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「ピカチュウ」とは

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ピカチュウ

ピカチュウは、ポケットモンスターシリーズに登場する1025種のポケモンのうちの一種で、任天堂、クリーチャーズとゲームフリークの登録商標(日本第4247910号ほか)。ゲームの最初に選ぶ3種類のポケモンではないが、アニメでは主人公・サトシのパートナーとなるなど、日本国内外問わずポケモンを象徴するキャラクターである。ポケットモンスター 赤・緑のマイナーチェンジ版ポケットモンスター ピカチュウでは最初のポケモンとして選ばれた。

齧歯類をモチーフとしたポケモン。分類は「ねずみポケモン」とされるが、ネズミよりもむしろ、リスのような、頬袋のある動物をイメージしている。

ポケモン図鑑に記録されている標準的な体長は0.4m、体重は6.0kgである。体毛は黄色・背に茶色の縞模様があり、耳の先端が黒い。また、尻尾は稲妻のようなギザギザの形をしており、付け根は茶色くなっている。メスは尻尾の先端が二股に分かれている(ハートマークに似た形状)。ただし外見上の性差は『ダイヤモンド・パール』で初めて表現されたので、それ以前の作品では見られない。頬には赤斑点に見える「でんきぶくろ」と呼ばれる、電気を生成するための器官が備わっている。

戦う時は体当たりをしたり、尻尾を叩きつけたりする他、この「でんきぶくろ」で作られた電気を放出して相手にぶつける「10まんボルト」や「かみなり」で相手を攻撃する。尻尾を掴まれることを嫌い、無闇に引っ張る者には噛み付くこともあるという。硬い木の実でも、電撃で焼いて柔らかくしてから食べるという知恵も持っている。電気ねずみと呼ばれると機嫌を損ねることもある。また、何匹か集団でいるとそこに猛烈な電気がたまり、稲妻が落ちることもあるらしい。

アニメのサトシのピカチュウはモンスターボールに入る事を嫌う。

名称

「ピカチュウ」という名前を付けたのは、デザイナーのにしだあつこである。杉森建によると、でんきタイプのポケモンのデザインを依頼されたにしだが、大福に耳を付けたような最初のデザインの完成と同時に「ピカチュウ」と名付けたという。にしだは、デザインについて、依頼の際にモチーフは指定されておらず、リスをイメージしてデザインしたものであると述べており、「ピカチュウ」という名前については、あまり深く考えずに付けたもので、「ピカ」は電気とわかるように入れたものだが、「チュウ」はネズミの意味ではなく響き等から付けただけと説明している。また、「ピカチュウ」という名前が先にあって、そこからネズミという設定が生まれたとも述べており、杉森も、田尻智が設定の文章を書いたときに後付けで決めたと語っている。

田尻は、『ポケットモンスター 赤・緑』発売から3年後の1999年に行われた『タイム・アジア』誌によるインタビューで、ピカチュウの名前について、「ピカ」は電気火花(electric spark)が弾ける音で、「チュウ」はネズミの鳴き声だと説明している。

多くの登場キャラクターやポケモンの名前が日本版と日本版以外では異なる中にあって、ピカチュウは表記は違えど万国共通で発音が「ピカチュウ」である。これは日本側が全世界でピカチュウの名称を統一するよう要請したためである。

英仏独で"Pikachu"、中国語簡体字で「皮卡丘」(普通語/ピン音:Píkǎqiū)、広東語で「比卡超」(改Yale式:Beikachiu)、韓国で「피카츄」(Pikachyu)、アラビア語では「بيكاتشو」(bi:ka:t'shu:)と表記される。

ゲームでのピカチュウ

本編ゲームには、『ピカチュウ』『ホワイト・ブラック』『ホワイト2・ブラック2』以外の全ての作品では野生のポケモンとして出現した。また『金・銀』シリーズ以降、ピチューが十分になついた状態でレベルアップすると進化する(ピチューが登場しない『Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』を除く)。

一部の特別な個体を除く、アイテム「かみなりのいし」を使用することでライチュウに進化できる。比較的「こうげき」「すばやさ」が高い反面、「ぼうぎょ」「とくぼう」といった防御面の能力は低い。「とくこう」は「こうげき」に比べれば平均的。

『金・銀』からはアイテム「でんきだま」を持たせることで「とくこう」が(『ダイヤモンド・パール』以降は「こうげき」も)2倍に上昇し、攻撃面に限っては進化後のライチュウをも超えることが出来る。『エメラルド』以降の作品ではこの「でんきだま」をピカチュウに持たせて育て屋に預けると、ピカチュウ系統のみが覚えられる技「ボルテッカー」を覚えたピチューのタマゴが入手できる。

『ピカチュウ』から『エメラルド』および外伝の『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊』まで、レベルアップで覚える技は不変だった。

鳴き声は他のポケモン同様の電子音が使用されていたが、2013年発売の『X・Y』以降の作品から、アニメ版のサトシのピカチュウ同様に、大谷育江の声が使用されている(例外として、『X・Y』以前に発売された作品のうち、『ピカチュウ』版でのみ大谷の声が使用されている)。この仕様は2021年発売の『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』まで継続したが、2022年発売の『LEGENDS アルセウス』から電子音へと戻り、以降の本編作品でも電子音が使用されている(『Pokémon Sleep』など本編以外の作品では大谷の声が使用されることがある)。

『ポケモンスタジアム』ではリーグ戦の最終戦に出場させてクリアすることで、「なみのり」を覚えさせる事が出来る。

『ポケモンコロシアム』では主人公のパートナー・ミレイの祖父ローガンのパートナーとして登場、バトルシーンを見ることが出来る。シャドー戦闘員のコワップと孤軍奮闘するも、相手のダーク・ポケモンであるカポエラーに負けてしまう。また、予約特典の拡張ディスクを所持していて特定の条件を満たすと、「でんきだま」を持ったLv10のピカチュウを入手することができる。

『ポケモンピンボール』及び『ポケモンピンボール ルビー&サファイア』では左右アウトレーンでセーバーとして待機し、ループにボールを通してスピナーを回転させることで充電が完了すると、アウトレーンに侵入したボールを電撃で上に跳ね返し、フリッパー下への落下を防いでくれる。初期状態ではピカチュウが1匹だけだが、条件を満たすと都度の充電が不要となり前者ではピカチュウが2匹、後者では反対側にピチューが待機する。両バージョンともピカチュウの声はアニメと同じく大谷育江、後者で登場するピチューの声はカスミのトゲピーなども演じたこおろぎさとみが担当。GETモードやEGGモードで捕獲可能な個体は電子音の鳴き声となる。

『ポケモン不思議のダンジョン』シリーズでは主人公およびパートナー候補(パートナーとして選んだ場合の性別はアニメに登場するサトシのピカチュウと同じくオスで一人称も「ぼく」)のポケモンの一種として登場する。攻撃わざの少なさをサポートわざの豊富さで補っている。しかし、レベル1の時の能力がHPを除いて全て1、レベル100になってもHP以外のステータスはピチューを下回っておりステータス面を見ればポケモンの中心キャラとは思えない冷遇ぶりでもある。しかし2マス先の敵を攻撃できる「でんこうせっか」、部屋全体の仲間を倍速にする「こうそくいどう」、『時の探検隊・闇の探検隊』では部屋全体の敵を攻撃できる「ほうでん」など、当ゲームにおいて非常に役に立つ技を覚えたり、弱点も少なくレベルアップによる能力の伸びも良いことから、『時の探検隊・闇の探検隊』の主人公・パートナーポケモンのなかではトップクラスの強さを持つ。

『ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT』ではバトルポケモンの1匹。一部のモーションで鉄拳シリーズの主人公の1人、三島平八の格闘技を使用する。また、今作では「マスクドピカチュウ」というメスのピカチュウも使用可能で、性能は大きく異なっている。

スマートフォン用アプリ『Pokémon GO』では『ピカチュウ』版及び『X・Y』以降の作品同様に鳴き声に大谷育江の声が使用されている。通常時は、野生時の出現率が他のポケモンに比べて低くなっている。ゲーム内イベントの際には、しばしばイベント内容に合わせた飾りや衣服をつけたピカチュウが登場する。また達成率を示す「メダル」の1つとしてピカチュウの捕獲数によって得られる「ピカチュウだいすきクラブ」が用意されているほか、相棒ポケモンにピカチュウを選んだ場合、最初の時点ではトレーナーの横に並んでいるのが、10キロメートル歩くと肩に乗るようになる。

『名探偵ピカチュウ』では主人公・ティムの相棒として登場する。人語を理解し、ティムと会話をすることが出来る。だがティム以外の普通の人にはポケモンとしての鳴き声にしか聞こえない。声は大川透。続編『帰ってきた 名探偵ピカチュウ』でも同様の設定で登場するが、声が山寺宏一へと変更された。なお、ゲーム内には別個体のピカチュウも登場し、そちらは大谷が声を当てている。

『Pokémon UNITE』では操作ポケモンとして登場。電撃による遠距離攻撃が得意。ユナイトわざは周囲に放電する「フルボルトストリーム」。

『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』ではマリオやリンクなどと共にシリーズ全作で初期キャラクター(ファイター)として登場。声優はサトシのピカチュウと同じく大谷育江が担当。

色変え時の体色の変化は控えめで、帽子やバンダナなどを装着する。この中には『ポケモン』本編シリーズの主人公が被っていた服装も含まれている。『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』ではカラーバリエーションとして、メスのピカチュウやマスクド・ピカチュウを選択できるようになった。

シリーズを通してスピード重視の能力付け。ただしそれほど制御が難しいわけではなく、比較的初心者でも扱いやすいキャラクターとなっている。また、電撃を使った攻撃ワザは威力が高めに設定されている。スピードと手数で相手にダメージを蓄積していくのが得意としている。通常必殺ワザである「でんげき」による飛び道具攻撃が出来、牽制としても優秀。上必殺ワザ「でんこうせっか」や横必殺ワザ(2作目『大乱闘スマッシュブラザーズDX』以降)「ロケットずつき」は復帰にも使える。下必殺ワザ「かみなり」は頭上に雷雲を発生させて自身に雷を落とすというもので、落雷は上方攻撃に使え、雷を受けてピカチュウが発する衝撃波は威力が高く、作品を追うごとに当たり判定・ふきとばし力が強化されており、大きな武器となる。投げ技からのコンボが繋がりやすかったり、体格が小さいため攻撃が当たりにくいのも長所。弱点は軽量級の為にふっとばされやすく、隙は少ないが低威力の肉弾戦と、威力は高めだが隙は大きい電撃攻撃と攻撃ワザの長所短所がはっきりしている。

『大乱闘スマッシュブラザーズDX』と『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』では、ピカチュウをベースにしたファイターとして進化前のピチューも登場している。

『大乱闘スマッシュブラザーズX』より登場した大技「最後の切りふだ」は「ボルテッカー」。巨大な電撃の球体となってあらゆる地形を貫通して10秒間ほど自在に動け、攻撃ボタンを押すと放電して攻撃範囲が広がる。全キャラの切りふだ中でトップクラスの攻撃力を誇るが、制御に難がある。『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』ではふっとばし力が抑えられたが制御しやすくなり、相手を場外へ追い出す戦法が可能になった。ただし、場外で切りふだが解除されると無防備になる。『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』では変身したり特殊な攻撃モードに入る最後の切りふだが廃止されたのに伴い、初段攻撃が相手に当たると連続体当たりを自動で仕掛けるという攻撃になった。

『ポケットピカチュウ』

『ポケットモンスター ピカチュウ』

『ピカチュウげんきでちゅう』

『ポケモンチャンネル 〜ピカチュウといっしょ!〜』

『ポケパークWii 〜ピカチュウの大冒険〜』

『名探偵ピカチュウ』

『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』

※文章がおかしな場合がありますがご了承ください。

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