川村二郎の情報(かわむらじろう) ドイツ文学者 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、年齢、出身地、星座]
川村 二郎さんについて調べます
■名前・氏名 |
川村二郎と関係のある人
笙野頼子: 藤枝静男や川村二郎、木下順二から選評で賛辞を受けるも、田久保英夫はこれを「小説の文章とは思えない」と評した。 菊池武一: 川村二郎がゐた。 川上弘美: 『龍宮』文藝春秋、2002年(文春文庫、川村二郎解説、2005年) 池内紀: 『翻訳の日本語』川村二郎共著、日本語の世界15:中央公論社 1981/中公文庫 2000 小池滋: 『世界文学のすすめ』(大岡信・奥本大三郎・川村二郎共著、岩波文庫)1997 松浦寿輝: また中井久夫、川村二郎を知識人として深く尊敬している。 小川国夫: 第2巻 - アポロンの島、生のさ中に、解説(川村二郎) 1974年11月30日 丸谷才一: 1952年1月、篠田一士、菅野昭正、川村二郎らとともに季刊の同人誌『秩序』(白林社)を創刊。 伴野朗: 川村二郎曰く朝日新聞が社を上げて全面支持していた文化大革命を表だって批判した数少ない先輩社員だったため、閑職にされて早期退職することになった。 鷲巣繁男: 川村二郎『讀賣新聞』1997年3月16日 |
川村二郎の情報まとめ
川村 二郎(かわむら じろう)さんの誕生日は1928年1月28日です。愛知出身のドイツ文学者のようです。
卒業に関する情報もありますね。2008年に亡くなられているようです。
川村二郎のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)川村 二郎(かわむら じろう、1928年1月28日 - 2008年2月7日)は、日本のドイツ文学者、翻訳家、文芸評論家。 愛知県名古屋市に、陸軍軍人川村宇一の次男として生まれる。父の転勤で、静岡、東京、金沢、朝鮮光州、名古屋を転々とする。旧制愛知県立熱田中学校(現・愛知県立瑞陵高等学校)から第八高等学校在学中に敗戦を迎え、1950年東京大学文学部独文科卒業。愛知学芸大学助手、1952年講師、1953年名古屋大学教養部講師。1957年、篠田一士の誘いで丸谷才一らの同人誌『秩序』に参加。1958年助教授、1960年旧・東京都立大学人文学部助教授となる。 1961年、「三田文学」掲載の「『死者の書』について 釈迢空論」で文芸評論家としてデビュー。その一方でブロッホ、ムージルなどの翻訳を行う。 1969年、『限界の文学』で亀井勝一郎賞受賞。また近世文藝や前近代的な近代作家を論じた『銀河と地獄』(1973年)で芸術選奨新人賞受賞。1975年都立大学教授。『内田百閒論』(1983年)で読売文学賞、『アレゴリーの織物』で伊藤整文学賞受賞。 1991年都立大学を定年退官、1992年大阪芸術大学教授となる。1998年定年、客員教授となり、2004年まで務める。1996年紫綬褒章受章、2000年日本芸術院賞受賞。2005年より日本芸術院会員。 『内部の季節の豊穣』では内向の世代を論じ、独文科の後輩である古井由吉を援護。また池内紀との共著、都立大の同僚だった篠田一士との共訳などもあり、幅広く目配りをしつつ、幻想的な文学を中心に評論活動を行った。説経節や浄瑠璃などの語り物文藝や『南総里見八犬伝』も論じた。特に泉鏡花を愛好し、幸田露伴の『幻談』などの再評価にも一役買った。また吉行淳之介、中上健次も高く評価した。民俗学にも関心が深く、定年以後は紀行随想も著した。 2008年2月7日、心筋梗塞のため逝去。80歳没 。叙正四位。 『限界の文学』(河出書房新社) 1969、河出文藝選書 1978 『幻視と変奏』(新潮社) 1971 『銀河と地獄 幻想文学論』(講談社) 1973、講談社学術文庫 1985 『懐古のトポス』(河出書房新社) 1975 『チャンドスの城』(講談社) 1976 『内部の季節の豊穣』(小沢書店) 1978 - 作家論集 『感覚の鏡 吉行淳之介論』(講談社) 1979 『文学の生理 文芸時評1973~1976』(小沢書店) 1979 『黙示録と牧歌』(集英社) 1979 『語り物の宇宙』(講談社) 1981、講談社文芸文庫 1991 『内田百閒論』(福武書店) 1983 『里見八犬伝 古典を読む』(岩波書店) 1984、岩波同時代ライブラリー 1997 『日本廻国記 一宮巡歴』(河出書房新社) 1987 / 講談社文芸文庫 2002 - 電子書籍あり 『文藝時評』(河出書房新社) 1988 『白夜の廻廊 世紀末文学逍遥』(岩波書店) 1988 『アレゴリーの織物』(講談社) 1991 / 講談社文芸文庫 2012 『日本文学往還』(福武書店) 1993 『神々の魅惑 旅のレリギオ』(小沢書店) 1994 『幻談の地平 露伴・鏡花その他』(小沢書店) 1994 『河内幻視行』(トレヴィル) 1994 『和泉式部幻想』(河出書房新社) 1996 『伊勢の闇から』(講談社) 1997 - 電子書籍あり 『白山の水 鏡花をめぐる』(講談社) 2000 / 講談社文芸文庫(日和聡子解説) 2008 - 電子書籍あり 『イロニアの大和』(講談社、保田與重郎論) 2003 - 電子書籍あり 『翻訳の日本語』(池内紀、中央公論社、日本語の世界15) 1981、中公文庫 2000 『ドイツ・ロマン派詩集』(編・解説、国書刊行会、ドイツ・ロマン派全集 別巻2) 1992 『プリスマ 川村二郎をめぐる変奏』(川村二郎先生退職記念文集刊行会編、小沢書店) 1991 『ヴィーヘルト童話集 まずしい子らのクリスマス』(白水社) 1962 『影の法廷・ドロテーア』(ハンス・エーリヒ・ノサック、松浦憲作共訳、白水社) 1963、新版 1979 『三人の女』(ムシル、河出書房新社)「グリーン版世界文学全集」1964、単行判 1971
『複製技術時代の芸術』(ベンヤミン、高木久雄, 高原宏平, 野村修共訳、紀伊國屋書店) 1965
『ウェルギリウスの死』(ヘルマン・ブロッホ、集英社、世界文学全集 20世紀の文学) 1966、新版(集英社、世界の文学13) 1977。改訂復刊 上・下(あいんしゅりっと) 2024 『傷つけられた夢』(ギュンター・グラス、集英社、世界文学全集 20世紀の文学) 1967 『ミメーシス ヨーロッパ文学における現実描写』上・下(エーリヒ・アウエルバッハ、篠田一士共訳、筑摩書房、筑摩叢書) 1967 - 1969、復刊 1985。ちくま学芸文庫 1994 『ブッデンブローク家の人々』(トーマス・マン、河出書房新社、世界文学全集) 1968、新版 1989ほか。グーテンベルク21(上下、電子書籍、2014より) 『ゲオルゲ、ホーフマンスタール ほか』(新潮社、世界詩人全集11) 1968 『黒つぐみ』(ムージル、筑摩書房、世界文学全集) 1968、新版1973 『マルテの手記』(リルケ、集英社、世界文学全集) 1969、のち新版 『ルカーチ著作集 1 魂と形式』(圓子修平, 三城満禧共訳、白水社) 1969、新版 1986 『楽興の時』(アドルノ、三光長治共訳、白水社) 1969、新版 1979、1994 『ヨーロッパ文学批評』(E・R・クルチウス、松浦憲作, 圓子修平, 高本研一共訳、紀伊國屋書店) 1969
『のらくら者日記』(アイヒェンドルフ、集英社、世界文学全集) 1970、のち新版 『アンドレアス』(ホーフマンスタール、講談社、世界文学全集) 1970、新版1976 『ヴァルター・ベンヤミン著作集 6 ボードレール』(晶文社) 1970、増補新編版 1975 『死者への手向け』(ノサック、中央公論社、世界の文学) 1971 『エンツェンスベルガー全詩集』(種村季弘, 飯吉光夫共訳、人文書院) 1971 『チャンドス卿の手紙』(ホーフマンスタール、筑摩書房、筑摩世界文学大系63) 1974 『芸術の哲学』(ゲオルク・ジンメル、白水社、ジンメル著作集10) 1975、新装復刊 1994、2004、単行判 1999。抜粋版・白水Uブックス 2005 『ドイツ悲劇の根源』(ベンヤミン、三城満禧共訳、法政大学出版局、叢書・ウニベルシタス) 1975 『カフカ全集 1 変身 / 流刑地にて』(圓子修平共訳、新潮社) 1980、復刊 1992 『ホフマンスタール詩集』(小沢書店、双書・20世紀の詩人) 1994。岩波文庫 2009 『チャンドス卿の手紙・アンドレアス』(ホフマンスタール、講談社文芸文庫) 1997 『ジンメル・エッセイ集』(平凡社ライブラリー) 1999 - 改訳版 『ヘルダーリン詩集』(岩波文庫) 2002 ^ 文庫解説は高橋英夫(終生の友人) ^ 「文藝」誌に10年間連載 ^ ベンヤミン論、装丁は菊地信義 ISNI VIAF WorldCat フランス BnF data ドイツ イスラエル アメリカ 日本 韓国 CiNii Books CiNii Research IdRef 日本の文学研究者 ドイツ文学者 日本の文芸評論家 20世紀日本の翻訳家 21世紀日本の翻訳家 読売文学賞受賞者 日本藝術院賞受賞者 日本藝術院会員 紫綬褒章受章者 正四位受位者 旧東京都立大学の教員 大阪芸術大学の教員 名古屋大学の教員 愛知教育大学の教員 東京大学出身の人物 愛知県立瑞陵高等学校出身の人物 名古屋市出身の人物 心筋梗塞で亡くなった人物 1928年生 2008年没 2024/11/21 12:55更新
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