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菊島隆三の情報 (きくしまりゅうぞう)
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【11月21日】今日誕生日の芸能人・有名人

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菊島 隆三さんについて調べます

■名前・氏名
菊島 隆三
(読み:きくしま りゅうぞう)
■職業
脚本家
■菊島隆三の誕生日・生年月日
1914年1月28日 (年齢1989年没)
寅年(とら年)、水瓶座(みずがめ座)
■出身地・都道府県
山梨出身

菊島隆三と同じ1914年生まれの有名人・芸能人

菊島隆三と同じ1月28日生まれの有名人・芸能人

菊島隆三と同じ出身地山梨県生まれの有名人・芸能人


菊島隆三と関係のある人

岡田晟: 同級に漫画家倉金章介、脚本家菊島隆三がおり、以降親交が続く。


佐伯秀男: 『顔役無用 男性 NO.1』 : 製作本木荘二郎、監督山本嘉次郎、原案菊島隆三、脚本井手雅人、主演鶴田浩二、製作・配給東宝、1955年1月3日公開 - 出演・「善ちゃん」役


大川久男: 黒沢映画で知られる菊島隆三に師事。


木村威夫: 『黒い潮』(1954年、山村聡監督、菊島隆三脚本、井上靖原作、鈴木清順助監督)


佐伯秀男: 『地獄の血闘』 : 監督大曾根辰夫、原案菊島隆三、脚本鈴木兵吾・津路嘉郎、主演水島道太郎、製作松竹京都撮影所、配給松竹、1951年1月20日公開 - 出演・「野村」役


荒井晴彦: 2006年 『やわらかい生活』、『愛妻日記』、『指』で、第9回日本シナリオ作家協会菊島隆三賞を受賞


佐伯秀男: 『午前零時』 : 製作本木荘二郎、監督渡辺邦男、原作井上友一郎、脚本菊島隆三、助監督野長瀬三摩地、主演久慈あさみ、製作・配給東宝、1953年2月12日公開 - 出演・「藤沼イサちゃん」役


一色伸幸: 第16回菊島隆三賞『ラジオ』


増村保造: からっ風野郎(1960年、大映東京)脚本:菊島隆三・安藤日出男、主演:三島由紀夫


増村保造: 闇を横切れ(1959年、大映東京)脚本:菊島隆三・増村保造


荒井晴彦: 2002年 『KT』『事故』で、第5回日本シナリオ作家協会菊島隆三賞を受賞


増村保造: 兵隊やくざ(1965年、大映東京)原作:有馬頼義、脚本:菊島隆三


白坂依志夫: 『からっ風野郎』 : 監督増村保造、1960年3月23日公開 - 途中降板(脚本菊島隆三・安藤日出男)


下飯坂菊馬: 1967.04.29 春日和 松竹 菊島隆三


黒澤明: 脚本:小国英雄(12本)、菊島隆三(9本)、橋本忍(8本)、久板栄二郎(4本)、井手雅人(3本)


山田洋次: 第7回菊島隆三賞(2004年)対象作品「隠し剣 鬼の爪」


井手雅人: 赤ひげ(1965年、監督:黒澤明) - 小国英雄・菊島隆三・黒澤明と共同脚本


刈谷友衣子: 当作品は「第50回ギャラクシー賞」テレビ部門 優秀賞、「東京ドラマアウォード2013」単発ドラマ部門 優秀賞、「第68回文化庁芸術祭」テレビ・ドラマ部門 大賞、「第16回シナリオ作家協会」菊島隆三賞、「シカゴ国際映画祭」テレビ賞 長編テレビ映画部門 金賞、「ワールドメディアフェスティバル(ドイツ)」エンターテインメント(その他)部門 金賞、「US国際フィルム&ビデオ・フェスティバル」クリエイティブエクセレンス賞などを受賞したほか、「第42回国際エミー賞」にもノミネートされ、国内外で高い評価を得ている。


小林義明: 最初は脚本家志望で、大学では脚本コースを選び、脚本家・菊島隆三の講義に出席するなどしていた。


井手雅人: ソ満国境2号作戦 消えた中隊(1955年、監督:三村明) - 原作担当、脚本は菊島隆三・黒澤明


井手雅人: 沓掛時次郎(1954年、監督:佐伯清) - 菊島隆三と共同脚本


菊島隆三の情報まとめ

もしもしロボ

菊島 隆三(きくしま りゅうぞう)さんの誕生日は1914年1月28日です。山梨出身の脚本家のようです。

もしもしロボ

映画、事件、ドラマ、事故、テレビに関する情報もありますね。1989年に亡くなられているようです。

菊島隆三のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)

菊島 隆三(きくしま りゅうぞう、本名:菊島 隆蔵、1914年1月28日 - 1989年3月18日)は、日本の脚本家。山梨県甲府市出身。日本ペンクラブ、日本シナリオ作家協会、日本演劇協会、日本文芸家協会所属。

甲府の実家は八日町の織物問屋で、菊島家の次男として誕生する。

甲府商業高校を経て文化学院に進むもなじめず1933年に中退。1934年長兄が亡くなったので家業を継いだ。菊島は野球少年であり、東宝でも野球チームに所属していた。

1941年、戦時統制令のため廃業、府県繊維統制会社経理課長に転じる。

戦時中は県繊維協会の社員として、会計の仕事に従事。帳簿を読むことが出来、この仕事で経済感覚を身につけた。

戦時中、将校に殴られたことがあり、以来カーキ色の軍服を忌み嫌っていた。この反骨心が後年の『兵隊やくざ』の執筆に大きく影響している。型破りな兵隊を描く執筆が非常に愉快だったと、菊島は叙述している。

1945年7月の空襲で土蔵を除く全てを失ったことから、好きな演劇か映画の道で再起を図ることを決意。

家庭の事情で織物問屋を廃業する。蔵を売って上京。父の建てた蔵を売ってしまった負い目と、シナリオで身を立てる覚悟から名前を「隆蔵」から「隆三」へと改める。

旧知の女優、花井蘭子を介して八住利雄にオリジナルのシナリオを読んでもらい、これがきっかけで八住に師事。八住の紹介で1947年に東宝撮影所の脚本部に入社する。

菊島のシナリオの執筆のスタイルは「ハコ書き」重視派であり、構成に最も多くの時間を割いていた。シナリオを建築に例え、「骨組みががっしりしていないと弱い作品しか生まれない」と述べている。また、菊島は盟友橋本忍が舌を巻くほど、芝居捌きが上手かったという。(芝居捌きとは、物語を破綻させないための仕掛けや設定のこと)また橋本が『私は貝になりたい』をリライトした背景には菊島の作品評価があってのことだった。

1949年にフリーとなり『野良犬』でデビューする。黒澤明に抜擢された嬉しさの余り、電車を乗り過ごしてしまったという。以降、黒澤と多くコンビを組み、橋本忍、小国英雄らとともに黒澤作品の脚本を執筆した。

『醜聞』の脱稿後にカリエスを患い、1年半もの長期間、寝たきりの生活を余儀なくされる。さらに最初の妻にも見切りをつけられ、実弟の死など不幸が重なり、人生で最も辛い時期を過ごした。

黒澤作品『天国と地獄』において捜査の重要な手掛かりになる、権藤の息子が書いた絵は、かつて菊島が暮らしていた湘南からの風景がアイデアの源になった。

東宝入りから間もない頃、撮影所で原節子を見かけて魅了された。「いつか自分の作品に出演してもらいたい」と願っており、森繁久彌主演の『ふんどし医者』でそれが実現した。

黒澤プロダクション発足後は、取締役としてプロデュースなども務めた。

『トラ・トラ・トラ!』の黒澤監督降板事件の後、黒澤プロから離れる。菊島は黒澤プロの役員として降板前後の処理に奔走したが、黒澤自身からは深い恨みを買う結果となった。諸説あるが、黒澤を蚊帳の外に置き「黒澤が精神に異常を来たしたため降板する」と黒澤プロが発表したため、健常で(ただし、ノイローゼ気味だったという複数の証言あり)日本と同じように演出を行なっていた黒澤には寝耳に水で、菊島ら役員に「裏切られた」と受け取ったともいわれる(菊島らは監督降板による訴訟や莫大な違約金を黒澤プロが回避するため、やむをえない手段をとった)。ただし、この説も憶測の域を出ず、菊島は真相を語らないままこの世を去った。いずれにしても、日米の文化、映画製作のプロセスの違いが引き起こした結果であることは間違いない。

執筆にはオリベッティ製のカナタイプを使用していた。『暴走機関車』の執筆でホテルに篭った際、ダイアログの手伝いに来たアメリカの脚本家シドニー・キャロルが、ものすごいスピードでタイプを打っていたが、黒澤、小國、菊島は鉛筆書きだった。「まるで竹槍と機関銃」だと思い、以来、カナタイプを使用することになったという。

内容が真に迫りすぎて、お蔵入りになった作品がある。松山事件を扱った『ある日本人』と政財界汚職を扱った『汚れた手』である。尚、この2作品は「菊島隆三シナリオ選集」に掲載されている。菊島の調査能力の高さがうかがえるエピソードである。

清川虹子主演の『女侠一代』は菊島の自宅を訪れた、清川と藤間紫の膝づめ談判によって実現した作品であり、菊島が脱稿した生原稿を受け取った清川は、その晩、原稿を抱いて眠ったという。

晩年は日本大学芸術学部の教授として、シナリオの講義を行ない後進の指導にあたっていた。

フランキー堺が映画化を熱望した『写楽』のシナリオにも関わっていた。タイトルは『写楽道中』ただし、映画化実現は菊島の死去から6年後であり、別の脚本家に交代している。

1989年3月18日、入院先の目黒区の病院で死去。肝臓癌だった。目黒区の正覚寺にて葬儀が行われ、師匠の八住が弔辞を読み、自分より早く逝った弟子の菊島を悼んだ。

死後、菊島の遺言に従って、年間に発表されたすべての映像作品の脚本の中から、最も優れた作品を、脚本家が選びその作者を顕彰する「菊島隆三賞」が創設された。創設資金は菊島個人の遺産の一部が寄付されたものである。2017年4月、賞の運営をしていたシナリオ作家協会より、菊島隆三賞の終了がアナウンスされ、19回の歴史に幕を降ろした。

男性らしい骨太な作品が多いが、『女が階段を上る時』や『父と子』など、ホームドラマ風の作劇にも卓越した腕前を発揮した。

脚本家の山田太一は『野良犬』に大変な感銘を受けたとインタビューで語っている。また、この作品は題材探しで警察署に張り付いていた菊島が刑事から偶然聞いた「拳銃を失くすやつがいて困る」という話が発端となり、誕生したものである。

脚本家として、各映画会社の作品を満遍なく書き連ね、黒澤作品にとどまらず、川島雄三、稲垣浩、成瀬巳喜男作品でも良作、佳作を数多く残している。オリジナル脚本に強いこだわりがあり、原作・脚本を兼ねる作品も多数ある。落盤事故を扱った『どたんば』や『超高層のあけぼの』など社会派ライターとしての側面もまた、菊島の持ち味として特筆に値する。菊島の作品は時代や国境を超える普遍性を持っており、しばしば国内外の映画ドラマでリメイク作品が製作されている。

生前、菊島から未発表脚本を託されていた保坂延彦は、2020年「広島の二人」という広島原爆をテーマにした小説を上梓した。

墓所は豊島区慈眼寺。

★印は黒澤明監督作品。

★野良犬(1949年、新東宝)

★醜聞(1950年、松竹)

男ありて(1955年、東宝)

王将一代(1955年、新東宝)

★蜘蛛巣城

気違い部落(1957年、松竹)

★隠し砦の三悪人

日本誕生

女が階段を上る時

★悪い奴ほどよく眠る

★用心棒

★椿三十郎

★天国と地獄

★赤ひげ

イチかバチか (1963年、東宝)

兵隊やくざ (1965年、大映) 主演:勝新太郎

春日和 (1967年、松竹)

闇を裂く一発(1968年、大映)

あゝ海軍(1969年、大映)

トラ・トラ・トラ!

黒の斜面(*原作、1971年、松竹)

超高層のあけぼの(*原作)

パリの哀愁 (1976年)

国士無双

竹取物語

父と子

悪女の季節

どたんば(1956年、NHK)

七日間の休暇(1957年・1965年、NHK)

娘ということ(1957年、NHK)

三面記事の女(1958年、NHK)

人間動物園(1958年、NHK)

あるぷす物語(1959年、NET)

人生の弾痕(1961年、NHK)

選挙参謀(1961年、関西テレビ

遠い一つの道(1962年、TBS)

夜の波紋(1961年、フジテレビ

男ありて(1963年、フジテレビ / 1964年、日本テレビ

嘘と嘘(1963年、関西テレビ

国定忠治(1964年、フジテレビ

剣(1967年 - 1968年、日本テレビ

お庭番(1968年、日本テレビ

たこたこあがれ(1969年、日本テレビ

孤独のメス(1969年、TBSテレビ

女が階段を上る時(1970年、日本テレビ

八州犯科帳(1974年、フジテレビ

丹下左膳 こけ猿の壷篇(1974年 - 1975年、読売テレビ

はぐれ刑事(1975年、日本テレビ・国際放映) - 脚本監修

悪夢 恋人たちの25時(1977年、テレビ朝日)

甦える日日(1979年 - 1980年、日本テレビ

夜の足音(1980年、TBSテレビ

いま、いのち満ちて(1981年、読売テレビ

茜色の坂(1981年、朝日放送)

松本清張スペシャル・黒の回廊(1984年、日本テレビ

愛ありて、夢ありてこそ(1986年、読売テレビ

夏樹静子の過失(1989年、福岡放送)

ほか

1949年 - シナリオ賞

1950年 -シナリオ賞

1954年 - シナリオ賞

1955年 - シナリオ賞、ブルーリボン賞脚本賞

1956年 - シナリオ賞、ブルーリボン賞脚本賞、芸術祭文部大臣賞

1957年 - シナリオ賞、ブルーリボン賞脚本賞

1960年 - シナリオ賞

1961年 - シナリオ賞

1962年 - シナリオ賞

1963年 - シナリオ賞

1964年 - シナリオ賞特別賞、毎日映画コンクール脚本賞、京都市民映画祭脚本賞、サンケイ国民映画祭脚本賞

1965年 - シナリオ賞、エドガー・アラン・ポー賞

1980年 - 紫綬褒章

1981年 - 勲四等旭日小綬章

1987年 - 勲四等旭日小綬章

1989年 - 前田晃文化賞

^ 日外アソシエーツ現代人物情報

橋本忍『複眼の映像』

田草川弘『黒澤明vsハリウッド』

菊島隆三『人とシナリオ』

『菊島隆三シナリオ選集Ⅰ~Ⅲ』

月刊シナリオ

菊島隆三著『ペンとカチンコと計算器」

菊島隆三 - allcinema

菊島隆三 - KINENOTE

菊島隆三 - MOVIE WALKER PRESS

菊島隆三 - 映画.com

菊島隆三賞|社団法人シナリオ作家協会

菊島隆三 - コトバンク

菊島隆三 - 日本映画データベース

Ryuzo Kikushima - IMDb(英語)

久板栄二郎(1946)

植草圭之助(1947)

伊丹万作(1948)

小津安二郎、野田高梧(1949)

新藤兼人(1950)

木下恵介(1951、1953)

黒澤明、橋本忍、小国英雄(1952)

木下惠介(1954)

八住利雄(1955)

橋本忍(1956、1958)

依田義賢(1957)

水木洋子(1959)

橋本忍(1960、1966)

松山善三(1961)

和田夏十(1962)

小国英雄、菊島隆三、久板栄二郎、黒澤明(1963)

八木保太郎(1964)

鈴木尚之(1965)

山内久(1967)

今村昌平、長谷部慶次(1968)

田村孟(1969)

山田洋次、宮崎晃(1970)

佐々木守、大島渚(1971)

石森史郎(1972)

山田洋次、宮崎晃、朝間義隆(1973)

橋本忍、山田洋次(1974)

中島丈博(1975)

山田信夫(1976)

山田洋次、朝間義隆(1977)

新藤兼人(1978)

馬場当(1979)

田中陽造(1980)

倉本聰(1981)

古田求、野村芳太郎(1982)

大島渚/森田芳光(1983)

荒井晴彦、澤井信一郎(1984)

中上健次(1985)

内田裕也、高木功(1986)

伊丹十三(1987)

鎌田敏夫(1988)

松田寛夫(1989)

山田太一(1990)

三谷幸喜と東京サンシャインボーイズ(1991)

丸山昇一(1992)

崔洋一、鄭義信/松山善三(1993)

田中陽造(1994)

橋口亮輔(1995)

周防正行(1996)

三谷幸喜(1997)

中島丈博(1998)

諏訪敦彦、三浦友和、渡辺真起子(1999)

山田洋次、朝間義隆、平松恵美子(2000)

宮藤官九郎(2001)

鄭義信(2002)

西川美和/深作健太、木田紀生(2003)

荒井晴彦(2004)

内田けんじ(2005)

加藤正人(2006)

渡辺あや(2007)

橋口亮輔(2008)

田中陽造(2009)

佐藤有記(2010)

新藤兼人(2011)

ヤン・ヨンヒ(2012)

荒井晴彦(2013)

安藤桃子(2014)

原田眞人(2015)

向井康介(2016)

石井裕也(2017)

野尻克己(2018)

阪本順治(2019)

丸山昇一(2020)

𠮷田恵輔(2021)

早川千絵(2022)

阪本順治(2023)

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2024/11/13 09:51更新

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