榎原好のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)
榎原 好(えばら よしみ、1924年9月3日 - 1998年5月27日)は、京都府福知山市出身のプロ野球選手(投手)、野球解説者。左投両打。
三田中学、法政大学、熊谷組、熊谷ゴールデンカイツ、国民野球連盟の熊谷レッドソックス(旧・宇高レッドソックス)、篠崎倉庫を経て、1950年に毎日オリオンズへ入団。
1年目の1950年に16勝を挙げる。開幕戦カードで初先発初勝利を挙げているが、この記録は榎原が達成以降2012年に藤岡貴裕が達成するまで球団唯一の記録だった。1953年と1954年には2年連続二桁勝利(13、11勝)を達成した。
その後、1956年に近鉄パールスへ移籍し、1959年に南海ホークスへ移籍して、同年に引退。
引退後は、毎日放送の野球解説者(1965年〜1974年)を経て、ロッテオリオンズのスカウトを務めた。
1998年5月27日死去。享年75(満73歳没)。
速球、ドロップ、シュートで組み立てる。ドロップを決め球としており、変化球を主とする緩急投法でタイミングを外す投球が持ち味だった。
詳細情報
各年度の太字はリーグ最高
初登板・初先発・初勝利・初完投:1950年3月11日、対西鉄クリッパース1回戦(阪急西宮球場)、9回1失点
初完封:1950年8月26日、対近鉄パールス15回戦(藤井寺球場)
12 (1950年 - 1955年)
14 (1956年、1959年)
23 (1957年 - 1958年)
関連情報
スーパーベースボール - 生前出演した、テレビ朝日系列のプロ野球中継の現行統一タイトル(毎日放送テレビは当時NETテレビ〔現:テレビ朝日〕系列だった)。
毎日放送ダイナミックナイター - 毎日放送ラジオのプロ野球ナイター中継。