宮本研の情報 （みやもとけん）
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段田安則: 美しきものの伝説（シス・カンパニー、作：宮本研 演出：マキノノゾミ）

上杉祥三: ブルーストッキングの女たち（2007年 地人会 作：宮本研、演出：木村光一）

清水紘治: ブルーストッキングの女たち（1987年、地人会　作：宮本研　演出：木村光一）

加瀬昌男: 1964年、現代演劇作家批評家集団「鴉の会」の結成に参加（他メンバーはいいだもも、井上光晴、岩田宏、内田栄一、遠藤利男、木島始、小林祥一郎、塩瀬宏、清水邦夫、武井昭夫、竹内泰宏、野間宏、長谷川四郎、花田清輝、廣末保、松本俊夫、宮本研、笠啓一）。

マキノノゾミ: 「美しきものの伝説」 宮本研作　(2004、紀伊国屋劇場)

太地喜和子: 美しきものの伝説（宮本研作）

三田和代: 美しきものの伝説（1999年、新国立劇場　作：宮本研　演出：木村光一）

山野史人: 青年座・宮本研作『ほととぎす・ほととぎす』（2011年） - 片岡中将(弥の一番) 役

太地喜和子: 新編吾輩は猫である（宮本研作）

坂本長利: 東京・代々木の「代々木小劇場」を 本拠地に小劇場運動の先駆けとなるとともに、宮本研作『とべ、ここがサド島だ』『ザ・パイロット』、秋浜悟史作『冬眠まんざい』などの舞台に立った。

竹内敏晴: しかし、1964年に「ぶどうの会」が上演を企画した『ザ･パイロット』（宮本研作）をめぐり、劇団内で上演の延期を主張する古参団員と予定通りの上演を求める若手演出家･団員が対立し、竹内は延期の可否について討議していた企画委員会の委員を辞任して、その後9月3日に退会を発表した。

佐藤慶: 美しきものの伝説（1999年、新国立劇場　作：宮本研　演出：木村光一）

梶雅人: 櫻ふぶき日本の心中（作：宮本研 / 演出：鈴木完一郎） - 半長靴 役

太地喜和子: 桜ふぶき日本の心中（宮本研作）

坂本長利: 1953年、木下順二作『風浪』で初舞台を踏み、さらに木下作『三年寝太郎』、宮本研作『明治の柩』などに出演した。

太地喜和子: 東海道おらんだ怪談（宮本研作）

石立鉄男: 1968年「美しきものの伝説」宮本研=作、荒畑寒村、文学座公演

浅野和之: 美しきものの伝説 作/宮本研 演出/マキノノゾミ（2004年）

太地喜和子: 阿Q外伝（宮本研作）

清水綋治: ブルーストッキングの女たち（1987年、地人会　作：宮本研　演出：木村光一）

小山源喜: 反応工程（自由劇場・1959年 宮本研作）（一ツ橋講堂）

梅沢昌代: 新編・吾輩は猫である（2005年、シス・カンパニー　作：宮本研　演出：井上尊晶）

竹内敏晴: 秋浜悟史、宮本研ほか、多くの作品を演出する。

山崎一: 新編・吾輩は猫である（2005年、シス・カンパニー　作：宮本研　演出：井上尊晶）

石本径代: 『夢・桃中軒牛右衛門の』（作：宮本研/演出：流山児祥）

石本径代: “宮崎滔天をモチーフにした宮本研「夢・桃中軒牛右衛門の」を流山児★事務所が上演”.

堀広道: 三田佳子舞台生活20周年公演「雪國」（1989年10月2日 - 26日、新橋演舞場・作/川端康成・脚本/宮本研・演出/木村光一）

太地喜和子: 夢・桃中軒雲右衛門の（宮本研作）

新橋耐子: 1967年、文学座に所属し、宮本研作「夢・桃中軒牛右衛門」で曲師の役を演じる。

林光: 花咲かそ（鎮魂歌）（宮本研）

宮本研のプロフィール Wikipedia（ウィキペディア）

宮本 研（みやもと けん、1926年〈大正15年〉12月2日 - 1988年〈昭和63年〉2月28日）は、熊本県出身の劇作家である。

熊本県宇土郡不知火町（現宇城市）生まれ。父の仕事の関係で中学時代の六年間を北京で暮らす。大分経済専門学校在学中に学徒動員。九州帝国大学経済学部卒業後、大分県の公立高校の教諭となり、続いて上京し在日本大韓人厚生会勤務を経て、法務省に勤務。法務省在職中に労働者演劇サークル「麦の会」の助言者となって演出を担当し、戯曲を執筆するようになり、演劇界に頭角を現した。実質的に処女作の「僕らが歌を歌うとき」（1957年）で職場演劇サークル内の葛藤と希望を描き、注目される。法務省勤務の関係で久保田万太郎と知り合い、作品を激賞される。「日本人民共和国」、「メカニズム作戦」で第8回岸田國士戯曲賞を受賞した。1962年法務省を退職し、職業劇作家となる。舞台だけでなく、ドラマや映画の脚本も手掛けた。

戦後三部作の「反応工程」「日本人民共和国」「ザ・パイロット」、革命四部作の「明治の棺」（初演1962年11月2日-11日、厚生年金ホール、ぶどうの会）、「美しきものの伝説」「阿Ｑ外伝」「聖グレゴリーの殉教」など1970年代前半までの作品の多くは、革命運動の中の革命党、革命指導者と民衆の矛盾を描くことが多かった。二・一ゼネストの顛末を末端組合から描いた「日本人民共和国」初演では、劇の内容に怒った日本共産党員の観客が上演中に次々と退席したという（大笹吉雄『宮本研戯曲集』第一巻解説）。

1970年代後半以降は、「からゆきさん」など男性と女性の関係を指導者と民衆の関係に見立て、女性を描くことが多くなった。また商業演劇の台本を手がけるようにもなった。少年時代を中国で過ごしたことから中国にも思い入れがあり、「阿Ｑ外伝」「夢－桃中軒牛右衛門の」「花いちもんめ」など中国と日本を描いた作品もある。「夢－桃中軒牛右衛門の」（1976年）上演にあたっては、文化大革命期の政治思潮の影響で中国大使館から干渉を受けた。

1988年肺ガンで逝去した。

文学座、青年座など新劇系劇団に作品を提供するとともに「変身」など小劇場劇団とも関わりがあった。大逆事件後の大正期知識人群像を描いた「美しきものの伝説」など、その作品は21世紀の今日まで繰り返し上演されている。

作品ほか

「日本人民共和国」

「メカニズム作戦」

「明治の柩」（芸術祭奨励賞脚本賞を受賞）

「阿Ｑ外伝」

「美しきものの伝説」

日本劇作家協会のオンデマンド出版(21世紀戯曲文庫)で入手可能。

「夢－桃中軒牛右衛門の」- 宮崎滔天が主人公

「花いちもんめ」

「ブルーストッキングの女たち」

「うしろ姿のしぐれてゆくか　漂泊の俳人 種田山頭火」ほか

『ドラマの書き方』（明治書院、改訂版1979）

『宮本研戯曲集』全6巻（白水社、1989）

『宮本研エッセイ・コレクション』全4巻（一葉社、2017-20）、宮本新編