濱口竜介の情報(はまぐちりゅうすけ) 映画監督 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、年齢、出身地、星座]
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濱口 竜介さんについて調べます
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濱口竜介と関係のある人
ジョン=カサヴェテス: 濱口竜介はカサヴェテスの強い影響を受け、東京大学文学部の卒業論文も「ジョン・カサヴェテスの時間と空間」だった。 玄理: 偶然と想像「魔法(よりもっと不確か)」(2021年、監督:濱口竜介) - つぐみ 役 黒沢清: 2005年、上記の国際的な活躍が評価されて東京芸術大学が大学院映像研究科を新設するに伴い北野武など共に映像研究科の教授に就任し、監督業と並行して大学の映像教育にも携り、濱口竜介らを輩出する。 三浦透子: 2021年に公開された濱口竜介監督の映画『ドライブ・マイ・カー』に、寡黙な運転手役として出演、同作での演技により2022年に第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。 河井青葉: 永遠に君を愛す(2009年、濱口竜介監督) 岡田将生: 2021年、出演した濱口竜介監督の映画『ドライブ・マイ・カー』が米アカデミー賞国際長編映画賞を受賞。 竹厚綾: The Depths(2010年、濱口竜介監督 東京藝術大学・韓国国立映画アカデミー共同製作作品)- ユジン 役 河井青葉: 不気味なものの肌に触れる(2013年、濱口竜介監督) 岡本竜汰: 濱口竜介監督作品の「PASSION」で主演し、サン・セバスチャン国際映画祭で新人部門にノミネート。 藤真美穂: 記憶の香り(濱口竜介監督)- 寺島純子 役 江口のりこ: THE DEPTHS(2010年、濱口竜介監督) 柴崎友香: 2018年、『寝ても覚めても』が東出昌大主演で濱口竜介監督により映画化。 河井青葉: 偶然と想像(2021年、濱口竜介監督) - あや 役 ナンシー梅木: “濱口竜介監督が史上初の作品賞候補に! アカデミー賞の歴代日本人ノミニーたちを振り返り”. ELLE. 2020年7月10日閲覧。 宮前希依: 『永遠に君を愛す』(2009年、濱口竜介監督) - 佐伯美香 役 唐田えりか: 寝ても覚めても(2018年9月1日、監督:濱口竜介、ビターズ・エンド / エレファントハウス) - ヒロイン・泉谷朝子 役 石田法嗣: The Depths(2010年7月28日、濱口竜介監督) - 主演:リュウ 役 宮前希依: 『PASSION』(2008年、濱口竜介監督) 森郁月: "濱口竜介監督作「偶然と想像」ナント三大陸映画祭で快挙! グランプリ&観客賞を受賞". 河井青葉: PASSION(2008年、濱口竜介監督) 森郁月: "濱口竜介監督の新作映画『偶然と想像』が『ベルリン国際映画祭』に正式出品". 玄理: 天国はまだ遠い(2016年、監督:濱口竜介) - 五月 役 春本雄二郎: “第33回 「高崎映画祭」受賞発表!最優秀作品は『斬、』!4年ぶりの特別大賞は『花筺/HANAGATAMI』最優秀監督賞は瀬々敬久と濱口竜介の両監督に!”. 石田法嗣: 不気味なものの肌に触れる(2014年3月1日、fictive配給、濱口竜介監督) - 直也 役 緒川尊: 不気味なものの肌に触れる(2014年3月1日、濱口竜介監督) 河井青葉: 記憶の香り(2006年、濱口竜介監督) 柿崎正澄: スパイの妻(原案:濱口竜介、野原位、黒沢清、『月刊サンデーGX』2020年8月号 - 2021年4月号、全2巻) - 映画のコミカライズ 河井青葉: 2021年、出演作『偶然と想像』(濱口竜介監督作品)が第71回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、同作は最高賞に次ぐ審査員大賞である「銀熊賞」を受賞した。 黒沢清: 第94回キネマ旬報ベスト・テンで脚本賞を受賞(濱口竜介、野原位と共同)。 西島秀俊: 2021年には主演を務めた濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』が、第94回アカデミー賞で日本映画として史上初となる作品賞を含む4部門にノミネートされた。 |
濱口竜介の情報まとめ
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濱口 竜介(はまぐち りゅうすけ)さんの誕生日は1978年12月16日です。高知出身の映画監督のようです。
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手法・影響、評価・受容などについてまとめました。映画、父親、卒業、テレビ、現在、ドラマに関する情報もありますね。去年の情報もありました。濱口竜介の現在の年齢は45歳のようです。
濱口竜介のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)監督・脚本 『ハッピーアワー』 『寝ても覚めても』 『偶然と想像』 『ドライブ・マイ・カー』
濱口 竜介(はまぐち りゅうすけ、1978年12月16日 - )は、日本の映画監督・脚本家。早くから独特の演出手法が注目されていたが、『ドライブ・マイ・カー』(2021年)や『悪は存在しない』(2023年)などの作品が国際的に高い評価を受け、日本人では黒澤明以来はじめて米アカデミー賞と世界三大映画祭のすべてで受賞を果たした映画監督となった。 1978年12月16日、神奈川県川崎市に生まれる。父は建設官僚で国土技術政策総合研究所所長などを務めた濱口達男。祖父は洋画家の浜口喬夫。祖父・喬夫の叔母・寛子は寺田寅彦の二番目の妻にあたる。 父親の仕事の関係で幼少期は転校が多く、3歳から5歳までイランで過ごしている。千葉県立東葛飾高等学校を経て東京大学文科三類に入学した当初は映画への関心はなく、当時総長を務めていた蓮實重彦が映画批評の分野で重きをなしたことも全く知らなかったという。しかし、映画研究会に所属すると急速に映画に傾倒し、文学部では美学芸術学研究室に進学。この頃から8ミリフィルムで自主製作映画を撮り始めている。 大学卒業後、映画の助監督やテレビ番組のアシスタントディレクターなどを経たのち、映画監督を養成するコースとして新設されていた東京藝術大学大学院の修士課程に入学。在学中は教授として教鞭を執っていた黒沢清に師事していた。2008年に修了作品として監督した『PASSION』が、サン・セバスティアン国際映画祭や第9回東京フィルメックスのコンペティション部門に選出されるなど、学生作品としては異例の注目を集めた。 2011年に東日本大震災が発生したのち、仙台市のせんだいメディアテークが、市民の手によって震災の記録映像をアーカイブする「3がつ11にちをわすれないためにセンター」を発足させる。この立ち上げをサポートした東京藝術大学は濱口を現地へ派遣。濱口は同年5月から現地に滞在し、酒井耕との共同監督で、津波と震災の体験を語る地元住民たちのインタビューを大量に撮影しつづけた。この成果がドキュメンタリー作品「東北記録映画三部作」に結実する。 このときの体験を、濱口は「こんなふうにカメラの前で生き生きとしゃべってくれるひとをはじめて撮ったという実感を持った。何でもない言葉に実感がこもっていた。(…)フィクションのなかで、こんな風にしゃべってくれたらどんなにいいだろうと繰り返し思った」と振り返っている。こうした経験は、後に劇映画における独自の方法論へつながってゆく。 翌2012年、映画・演劇の専門学校・ENBUゼミナールの映像俳優コースで講師をつとめ、約3か月間の講義ののちに、俳優を志願する学生たちの卒業制作として、二部構成の大作『親密さ』を監督した。 2013年から2014年にかけて招聘作家として神戸市に滞在、演劇ワークショップを担当する。これをきっかけとして、ワークショップ参加者らを中心とした映画『ハッピーアワー』を監督。 同作は2015年8月に第68回ロカルノ国際映画祭へ出品され、ほぼ演技経験のなかった4人の出演者(田中幸恵、菊池葉月、三原麻衣子、川村りら)が国際コンペ部門の最優秀女優賞を受賞した。また同作では2016年3月、芸術選奨新人賞受賞。同5月には第25回日本映画批評家大賞選考委員特別賞を受賞する成功をおさめた。 2016年から1年間、文化庁の支援制度で、ボストンのハーバード大学ライシャワー日本文化研究所に客員研究員として滞在した。同大学を滞在先に選んだのは、ドキュメンタリー映像をとりこんだ「映像人類学」で世界的に知られる監督ルシアン・キャスティン=テイラーが教壇に立っていたからだという。 アメリカから帰国後の2018年には、柴崎友香の小説をもとにした『寝ても覚めても』を監督。これが濱口にとって初の商業映画作品となった。同作は第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品されている。 2020年、新型コロナウイルス感染拡大の影響で経営危機に陥るミニシアターが続出したのを受けて、映画監督の深田晃司とともに全国の小規模映画館支援のためのクラウドファンディング『ミニシアター・エイド基金』を立ち上げた。基金は目標の1億円を大きく上回って総額3億3000万円超を集め、濱口らはこの活動で2020年度の日本映画ペンクラブ賞を受賞した。 2020年公開の黒沢清監督『スパイの妻〈劇場版〉』の脚本執筆に野原位らと共に関わる。同作は第77回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門に出品され、黒沢が銀獅子賞(監督賞)を受賞したほか、第94回キネマ旬報ベストテンにおいて脚本賞を受賞している。 前作『寝ても覚めても』のあと濱口はいくつかの作品製作を進めてきたが、コロナ禍によって製作スケジュールが大きく狂い、2021年に2つの監督作品が同時公開される。しかしこれが結果として濱口への国際的な注目を一気に高めることとなった。 まず3月には『偶然と想像』が第71回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に出品され、銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞。続いて7月には、村上春樹の短編小説をもとにした『ドライブ・マイ・カー』が第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、大江崇允と共に日本映画としては史上初となる脚本賞受賞を果たす。あわせて国際映画批評家連盟賞が贈られた。(翌年には同連盟から年間の国際映画批評家連盟賞グランプリに選ばれている) 翌2022年2月の第94回アカデミー賞では、作品賞・監督賞・脚色賞・国際長編映画賞(旧外国映画賞)の4部門にノミネートされ、国際長編映画賞を受賞した。作品賞と脚色賞でのノミネートは日本映画初、監督賞のノミネートは36年ぶりで、『砂の女』を監督した勅使河原宏(第38回)、『乱』を監督した黒澤明(第58回)に続き3人目となった。 これらの世界的な注目を受け、2022年2月に開催された第72回ベルリン国際映画祭では、国際審査員団の一人に抜擢、コンペティション部門の審査員を務めた。同年3月、2021年公開の『偶然と想像』と『ドライブ・マイ・カー』の2作品が、ベルリンとカンヌ映画祭で受賞したことなどにより、芸術選奨文部科学大臣賞に選ばれる。 2023年9月の第80回ヴェネツィア国際映画祭では『悪は存在しない』が出品され、国際映画批評家連盟賞に加えて銀獅子賞(審査員大賞)を受賞。日本人としては黒澤明以来初めて、アメリカのアカデミー賞と世界三大映画祭すべてで受賞を果たした監督となった。同年10月、第67回ロンドン映画祭で『悪は存在しない』が、審査員の全員一致で作品賞を受賞。 手法・影響『ハッピーアワー』では、ほぼ演技経験のない出演者への演技指導法として、フランスの監督ジャン・ルノワールが実践していた「イタリア式本読み」と呼ばれる手法を採用した。 これはルノワールの監督術を描くドキュメンタリー短編『ルノワールの演技指導』で紹介されているもので、実際に撮影に入る前に俳優に台本を読ませる「本読み」を行うが、このとき俳優にいっさいの感情を込めずに「電話帳を読み上げるように」言葉を読みつづけることを要求する。 このプロセスを経ることで、俳優は相手のこまかな動作や感情の動きに鋭敏になり、演技の真剣さ・リアリティが濱口の望む方向へ大きく変わるのだという。この手法の一端は、『ドライブ・マイ・カー』で、主人公の舞台演出家が実践する演出として劇中劇の形で描かれている。 また、アメリカのインディペンデント映画監督ジョン・カサヴェテスへの関心を繰り返し語っている。『ハッピーアワー』の旧仮題も『BRIDES(花嫁たち)』で、これはカサヴェテスの映画『Husbands(夫たち)』から「裏面をなすようにして構想された」という。東京大学文学部で美学芸術学研究室に提出した卒業論文も「ジョン・カサヴェテスの時間と空間」であった。 その他2018年に映画サイトのアンケートで、好きな映画5本としてマキノ正博『決闘高田の馬場』、グレミヨン『曳き船(英語版)』、ハワード・ホークス『赤い河』、カサヴェテス『よみがえるブルース(英語版)』、黒沢清『CURE』を挙げている。 2022年にアメリカの著名なDVDレーベル「クライテリオン・コレクション」が、自社ラインナップ内からトップ10を選ぶよう求めた際には、以下の10点を挙げている。ジャック・ベッケル『肉体の冠』、ロベルト・ロッセリーニ『ストロンボリ』、ダグラス・サーク『天はすべて許し給う』、溝口健二『夜の女たち』、『ジャン・ルノワール作品集』、『ジャン・グレミヨン作品集』、成瀬巳喜男『初期サイレント作品集』、ジョセフ・フォン・スタンバーグ『サイレント作品集』、ジョージ・キューカー『素晴らしき休日』、侯孝賢『フラワーズ・オブ・シャンハイ』。 評価・受容日本国外においても濱口は『ハッピーアワー』(2016)が一部の映画祭や関係者向け試写等で批評家から高い評価を受けていたが、海外で本格的な受容が始まったのは2020年頃からである。 この年に濱口が共同脚本に参加した『スパイの妻』で師である黒沢清がヴェネツィア国際映画祭の銀獅子賞(監督賞)を受賞、さらに翌2021年には濱口自身の監督作品『偶然と想像』と『ドライブ・マイ・カー』が欧米の主要な国際映画祭で相次いで受賞し、一気に世界的な注目を集めるようになった。 とりわけ2021年の秋に開かれたニューヨーク映画祭では、「メイン・スレート(Main Slate)」と呼ばれる32本の主要作品の一部として濱口のこの2本の映画を上映する措置をとった。ニューヨーク映画祭はアカデミー賞の前哨戦として国際的に注目されるが、中でもこの「メイン・スレート」は「映画の現在をもっともよく体現する最先端の作品」を選び出すことを目指しており、ここに同じ作家の作品が2本入るのはきわめて異例だった。 これをきっかけとしてニューヨークの一般映画館でも濱口作品が上映されるようになり、アメリカの映画批評で大きな影響力を持つ『IndieWire』紙は、「濱口は、今後国際的に注目されなくなることは考えられない地位に到達した」と断じている。 『偶然と想像』『ドライブ・マイ・カー』の2本はアメリカでも幅広いメディアで批評の対象となった。その多くは、日常生活における真実とフィクションの関係に注目する濱口の作品が、国を問わず現代社会に普遍的なテーマを描いているとして高く評価した。 とりわけ、ドラマティックなことがほとんど起こらない抑制的な物語の中に、「優雅で洗練された語り口を持ち込む技術」「ミニマルな画面を重ねながら心地よいリズムを作り出す手腕」は、エリック・ロメールやロベール・ブレッソン、カサヴェテスといった巨匠の作品につらなる高い芸術性をもつと評されている。 日本では批評家の蓮實重彦が早くから濱口に注目しており、とくに『寝ても覚めても』のショット作りを取り上げて「天性の映画作家」と絶賛、濱口など若い世代の監督が相次いで秀作を発表しているとして「日本映画は第三の黄金期に差し掛かった」と述べている。 イギリス『SIGHT & SOUND』誌:「2021年のベスト映画50本」 ─ 『ドライブ・マイ・カー』(第3位)、『偶然と想像』(第10位)。 アメリカ『FILM COMMENT』誌:「2021年のベスト映画20本」 ─ 『ドライブ・マイ・カー』(第2位)、『偶然と想像』(第7位)。 アメリカ『ROLLING STONES』誌:「2021年のベスト映画25本」 ─ 『ドライブ・マイ・カー』(第4位)、『偶然と想像』(第4位)。 映画批評サイト『IndieWire』:「2021年のベスト映画50本」 ─ 『ドライブ・マイ・カー』(第2位)、『偶然と想像』(第17位) 2024/06/25 09:09更新
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