石井ふく子の情報(いしいふくこ) テレビ プロデューサー 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、年齢、出身地、星座]
石井 ふく子さんについて調べます
■名前・氏名 |
石井ふく子と関係のある人
佐良直美: 2012年7月20日、大功社から著書「動物の神様に生かされて」が上梓され、それに先立ち、7月3日、八重洲富士屋ホテル3階の赤松の間で、石井ふく子プロデューサー(「動物を愛し、育て、家族を愛し、人としての思いやり、優しさをさりげなく・・・。 徳重聡: 華々しき一族(2008年、ル テアトル銀座ほか 石井ふく子・演出) - 昌允 役 星田良子: しかし、星田の卒業した1972年には映画会社はどこも新入社員を採用せず、新東宝社長だった大蔵貢の紹介でTBSの石井ふく子プロデューサーと知り合い、『東芝日曜劇場』の演出助手のアルバイトを始めた。 大空眞弓: なお、この作品を石井ふく子がプロデュースした関係から、以降、石井が関わる作品にはたびたび出演した。 竹下景子: 2005年「娘よ」ル・テアトル銀座ほか (脚本:砂田量爾 演出:石井ふく子) 広岡瞬: 松本ちえこなどとの交際が報じられた後、1985年の石井ふく子演出の舞台で共演したことがきっかけで親しくなった石野真子と1990年に結婚したが、1996年に離婚。 舟橋元: 沼田曜一、江見俊太郎、宇津井健、三ツ矢歌子、石井ふく子ら新東宝時代の仲間たちが舟橋の失明を知り、窮状を救うために奔走していたが、1974年9月17日、膵臓ガンのため死去。 熊谷真実: 石井ふく子プロデュース作品に起用されることが多く、いわゆる「石井組(ファミリー)」の1人に数えられる。 佐良直美: 歌手としてだけでなく、作曲(テレビドラマの音楽も担当)、タレントとしてのバラエティー番組への出演やテレビ番組の司会、女優としても石井ふく子組の一員として『ありがとう』に出演するなど、多方面で活躍した。 小林桂樹: 2010年10月24日に東京會舘にて小林のお別れ会が開かれ、発起人には森光子、淡島千景、石井ふく子、八千草薫、仲代達矢、草笛光子、司葉子、津川雅彦、大林宣彦、北大路欣也、古谷一行、中井貴一、槇坪夛鶴子、吉川一義、小谷承靖等がなった。 高橋恵子: 京紅ものがたり(2006年、松竹、原作:水上勉、脚本:大藪郁子、演出:石井ふく子) 石野真子: 「熱愛一家・LOVE」のディレクター・鴨下信一が、石井ふく子プロデューサーに紹介し、出演が実現した。「およめちゃん」は好評のため、その3まで製作された(共演:山村聰・おりも政夫・織本順吉、脚本:折戸伸弘、演出:鴨下信一、プロデューサー:石井ふく子)。 大下英治: 『石井ふく子おんなの学校』文藝春秋 1995 長谷川裕見子: 東芝日曜劇場・一つだけのいのち(1974年、TBS) 佐久間良子主演、石井ふく子プロデュース 薬師丸ひろ子: テレビドラマ『装いの街』(プロデューサー : 石井ふく子)は薬師丸が休業中だった1982年7月に『セーラー服と機関銃 完璧版』の併映作として劇場公開もされた。2012年のドラマ『妻が夫をおくるとき』では、石井ふく子の役を薬師丸が演じている。 藤田真人: 『石井ふく子篇』 - 社員役 竹下景子: 2001年「花は紅、染千代一座」明治座(作:愛川欽也 演出:石井ふく子) いしだあゆみ: また、たびたび倉本聰脚本作品に起用され、石井ふく子プロデュース作品の常連でもあった。 美空ひばり: その頃、石井ふく子の紹介で近所の診療所の医師に診察を仰いだが、指先や顔色の青ざめたひばりが診療室に入ってきた姿を目の当たりにしたその医師から、ひばりは肺の状態の説明も受け、専門医のいる病院への入院を強く勧められた。 赤木春恵: 石井組(橋田ファミリー)の代表格だった赤木に対し、石井ふく子は「この世界で唯一ママと呼んでいた」、橋田壽賀子は「厳しさと優しさを同時に表現できる稀有な役者だった」と故人を偲んだ。12月3日の通夜には音無美紀子、えなりかずき、大和田獏、沢田雅美、藤田朋子、武田鉄矢、中村雅俊、名取裕子、杉田かおるなどが訪れ、翌日の4日に杉並区永福の築地本願寺和田堀廟所で葬儀・告別式が営まれ、中村玉緒、佐久間良子、長山藍子、角野卓造、東てる美、岸田敏志、太川陽介、川崎麻世、植草克秀、小林綾子、武田鉄矢、森田順平、沢田亜矢子、石黒賢、宮川一朗太、伊藤つかさなどの赤木と親交があった芸能関係者が500人参列して、石井ふく子、大空真弓、映画「里見八犬伝」・「大殺陣」、「水戸黄門」で共演した里見浩太朗の3人が代表で弔辞を読んだ。 山本文郎: TBSアナウンサー同期の岡部達・木元教子(旧姓:町田)、TBSアナウンサー後輩の久米宏・生島ヒロシ・渡辺真理、TBSの後輩にあたる石井ふく子・堂本暁子、フリーアナウンサー仲間の徳光和夫・小倉智昭、芸能・スポーツ界から関口宏、毒蝮三太夫、市村正親、仲本工事、小室等、ボニージャックス、渡嘉敷勝男、千代の富士貢(九重親方)、千代の国憲輝、桂由美が参列。 池内淳子: 「お別れの会」には佐久間良子、八千草薫、三田佳子、司葉子、淡島千景、水谷八重子、坂口良子、賀来千香子、石田ひかり、菅野美穂、宇津井健、中田喜子、野村真美、藤田朋子、小林綾子、沢田雅美、赤木春恵、前田吟、井上順、田中健、水野哲、森宮隆、徳重聡、松村雄基、石倉三郎、江原真二郎、中原ひとみ、朝丘雪路、三浦友和、高橋英樹、石井君子、清水曙美、鴨下信一、石井ふく子らが参列した。 竹下景子: 1999年「忍ばずの女」明治座(脚本:高峰秀子 演出:石井ふく子) 上村香子: 橋田壽賀子や石井ふく子両氏に関連する作品にも多く出演している。 音無真喜子: 「今日だけは」(1977年、TBS 石井ふく子プロデュース作品) 竹脇無我: 10月5日、お別れの会が都内ホテルで行われ、かつての共演者や友人の加藤剛、関口宏、西郷輝彦、いしだあゆみ、長山藍子、石井ふく子、小泉純一郎、土田早苗、あおい輝彦、草笛光子、音無美紀子、中村雅俊、沢田雅美、高橋元太郎ら約300人が出席した。 大和田獏: 橋田壽賀子・石井ふく子が携わった作品にはたびたび起用された。 大原麗子: 月曜ドラマスペシャル / 石井ふく子年末特別企画 忍ばずの女 (1994年12月26日、TBS) 深谷みさお: 大下英治著「石井ふく子 女の学校」によれば、ドラマ『ありがとう』では九保育園の保母、十病院の看護婦、三三九の求人に応募してくる女性を演じたが、稽古では水前寺の代役をつとめていた(多忙な水前寺は本番しか来ることが出来なかった)。 竹下景子: 2017年 石井ふく子名作劇場「君はどこにいるの」 - 高野冴 役 |
石井ふく子の情報まとめ
石井 ふく子(いしい ふくこ)さんの誕生日は1926年9月1日です。東京出身のテレビ プロデューサーのようです。
テレビ、ドラマ、卒業、家族、退社、結婚、現在、事件、映画、子役、母親、姉妹、離婚に関する情報もありますね。今年の情報もありました。
石井ふく子のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)石井 ふく子(いしい ふくこ、1926年〈大正15年〉9月1日 - )は、日本のテレビプロデューサー、舞台演出家。東京府東京市下谷区池の端(現・東京都台東区下谷池之端)出身。元TBSテレビプロデューサー。 伊志井寛の長女にあたる。新東宝の女優活動から出発し、ラジオ東京(現・TBS)に入社。その後は、テレビドラマのプロデューサーとして、橋田壽賀子や平岩弓枝らとタッグを組み、多くのヒットドラマを世に送った。退職後、フリーとなった後は舞台演出なども手掛けている。 また、橋田文化財団にも協力している。 父は、劇団新派の俳優伊志井寛(ただし、戸籍と血縁ともに関係がない)。母は分川本の君鶴と呼ばれた芸者で、小唄の家元になった三升延である(両親について詳しくは後述「人物」の欄)。 文化学院に入学した後、東京女子経済専門学校(または女子経済専門学校附属高等女学校)に転校し、卒業後は新東宝の女優となった。女優業を辞めて1950年に日本電建へ入社して宣伝部に務め、1961年にTBSへ入社。 ほどなくして出会った橋田壽賀子、平岩弓枝などの脚本家たちとタッグを組んでTBSでドラマ制作に携わる。以降プロデューサーとして、『肝っ玉かあさん』『ありがとう』を筆頭に、『女と味噌汁』「カミさんと私」「おんなの家」「ぼくの妹に」「はじめまして」「家族」「道」「愛」「心」「出逢い」など、数々のホームドラマをヒットさせる。 数々のヒット作に携わったことから、一部のメディアから「作品選定の確かさと配役の妙を以て大ヒットドラマを生んだ」と評されるようになる。 1974年にTBSを退社後、「TBS専属のフリーランスプロデューサー」の立場だったが、2000年代以降は「想いでかくれんぼ」(2000年)、「夫婦」(2006年)、「結婚」(2009年)など、橋田壽賀子脚本・渡哲也主演のスペシャルドラマをテレビ朝日で手掛けている。ただし現在(2022年)は再びTBSと専属契約しており(何年頃専属に戻ったかは不明)、名刺もTBSのものを携帯している。 義父・伊志井寛の勧めで1968年11月の新派公演「なつかしい顔」(新橋演舞場)から舞台の演出を手掛けるようになり、以来足掛け40年に渡り386作品を演出。近年は舞台作品の演出が活動の中心になっている。伊志井寛との関係から劇団新派との関わりが深く、京塚昌子を筆頭に新派出身の役者を多く自身のドラマや舞台に起用した。劇場は、名鉄ホール・芸術座・新橋演舞場・明治座・帝国劇場・飛天・近鉄劇場・松竹座・博多座・御園座・中日劇場・日生劇場・ル テアトル銀座・大阪新歌舞伎座・京都南座・新宿コマ劇場・三越劇場などで演出実績がある。 1996年1月24日、東京国税局から石井が社長の番組制作会社邑が、架空の経費計上して3年間で約6億3700万円の所得隠しを行い、約1億5600万円を脱税したとして法人税法違反(脱税)で東京地検特捜部に告発された。1997年6月30日、東京地方裁判所での初公判で石井は起訴内容を認め、検察側は懲役1年6月、邑に罰金5000万円を求刑して即日結審。1997年7月14日、東京地裁は懲役1年6月執行猶予3年の有罪判決、邑に罰金5000万円を言い渡した。判決ではこの事件で石井が邑の代表取締役及び取締役を退任、テレビドラマの仕事を降板したことが斟酌すべき事情に挙げられている。1989年春の褒章で紫綬褒章を受章しているが、判決から3年後の2000年7月18日付で返上。 長年の活動により、過去に3度ギネス世界記録に認定されている(1985年に「テレビ番組最多プロデュース」(1,007本)、2014年に87歳342日の「世界最高齢の現役テレビプロデューサー」、2015年に舞台初演作演出本数183作品)。 2014年4月より淑徳大学人文学部表現学科客員教授に就任。 本人によると9月半ばに生まれる予定だったが、ある時母が“9月1日に生まれた子は人に恵まれて育つ”という話を聞いた。生まれくる我が子の幸せのため母は9月1日に生むことを決め、危険な帝王切開を受けて石井を出産した。 芸者だった母の影響で、3歳頃から習い始めた踊りに夢中になるが、小学校入学後は勉強嫌いのいたずらっ子となった。13歳の時にかっけを患ったため、踊りの道に進むのを断念した。 文化学院に入学したが自由な校風があまり合わず、その後家を引っ越したのを機に転校。戦争が始まる前後に母が伊志井寛と親しくなるが、戦況の悪化により3人で山形県に疎開した。 1945年19歳の頃に終戦を迎え、東京に戻ると自宅は空襲で焼かれた後だったため、両親と3人で知人の家を泊まり歩いた。後日新宿駅で父の知り合いである長谷川一夫と偶然再会し、彼の厚意で親子で自宅の離れで暮らし始める。当時長谷川家には彼の姪・長谷川裕見子も暮らしており、石井は彼女と年が近い(裕見子の方が2歳年上)ことから親しくなった。 長谷川一家と親しくなったことから、彼の紹介で新東宝のニューフェイスとして女優デビュー。デビュー作は、『大江戸の鬼』という時代劇で、高峰秀子の友人役だった。その後も端役で映画に出演したが、元々地味なことが好きで「女優のような派手なことは自分に向かない」と感じたため、デビューから3年で女優業に見切りをつけた。 新聞の求人で見つけた住宅メーカーの日本電建に就職し、銀座の本社宣伝部で働き始める。宣伝部は発足したばかりで何をどう宣伝するかも決まっていない状態で、同部社員も部長と課長と石井の3人だけだった。しかし、このおかげで新人の石井も気軽に意見を述べたり、行動を起こしやすいことから水が合った。 当時はテレビよりラジオ優位の時代だったことから、石井は会社の宣伝のためラジオ番組のスポンサーになることを提案。これが通ってラジオ東京(後のTBS)と手を組み、新派の役者だった父のつてで若い俳優をどんどんキャスティングして朗読劇を放送してもらった。その後とある作品で役者の人手が足りなくなったのをきっかけに、映画俳優の貸し出しを頼むため配給会社にも訪れるようになる。日本電建の社員ながらいつしかTBSのスタジオに入り浸り、徐々に行動力・交渉力などが評価され始める。 1955年のTBSのテレビ開局直後、「『東芝日曜劇場』のプロデューサーになってほしい」と声がかかった。当初日本電建の社員ということを理由に断るが、TBSの編成局長が日本電建の社長に直接掛け合ったことで、日本電建社員兼TBSの嘱託社員となることが決まる。以後3年間は、「平日は日本電建の仕事、土日はTBSの仕事」と休日返上で働いた。 その後TBSの上司から本格的に制作スタッフとしてドラマに携わるよう指示を受け、キュー出しから仕事を学び始めた。いくつかの現場の仕事を経験した後、1958年にテレビドラマ『橋づくし』(原作・三島由紀夫)で初めて制作を手掛けた。それ以降プロデューサーとして原作者のドラマ化の許可などを交渉したり、キャスティングに奔走するようになる。日本電建退社を機に、それまでTBS嘱託社員だったのが正式に社員になった。 ちなみに原作者などの交渉でOKをもらうコツとして、「交渉は、とにかく一生懸命やること。『私はこの企画をやりたい。そのためにはあなたのOKが必要なんです』と素直な気持ちを相手に伝えるしかない」と語っている。また交渉には、必ず一人で行くことにしている。本人曰く「もし複数でお願いにあがっても全員が同じ気持ちとは限らないし、本当の熱意が伝わりにくい」とのこと。 池内淳子、吉永小百合、佐久間良子、若尾文子、三田佳子、淡島千景、京マチ子、中田喜子、坂口良子、山田五十鈴、森光子、いしだあゆみ、小川知子、松坂慶子、一路真輝、長山藍子、泉ピン子、竹下景子、野村真美、藤田朋子、赤木春恵、乙羽信子、杉村春子、山岡久乃、奈良岡朋子、京塚昌子、大原麗子、香川京子、草笛光子、河内桃子、山村聡、藤岡琢也、宇津井健、大空眞弓、石坂浩二、佐良直美、波乃久里子、井上順、前田吟、角野卓造、沢田雅美、三田村邦彦、船越英一郎、徳重聡、植草克秀、東山紀之、錦織一清、高島礼子、音無美紀子、熊谷真実、東てる美、岡本信人、松村雄基、渋谷飛鳥、清水由紀などを起用した。また、坂上忍、伊藤淳史、えなりかずきらは、子役当時より着目していた。 プライベートでは、橋田と元TBSテレビプロデューサー岩崎嘉一の交際を取り持ち、結婚にも携わり(結婚式の仲人も石井が務めた。)その後1988年9月24日に橋田が翌年(1989年)の元日から始まるNHKの大河ドラマ「春日局」の準備をしていた頃、岩崎の肺腺がんの宣告を受けた。橋田は当初、岩崎の看病をしながら1年続くドラマの脚本を書き上げる自信はなかった。このことを相談された石井は、「いま番組から降りたら嘉一ちゃんは、自分ががんだって気づくかもしれないよ」と首を横に振り、橋田を励まして奮い立たせた。 橋田からは「ふーちゃん」と呼ばれていた。1994年10月から始まったNHK連続テレビ小説『春よ、来い』では、石井をモデルにした人物として花井涼子役が描かれた。 熱海(静岡県)にある橋田の自宅には、石井曰く「生涯で500回」ほど訪れた。また橋田は石井プロデュースの作品では、脚本を仕上げると必ず本人に渡したがり、たまに石井の都合がつかず代理の者がもらいに行っても渡してくれなかったという。 ラジオドラマで山本周五郎の小説『こんち午(うま)の日』の使用許可をもらうため、当時横浜にあった山本の仕事場へ向かった。その時は「帰れ」と一喝されて門すら開けてもらえなかったが、めげずにその後4回ほど訪ねた。熱意を見せて頼み込むと、最後は根負けした山本から「いいよ」と許可をもらえた。これを機に山本に気に入られて、以後彼の原作のドラマを何本も制作させてもらった。一時は山本の運転手代わりによく呼び出されるようになり、銀座でベロベロに酔った彼を車に乗せて横浜まで送ることも何度もあった。 小説家だった平岩弓枝がシナリオの執筆をするきっかけを作ったのは、石井である。当初平岩にとある原作の使用許可をもらいに何度か伺い、やり取りする内にシナリオを書く才能を見抜き、口説き落としたのがその発端。同じ執筆作業でも小説と脚本は違うため、平岩は初めて脚本を執筆する際石井と二人三脚で念入りに打ち合わせをして、シナリオを完成させた。 高峰秀子は石井の生い立ちをもとに高峰唯一の脚本『忍ばずの女』を執筆、1994年には石井本人のプロデュースによりTBS系でテレビドラマ化された。主演の大原麗子が母親の芸者・君鶴を演じ、置屋の女将で君鶴の養母であり福子を育てた祖母を森光子、実父を渡部篤郎、義父の役者を風間杜夫、福子は子役3人が演じた。 もともと石井は、母の三升延が前夫の間に儲けたが、実祖母の子として届けた連れ子である。三升は周囲から反対された上で未婚の母として石井を出産し、女手一つで祖母との暮らしを支えた。 その後三升と伊志井寛との結婚の際、彼が石井の入籍を拒否したため、のちに三升が養子として迎えた。石井は後に「戸籍上“伊志井は三升の夫”であって、私の父では無い」と、著書「想い出かくれんぼ」で記している。 両親と一緒に暮らしたのは32歳になってからで、翌年結婚するまでのわずか9か月間だけだった。 伊志井の没後、遺産の分配を求めて彼が認知した実子と騒動するも、継子であるふく子に相続権は存在せずに和解。のちに「20年以上経過してもなお、母と共に受けた屈辱として、その騒動のことを忘れていない」と前著書で記している。 文化学院時代、国語で教鞭をとっていた与謝野晶子の授業を受けている。 父が俳優、母が花柳界だったことから、戦後の自宅にはたくさんの芸能人が遊びに来るようになった。一例として父は江利チエミや美空ひばりから慕われ、母は高峰秀子や越路吹雪から慕われたとのこと。 原節子のファンで、女優活動をしていた時に新東宝のプロデューサーに頼んで『女医の診察室』や『かけ出し時代』などの映画で共演させてもらった。 香川京子とは新東宝時代からの長年の親友で、プライベートではよく2人で旅行もした。また、石井がプロデューサーとして初めて制作したドラマ『橋づくし』で香川に出演を依頼した際、五社協定がある中彼女は所属先の映画会社と喧嘩してまで同作に出てくれたという。 女優時代に映画『女医の診察室』の撮影期間中、憧れの原節子からチョコレートをもらったことがある。本人によると「あの時の味を忘れたくない」との思いから、現在(2024年)に至るまでチョコレートは一度も食べていないという。 酒が飲めない体質である。 現在(2022年)期待している俳優として、自身がプロデュースしたドラマ『あにいもうと』に出演した仲野太賀を挙げている。 ドラマ『ありがとう』の主人公で水前寺清子に出演を依頼する際、「あなたは美人じゃない所が良い」と7回ほど連呼して説得した。これに対し水前寺は、「面白いことを言う方だな」と思い、出演を決めたという。 ※ 特記がない限り、プロデューサーを担当。※ 放送局はすべて東京放送→TBSテレビ。 東芝日曜劇場
(第373回)「女優シリーズ8 袋を渡せば」(1964年1月26日) ※橋田壽賀子との初仕事 (第384・385回)「愛と死をみつめて(前・後編)」(1964年4月12日・4月19日) (第391回)「女の気持ち」(1964年5月31日) (第407回)「あたしとあなたのシリーズ1 ちっちゃな家庭」(1964年9月20日) (第414回)「五月の嵐」(1964年11月8日) (第425~680回)「ママ日曜でありがとう(第1部・第2部)」(1965年1月24日 - 1969年12月21日、全5回)※第1回は前後編 (第441回)「あたしとあなたのシリーズ3 夫よりも妻よりも」(1965年5月16日) (第446~1204回)「女と味噌汁」(1965年6月20日 - 1980年1月6日、全38話) (第448回)「時間ですよ」(1965年7月4日) (第467回)「芸術参加作品 菊の香高く」(1965年11月14日) (第477回)「あゝ結婚」(1966年1月23日) (第483回)「あたしとあなたのシリーズ5 出番です…奥様」(1966年3月6日) (第497回)「あたしとあなたのシリーズ6 牛乳とブランディー」(1966年6月12日) (第503回)「ウーベの子守歌(500回記念番組)」(1966年7月24日) (第509回)「玉子の結婚」(1966年9月4日) (第529・530回)「限りある日を愛に生きて(前・後編)」(1967年1月22日・1月29日) (第538回)「虹」(1967年3月26日) (第552回)「あたしとあなたのシリーズ8」(1967年7月9日) (第555回)「母の童話」(1967年7月30日) (第563回)「おたふく物語」(1967年9月24日) (第576回)「あたしとあなたのシリーズ9 小さな家の小さな灯り」(1967年12月24日) (第577回)「おたふく物語(再放送)」(1967年12月31日) (第592回)「前進せよ」(1968年4月14日) (第603回)「父の樹(600回記念番組)」(1968年6月30日) (第607回)「あたしとあなたのシリーズ あなたお話しましょう」(1968年7月28日) (第612回)「小僧」(1968年9月1日) (第613回)「橋づくし」(1968年9月8日) (第626~670回)「どっきり花嫁」(1968年12月8日 - 1969年10月12日、全3回) (第653回)「愛」(1969年6月15日) (第658回)「あたしとあなたのシリーズ11 かたづかないわ…」(1969年7月20日) (第684回)「二代目」(1970年1月18日) (第689回)「ありがとう私をお嫁さんにしてくれて……」(1970年2月22日) (第694回)「二人の縁」(1970年3月29日) (第703回)「娘と嫁と(700回記念番組)」(1970年5月31日) (第714回)「妹」(1970年8月16日) (第726回)「出来ごころ」(1970年11月8日) (第731回)「あたしとあなたのシリーズ12 妻のお値段」(1970年12月13日) (第742回)「ここはどこの細道じゃ」(1971年2月28日) (第745回)「縁談」(1971年3月21日) (第746回)「紬の里」(1971年3月28日) (第759回)「噂」(1971年6月27日) (第767回)「さらば夏の日」(1971年8月22日) (第774・775回)「亜紀子(前・後編)」(1971年10月10日・10月17日) (第800回)「心(800回記念番組)」(1972年4月9日) (第811回)「愛と愛」(1972年6月25日) (第819~864回)「二人だけの道」(1972年8月20日 - 1973年7月1日、全3回) (第823回)「母の鈴」(1972年9月17日) (第826回)「妻の橋」(1972年10月8日) (第834回)「姉と妹」(1972年12月3日) (第845回)「初蕾」(1973年2月18日) (第849・850回)「只見川より 愛その日(前・後編)」(1973年3月18日・3月25日) (第855回)「お母ちゃん笑って」(1973年4月29日) (第876回)「ちいさい秋」(1973年9月23日) (第878回)「秋のふたり」(1973年10月7日) (第889回)「お母ちゃんごめんネ」(1973年12月23日) (第893回)「幻の父」(1974年1月20日) (第898~1877回)「おんなの家」(1974年2月24日 - 1993年3月28日、全16回)※最終作は、東芝日曜劇場最終回特別企画として放送 (第903回)「ふるさと(900回記念番組)」(1974年3月31日) (第907回)「ちいさい愛」(1974年4月28日) (第917回)「お母ちゃんありがとう」(1974年7月7日) (第945回)「明日また」(1975年1月19日) (第954回)「愛のふれあい」(1975年3月23日) (第958回)「出会い」(1975年4月20日) (第970回)「愛ってなあーに」(1975年7月13日) (第983回)「誰れも知らない愛」(1975年10月12日) (第1002回)「春のゆくえ(1000回記念番組)」(1976年2月22日) (第1004・1005回)「愛と死をみつめて(前・後編 アンコール放送)」(1976年3月7日・3月14日) (第1027回)「私の中のあなた」(1976年8月15日) (第1037~1424回)「ぼくの妹に」(1976年10月24日 - 1984年4月22日、全10回) (第1044・1045回)「家族(前・後編)」(1976年12月12日・12月19日) (第1060回)「女優シリーズ1 あの日あなたは…」(1977年4月3日) (第1083回)「あしたの海」(1977年9月11日) (第1095・1158回)「姉妹」(1977年12月4日・1979年2月18日、全2回) (第1143回)「女たち(IBC25周年記念番組)」(1978年11月5日) (第1178回)「かあさんの鈴」(1979年7月8日) (第1200回)「女たちの忠臣蔵~いのち燃ゆる時~(1200回記念番組)」(1979年12月9日) (第1416回)「縁」(1984年2月26日) (第1500回)「花のこころ(1500回記念番組)」(1985年10月6日) 肝っ玉かあさん
第2シリーズ(1969年4月3日 - 1970年1月29日、全44回) 第3シリーズ(1971年5月6日 - 1972年1月20日、全38回) ありがとう
第2シリーズ(看護婦編)(1972年1月27日 - 1973年1月18日、全52回) 第3シリーズ(魚屋編)(1973年4月26日 - 1974年4月25日、全53回) 第4シリーズ(カレー屋編)(1974年5月2日 - 1975年4月24日、全52回) はじめまして(1975年5月1日 - 9月25日、全22回) 明日がござる(1975年10月2日から1976年9月30日、全53回) ほんとうに(1976年10月7日 - 1977年5月5日、全31回) 今日だけは(1977年5月12日~11月3日、全26回) 家族(1977年11月10日~1978年11月2日、全52回) 道(1978年11月9日 - 1979年8月2日、全39回) 愛(1979年8月9日~1980年4月17日、全36回) 心(1980年4月24日 - 1981年1月29日、全40回) 出逢い(1981年2月5日 - 10月29日、全39回)
ちょっといい姉妹(1981年11月5日 - 1982年5月27日、全29話) おはよう24時間(1982年6月3日 - 9月30日、全18話) ああ離婚(1982年10月14日 - 1983年1月13日、全13回) ※初のテレビドラマの演出を担当。担当話数は第1,2,6,12,最終話 花王愛の劇場
家庭って?(1986年1月6日 - 2月28日、全40回) ああ家族(1987年1月5日 - 2月27日、全40回) 妻よ妻よ(1987年8月31日 - 10月30日、全40回) ああ嫁さん(1988年1月4日 - 3月25日、全60回) 女に生まれて(1988年9月26日 - 11月11日、全35回) ああわが家(1989年1月4日 - 3月3日、全43回) 結婚の条件(1989年9月4日 - 10月27日、全40回) ああ結婚(1990年1月4日 - 2月23日、全37回) 家族って(1990年9月3日 - 11月2日、全45回) ああ相続(1991年1月7日 - 3月1日、全40回) 花嫁(1991年9月2日 - 10月25日、全40回) ああ母さん(1992年1月6日 - 2月21日、全35回) ママ走れ!(1992年8月31日 - 10月23日、全40回) 家族の物語(1993年1月4日 - 4月2日、全65回) ひとり家族(1994年9月5日 - 10月28日、全40回) もういちど家族(1995年10月30日 - 12月28日、全40回) 橋田壽賀子ドラマスペシャル 旦那さま大事(1986年12月29日) 橋田壽賀子ドラマ おんなは一生懸命(1987年10月5日 - 1988年3月28日、全25回)
年末時代劇スペシャル 忠臣蔵・女たち・愛(1987年12月28日・12月29日) ドラマ特別企画 妻たちの鹿鳴館(1988年10月8日) ドラマ特別企画 三姉妹(1990年10月6日) 橋田壽賀子ドラマ 渡る世間は鬼ばかり
第2シリーズ(1993年4月15日 - 1994年3月31日、全49回) 秋のスペシャル(1994年9月29日) 第4シリーズ(1998年10月1日 - 1999年9月30日、全51回) 二時間年末特別企画(1999年12月23日) 春の二時間スペシャル(2000年4月6日) 第5シリーズ(2000年10月5日 - 2001年9月27日、全50回) 第6シリーズ(2002年4月4日 - 2003年3月27日、全51回) 第7シリーズ(2004年4月1日 - 2005年3月31日、全51回) 第8シリーズ(2006年4月6日 - 2007年3月29日、全50回) 第9シリーズ(2008年4月3日 - 2009年3月26日、全49回) 最終シリーズ(2010年10月14日 - 2011年9月29日、全47回) ただいま!!2週連続スペシャル 前後編(前編:2012年9月17日・後編:2012年9月24日) 2013年2時間スペシャル 前後編(前編:2013年5月27日・後編:2013年6月3日) 2015年2時間スペシャル 前後編(前編:2015年2月16日・後編:2015年2月23日) 2016年二夜連続特別企画(2016年9月18日、9月19日) 2017年3時間スペシャル(2017年9月18日) 2018年3時間スペシャル(2018年9月17日) 2019年3時間スペシャル(2019年9月16日) TBS創立40周年記念 橋田壽賀子スペシャル 源氏物語 上の巻・下の巻(1991年12月27日、1992年1月3日) 月曜ドラマスペシャル 石井ふく子年末特別企画 忍ばずの女(1994年) 橋田壽賀子ドラマ 女の言い分(1994年10月13日 - 12月22日、全11話) 橋田壽賀子ドラマ 魔の季節(1995年4月13日 - 6月29日、全12話) 特別企画 橋田壽賀子2000年ドラマスペシャル 想いでかくれんぼ (2000年3月1日、テレビ朝日) 山本周五郎生誕100年記念番組 初蕾(2003年12月8日) TBSテレビ放送50周年特別企画 美空ひばり誕生物語~おでことおでこがぶつかって~(2005年5月29日) 橋田壽賀子ドラマスペシャル 夫婦(2006年2月4日、テレビ朝日) 向田邦子生誕八十年記念番組 母の贈り物(2009年9月14日) 橋田壽賀子ドラマスペシャル 結婚(2009年11月28日、テレビ朝日) 月曜ゴールデン 居酒屋もへじ(2011年 - 2017年) 向田邦子新春ドラマスペシャル 花嫁(2012年1月2日) ドラマ特別企画 あにいもうと(2018年6月25日) 新春ドラマ特別企画 あしたの家族(2020年1月5日) ひとりぼっち -人と人をつなぐ愛の物語-(2023年4月9日) なつかしい顔(1968年 新橋演舞場 舞台初演出 出演:伊志井寛、水谷良重) 春秋めおと囃子(1973年 名鉄ホール 出演:中村玉緒、長門裕之) 夏のふたり(1976年 御園座 出演:林与一、小川知子) 秋のかげろう(1977年 名鉄ホール 出演:林与一、長山藍子) 花の巴里の橘や(1978年 帝国劇場 京マチ子主演) 花の三角野郎(1980年 名鉄ホール 若山富三郎主演) 鹿鳴館(1982年 帝国劇場 出演:佐久間良子、乙羽信子、奈良岡朋子、細川俊之、芦田伸介) 幸福(1985年 名鉄ホール 出演:芦田伸介、山岡久乃、沢田雅美、石野真子、広岡瞬) 花のこころ(1986年 帝国劇場 池内淳子主演) お嫁に行きたい!!(1987年 芸術座 池内淳子主演) 花の巴里の橘や(1987年 名鉄ホール 京マチ子主演) 春日局(1989年 帝国劇場 佐久間良子主演) 男を金にする女(1991年 芸術座 大原麗子主演) 品川心中(1993年 日生劇場 大原麗子主演) お夏狂乱(1994年 帝国劇場 大原麗子主演) お美津(1995年 新宿コマ劇場 水前寺清子主演) あさき夢みし(1997年 帝国劇場 泉ピン子主演) 規子と弓代(1999年 名鉄ホール 坂口良子主演) 男を金にする女(2000年 南座 古手川祐子主演) 空のかあさま(2001年 芸術座 斉藤由貴主演) 初蕾(2004年 芸術座 京野ことみ主演) 初蕾(2004年 南座 高橋恵子主演) 男を金にする女(2004年 名鉄ホール 竹下景子主演) 娘よ(2005年 ル テアトル銀座 一路真輝主演) 喜和(2005年 名鉄ホール 三田佳子主演) 京紅ものがたり(2006年 新橋演舞場 十朱幸代主演) 忠臣蔵 いのち燃ゆる時(2007年 明治座 松平健主演) エドの舞踏会(2007年 御園座 三田佳子主演) 御いのち(2008年 御園座 竹下景子主演) 華々しき一族(2008年 ル テアトル銀座 若尾文子主演) おしん(2009年 御園座 出演:小林綾子、長山藍子) 女の人指し指(2011年 名鉄ホール 若尾文子主演) 女たちの忠臣蔵(2012年 明治座 高島礼子主演) 花嫁(2016年 三越劇場 湘南台文化センター市民シアター 高橋惠子 西郷輝彦主演)向田邦子没後35周年 君はどこにいるの(2017年2月、三越劇場、一宮市民会館 出演:一路真輝、西郷輝彦、竹下景子、渋谷飛鳥) おんなの家(2017年10月、明治座 出演:高島礼子、熊谷真実、藤田朋子) 朗読劇「九十歳。何がめでたい」(2018年11月 - 12月、全国7会場、出演:三田佳子) 離婚・ぼくんちの場合(1983年 TBS 大原麗子主演) 橋田壽賀子ドラマ おんなは一生懸命(最終回のみに出演)(1988年3月28日 TBS 泉ピン子主演) おんなの家(1993年 TBS 杉村春子主演)(東芝日曜劇場が単発ドラマとして最後を迎え、ラストシーンに登場する) 特別対談番組「吉永小百合 石井ふく子 34年の絆」〜山本周五郎生誕100年記念によせて〜 (2003年 TBS) 徹子の部屋(1977年1月10日、2021年9月9日、2023年5月8日、テレビ朝日) 生島ヒロシのおはよう一直線(2021年9月20日、21日、22日・TBSラジオ)うるおい生活講座 - ゲスト 大江戸の鬼(1947年、新東宝) - 萩原遼の友人 役 かけ出し時代(1947年、佐伯清 監督) - 新聞社の社員 役 三百六十五夜 東京篇・大阪篇(1948年、新東宝) - ダンサー 役 人間模様(1949年、新東宝) - 女中・八重 役 女医の診察室(1950年、新東宝) - 看護師 役 第8回放送批評家賞(ギャラクシー賞)(1971年) - 東芝日曜劇場のプロデュースに対して 日本女性放送者懇談会賞(1981年) 菊田一夫演劇賞・特別賞(2004年) 毎日芸術賞(2016年) 岩谷時子賞(2018年) 東京都名誉都民(2022年) 『幸せってなんだろう』〈ぱぴるすBooks〉、三笠書房、1974年4月10日。 『明日のために』鎌倉書房、1977年9月15日。 『花のこころ花のかお : 最長寿番組を彩った俳優』小学館、1985年11月20日。 『心におしゃれを : 私のドラマ作り30年』講談社、1986年7月25日。 『想い出かくれんぼ』集英社, 1993 『お蔭さまで』世界文化社, 1993 『ありがとうまたね…』廣済堂出版, 2012 『あせらず、おこらず、あきらめず』KADOKAWA, 2016 『家族のようなあなたへ』世界文化社, 2021 『東芝日曜劇場名作集』上下 編. 文陽社, 1975-76 『女たちの忠臣蔵 橋田寿賀子作品集』編. 大和山出版社, 1983 『渡る世間は… 橋田壽賀子石井ふく子対談エッセイ』TBS東京放送, 2001 いしだあゆみ - 「春よ、来い」(NHK 1994年 - 1995年) 薬師丸ひろ子 - 「橋田壽賀子ドラマスペシャル 妻が夫をおくるとき」(TBS 2012年7月23日) 馬渕英里何 ・宮本杏子 ・長尾瞳(石井をモデルとした福子役の13歳を馬渕、6-8歳を宮本、3歳を長尾が演じた) - 月曜ドラマスペシャル 石井ふく子年末特別企画『忍ばずの女』(1994年、TBS) ^ 経緯は読売新聞・2015年1月29日付け朝刊に掲載されたインタビュー記事「時代の証言者」で述べている。父の死後、相続税の支払いに大金が必要となり、他局でプロデューサーを務めようとするもTBSの社長に怒られたが、大金が必要だと説明するとTBSが用立てることになった。社員に大金を貸与することは難しく、退社後にTBSの専属になり多額の契約金を受け取る経緯とした。大金を前渡しするために「退職+専属契約」とした。 ^ 女優。後に船越英二と結婚し、船越英一郎の母となる。 ^ 戦後の混乱期で親から小遣いをもらえない石井のために、裕見子は東映の女優として得たギャラの中から小遣いをくれた。このことは、石井にとって今(2022年)も「一生の恩」としている。 ^ 実際には当初、歌舞伎町の営業所で庶務として採用されたが、ほどなくして視察に来た本社社長が“石井が元女優”と知ったことで、銀座の本社宣伝部に配置換えとなった。 ^ 川口松太郎原作の『人情馬鹿物語』を単発で放送した所、好評だったことからレギュラー化が決定し、当初の俳優の数では足りなくなった。 ^ 当時の俳優たちの多くが映画会社所属だったため、石井は松竹などの配給会社に訪れた。そこで「一人でもいいのでラジオ番組に貸してください。その代わり封切りの作品をラジオで宣伝させてもらいます」と頼んだ ^ 社長から「君の才能はテレビで伸びるかもしれない。うちの会社とテレビの仕事掛け持ちでやってみろ」と背中を押された。 ^ 俳優たちに撮影の合図を出す役で、現場スタッフの中の一番下っ端が担当する仕事とされる。 ^ 石井は後年、「平岩さんの小説を読んで『あんなに美しいセリフを書ける方はいない』って惚れちゃったんです。橋田(壽賀子)さんは構成がすごく上手い方なんですけど、平岩さんにはまた別の才能を感じました。それで平岩さんに『シナリオを書いてみませんか?先生なら書けると思います』と伝えました」と回想している ^ 井上順と一緒に出演した。 ^ 高峰秀子が演じた。 ^ 原節子演じる女性記者の後輩社員。 ^ “Ms Wendy in This Month 注目の人 プロデューサー/石井ふく子さん”. 月刊ウェンディ(Wendy). 合人社グループ出版局 (2011年4月15日). 2021年11月4日閲覧。《→アーカイブ;→PDF版(PP.1 - 2)》 ^ “石井ふく子さん、「最多舞台演出本数」で自身3つ目ギネス記録(全2頁中2頁目)”. SANSPO.COM(サンスポ). (2015年8月30日). http://www.sanspo.com/geino/news/20150830/geo15083005030005-n2.html 2015年9月6日閲覧。 《→アーカイブ(P1・P2)》 ^ 池田理代子、宮城まり子、石垣綾子ほか『わたしの少女時代』岩波書店〈岩波ジュニア新書 3〉1980年、130頁。 ^ [1]「東京文化学園」(後の新渡戸文化学園)の2001年頃のウェブサイトより。 ^ 週刊文春2022年3月17日号・阿川佐和子の「この人に会いたい」・石井ふく子p114-119 ^ 石井ふく子著「想い出かくれんぼ」1993年・集英社 ^ 「石井ふく子被告脱税で有罪判決」1997年7月15日 福井新聞 朝刊 ^ 東京地方裁判所 平成9年(特わ)633号 判決 ^ 『官報』第2922号10-11頁 平成12年7月31日号 ^ “84歳の今も現役プロデューサー。『人に恵まれる日』に生んでくれた母に感謝です”. マンション生活情報「Wendy-Net」の記事 (2012年8月16日). 2021年4月24日閲覧。 ^ 橋田壽賀子(1)夫の死 肺がん 病名明かさず 唯一の家族失い天涯孤独 私の履歴書 - 日本経済新聞 2019年5月1日 ^ 池田理代子、宮城まり子、石垣綾子ほか『わたしの少女時代』岩波書店〈岩波ジュニア新書 3〉1980年、140頁。 ^ 放送ライブラリー 番組ID:000789 ^ 放送ライブラリー 番組ID:000905 ^ 放送ライブラリー 番組ID:003060 ^ 放送ライブラリー 番組ID:003061 ^ 横浜市にある放送ライブラリーでは、第一回「結納の日」(1980年4月24日放送分)の閲覧が可能である。 放送ライブラリー 番組ID:0003984* ^ 放送ライブラリー 番組ID:008511 ^ 放送ライブラリー 番組ID:008536 ^ 放送ライブラリー 番組ID:011458 ^ 放送ライブラリー 番組ID:016603(最終回のみ放送ライブラリー 番組ID:016604) ^ 放送ライブラリー 番組ID:202813(最終回のみ放送ライブラリー 番組ID:202814) ^ “宮崎あおい、石井ふく子さんと2年ぶりタッグ…TBS系新春ドラマ「あしたの家族」主演”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年11月1日). https://hochi.news/articles/20191031-OHT1T50196.html 2019年11月1日閲覧。 ^ http://www.ints.co.jp/hanayome2016/ ^ “一路真輝と西郷輝彦がいたわり合う父娘に「君はどこにいるの」演出は石井ふく子”. ステージナタリー. (2016年9月22日). https://natalie.mu/stage/news/202677 2016年9月23日閲覧。 ^ “石井ふく子さん、テレビで初めて語る。「家族のようだった」橋田壽賀子さんとの60年”. テレ朝POST. (2021年9月8日). https://post.tv-asahi.co.jp/post-163258/ 2021年9月9日閲覧。 ^ 【追悼2015】女優・原節子さん 最期まで貫いた伝説 生涯独身 隠とん生活 スポーツ報知 2015年12月30日 ^ “第8回ギャラクシー賞受賞作品”. 放送批評懇談会. 2014年11月13日閲覧。 ^ “歴代受賞者”. 日本女性放送者懇談会 SJWRT. 2016年6月21日閲覧。 ^ 『東京都広報』第17671号17・18頁 令和4年10月3日号 TBS木曜8時枠の連続ドラマ 石井ふく子 - テレビドラマデータベース 石井ふく子 - KINENOTE 石井ふく子 - 日本映画データベース 石井ふく子物語 -ホームドラマの名手を生んだ軌跡-【前編】 - テレビドガッチ
石井ふく子物語 -橋田壽賀子さんとの二人三脚-【後編】 表 話 編 歴 1973 藤本裕子・(特別賞)渡辺典子 1975 常田久仁子・ 平野愛子 1976 井村千鶴子・ 吉村陽子 1977 橋田壽賀子 ・井口保子 1978 黒柳徹子・上貞良江 1979 兼高かおる・磯野恭子 1980 せんぼんよしこ・坂本登志子・(特別賞)江上フジ 1981 石井ふく子・笹谷清子 1982 加藤道子・五井千鶴子 1983 大野靖子・市岡康子 1984 澤地久枝・高橋幸子 1985 アグネス・チャン・うないフェスティバル'85 1986 樹木希林・湯川れい子 1987 和田アキ子・額田やえ子 1988 落合恵子・福田雅子 1989 樋口恵子・松永英美・(日本女性放送者懇談会20周年特別賞)久米宏 1990 内館牧子・小池ユリ子 1991 米原万里・山田邦子 1992 宮嶋泰子・NHK『はんさむウーマン』スタッフ 1993 櫻井よし子・岩井まつよ 1994 東海林のり子・橋本佳子・(日本女性放送者懇談会25周年特別賞)秋山ちえ子 1995 小山内美江子・合津直枝 1996 斎明寺以玖子・城菊子 1997 国谷裕子・星田良子 1998 五十嵐久美子・伊井純子 1999 田丸美寿々 ・宮田輝美・(日本女性放送者懇談会30周年特別賞)大島渚 2000 増田明美・鹿児島テレビ『ナマ・イキVOICE〜100%女性倶楽部〜』スタッフ 2001 竹葉晶子・佐藤園子・(放送ウーマン賞2001特別賞)平良とみ 2002 浅野加寿子・土江真樹子 2003 東ちづる・野澤喜代 2004 大山のぶ代・大脇三千代・(日本女性放送者懇談会35周年特別賞) FMながおか・ FMゆきぐに 2005 磯山晶・大原れいこ 2006 岡江久美子・糸林薫 2007 中園ミホ・金本麻理子 2008 宮本理江子・水野晶子 2009 右田千代・(日本女性放送者懇談会40周年特別賞) 黒柳徹子・宇田川清江 2010 大石静・三上智恵 2011 堀川惠子・白石草 2012 岩谷可奈子・内山聖子 2013 薬師丸ひろ子・日本テレビ『キユーピー3分クッキング』制作チーム 2014 喜多あおい・深谷茂美・(日本女性放送者懇談会45周年特別賞)加藤みどり 2015 小柳ちひろ・山口千波 2016 大橋グレース愛喜恵・松本彩夏 2017 岡野真紀子・柿澤真理子 2018 斉加尚代・長嶋愛 2019 平良いずみ・松原文枝 表 話 編 歴 第1回
八代目松本幸四郎 間宮芳生 第2回
土門拳 第3回
小林正樹 安川加壽子 第4回
内村直也 八代目坂東三津五郎 第5回
新藤兼人 第6回
三島由紀夫 第7回
市川崑 第8回
滝沢修 岡田謙三 第9回
第10回
茂木草介 東山魁夷 岩田藤七 第11回
平野謙 棟方志功 第12回
山田洋次 第13回
白川義員 第14回
宇野重吉 第15回
第16回
山田五十鈴 第17回
倉本聰 第18回
森繁久彌 第19回
黒川紀章 第20回
飯沢匡 林忠彦 第21回
篠山紀信 前進座 第22回
篠田一士 若杉弘 越路吹雪 第23回
藤原新也 第24回
八代目松本幸四郎 林康子 第25回
朝比奈隆 三代目市川猿之助 磯崎新 第26回
佐々木昭一郎 山本安英 第27回
第28回
安藤忠雄 NHK交響楽団 第29回
深町幸男 第30回
吉田簑助 渥美清 第31回
木下順二 第32回
本多秋五 森光子 第33回
第34回
佐々木昭一郎 山田太一 第35回
松村禎三 橋田壽賀子 第36回
幸田弘子 横尾忠則 第37回
江成常夫 ひょうご舞台芸術「GHETTO」 第38回
小栗康平 黒柳徹子 馬場あき子 第39回
入沢康夫 五代目坂東玉三郎 宮崎駿 第40回
森澄雄 十三代目片岡仁左衛門 第41回
岡井隆 河野多惠子 高倉健 第42回
大島渚 吉永小百合 第43回
麻実れい 鷹羽狩行 第44回
小澤征爾 清岡卓行 第45回
七代目竹本住大夫 第46回
前登志夫 観世栄夫 沼尻竜典 第47回
三木卓 奈良岡朋子 西村朗 李禹煥 第48回
篠弘 司修 二代目中村吉右衛門 篠原有司男 第49回
野田秀樹 平岩弓枝 細江英公 森山良子 第50回
舟越桂 永井路子 七代目尾上菊五郎 石内都 第51回
隈研吾 関正人 辻原登 遠山慶子 金子兜太 第52回
大峯あきら 村上龍 森村泰昌 吉田都 加山雄三 第53回
菊畑茂久馬 津島佑子 豊竹咲大夫 坂茂 由紀さおり 第54回
辰野登恵子 谷村新司 テレビマンユニオン 十代目坂東三津五郎 荒木経惟 第55回
平幹二朗 青木野枝 佐伯一麦 永六輔 第56回
鍵和田秞子 隠崎隆一 船本芳雲 柳家小三治 松浦寿輝 第57回
桐竹勘十郎 庄司紗矢香 菅木志雄 宮城谷昌光 是枝裕和 第58回
河口龍夫 黒沢清 筒井康隆 堤剛 坂本冬美 第59回
遠藤利克 髙村薫 仲川恭司 山路和弘 熊川哲也 第60回
栗木京子 内藤礼 永井愛 宮本輝 大林宣彦 第61回
逢坂剛 草笛光子 佐藤俊介 塩田千春 今野勉 第62回
西澤徹夫 鵜山仁 鴻池朋子 高樹のぶ子 水原紫苑 「半沢直樹」 第63回
皆川博子 下谷洋子 高橋睦郎 三島喜美代 吉野直子 第64回
遠藤彰子 加藤健一 桐野夏生 永田和宏 FAST ISNI VIAF WorldCat アメリカ 日本 CiNii Books CiNii Research 日本のテレビプロデューサー 日本の舞台演出家 TBSの人物 淑徳大学の教員 放送文化基金賞・放送文化 紫綬褒章受章者 名誉都民 日本のギネス世界記録保持者 脱税した人物 新渡戸文化中学校・高等学校出身の人物 東京都区部出身の人物 1926年生 存命人物 Pages using the JsonConfig extension プロジェクト人物伝項目 ウィキデータにあるJMDb人物と企業識別子 FAST識別子が指定されている記事 ISNI識別子が指定されている記事 VIAF識別子が指定されている記事 WorldCat Entities識別子が指定されている記事 LCCN識別子が指定されている記事 NDL識別子が指定されている記事 CINII識別子が指定されている記事 CRID識別子が指定されている記事
2024/11/21 16:14更新
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ishii fukuko
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