芦原すなおの情報 (あしはらすなお) 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、出身地]
芦原 すなおさんについて調べます
■名前・氏名 |
TOPニュース
芦原すなお
芦原 すなお(あしはら すなお)さんの誕生日は1949年9月13日です。香川出身の作家のようです。
顕彰、作品リストなどについてまとめました。卒業、映画、ドラマ、姉妹、事件に関する情報もありますね。現在の年齢は74歳のようです。
芦原 すなお(あしはら すなお、1949年9月13日 -)は、日本の作家。本名 蔦原 直昭(つたはら なおあき)。 香川県観音寺市出身。香川県立観音寺第一高等学校、早稲田大学第一文学部独文科卒業。 小学校の教員をしていた実父が、子供たちのために買ってくれた世界少年少女文学全集が文学に親しむきっかけとなった。小、中学で全巻を読破する。物語一つ一つがおもしろくて、まるで魔法にかけられたかのようだった。いずれ自分も魔法を使う側になりたい、そのうちいつか自分も物語を書くだろうと思っていたという。大学もすんなり文学部を選び、早稲田大学第一文学部に進んだ。 早稲田大学大学院博士課程中退後、帝京短期大学講師を務める傍ら執筆活動を行う。1979年(昭和54年)、大学時代同じクラスだった村上春樹が『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」をとったという記事を新聞で読み、同作品に大きな衝撃を受ける。そして漠然と小説を書きたいとの思いから本腰を入れて書き始める転機となった。 真剣に打ち込んで書いた最初の作品は、5年をかけて900枚余りの長篇となる。原稿を以前アルバイトをした時に知り合った編集者に読んでもらい、1986年(昭和61年)処女作『スサノオ自伝』は、集英社から刊行された。 そして二作目の小説『青春デンデケデケデケ』も2年をかけて書き800枚弱の長編となり、1991年(平成3年)1月、河出書房新社より刊行された。一作目の時と違う気持ちがあり、「できるだけ多くの人に読んでもらいたい」と考えて河出書房新社の「文藝賞」に応募する。応募規定は原稿用紙400枚以内であったため、それに合わせて修正が施された。 同作品は、1990年(平成2年)第27回文藝賞、1991年(平成3年)初ノミネートで第105回直木三十五賞(直木賞)を受賞。翌年1992年(平成4年)同名にて大林宣彦の監督で映画化され、原作通りに香川県観音寺市を舞台に撮影が行われた。 1995年(平成7年)連作短編小説『松ヶ枝町サーガ』が、NHKでドラマ化された。四国の海辺の架空の町を舞台に昭和30年代の少年の日常を人情味豊かに描いた作品である。 2007年(平成19年)から1年間、実母を主人公のモデルとした、小説『野に咲け、あざみ』を故郷の四国新聞に連載。実母は、新体操の指導者として観音寺第一高校新体操部を全国優勝に7回(高校総体5回、国体2回)導いた経歴を持つ。 顕彰2005年(平成17年) - 香川県観音寺市名誉市民 作品リスト『ミミズクとオリーブ』(1996年4月 文藝春秋 / 2000年10月 創元推理文庫)
『嫁洗い池』(1998年3月 文藝春秋 / 2003年5月 創元推理文庫)
『わが身世にふる、じじわかし』(2007年1月 創元推理文庫)
『スサノオ自伝』(1986年12月 集英社 / 1996年12月 集英社文庫) 『青春デンデケデケデケ』(1991年1月 河出書房新社 / 1992年10月 河出文庫)作品社、2021 - 第105回直木賞受賞。 『山桃寺まえみち』(1993年2月 河出書房新社 / 2012年6月 PHP文芸文庫) 『松ヶ枝町サーガ』(1993年7月 文藝春秋 / 1999年2月 文春文庫) 『たらちね日記』(1995年2月 河出書房新社) 『ルフラン』(1995年3月 実業之日本社 / 1999年3月 小学館文庫)
『私家版 青春デンデケデケデケ』(1995年4月 作品社 / 1998年7月 角川文庫) 『芦原すなおのビートルズ巡礼』(1995年6月 文藝春秋)
『官能記』(1996年3月 角川書店 / 1999年8月 角川文庫) 『東京シック・ブルース』(1996年9月 集英社 / 2000年11月 集英社文庫) 『ブルーフォックス・パラドックス』(1997年3月 毎日新聞社) 『雨鶏』(1997年6月 角川書店 / 2006年3月 ヴィレッジブックス)
【改題】山越くんの貧乏叙事詩(2013年12月 ポプラ文庫) - 「あとがきに代えて~ダルタニャンたち」増補収録。 『ドッペル』(1997年12月 河出書房新社) 『さんじらこ』(1998年2月 毎日新聞社) - 毎日新聞に連載。 『新・夢十夜』(1999年2月 実業之日本社 / 2007年5月 創元推理文庫)
『月夜の晩に火事がいて』(1999年5月 マガジンハウス / 2005年1月 創元推理文庫) 『ハート・オブ・スティール』(2000年7月 小学館)
【改題】雪のマズルカ(2005年10月 創元推理文庫) 『オカメインコに雨坊主』(2000年8月 文藝春秋 / 2009年11月 ポプラ文庫ピュアフル)
『わるすんぼ』(2002年4月 佼成出版社) - 児童向け作品。絵:山本祐司 『海辺の博覧会』(2007年8月 ポプラ社 / 2010年8月 ポプラ文庫)
『カワセミの森で』(2007年5月 理論社 / 2013年2月 PHP文芸文庫) - 「山桃寺まえみち」の姉妹編。 『ユングフラウ』(2008年1月 東京創元社) 『野に咲け、あざみ』(2008年10月 作品社) - 四国新聞に連載。 『猫とアリス』(2015年2月 創元推理文庫)
『恐怖の緑魔帝王 みんなの少年探偵団』(2015年3月 ポプラ社 / 2017年6月 ポプラ文庫) 『ハムレット殺人事件』(2019年3月 創元クライム・クラブ) 『デンデケ・アンコール :ロックを再び見出し、ロックに再び見出された者たちの物語』作品社, 2021.10 「」内が芦原すなおの作品 ザ・ベストミステリーズ 2000 推理小説年鑑(2000年6月 講談社)「雪のマズルカ」
告白。(2006年9月 ピュアフル文庫)「木霊」 もうひとつの夏休み(2008年7月 ピュアフル文庫)「東京シックスティーン」 Heart beat 青春音楽小説アンソロジー(2008年11月 ジャイブ)「アルゴー号の勇者たち~短い叙事詩~」
夜更けのおつまみ(2020年3月 ポプラ文庫)※エッセイアンソロジー「イリコのてんぷら」 2024/05/16 10:28更新
|
ashihara sunao
芦原すなおと同じ誕生日9月13日生まれ、同じ香川出身の人
芦原すなおと近い名前の人
話題のアホネイター
話題の芸能人・有名人
この記事は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表されたウィキペディアの項目「芦原すなお」を素材として二次利用しています。