戸坂潤の情報(とさかじゅん) 哲学者 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、年齢、出身地、星座]
戸坂 潤さんについて調べます
■名前・氏名 |
戸坂潤と関係のある人
林達夫: 1932年、唯物論研究会が結成され、戸坂潤らと幹事の一人となる。 三木清: 』(戸坂潤「三木清氏と三木哲学」103ページ上段14行目より引用)し、パスカルに続いてマルクスについても研究を始める事になった。 岡邦雄: 『道徳論』(戸坂潤共著、三笠書房) 1936 岡邦雄: 『日本科学年報 1937年版』(戸坂潤共編、改造社) 1937 中野重治: 以後も中野は文学者として抵抗を継続し、転向小説五部作(「第一章」「鈴木 都山 八十島」「村の家」「一つの小さい記録」「小説の書けぬ小説家」)や『論議と小品』などによって時流批判を続けたため、1937年に中野は宮本百合子や戸坂潤、岡邦雄らとともに執筆禁止の処分を受けている。 古在由重: 1932年、戸坂潤らと唯物論研究会を設立し、1933年および1938年の二度、治安維持法違反で検挙される。 岡邦雄: 1932年に共産主義活動を理由に一高を解雇され、同年、戸坂潤らとともに唯物論研究会の創立に参加した。 三木清: 三木の通夜の席で、三木や尾崎秀実、戸坂潤と親交のあった松本慎一が「政治犯即時釈放を連合軍に嘆願しよう」と提案したが、その提案が唐突過ぎ、また場所柄もふさわしくなかったために、用意した嘆願書の草案を取り出すことができなかった。 瀧口修造: 同年に戸坂潤の求めで『近代藝術』(三笠書房)を刊行。 三木清: 反三木派の戸坂潤は「三木清氏と三木哲学」の中で、三木の思想の変遷について批判している。 |
戸坂潤の情報まとめ
戸坂 潤(とさか じゅん)さんの誕生日は1900年9月27日です。東京出身の哲学者のようです。
卒業、解散、現在に関する情報もありますね。1945年に亡くなられているようです。
戸坂潤のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)戸坂 潤(とさか じゅん、1900年9月27日 - 1945年8月9日)は、日本の哲学者。 東京市神田区生まれ。青南小学校、東京開成中学校、第一高等学校理科を経て、1924年(大正13年)京都帝国大学文学部哲学科卒業、同大学院進学。京都高等工芸学校(現:京都工芸繊維大学)講師、同志社女子専門学校(現:同志社女子大学)講師、神戸高等商業学校(戦後神戸商科大学、現:兵庫県立大学)講師、大日本帝国陸軍少尉等を経て、1929年大谷大学教授就任も、翌年検挙(一週間で釈放)。1931年(昭和6年)から1934年(昭和9年)まで法政大学講師。後に同大教授となる。(1933年(昭和8年)に法政騒動で教養学部辞職。余波は続き1934年(昭和9年)に法文学部解職。1934年(昭和9年)8月思想不穏を理由に法政大学講師を免職。1935年(昭和10年)、1938年(昭和13年)検挙。1940年(昭和15年)保釈出所するも1944年(昭和19年)に東京拘置所、空襲のため1945年(昭和20年)に長野刑務所へ移送。)ちなみに三木清は1930年(昭和5年)に検挙されており、その意味で戸坂は三木の後任だったといえる。 もともとは物理学専攻であったが、後に西田幾多郎の下で哲学を学ぶ。西田に師事する一方で、軍部のイデオロギーに観念論的に影響を与えたとして西田や田辺元らを批判した。 また、彼は1932年(昭和7年)に設立された唯物論研究会の創始者の一人であり、研究組織部長から機関誌『唯物論研究』の二代目の編集部長、事務長等を務めた。 唯物論研究会は1938年(昭和13年)2月12日に自主的な解散を強いられ機関紙も廃刊。後継組織により雑誌『学芸』を発行していたが、これも同年11月29日に発禁処分を受け、戸坂も永田広志、古在由重らと共に検挙された。1940年12月に一度は保釈されるも1944年9月に再収容。1945年5月、空襲を避けるため東京拘置所から長野刑務所へ移送されるが、同年7月に栄養失調と疥癬のため急性腎臓炎を発病したと伝えられている。同年8月9日に死去。なお東京開成中学校の同級で治安維持法で検挙された人物として村山知義がいる。 戸坂は初め新カント主義の立場にあったが、空間論の研究を進める中で唯物論の立場に移り、日本の代表的な唯物論哲学者となった。唯物論研究会の事実上のリーダーといってよい。観念論哲学に対する批判を旺盛に行ったが、その死は戸坂から「観念論哲学者」と批判された人々(田辺元など)からも惜しまれた。 『戸坂潤全集』全5巻+別巻(勁草書房)にほとんどのものが収録されている。 普及版として、 『日本イデオロギー論』(岩波文庫)全集第2巻収録 『思想と風俗』(平凡社東洋文庫)全集第4巻収録 『世界の一環としての日本』(平凡社東洋文庫)全集第5巻収録 『科学論』(青木書店)全集に収録されていない5篇の短文収録 芝田進午解説 『認識論』(青木書店)全集第3・4巻収録 小川晴久解説 が2006年現在容易に入手できる。 『科学方法論』 岩波書店 1929年6月10日 続哲学叢書 『イデオロギーの論理学』 鉄塔書院 1930年 『イデオロギー概論』 理想社 1932年 新興哲学叢書 『技術の哲学』 時潮社 1933年 『現代のための哲学』 大畑書店 1933年 『現代哲学講話』 白揚社 1934年 『科学論』 三笠書房 1935年 唯物論全書 のち現代教養文庫 『日本イデオロギー論』 白揚社 1935年7月5日 のち岩波文庫 『現代日本の思想対立』 今日の問題社 1936年 『現代唯物論講話』 白揚社 1936年 『思想としての文学』 三笠書房 1936年 『思想と風俗』 三笠書房 1936年 のち平凡社東洋文庫 『道徳論』 岡邦雄共著 三笠書房 1936年 唯物論全書 『世界の一環としての日本』 白揚社 1937年 のち平凡社東洋文庫 『日本科学年報 1937年版』 岡邦雄共編 改造社 1937年6月 『認識論』 山岸辰蔵共著 三笠書房 1937年 唯物論全書 『読書法』 三笠書房 1938年 戸坂潤選集 全8巻 伊藤書店 1946年-1949年 戸坂潤全集 全5巻 勁草書房 1966年-1967年 科学的精神の探求 1972年 新日本新書 戸坂潤全集 別巻 勁草書房 1979年11月 科学と文学の架橋 尾関周二編 京都哲学撰書 燈影舎 2001年1月 戸坂潤の哲学 吉田傑俊編 2001年12月 こぶし文庫 イデオロギーとロジック 戸坂潤イデオロギー論集成 書肆心水 2007年11月 日本的哲学という魔 戸坂潤京都学派批判論集 書肆心水 2007年11月 2016年、こぶし書房から北林雅洋により発見された24編を含む全集未収録の30編の論文が刊行された。 戸坂潤全集未収録論文集 こぶし書房 2016年5月 意志の自由 ヴィンデルバント 大村書店 1925 自然哲学原理 カント著作集 第11 岩波書店 1928 探險英雄傳 ブリッジス・ティルトマン共著 改造社 1936 ^ 谷川徹三による推薦を得て就任。谷川徹三著『自伝抄』中公文庫 1992 p.66 ^ 『官報』第3516号、大正13年5月15日、p.271 ^ 「唯物論研究」廃刊で、同人が発行『東京日日新聞』昭和13年2月26日夕刊(『昭和ニュース事典第6巻 昭和12年-昭和13年』本編p70 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年 ^ 十二月号が発禁処分『中外商業新報』昭和13年12月1日夕刊(『昭和ニュース事典第6巻 昭和12年-昭和13年』本編p70) ^ “思想家紹介 戸坂潤(『近代日本思想大系・戸坂潤』平林著の引用)”. 京都大学大学院文学研究科日本哲学史研究室. 2022年7月31日閲覧。 科学(科学論) 芸術(芸術論) イデオロギー(イデオロギー論) 戸坂 潤:作家別作品リスト - 青空文庫 科学図書館:戸坂潤の部屋 思想家紹介 戸坂潤 « 京都大学大学院文学研究科・文学部 戸坂潤年譜・著作一覧 - 文学教育研究者集団 HOSEI ONLINE 「自由と進歩」の体現者〜三木清と戸坂潤〜 FAST ISNI VIAF WorldCat フランス BnF data ドイツ イスラエル アメリカ 日本 韓国 オランダ CiNii Books CiNii Research ULAN IdRef 19世紀日本の哲学者 20世紀日本の哲学者 京都学派の哲学 19世紀日本の哲学教育者 20世紀日本の哲学教育者 19世紀日本の翻訳家 20世紀日本の翻訳家 戦前日本の学者 法政大学の教員 大谷大学の教員 同志社女子大学の教員 京都工芸繊維大学の教員 大日本帝国陸軍軍人 京都大学出身の人物 旧制第一高等学校出身の人物 開成中学校・高等学校出身の人物 東京都区部出身の人物 1900年生 1945年没 獄死した人物 FAST識別子が指定されている記事 ISNI識別子が指定されている記事 VIAF識別子が指定されている記事 WorldCat Entities識別子が指定されている記事 BNF識別子が指定されている記事 BNFdata識別子が指定されている記事 GND識別子が指定されている記事 J9U識別子が指定されている記事 LCCN識別子が指定されている記事 NDL識別子が指定されている記事 NLK識別子が指定されている記事 NTA識別子が指定されている記事 CINII識別子が指定されている記事 CRID識別子が指定されている記事 ULAN識別子が指定されている記事 SUDOC識別子が指定されている記事
2024/11/21 19:48更新
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