井上幸治の情報(いのうえこうじ) 歴史学者(西洋史) 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、年齢、出身地、星座]
井上 幸治さんについて調べます
■名前・氏名 |
井上幸治と関係のある人
十河佑貞: 書評:「大類伸監修井上幸治編『年表世界歴史』」『早稲田大学新聞』62号(早稲田大学新聞会編、1949年4月21日) 十河佑貞: ぶっく・がいど:「〈危機〉の社会的根源を探究:井上幸治・江口朴郎『危機としての現代』」『望星』第2巻第11号・通巻18号(東海教育研究所、1971年12月) 山崎樹範: サマーレスキュー〜天空の診療所〜(2012年7月8日 - 9月23日、TBS) - 井上幸治 役 シャルル=ド=モンテスキュー: 『ローマ盛衰原因論』 井上幸治訳、中公クラシックス(新版) |
井上幸治の情報まとめ
井上 幸治(いのうえ こうじ)さんの誕生日は1910年7月10日です。埼玉出身の歴史学者(西洋史)のようです。
事件、卒業に関する情報もありますね。1989年に亡くなられているようです。
井上幸治のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)井上 幸治(いのうえ こうじ、1910年7月10日 - 1989年9月9日)は、日本の歴史学者。専攻は西洋史(近代フランス史)で、フランス史書・哲学などの翻訳・監修も多い。戦後の西洋史研究の基礎を築いた一人で、郷里の埼玉県で起きた秩父事件の先駆的研究や史料集成でも知られる。 1910年、埼玉県秩父郡大宮町(現・秩父市)で生まれた。旧制熊谷中学校から旧制浦和高等学校文科丙類(フランス語)に進学。浦和高校での友人に、後にジャーナリストになった柳沢恭雄(同級生)、警視総監になった原文兵衛(2年後輩)がいた。1930年3月に浦和高校を卒業、東京帝国大学文学部西洋史科に入学。1933年に同大学を卒業した。大学卒業後は、平凡社に勤務。 1953年より神戸大学、立教大学、津田塾大学の教授を務めた。1989年、肺癌のため死去。 専門は西洋史であり、特に近代フランス史について研究した。「戦後の西洋史研究のひとつの基礎をきずいた」とされ、教科書・概説書の編集にも参与した。専門の近代ヨーロッパ史は経済や社会・国際関係など幅広い視野で研究を行い、晩年はアナール学派紹介を多く行った。 同時に明治日本についても研究対象とし、史料に基づいた研究・調査を行った。特に郷里である埼玉西北部の秩父郡地域でおきた秩父事件研究では、史料集成の大著を編纂し、その刊行は没後も続いた。これは事件を総合科学として考察するという構想に基づいており、事件を「自由民権運動の最後にして最高の形態」であったと規定している。 『ルネサンスと宗教改革』 三省堂, 1949年 『ミラボーとフランス革命』 木水社, 1949年 『ナポレオン』 岩波新書, 1957年 ISBN 4-00-413028-X 『ロベスピエール ルソーの血ぬられた手』「歴史の人間像」誠文堂新光社, 1962年
『秩父事件 - 自由民権期の農民蜂起』 中公新書, 1968年 ISBN 4121001613 『近代史像の模索 フランス革命と秩父事件』 柏書房, 1976年 『歴史とは何か』 藤原書店, 1991年。遺著、桑田礼彰・浜田道夫編 『完本 秩父事件』 藤原書店, 1994年 ISBN 4938661985 『危機としての現代 歴史学者の対話』三省堂新書 1971年 『歴史を語る 学生との対話』 二玄社, 1979年 『マルクスは護符じゃない 井上幸治対談集』 雄山閣 1981年 『近代ヨーロッパの誕生』(社会科歴史文庫7) 三省堂 1956年 『フランス史 世界各国史』2 山川出版社 1956年
『南欧史 世界各国史』5 山川出版社 1957年
『西洋史入門』 有斐閣 1980年
『ヨーロッパ近代工業の成立』 東洋経済新報社 1961年 『世界の歴史12 ブルジョワの世紀』 中央公論社 1962年
中公文庫 1975年 ISBN 4122002095 『ヨーロッパ文明の原型』(民族の世界史8) 山川出版社, 1985年 『秩父事件 史料集成』 二玄社(全6巻) 1984-89年 『図説 日本の歴史』 集英社(全18巻) 1974年 『日本経済史学入門』入交好脩共編著 広文社, 1967年 『世界歴史 年表』 小石川書房 1949年 『西洋史研究入門』 林健太郎共編 東京大学出版会 1954年
『総合世界歴史事典』野原四郎・川崎庸之共編 時事通信社 1954年 『世界史読本』野原四郎共編 東洋経済新報社 1959年 モンテスキュー 『ローマ盛衰原因論』 中公クラシックス, 2008年 ISBN 4121601041
中公バックス ルソー『人間不平等起源論・社会契約論』 中公クラシックス, 2005年 ISBN 4121600797
中公文庫, 1974年 イヴ・マリー・ベルセ 『祭りと叛乱 16~18世紀の民衆意識』新評論,1980年(監訳) アルベール・ソブール 『フランス革命と民衆 共和暦2年(1793 - 94年)のパリのサン=キュロット』小井高志・武本竹生共訳 新評論, 1983年 『フェルナン・ブローデル 1902-1985』新評論, 1989年 ISBN 978-4794800244(編・監修) エマニュエル・ル・ロワ・ラデュリ 『モンタイユー ピレネーの村』(刀水歴史全書) 渡辺昌美・木居純一共訳 刀水書房 1991年 ガストン・マルタン 『二月革命』 白水社・文庫クセジュ 1954年 アンリ・カルヴェ 『ナポレオン』 白水社・文庫クセジュ 改訳1966年、ISBN 4560050791 マルク・ブロック 『奇妙な敗北—フランス抵抗史家の日記』 東京大学出版会 1955年
A・アル・サダット 『ナイルの叛乱—エジプト革命の記録』 岩波新書 1958年 ポール・マントゥ 『産業革命』徳増栄太郎・遠藤輝明共訳 東洋経済新報社 1964年 ジョルジュ・デュプー 『フランス社会史 1789-1960』武本竹生・本池立・井上堯裕共訳 東洋経済新報社 1968年 ^ 講談社「デジタル版 日本人名大辞典+Plus」 『井上幸治』 ‐ コトバンク ^ 豊田源之助とは同級生であった。金井敬七『改訂 無諡の人 - 豊田源之助遺稿集』 文芸社、2003年 ISBN 4835557662 ^ 浦和高等学校 編『浦和高等学校一覧 第9年度(自昭和5年至昭和6年)』浦和高等学校、1930年9月10日、268頁。NDLJP:1464036/142。 ^ 東京帝国大学編『東京帝国大学一覧 昭和8年度』東京帝国大学、1933年、p.524 ^ 服部敏良『事典有名人の死亡診断 近代編』付録「近代有名人の死因一覧」(吉川弘文館、2010年)4頁 ^ 『日本人名大辞典』 講談社, 2001年。ISBN 4062108003 ^ 『秩父事件』 中公新書, 1968年 ^ 江口朴郎との対話。 ISNI VIAF WorldCat ドイツ イスラエル アメリカ 日本 CiNii Books CiNii Research IdRef 日本の西洋史家 20世紀日本の歴史家 平凡社の人物 神戸大学の教員 立教大学の教員 津田塾大学の教員 埼玉県出身の人物 埼玉県立熊谷高等学校出身の人物 旧制浦和高等学校出身の人物 東京大学出身の人物 文学士取得者 肺癌で亡くなった人物 1910年生 1989年没 ISBNマジックリンクを使用しているページ プロジェクト人物伝項目 ISNI識別子が指定されている記事 VIAF識別子が指定されている記事 WorldCat Entities識別子が指定されている記事 GND識別子が指定されている記事 J9U識別子が指定されている記事 LCCN識別子が指定されている記事 NDL識別子が指定されている記事 CINII識別子が指定されている記事 CRID識別子が指定されている記事 SUDOC識別子が指定されている記事
2024/11/19 18:07更新
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