神西清の情報(じんざいきよし) ロシア文学者 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、年齢、出身地、星座]
神西 清さんについて調べます
■名前・氏名 |
神西清と関係のある人
池内紀: 『日本幻想文学集成 19 神西清』国書刊行会 1993 堀辰雄: 1949年(昭和24年)、川端康成や神西清の配慮で、旧作が再刊される。 三島由紀夫: 1949年(昭和24年)2月24日、作家となってから初上演作の戯曲『火宅』が俳優座により初演され、従来のリアリズム演劇とは違う新しい劇として、神西清や岸田国士などの評論家から高い評価を受けた。 堀辰雄: 神西清宅から至近の深田久弥の家を訪ね北畠八穂を見舞った際、深田宅の門前で吐血し深田宅に駆け込んだ。 アントン=チェーホフ: 日本でも、チェーホフ作品の翻訳者として知られた神西清による「チェーホフは酒を絶っていた」などの言葉がある。 堀辰雄: 神西清と知り合い、終生の友人となる。 堀辰雄: 9月に神西清、吉村鉄太郎(片山広子の息子・片山達吉)、青木晋(竹山道雄)らと同人誌『箒』(のち『虹』と改題)を創刊し、その後『山繭』と合流。 堀辰雄: 『堀辰雄全集』は、友人の神西清や弟子たちの尽力で1954年(昭和29年)3月から1957年(昭和32年)5月にかけて新潮社より全7巻が刊行された。 アンドレ=ジッド: 『田園交響楽』神西清訳、新潮文庫、1952年 三島由紀夫: 三島にとっての〈裏返しの自殺〉、〈生の回復術〉であり、〈ボオドレエルの「死刑囚にして死刑執行人」といふ二重の決心で自己解剖〉した渾身の書き下ろし長編『仮面の告白』は同年7月5日に出版され、発売当初は反響が薄かったものの、10月に神西清が高評した後、花田清輝に激賞されるなど文壇で大きな話題となった。 堀辰雄: 5月に神西清と奈良へ旅行。 深田久弥: 同学年には雅川滉(成瀬正勝)が、一年上には堀辰雄のほか、神西清、小林秀雄がおり、堀や小林の影響でジイドやスタンダールなどのフランス文学にも傾倒し、後年著作を残している。 堀辰雄: 高校在学中の1923年(大正12年)1月に神西清から教えられて萩原朔太郎の第二詩集『青猫』を耽読し、詩の魅力を知る。 遠藤周作: 1947年12月、初めて書いた評論「神々と神と」が神西清に認められて、角川書店の『四季』第5号に掲載され、批評家としてデビューした。その後、佐藤朔の推挙で評論「カトリック作家の問題」を『三田文学』上で発表したのをきっかけに、佐藤朔の推挙で『三田文学』、神西清の推挙で『高原』などで評論を多数発表している。 |
神西清の情報まとめ
神西 清(じんざい きよし)さんの誕生日は1903年11月15日です。東京出身のロシア文学者のようです。
現在、卒業、姉妹、結婚、再婚に関する情報もありますね。1957年に亡くなられているようです。
神西清のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)神西 清(じんざい きよし、1903年11月15日 - 1957年3月11日)は、日本のロシア文学者、翻訳家、小説家、文芸評論家。 1903年、内務省の官吏の息子として東京市に生まれる。1910年、麹町の番町小学校に入学。父の転勤に伴って日本国内各地を転々とした末、父は台湾へ赴任。清も台湾の日本人学校に学ぶ。内向的で孤独な少年だった。1912年、父をマラリアで失う。 1916年、東京府立第四中学校(現在の東京都立戸山高等学校)に入学。このころ、母方の伯母を頼って北村家に同居。従兄の北村寿夫の影響で文学に親しむ。中学で、終生の友人竹山道雄と知り合う。 1920年、旧制第一高等学校に入学。堀辰雄と知り合う、親交は終生続き、堀の没後には全集の編集を担当した。建築家志望だったが、フランス象徴詩に熱中し、文学志望に転向。フランス語を独学する。このため一高を中退し、東京外国語学校露西亜語学科に入学。1925年、竹山や堀たちと共に同人誌「箒」を出し、戯曲、小説、詩を発表。 卒業後、1928年から1929年にかけて、北海道大学図書館に嘱託として勤務。1929年、東京電気日報社に移る。1931年、ソ連通商部を退職して文筆生活に入る。翻訳業のほか「雪の宿り」などの短編小説も多く発表した。後半生は鎌倉市に終生在住した。 戦後の文芸運動では、岸田國士らの雲の会に参加、チェーホフの戯曲訳を通じ文学座などの演劇活動に関わり、三島由紀夫、福田恆存、中村光夫らと鉢の木会の集いを持った。 1956年より舌癌の治療を受けていたが、病状が回復しないまま翌1957年に自宅で死去。53歳没。遺骨は没時まで在住していた鎌倉市山ノ内の東慶寺墓地に埋葬された。戒名は「徹心院文軒清章居士」。 アントン・チェーホフ、イワン・ツルゲーネフ、アレクサンドル・プーシキン、フセーヴォロド・ガルシン『紅い花』などロシア文学の他に、アンドレ・ジッド『田園交響楽』などのフランス文学の翻訳もある。特にチェーホフに関しては『桜の園』、『三人姉妹』、『かもめ』などが多くの演劇に用いられ、「全集」の完訳も手がけるほど入れ込んだ。 その死によって中途になったチェーホフ全集は、ロシア文学者の弟子池田健太郎、後輩原卓也らが、残りの編纂・翻訳の作業を引き継ぎ完成させた。「全集」(全16巻、中央公論社)の刊行に際し、劇作家でもある三島由紀夫は翻訳というより結婚というべき営みであると称えている。 1937年:翻訳の業績に対し第3回池谷信三郎賞を受賞。 1951年:『ワーニャ伯父さん』の翻訳で芸術選奨文部大臣賞受賞。 父・神西由太郎(1866-1912) ‐ 内務省官吏。文官高等試験合格し、裁判所書記ののち福井参事官、島根事務官などを経て台湾に赴任し、赤痢に罹患、帰国後死去。 母・止(しずか、1880-1931) ‐ 東京士族・岩崎衛生(医師)の五女。夫没後、7人の子持ちの実業家と再婚。清結婚の年に脳溢血で死去。 義父・木原猷胤(1869-1931) ‐ 母の再婚相手。東電系の帝国連合電球、日本電飾役員。 妻・百合 ‐ 旧姓・田辺。長岡市出身。日本石油役員・今井藤次郎の娘に生まれ、田辺省三・ヤウ(母方叔母夫婦)の養女となる。長岡高等女学校卒。二女を儲けた。 長女・神西敦子 ‐ ピアニスト、大学教員 従兄・北村寿夫 ‐ 母の姉・のぶの子。 従兄・周布兼道 ‐ 母の姉・貞子と男爵周布公平の子。 親戚・山本東次郎 ‐ 妻百合の養父の姉の夫 「神西清全集」(全6巻)文治堂書店、1961-1976 『垂水 神西清作品集』山本書店 1942 『詩と小説のあいだ』白日書院 1947 『恢復期・垂水・見守る女・母たち』角川書店〈飛鳥新書〉1947、角川文庫 1956 『月が消えた話』小山書店 1949 『少年・地獄・母たち』大日本雄弁会講談社 1955、講談社ミリオン・ブックス 1956 『灰色の眼の女』中央公論社 1957、中公文庫 1976、解説三島由紀夫 『散文の運命』大日本雄弁会講談社 1957、解説中村光夫 『神西清詩集』東京創元社 1958、福永武彦編 『神西清 死児変相 日本幻想文学集成19』国書刊行会 1993、池内紀編・解説 『雪の宿り 神西清小説セレクション』港の人 2008、石内徹編・解説 ドストイエフスキイ『永遠の夫』岩波文庫, 1932、改版1952、『永遠の良人』創元選書, 1948 チェーホフ『犬を連れた奥さん』春陽堂, 1933、のち「可愛い女・犬を連れた奥さん」岩波文庫 1967、改版2004 プーシキン『スペードの女王』岩波文庫, 1933 トウルゲーネフ『散文詩』岩波文庫, 1933、改版1958(池田健太郎共訳) チェーホフ『シベリヤの旅 他三篇』岩波文庫, 1934 ドストエーフスキイ『スタヴロギンの告白』作品社, 1934 『チエーホフの手帖』芝書店, 1934、創元選書, 1938、のち河出文庫、新潮文庫 復刊1993 アンドレ・ジイド『田園交響楽』堀辰雄共訳 「全集」建設社, 1935、のち新潮文庫(単独訳) 改版2005ほか チェーホフ『決闘・妻』岩波文庫, 1936、復刊1990 トゥルゲーネフ『娘への手紙』山本書店, 1936 ガルシン『紅い花』岩波文庫, 1937、のち「紅い花 他四篇」1959、改版2006 レスコフ『新世界文学全集 僧院の人々 年代記』河出書房, 1942 プーシキン『ベールキン物語』岩波文庫, 1946、のち「スペードの女王・ベールキン物語」1967、改版2005 ジャック・シャルドンヌ『ロマネスク』青磁社, 1946 アファナーシェフ『お母さんの影 ろしあ民話選』河出書房, 1946、「火の鳥 ロシア民話選」岩波少年文庫, 1952 『プーシキン遺珠』創藝社, 1947 プーシキン『侠盗記』世界文学社, 1948 『プーシキン短篇集』角川書店, 1948 プーシキン『荘園ものがたり』世界文学社, 1948 プーシキン『大尉の娘』岩波文庫 1948、改版2006ほか 『ドストイエフスキイ歴程』河出書房 1949 レスコーフ『邪恋』養徳社 1949 レスコーフ『僧院の人々』思索社 1949 おのれ・ど・ばるざっく『おどけ草紙 こんと・どろらていく抄』穂高書房 1950
レスコーフ『真珠の首飾り』岩波文庫 1951 ドストエーフスキイ『虐げられた人々』中沢美彦共訳 角川文庫 1951 『ロシヤ恋愛小説集』羽田書店 1951 シャルドンヌ『愛をめぐる随想』新潮社 1951、のち新潮文庫 マルセル・エーラール『ロシヤ文学史』白水社 文庫クセジュ 1952 ツルゲーネフ『はつ恋』新潮文庫 1952、度々改版 プーシキン『ドゥブローフスキイ奇譚』角川文庫 1952 チェーホフ『ヴァーニャ伯父さん』河出書房 1952 エルザ・トリオレ『マヤコーフスキイ 詩と思い出』創元社 1952 バジョーフ『石の花』創元社・世界少年少女文学全集 1953 ゴーリキイ『どん底』河出書房 1954、角川文庫 1957 スローニム『ロシア文学史』池田健太郎共訳 新潮社 1957 スローニム『ソビエト文学史』池田健太郎共訳 新潮社 1958 『チェーホフ戯曲集』中央公論社 1957 『チェーホフ小説集』中央公論社 1958 チェーホフ『かもめ・ワーニャ伯父さん』新潮文庫 1967、改版2004ほか チェーホフ『桜の園・三人姉妹』新潮文庫 1967、改版2011ほか チェーホフ『カシタンカ・ねむい 他七篇』岩波文庫 2008 プーシキン作品は「全集4 小説」に集成、河出書房新社 1972 『人物書誌大系23 神西清』 石内徹編、日外アソシエーツ, 1991 『神西清蔵書目録』 石内徹編、日本図書センター, 1993 『神西清日記 Ⅰ・Ⅱ』 石内徹編、クレス出版, 2000-2005 - 日記は一部で原本写本 『複製 神西清翻訳原稿Ⅰ チェーホフ作「桜の園」』石内徹編、神西清研究会、2006 『複製 神西清翻訳原稿Ⅱ チェーホフ作「ヴーニャ伯父さん」』石内徹編、神西清研究会、2007 『複製 神西清翻訳原稿Ⅲ チェーホフ作「三人姉妹」』石内徹編、神西清研究会、2007 石内徹『神西清文藝譜』港の人, 2010 石内徹『神西清文業瑣記』神西清研究会、2011 小林実『神西清の散文問題』春風社, 2019 遠藤周作「神西清先生のこと」-『遠藤周作全集13』に収録、新潮社, 2000 ^ “神西 清”. 文学者掃苔録. 2017年7月24日閲覧。 ^ 岩井寛『作家の臨終・墓碑事典』(東京堂出版、1997年)174頁 ^ 明治 39 年鬱陵島で対面した神西由太郎と沈興澤に関する余録杉原隆、Web竹島問題研究所第3期最終報告書(平成27年8月)、島根県 ^ 東京電気(株)『東京電気株式会社五十年史』(1940.12)渋沢社史データペース ^ 木原猷胤『人事興信録』第8版、昭和3(1928)年 ^ 『神西清』石内徹、日外アソシエーツ、1991、p9 ^ 合本で『新編・日本幻想文学集成』(国書刊行会、2018)が刊行 神西 清:作家別作品リスト(青空文庫) FAST ISNI VIAF WorldCat ドイツ イタリア イスラエル アメリカ 日本 韓国 CiNii Books CiNii Research IdRef 20世紀日本の小説家 ロシア文学者 日本の文学研究者 日本の文芸評論家 20世紀日本の翻訳家 東京都出身の人物 東京都立戸山高等学校出身の人物 旧制第一高等学校出身の人物 東京外国語大学出身の人物 舌癌で亡くなった人物 1903年生 1957年没 プロジェクト人物伝項目 FAST識別子が指定されている記事 ISNI識別子が指定されている記事 VIAF識別子が指定されている記事 WorldCat Entities識別子が指定されている記事 GND識別子が指定されている記事 ICCU識別子が指定されている記事 J9U識別子が指定されている記事 LCCN識別子が指定されている記事 NDL識別子が指定されている記事 NLK識別子が指定されている記事 CINII識別子が指定されている記事 CRID識別子が指定されている記事 SUDOC識別子が指定されている記事
2024/11/16 23:41更新
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