佐々木基一の情報(ささききいち) 文芸評論家 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、年齢、出身地、星座]
佐々木 基一さんについて調べます
■名前・氏名 |
佐々木基一と関係のある人
畔柳二美: 「限りなき困惑」や「川音」を佐々木基一は戦争未亡人小説と名付けているが、人々の生活や幸福を破滅させる邪悪な政治とか戦争にたいして異議を唱える「抵抗の文学」を、畔柳二美にはもっともっと書き進めてもらいたかった。 原民喜: 貞恵の弟の善次郎は後の評論家佐々木基一。 小田切秀雄: 1941年、『万葉の伝統』で注目されたが、1943年応召、1944年に荒正人や佐々木基一とのマルクス主義文学研究会が原因で再び治安維持法違反に問われ逮捕されたが、結核により勾留停止となり釈放。 埴谷雄高: 1946年(昭和21年)、山室静・平野謙・本多秋五・荒正人・佐々木基一・小田切秀雄とともに雑誌『近代文学』を創刊。 武田泰淳: 聞き手は佐々木基一・開高健、他に対談集 開高健: 平野謙が「『組織の中の人間』というかつての逃亡奴隷が思ってもみなかった運命にまず着目すること、それ以外に私どもの生き抜く道はあるまい」という発見を述べたのが1955年だったが、これは「開高健のような戦後世代には自明の前提だったのではないか」と佐々木基一は評している。 野田真吉: その一方、大島渚、吉田喜重らの「映画批評の会」、安部公房、島尾敏雄らの「現在の会」、安部、花田清輝、佐々木基一らの「記録芸術の会」、長谷川龍生、黒田喜夫、関根弘らの「現代詩の会」など、さまざまな集団に関わって活動を行う。 野田真吉: また、1967年には杉並区在住の佐々木基一、城所昌夫、長谷川龍生、中薗英助、間宮則夫、森弘太、夫馬基彦らと「杉並シネクラブ」を結成。また、佐々木基一、城所昌夫、有馬弘純、夫馬基彦らとは、サロン的な「点の会」を結成し、雑誌『点』を発行した。 荒正人: 旧制山口高等学校在学中、佐々木基一を知り、共にマルキシズムの学生運動に熱中した。 田宮虎彦: 田宮から「千代がいたから『霧の中』のような小説が書けるようになった」と聞いた青山光二は、平野謙、埴谷雄高、佐々木基一と田宮家を訪ねた際、千代が出した紅茶がどれも同じ分量、同じ色合いで茶滓のかけらもないのを見て、「白いカップに映えたきれいな紅茶の色こそが田宮の結婚生活の幸福の色だった」とのちに述べている。 畔柳二美: 1953年(昭和28年)になって、親しく交際していた佐々木基一から、評論ばかりの堅苦しい『近代文学』に、女流作家の小説を載せて柔らかくしたいので書いてみないかとの誘いを受け、7月号に「姉妹」を発表している。 摩寿意善郎: 当時、佐々木基一、福永武彦、茂串茂らが嘱託として編集に参加していた。 石川淳: 佐々木基一『石川淳 作家論』創樹社 1971年。 原民喜: 下宿の机には親族や佐々木基一、遠藤周作、丸岡明、鈴木重雄、庄司総一、山本健吉、藤島宇内、佐藤春夫、梶山季之などにあてた17通の遺書があった。 安部公房: 5月、花田清輝、佐々木基一、関根弘、野間宏、勅使河原宏、長谷川龍生らと「記録芸術の会」を結成する。 荒正人: 戦後、埴谷雄高・平野謙・佐々木基一・本多秋五・山室静らと『近代文学』を創刊。 島尾敏雄: また、デビュー第2作「夢の中での日常」も花田清輝、佐々木基一らの『綜合文化』(真善美社)へ掲載され、未遂に終わった死によるアイデンティティーの宙づり状態をモチーフに、悪夢に憑かれた作家を印象づけ注目された。 開高健: 自然主義、心理主義、アナキズムといった潮流に限界を感じ始め、1957年に「シチュエーションの文学」を意図して、野ネズミの大発生を題材にした「パニック」を執筆、佐々木基一の計らいで『新日本文学』に発表され商業誌デビュー、寓話作家とも呼ばれた。 野田真吉: 晩年は那珂太郎、佐々木基一、夫馬基彦らと連句会「魚の会」を作り、俳号・魚々で句をよんでいた。 |
佐々木基一の情報まとめ
佐々木 基一(ささき きいち)さんの誕生日は1914年11月30日です。広島出身の文芸評論家のようです。
卒業、テレビ、映画、ドラマに関する情報もありますね。1993年に亡くなられているようです。
佐々木基一のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)佐々木 基一(ささき きいち、1914年(大正3年)11月30日 - 1993年4月25日)は、日本の文芸評論家。本名・永井善次郎(詩人の永井善次郎は同姓同名の別人)。 広島県豊田郡本郷町(現・三原市)生まれ。旧制山口高校を経て東京帝国大学美学科卒。山口高校時代は荒正人と共にマルクス主義の学生運動に熱中した。東大卒業後文部省社会教育局、日伊協会に勤務の傍ら、戦前は『現代文学』同人、戦後、荒、埴谷雄高、小田切秀雄、本多秋五、平野謙、山室静と『近代文学』を創刊。また花田清輝らと『総合文化』、『現代芸術』を創刊したほか、文芸評論、テレビ、映画などについての評論、ルカーチ・ジェルジの翻訳などを精力的に行い、戦後アバンギャルド運動を謳歌した。1965年より中央大学教授を務めた。1990年、『私のチェーホフ』で野間文芸賞受賞。 1993年4月25日、多臓器不全のため東京女子医科大学病院にて、78歳で死去。 『群像』1962年8月号に「『戦後文学』は幻影だった」を発表し、戦後文学論争がおこる。 姉・貞恵は作家・原民喜の夫人。その関係から原を回想した文章も多く、岩波文庫版の『夏の花』の解説は佐々木が執筆している。妻は永井郁(1909-)で、ガボリオ『ルコック探偵』の翻訳などがある。 『個性復興 文芸論集』真善美社 1948 『日本文学案内』中教出版, 1952 『リアリズムの探求』未來社, 1953 『昭和文学論』和光社, 1954 『昭和文学の諸問題』現代社 現代新書, 1956 『革命と芸術』未來社, 1958 『現代の映画』講談社ミリオン・ブックス, 1958 『現代芸術はどうなるか』講談社ミリオン・ブックス, 1959 『テレビ芸術』パトリア書房, 1959 『現代作家論』未來社, 1966 『戦後の作家と作品』未來社, 1967 『芸術論ノート』全2巻 合同出版, 1967-68 『戦後文学の内と外』未來社, 1970 『映像論』勁草書房 1971、「映像の芸術」講談社学術文庫, 1993 『石川淳』創樹社, 1972 『ウィーン・鏡の中の都』河出書房新社, 1974 『おまえを殺すのはおまえだ』新潮社, 1975 『まだ見ぬ街』河出書房新社, 1977 『鎮魂 小説阿佐谷六丁目』講談社, 1980 『時の音』講談社, 1982 『昭和文学交友記』新潮社 新潮選書, 1983 『同時代の作家たちその風貌』花曜社, 1984、新編「同時代作家の風貌」講談社文芸文庫, 1991 『同時代の作家たちその世界』花曜社, 1985 『東西比較作家論』オリジン出版センター, 1986 『私のチェーホフ』講談社, 1990、講談社文芸文庫, 1993 『停れる時の合間に』河出書房新社 1995 - 長編小説 『佐々木基一全集』全10巻、同刊行会編、河出書房新社 2012-13 - 最終巻は研究・補遺 日本抵抗文学選 花田清輝,杉浦明平 三一書房, 1955 堀辰雄 谷田昌平 青木書店, 1955 読書指導書(子ども向け名作文学集)『雨の日文庫』1~6,阿部知二・石井桃子・宮原誠一・八杉竜一・国分一太郎・小田切秀雄共編,1966、ISBN 4-8384-0045-4 魯迅と現代 竹内実共編 勁草書房, 1968 わが内と外なるヒトラー 開高健共編 講談社, 1974 安部公房 作家の世界 番町書房 1978 たらすこん港 アルフォンス・ドーデ 永井郁共訳 思索社, 1949 地主の家の物語 セルマ・ラーゲルレーヴ 小山書店, 1951 ポールとヴィルジニー ベルナルダン・ド・サン=ピエール 永井郁共訳 河出書房, 1951 世界大探検物語 ジュール・ベルヌ 永井郁共訳 東洋書館,1953 トルストイとドストイェフスキイ ジェルジ・ルカーチ ダヴィッド社, 1954 小説の理論 ルカーチ 原田義人共訳 未來社, 1954、ちくま学芸文庫, 1994 映画の理論 ベラ・バラージュ 講談社, 1959 エイゼンシュタイン マリー・シートン 小林牧共訳 美術出版社, 1966-68 若い世代の問題 エルンスト・フィッシャー 好村富士彦共訳 合同出版, 1966 視覚時代 カール・パヴェーク 大久保良一・森田弘共訳 美術出版社, 1970 視覚的人間 映画のドラマツルギー ベラ・バラージュ 高村宏共訳 創樹社, 1975、岩波文庫, 1986 映画の精神 ベラ・バラージュ 高村宏共訳 創樹社, 1984 ^ 岩井寛『作家の臨終・墓碑事典』(東京堂出版、1997年)153頁 戦後文学と佐々木基一槇林滉二、広島大学国語国文学会、1998-06-30 FAST ISNI VIAF WorldCat フランス BnF data ドイツ イタリア イスラエル アメリカ 日本 オーストラリア オランダ CiNii Books CiNii Research IdRef この項目は、文人(小説家・詩人・歌人・俳人・著作家・作詞家・脚本家・作家・劇作家・放送作家・随筆家/コラムニスト・文芸評論家)に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:文学/PJ作家)。 日本の文芸評論家 中央大学の教員 東京大学出身の人物 旧制山口高等学校出身の人物 広島県出身の人物 1914年生 1993年没 FAST識別子が指定されている記事 ISNI識別子が指定されている記事 VIAF識別子が指定されている記事 WorldCat Entities識別子が指定されている記事 BNF識別子が指定されている記事 BNFdata識別子が指定されている記事 GND識別子が指定されている記事 ICCU識別子が指定されている記事 J9U識別子が指定されている記事 LCCN識別子が指定されている記事 NDL識別子が指定されている記事 NLA識別子が指定されている記事 NTA識別子が指定されている記事 CINII識別子が指定されている記事 CRID識別子が指定されている記事 SUDOC識別子が指定されている記事 すべてのスタブ記事 文人関連のスタブ ISBNマジックリンクを使用しているページ
2024/11/22 00:38更新
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