中島河太郎の情報(なかじまかわたろう) 作家 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、年齢、出身地、星座]
中島 河太郎さんについて調べます
■名前・氏名 |
中島河太郎と関係のある人
権田萬治: 戦前の探偵小説については、中島河太郎が書誌、文学史、作家・作品研究、事典など多方面にわたって大きな業績を残していたが、作家論・作品論のような文学的な評論は成立するのかどうかも定かでなく、中田耕治は「探偵小説を対象とする批評は、作品の一部を紹介するか、書誌学的な研究を試みるか、動機、方法、トリックの分類表を作成することに終る」ため、「文学評論に一つの位置を要求できるような探偵小説批評なるものはあり得ない」と主張していた。 紀田順一郎: 『現代怪談集成』中島河太郎共編、立風書房(上下) 1982、新版(全1巻)1993 生島治郎: 松本清張・中島河太郎・佐野洋編『現代推理小説大系 16 南條範夫・三好徹・生島治郎』 講談社 1973 荒正人: 『推理小説への招待』(中島河太郎共編、南北社) 1959年 江戸川乱歩: 一方、乱歩と長年親交のあった評論家中島河太郎は、1974年刊の『小学館万有百科事典』(ジャンルジャポニカ)において、低俗性を認める一方で、市場拡大の貢献を言及している。 海野十三: 収録:俘囚, 振動魔, 三人の双生児, 解説(中島河太郎) 紀田順一郎: 『現代怪奇小説集』中島河太郎共編、立風書房(全3巻) 1974-75、新編版(上下)1977、全1巻・1988 イーデン=フィルポッツ: 中島河太郎訳、秋田書店、ジュニア版世界の名作推理全集5 1983 横溝正史: 「探偵作家」を自負し、中島河太郎が横溝のことを「最後の探偵作家」と折り紙をつけたことに気を良くしており、「推理作家」と呼ばれることに抵抗を感じていた。 山中峯太郎: また、山中峯太郎の序文はすべて省略され巻末に中島河太郎氏の解説が付されている。 小栗虫太郎: また中島河太郎は「もっとも本格物らしく装って、本格物でない類の作風」と評している。 紀田順一郎: 他にも中島河太郎と『現代怪奇小説集』『現代怪談集成』を、東雅夫と『日本怪奇小説傑作集』を共同監修した。 鷲尾三郎: 江戸川乱歩、島田一男、香山滋、渡辺剣次、楠田匡介、中島河太郎、千代有三、荻原光雄、岡田鯱彦とともに「十人会」という同人会を結成していたこともある。 和田芳恵: 大衆文学大系 全30巻+別巻 監修: 大佛次郎, 川口松太郎, 木村毅. 編集委員: 尾崎秀樹, 中島河太郎, 和田芳恵、講談社, 1971 - 1980 イーデン=フィルポッツ: 中島河太郎訳、秋田書店、世界の名作推理全集5 1973 黒岩重吾: この選考委員だった中島河太郎の紹介で、企業の内幕を題材にした本格的な推理小説『休日の断崖』を書き下ろしで刊行し、直木賞候補となる。 天藤真: 『もだんミステリーワールド(10) 天藤真集』(中島河太郎監修、リブリオ出版) 1998.4 - 大活字本 権田萬治: 具体的には、推理小説専門誌『宝石』上に戦後の推理作家論を立て続けに発表し、1962年の11月からは当時すでに探偵小説評論・研究の第一人者とされた中島河太郎と、ゲストを挟んだ鼎談方式で新刊を取り上げるようになった。 中町信: 私は受賞作にしてもよいのではないかという意見を出した」と肯定的な評価をしたが、高木彬光は「作者がデータ―をかくせばかくすほど結末の意外性は出て来るにもせよ、読者のほうでは不愉快な読後感をおさえることは出来ない」、中島河太郎は「トリックのおもしろさを過信して暴走してしまった」「この作品は単に読者をペテンにかけるだけにすぎない」と否定的な意見で、受賞作なしとなった。 |
中島河太郎の情報まとめ
中島 河太郎(なかじま かわたろう)さんの誕生日は1917年6月5日です。鹿児島出身の作家のようです。
逸話、著作などについてまとめました。卒業、事件に関する情報もありますね。
中島河太郎のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)中島 河太郎(なかじま かわたろう、1917年6月5日 - 1999年5月5日)は、日本のミステリー文学評論家、アンソロジスト、国文学者。本名は、中嶋馨(なかじま かおる)。日本推理作家協会第7代理事長。日本ミステリー文学大賞受賞者。和洋女子大学元学長・名誉教授。江戸川乱歩の薫陶を受けた推理小説研究の第一人者で、推理小説に加え国文学・民俗学の書誌学者としても知られる。別名に小城魚太郎、石羽文彦、玉井一二三。 鹿児島県鹿児島市生まれ。鹿児島県立第一鹿児島中学校、第七高等学校造士館を経て、東京帝国大学文学部国文科で中世説話文学を専攻する。旧制中学時代から兄の影響で「新青年」を読み始め、探偵小説に親しむ。また、鹿児島での学生時代は、地元出身教師の郷土史自慢の多さに辟易していた。旧制七高の学生時代に、当時新興の学問だった民俗学に取り組み始め、鹿児島民俗研究会結成に参加。1942年に東京大学国文科を卒業して教師となり、神奈川県立横浜第一中学校 (旧制)を経て、東京都立第七中学校 (旧制)・東京都立墨田川高等学校の教諭をつとめる。柳田國男、正宗白鳥に師事し、1945年に柳田國男の説話会に参加。 1947年に探偵新聞に連載した「日本推理小説略史」で江戸川乱歩に注目され、ミステリー小説評論家としての本格的な活動を開始する。1955年、まだ書き下ろし小説を募集していなかった第1回江戸川乱歩賞を、外国・日本推理小説をまとめ評論した『探偵小説辞典』で受賞した。1965年、『日本推理小説史 第一巻』が第18回日本推理作家協会賞の候補。1966年、第19回日本推理作家協会賞を『推理小説展望』で受賞。1985年から2期4年間日本推理作家協会理事長を務める。1997年、日本初の推理小説専門図書館であるミステリー文学資料館の初代館長に就任。 国文学者としては、1966年に和洋女子大学および同短期大学部の国文学科講師に着任し、1968年に助教授に就任。1970年に教授に昇任。1980年、国文学科の属する文家政学部の学部長を兼任。1991年同大学および短期大学の学長に就任し、1996年まで務めて、名誉教授授与。民俗学にも精通し、正宗白鳥や柳田國男の研究者として多大な功績を残した。 1988年、勲四等旭日小綬章受章。1998年度に、わが国のミステリー文学の発展に著しく寄与した人物に贈られる日本ミステリー文学大賞を受賞(第2回)。 逸話旧制中学教師時代は、まだ若かったため生徒から「あんちゃん」と呼ばれ、怒ると生徒を並べて「ホイホイ」と言いつつ後ろから尻を蹴り上げることで知られていた。戦時中に授業を受けた半藤一利からは「軍事教練をさぼると思いっきり殴る軍国教師だった」と批判されている。その他、佐野眞一も墨田川高等学校での教え子のひとりである。佐野によると、当時の中島は「由比正雪のような総髪をし、達意の文章、特に古典の名文を読むときは音吐朗々、独特の髪形とも相俟って、書かれた世界に引きずりこむ魔力めいたものがあ」り、1964年5月、『宝石』廃刊の時は憔悴した表情で「今日は大変悲しいことがあったので、授業はできません」と発言した、という。 著作『推理小説ノート』(社会思想研究会出版部、現代教養文庫) 1960 『日本推理小説史 第1巻』(桃源社) 1964。新版・東京創元社 1993 『推理小説展望』(東都書房、世界推理小説大系 別巻) 1965。双葉文庫 1995 『推理小説の読み方』(岩井泰三絵、ポプラ社) 1971 『ルパンとホームズ 推理小説のなぞをとく』(ポプラ社、少年ブックス) 1976 『日本推理小説史 第2巻』(東京創元社) 1994 『日本推理小説史 第3巻』(東京創元社) 1996 『探偵小説辞典』(講談社文庫、江戸川乱歩賞全集1)1998.9 ISBN 4-06-263875-4 『中島河太郎著作集』上(中嶋淑人編、論創社) 2020.1 ISBN 978-4-8460-1883-2 『中島河太郎著作集』下(中嶋淑人編、論創社) 2021.3 ISBN 978-4-8460-1884-9 編集『推理小説への招待』(荒正人共編、南北社) 1959 『ポケット・ミステリィ』(編、光書房) 1959 『異端の文学 怪奇・幻想・恐怖名作選』(編、新人物往来社) 1969 『新青年傑作選』全5巻(編、立風書房) 1969 - 1970 - 下記 角川文庫版『新青年傑作選集』とは別内容 『ビーストン傑作集』(ビーストン、編、創土社) 1970 『ルヴェル傑作集』(ルヴェル、編、創土社) 1970 『あなたは挑戦者 犯人捜し』(山村正夫等著、編、青樹社) 1972 『犯人当て傑作選』(編、サンポウ・ノベルス) 1973 『名探偵傑作選』(選、サンポウ・ノベルス) 1973 『現代怪奇小説集』全3巻(紀田順一郎共編、立風書房) 1974 『密室殺人傑作選』(編、サンポウ・ノベルス) 1974 『恐怖推理』(編、ベストセラーズ) 1975 『三億円事件 小説推理』(編、グリーンアロー出版社) 1975 『日本代表ミステリー選集』全10冊(権田萬治共編、角川文庫) 1975 - 1976 『名探偵13人登場』(編、ベストセラーズ) 1975 『恐怖の大空 航空ミステリー傑作集』(編、ワールドフォトプレス) 1976 『殺意の死角』(編、日本文華社、文華新書 小説選集) 1976 『戦慄の蒼空 航空ミステリー傑作集』(編、ワールドフォトプレス) 1976 『血染めの怨霊』(編、ベストブック社) 1976 『日本探偵小説ベスト集成 戦前篇』(編、徳間ノベルス) 1976 『ハードボイルド傑作選 1』(編、ベストブック社) 1976 『凶悪の空路 航空ミステリー傑作集』(編、ワールドフォトプレス) 1977 『現代怪奇小説集』(紀田順一郎共編、立風書房) 1977 『死の懸垂下降 山岳推理ベスト集成』(編、徳間ノベルス) 1977 『戦慄の旅路』(編、日本文華社、文華新書 小説選集) 1977 『血ぬられた海域 海洋推理ベスト集成』(編、徳間ノベルス) 1977 『日本探偵小説ベスト集成 戦後篇』(編、徳間ノベルス) 1977 『新青年傑作選集』全5巻(編、角川文庫) 1977 - 上記 立風書房版『新青年傑作選』とは別内容 『怪談ミステリー集』(編、双葉新書) 1978、双葉文庫 1985 『「宝石」傑作選集』全5冊(編、角川文庫) 1978 - 1979 『本格推理傑作集』(編、双葉新書) 1978 『名探偵読本 5 シャーロック・ホームズのライヴァルたち』(押川曠共編、パシフィカ) 1979 『名探偵読本 8 金田一耕助』(編、パシフィカ) 1979 『動物ミステリー集 殺人の影に意外な生物』(編、双葉新書) 1979 『江戸川乱歩 - 評論と研究』(編、講談社) 1980 『殺人鬼の饗宴 恐怖ミステリー集』(編、双葉新書) 1981 『猫が見ていた 猫ミステリー傑作選』(編、廣済堂出版) 1981、廣済堂文庫 1986 『日本ミステリーベスト集成』全4冊(編、徳間文庫) 1984 - 1985 『あなたは名探偵 Mystery puzzle』(編、青樹社) 1985 『日本推理小説辞典』(編、東京堂出版) 1985 『新青年ミステリ倶楽部 幻の探偵小説』(編、青樹社) 1986 『江戸川乱歩推理文庫』全65冊(平井隆太郎と責任編集、講談社文庫) 1987 - 1989 『貼雑年譜』講談社 1989 推理文庫 特別補巻。改訂単行版 2003 『江戸川乱歩ワンダーランド』(責任編集、沖積舎) 1989 『現代ミステリー傑作選』(権田萬治共編、角川文庫) 1989 『日本縦断殺人』(編、天山文庫) 1991 『日本列島殺人』(編、天山文庫) 1992 『大衆文学大系』(全30巻+別巻、講談社) 1971 - 1980 『正宗白鳥全集』全30巻(紅野敏郎共編、福武書店) 1983 - 1986 2024/06/17 10:47更新
|
nakajima kawatarou
中島河太郎と同じ誕生日6月5日生まれ、同じ鹿児島出身の人
TOPニュース
Hey! Say! JUMPの有岡大貴と松岡茉優が結婚を発表
NHK大河ドラマ「光る君へ」で松下洸平がペラペラの宋語で話題に
King&Prince永瀬廉が右耳負傷の為一時活動休止を発表
平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の3人ダンスボーカルグループのNumber_iから新曲「BON」のMV公開。
元宝塚トップスターの光原エミカが1000万円詐取の疑いで逮捕
中島河太郎と近い名前の人
話題のアホネイター
最近追加された芸能人・有名人
りんごちゃん_(ものまねタレント) 藤井祐眞 吉成名高 平埜生成 五十嵐カノア 清原翔 大山健司 萩原利久 早瀬憩 浅野典子_(競泳選手)
この記事は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表されたウィキペディアの項目「中島河太郎」を素材として二次利用しています。