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川村湊の情報 (かわむらみなと)
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川村 湊さんについて調べます

■名前・氏名
川村 湊
(読み:かわむら みなと)
■職業
文芸評論家
■川村湊の誕生日・生年月日
1951年2月23日 (年齢73歳)
卯年(うさぎ年)、魚座(うお座)
■出身地・都道府県
北海道出身

(昭和26年)1951年生まれの人の年齢早見表

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川村湊と関係のある人

柘植光彦: 1995年に正式発足した現代文学会の世話人を、栗坪良樹、川村湊とともに務める。


杉田俊介: 『対抗言論』1号(編集委員=杉田俊介・櫻井信栄、編集協力=川村湊)法政大学出版局、2019


池田浩士: 『死刑文学を読む』川村湊共著 (インパクト出版会、2005年)


田中康夫: 『なんとなく、クリスタル』の脚注に対しての「作者の批評精神あらわれ」(江藤淳)との評をはじめ「現代における“古典”といった趣き」(川村湊)、「80年代以降の都市風俗に取材した稀有な記録文学の書き手」(斎藤美奈子)、「近代文学における保守本流の批判的継承者」(佐藤清文)などの肯定的な評価もあるが、「作家ギルド」的な集まりに生きる昔ながらの文芸評論家や旧来の文学界の人間からは否定的に評価されるか、黙殺されるかであった。


吉本隆明: 『歴史としての天皇制』網野善彦、川村湊 作品社、2005年


安達征一郎: 『憎しみの海』川村湊編 インパクト出版会 2009


中島敦: 中島は非政治的な人間であったともいわれるが、川村湊は、未完の長編『北方行』の草稿や、私記『斗南先生』の作品内容から、列強(英仏独露)による中国分割の危機に警鐘を鳴らし対岸の火事ではないと唱えていた伯父・中島斗南や、満州政府にいた叔父・中島比多吉の影響を受け、中島が当時の中国の政治問題に彼ら同様コミットしようとしていたのではないかと指摘している。


大江志乃夫: 『岩波講座 近代日本と植民地』全8巻(浅田喬二, 三谷太一郎, 後藤乾一, 小林英夫, 高崎宗司, 若林正丈, 川村湊、岩波書店) 1993


杉田俊介: 『対抗言論』2号(編集委員=杉田俊介・櫻井信栄、編集協力=川村湊・藤原侑貴)法政大学出版局、2021


杉田俊介: 2019年末、複合差別に対抗するための雑誌『対抗言論』(編集委員=杉田俊介・櫻井信栄、編集協力=川村湊)を刊行。


小熊英二: 父の伝記『生きて帰ってきた男』を川村湊は「『平凡』な男の一生を記述したこの本は、だが非凡な書物である。


中島敦: 川村湊は、中島と関係のある女学生がいたのではないかと推測している。


中山可穂: 『感情教育』(2000年 講談社 / 2002年 講談社文庫〈川村湊解説〉) - 書き下ろし長編。


渡辺祐真: 川村湊、島田龍 編『左川ちか: モダニズム詩の明星』(河出書房新社、2023年10月)ISBN 978-4309031439


川村湊の情報まとめ

もしもしロボ

川村 湊(かわむら みなと)さんの誕生日は1951年2月23日です。北海道出身の文芸評論家のようです。

もしもしロボ

卒業、映画に関する情報もありますね。今年の情報もありました。川村湊の現在の年齢は73歳のようです。

川村湊のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)

川村 湊(かわむら みなと、1951年2月23日 - )は、日本の文芸評論家。法政大学国際文化学部教授等を経て、同大名誉教授。

北海道網走市生まれ。北海道砂川南高等学校を経て、1974年法政大学法学部政治学科を卒業、株式会社大中入社。大学在学中に柄谷行人の教えを受けた。1978年株式会社水産社入社。1980年、「異様(ことよう)なるものをめぐって─徒然草論」が群像新人文学賞の優秀作に選ばれ、文芸評論家として活動を開始。

1982年韓国・東亜大学校文科大学日本語日本文学科専任講師、1985年同助教授、1990年法政大学第一教養部助教授を経て1994年教授、1999年法政大学国際文化学部教授。国際文化学部学部長。2017年退任し、名誉教授。

1991年、湾岸戦争への自衛隊派遣に抗議し、柄谷行人、中上健次、津島佑子、田中康夫らとともに『湾岸戦争に反対する文学者声明』を発表。

1993年から2010年3月まで17年間にわたり毎日新聞に文芸時評を連載。平野謙の13年の記録を破る。

群像新人文学賞史上唯一の古典文学評論による受賞者であるが、その後韓国での教職経験から在日朝鮮人文学や、南洋・樺太などの旧植民地文学へと関心を移した。また補陀落や牛頭天王など民俗学へも関心を広げた。

妻は翻訳家の川村亜子(1951年 - 2017年)。法政大学文学部日本文学科卒で、1982年から1986年まで韓国の東亜大学で教えた。

長男の川村ミサキはIT企業の経営者。

1980年、「異様(ことよう)なるものをめぐって─徒然草論」で群像新人文学賞

1995年、『南洋・樺太の日本文学』で平林たい子文学賞

2004年、『補陀落ーー観音信仰への旅』で伊藤整文学賞

2008年、『牛頭天王と蘇民将来』で読売文学賞

『川村湊評論集』全4巻 国文社

『「酔いどれ船」の青春―もう一つの戦中・戦後』(講談社 1986年)

『わたしの釜山』(風媒社 1986年)

『ソウルの憂愁』草風館 1988

『アジアという鏡―極東の近代』(思潮社 1989年)

『紙の中の殺人』河出書房新社 1989

『異郷の昭和文学―「満州」と近代日本』(岩波新書 1990年)

『言霊と他界』(講談社、1990年、講談社学術文庫 2002年)

『近世狂言綺語列伝 江戸の戯作空間』福武書店 1991

『マザー・アジアの旅人 シンクレティズム紀行』人文書院 1992

『南洋・樺太の日本文学』(筑摩書房 1994年)

『海を渡った日本語―植民地の「国語」の時間』(青土社 1995年)

『戦後文学を問う―その体験と理念』(岩波新書 1995年)

『「大東亜民俗学」の虚実』(講談社選書メチエ 1996年)

『満洲崩壊―「大東亜文学」と作家たち』(文藝春秋 1997年)

『満洲鉄道まぼろし旅行』(文藝春秋 1998年/文春文庫 2002年)

『戦後批評論』講談社 1998年

『文学から見る「満洲」―「五族協和」の夢と現実』(吉川弘文館 1998年)

『生まれたらそこがふるさと―在日朝鮮人文学論』(平凡社選書 1999年)

『作文のなかの大日本帝国』(岩波書店 2000年)

『風を読む水に書く マイノリティー文学論』講談社 2000年

『ソウル都市物語―歴史・文学・風景』(平凡社新書 2000年)

『妓生―「もの言う花」の文化誌』(作品社 2001年)

『日本の異端文学』(集英社新書 2001年)

『魂を揺さぶる人生の名文』光文社 2002

『補陀落―観音信仰への旅』(作品社 2003年)

『韓国・朝鮮・在日を読む』インパクト出版会 2003

『物語の娘 宗瑛を探して』講談社 2005 (片山廣子の娘)

『アリラン坂のシネマ通り 韓国映画史を歩く』集英社 2005

『村上春樹をどう読むか』作品社 2006

『牛頭天王と蘇民将来伝説 消された異神たち』作品社 2007、増補版2021

『温泉文学論』新潮新書、2008

『文芸時評 1993-2007』水声社、2008

『闇の摩多羅神 変幻する異神の謎を追う』河出書房新社、2008、新装版2017

『狼疾正伝 中島敦の生涯と文学』河出書房新社、2009 

『あのころ読んだ小説―川村湊書評集』勉誠出版 2009

『異端の匣―ミステリー・ホラー・ファンタジー論集』インパクト出版会 2010

『福島原発人災記―安全神話を騙った人々』現代書館 2011

『原発と原爆 「核」の戦後精神史』河出ブックス 2011

『震災・原発文学論』インパクト出版会 2013

『海峡を越えた神々 アメノヒボコとヒメコソの神を追って』河出書房新社 2013

『川村湊自撰集』全5巻 作品社、2015-16  

『紙の砦―自衛隊文学論』インパクト出版会、2015

『戦争の谺:軍国・皇国・神国のゆくえ』白水社、2015 

『村上春樹はノーベル賞をとれるのか?』光文社新書、2016

『君よ観るや南の島 沖縄映画論』春秋社、2016

『銀幕のキノコ雲 映画はいかに「原子力/核」を描いてきたか』インパクト出版会、2017

『津島佑子 光と水は地を覆えり』インスクリプト、2018

『ホスピス病棟の夏』田畑書店、2018

『ハポネス移民村物語』インパクト出版会、2019

『新型コロナウイルス人災記 パンデミックの31日間』現代書館、2020

『熊神』河出書房新社 2024

(山折哲雄)『宗教のジャパノロジー――シンクレティズムの世界』(作品社, 1988年)

(網野善彦)『列島と半島の社会史――新しい歴史像を求めて』(作品社, 1988年)

(松山巌、宇野亜喜良)『ミステリー・ランドの人々』 (作品社、1989年)

(成田龍一・上野千鶴子・奥泉光・イ・ヨンスク・井上ひさし・高橋源一郎)『戦争はどのように語られてきたか』(朝日新聞社, 1999年)

(網野善彦・吉本隆明)『歴史としての天皇制』(作品社, 2005年)

『ふるさと文学館 海外編』 (ぎょうせい、1995年)

『中島敦――父から子への南洋だより』(集英社, 2002年)

『文学史を読みかえる(5)「戦後」という制度――戦後社会の「起源」を求めて』(インパクト出版会, 2002年)

『思想読本(6)韓国』(作品社, 2002年)

(鄭大均)『韓国という鏡――戦後世代の見た隣国』(東洋書院, 1986年)

(佐野良一)『ソウルソウルソウル―原語で歌う88』 (集英社文庫、1988年)

(大江志乃夫・浅田喬二・三谷太一郎・後藤乾一・小林英夫・高崎宗司・若林正丈)『岩波講座近代日本と植民地(全8巻)』(岩波書店, 1992年-1993年)

(諏訪春雄)『アジア稲作民の民俗と芸能』(雄山閣出版, 1994年)

(諏訪春雄)『アジアの霊魂観』(雄山閣出版, 1995年)

(諏訪春雄)『アジア山民海民の民俗と芸能』(雄山閣出版, 1995年)

(諏訪春雄)『アジア稲作文化と日本』(雄山閣出版, 1996年)

(諏訪春雄)『日本人の出現――胎動期の民族と文化』(雄山閣出版, 1996年)

(諏訪春雄)『訪れる神々――神・鬼・モノ・異人』(雄山閣出版, 1997年)

(守屋貴嗣)『文壇落葉集』(毎日新聞社、2005年)

『太白山脈』全10巻(趙廷来(著),尹学準(監修),神谷丹路(翻訳),安岡明子(翻訳),川村亜子(翻訳),筒井真樹子(翻訳)、ホーム社 1999年-2000年)

^ 教員プロフィール

^ “人の触れていないところに踏み込んで道をつくる文芸評論のフロントランナー”. 法政大学. 2024年9月8日閲覧。

^ “川村亜子さん66歳=翻訳家”. 毎日新聞 (2017年8月31日). 2017年9月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月2日閲覧。

^ 徹底的に突き詰める ITサービス会社「ねこじゃらし」社長・川村ミサキさん

川村湊公式ウェブサイト

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日本の文芸評論家

読売文学賞受賞者

法政大学の教員

東亜大学校の教員

日本ペンクラブ会員

湾岸戦争に反対する文学者声明署名者

脱原発社会をめざす文学者の会のメンバー

法政大学出身の人物

北海道出身の人物

1951年生

存命人物

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2024/11/24 08:23更新

kawamura minato


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