しかし代理として紹介した島田真之の脚本が芳しくなかったため、第4話のみ島田と共作で執筆した。 子供番組で唯一メインライターに任命された『ウルトラマンA』を、1クール消化の時点で降板してしまうが、その理由として「男女の性を超越した神としてのウルトラマン像」、「観念的な悪意の具象化であるヤプール」、「徹底したSF路線の追及」といった、企画段階で市川が提示した要素が全て排除されてしまい、ウルトラシリーズに対する情熱を急速に失ってしまったが故に、と発言している。しかし、同作品の橋本洋二プロデューサーに「メインライターの責任として最終回も書け」と命じられ、番組終了間際に復帰。最終回のラストでエースが発した「最後の願い」は、市川的には方向性の合わない作品へと変貌したウルトラシリーズへの「捨て台詞」のつもりで書いたものだったという。しかし、後年になって周囲から「最後の願い」に纏わる感想を聞く機会が随分増えたと語っている。 『シルバー仮面』第23話「東京を砂漠にしろ!!」に登場するフンドー星人は、あさま山荘事件の生中継を見て警察が使用した鉄球から着想を得た。 子供向け番組から時代劇、青春ドラマなどジャンルを問わず様々な作品を執筆したが、自身が早くに母を亡くしていたことから、家族団欒を描くホームドラマは書けないとしていた。 『親戚たち』は、出身地である諫早市が舞台になっている。主役には当時時代劇俳優であった同郷の役所広司を抜擢、市川はこの後も役所を積極的に起用し、役所が俳優として有名になるきっかけを作っている。市川と役所は同郷というだけでなく、市川と役所の兄が同級生で、旧知の仲であった。 盟友・長坂秀佳が手掛けた1990年(平成2年)版『燃えよ剣』に、長坂の「悪戯心」で俳優としてキャスティングされるが、市川も自作『野望の国』に長坂が出演することを交換条件として提示。結果、両者はお互いの作品で単なるカメオ出演に留まらぬ演技力を披露した。 2011年(平成23年)に『蝶々さん〜最後の武士の娘〜』の試写会に出席した際、「この年になると、一作一作が遺作のつもりでやっている。作品によっては、これが遺作になるのはイヤだなと思ったりする。今日、この作品を拝見して、こういう作品が生涯の遺作になれば幸運だなと思ったりしました」と語ったが、結果的にこれが最後の脚本テレビドラマ作品となった。 『古事記』の舞台化をライフワークの一つと考えており、生前には実現しなかったが、没後に妻・美保子と妹・愉味子により『ドラマティック古事記』として上演された。 オウム真理教事件について、「彼らが、ウルトラマンから七〇年代後半の宇宙戦艦ヤマトに至る疑似戦争ドラマに大きな影響を受けていることは、紛れもない事実として受けとめざるをえません」と語っている。 作品歴 異人たちとの夏(1988年)原作:山田太一 淀川長治物語・サイナラ(2000年)大林宣彦との共同脚本 長崎ぶらぶら節(2000年)原作:なかにし礼 黄色い涙(2007年)原作:永島慎二 花影(2007年) その日のまえに(2008年)原作:重松清 TAJOMARU(2009年) 快獣ブースカ(1966年 - 1967年、日本テレビ) ウルトラセブン(1967年 - 1968年、TBS) コメットさん(1967年 - 1968年、TBS) 戦え! マイティジャック(1968年、フジテレビ) 怪奇大作戦(1968年 - 1969年、TBS) 胡椒息子(1969年、TBS)原作:獅子文六 オレとシャム猫(1969年、TBS) プロファイター(1969年、日本テレビ) マキちゃん日記(1969年、読売テレビ) ブラザー劇場・千葉周作 剣道まっしぐら(1970年、TBS) 帰ってきたウルトラマン(1971年 - 1972年、TBS) シルバー仮面(1971年 - 1972年、TBS) 刑事くん(1971年 - 1976年、TBS)- ※第3部の途中までメインライター 好き! すき!! 魔女先生(1971年、ABCテレビ)原作:石ノ森章太郎 ウルトラマンA(1972 - 1973年、TBS) - ※メインライター 熱血猿飛佐助(1972年、TBS) 小さな恋のものがたり(1972年、日本テレビ)原作:みつはしちかこ 太陽にほえろ!(1972年 - 1974年、日本テレビ) 新・坊っちゃん(1975年 - 1976年、NHK) 火曜日の女シリーズ・殺意を呼ぶ海(1973年、日本テレビ)原作:アンドリュー・ガーヴ 銀河テレビ小説・黄色い涙(1974年、NHK名古屋)原作:永島慎二 土曜劇場・かたぐるま(1974年、フジテレビ) 東芝日曜劇場・林で書いた詩(1974年、北海道放送) 傷だらけの天使(1974年 - 1975年、日本テレビ) グッドバイ・ママ(1976年、TBS) 五丁目に咲いた恋は、絶対に結ばれないと人々は噂した(1976年、日本テレビ) 東芝日曜劇場・夢のながれ(1976年、中部日本放送) 幻のぶどう園(1976年、NHK) 東芝日曜劇場・みどりもふかき(1976年、RKB毎日放送) 東芝日曜劇場・バースディ・カード(1977年、北海道放送) 大河ドラマ・黄金の日日(1978年、NHK)原作:城山三郎 露玉の首飾り(1979年、TBS) 失楽園'79(1979年、NHK) 風の隼人(1979年- 1980年、NHK)原作:直木三十五 港町純情シネマ(1980年、TBS) 土曜ドラマ・君はまだ歌っているか(1981年 NHK) ダウンタウン物語(1981年、日本テレビ) ドラマ人間模様・万葉の娘たち(1981年、NHK大阪) 淋しいのはお前だけじゃない(1982年、TBS) ちょっと噂の女たち・黒田軟骨の女難(1982年、毎日放送) ソープ嬢モモ子シリーズ・十二年間の嘘 乳と蜜の流れる地よ(1982年、TBS) 東芝日曜劇場・夢の鐘(1982年、中部日本放送) モモ子シリーズ・聖母モモ子の受難(1982年、TBS) ある晴れた日に(1982年、テレビ朝日) 誰かが私を愛してる(1983年、毎日放送) 火曜サスペンス劇場・霧の旗(1983年、日本テレビ)原作:松本清張 大河ドラマ・山河燃ゆ(1984年、NHK)原作:山崎豊子 東芝日曜劇場・夢の鳥(1984年、中部日本放送) 受胎の森(1985年、TBS) モモ子シリーズ・スキャンダル黙示録(1985年、TBS) 親戚たち(1985年、フジテレビ) 藤子不二雄の夢カメラ 第3話「じゃんけんぽん」(1986年、フジテレビ)原作:藤子・F・不二雄 モモ子シリーズ・グッバイ・ソープガール(1986年、TBS) 泣いてたまるか 「幽霊は不倫する」(1986年、TBS) 化身(1987年、フジテレビ)原作:渡辺淳一 女優競演サスペンス・タフガイが死んだ日(1987年、関西テレビ・松竹) モモ子シリーズ・サザエ・ロード巡礼(1988年、TBS) 結婚してシマッタ!(1988年、TBS) 明日 - 1945年8月8日・長崎(1988年、日本テレビ) もどり橋(1988年、NHK) 悲しみだけが夢を見る(1988年、NHK) モモ子シリーズ・芸者モモ子の復活(1989年、TBS) ドナウの旅人(1989年、テレビ朝日) 野望の国(1989年、日本テレビ) 東芝日曜劇場・夢で別れて(1990年、中部日本放送) モモ子シリーズ・モモ子の罪と罰(1990年、TBS) 夢帰行(1990年、NHK) 代表取締役刑事(1991 - 1992年、テレビ朝日) 東芝日曜劇場・サハリンの薔薇(1991年、TBS) 往診ドクター事件カルテ(1992年、テレビ朝日) 土曜ドラマ・私が愛したウルトラセブン(1993年、NHK) ゴールデンボーイズ - 1960笑売人ブルース(1993年、日本テレビ) 冬の魔術師(1993年、NHK) 大河ドラマ・花の乱(1994年、NHK) そっとさよなら(1994年、毎日放送) 今夜もテレビで眠れない 第2話「あの人だあれ?」(1995年、TBS) あなたの中で生きる CG青年の孤独と愛(1996年、NHK) 夢暦長崎奉行(1996年、NHK) 木綿のハンカチ〜ライトウインズ物語(1997年、NHK) モモ子シリーズ・最後の審判(1997年、TBS) 鏡は眠らない(1997年、NHK) 夢の標本(1998年、中部日本放送) 刑事クマさん(1998年、TBS) 幽婚(1998年、中部日本放送) ここではない何処か(1998年、北海道テレビ) 木綿のハンカチ2〜ライトウインズ物語(1998年、NHK) いい旅いい夢いい女(1999年、NHK) いい旅いい夢いい女・九州路(2000年、NHK) おいね 父の名はシーボルト(2000年、NHK) 大地の産声が聞こえる 〜15才いちご薄書〜(2000年、日本テレビ)原作:植嶋由衣 乳房(2000年、中部日本放送) 明日を抱きしめて(2000年、読売テレビ)原作:前川麻子 おらが春(2002年、NHK)原作:田辺聖子 風の盆から(2002年、NHK名古屋) たづたづし(2002年、テレビ東京)原作:松本清張 よるドラ・精霊流し〜あなたを忘れない〜(2002年、NHK)原作:さだまさし よるドラ・ドリーム〜90日で1億円〜(2004年、NHK)原作:ロバート・アレン、マーク・ヴィクター・ハンセン 銀河鉄道に乗って(2004年、中部日本放送) 生きる(2007年、テレビ朝日) 長崎-上海物語 月の光(2008年、テレビ長崎) 花祭(2009年、中部日本放送) 旅する夫婦(2010年、中部日本放送) 土曜ドラマスペシャル・蝶々さん〜最後の武士の娘〜(2011年、NHK) 黄金の日日(1977年) 楽劇Anzuchi(1987年) 水に溺れる魚の夢(1993年、東京ヴォードヴィルショー) 舞踊劇・唐人凧(1997年) 屋島篝火歌舞伎・袈裟の良人(1998年) ヴェリズモ・オペラをどうぞ!(1998年、シアターナインス) リセット(1999年、青年座) 海のサーカス団(2003年、アルカス佐世保) 乳房(2003年、青年座) 踏絵黙示録(2003年) 銀河鉄道の夜(2004年、わらび座) 阿含名作シリーズ(阿含宗) - 構成 |
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