森谷司郎の情報 （もりたにしろう）
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木村大作: その後は、主に森谷司郎監督や岡本喜八監督とのコンビで名を高めていった。

神山繁: 舞台の傍ら、冷徹な悪役や知的な役柄をこなし、市川崑、岡本喜八、森谷司郎、山本薩夫など、非日常性の強い娯楽作品を得意とする監督らに好んで起用されていた。

大河原孝夫: 助監督として、黒澤明、森谷司郎、降旗康男監督らに師事する。

神山征二郎: 1975年（昭和50年）には『八甲田山』（製作：橋本プロダクションほか）にチーフ助監督として務め、橋本忍、野村芳太郎、森谷司郎らと知り合った。

林光: 聖職の碑（1978年、森谷司郎監督）

山谷初男: 八甲田山（1977年、森谷司郎監督 /東宝） - 沢中吉平

小椋佳: 「しおさいの歌」が映画監督・森谷司郎に気に入られたことから、1971年の正月映画『初めての旅』への採用が決まった。

山谷初男: 海峡（1982年、森谷司郎監督 / 東宝） - 石谷音太郎

今福将雄: 首（1968年、森谷司郎監督） - 野村

和田嘉訓: 満26歳を迎える1961年（昭和36年）4月25日に公開された、黒澤明監督の『用心棒』に、森谷司郎、出目昌伸、吉松安弘に次ぐフォース助監督としてクレジットされている。

門脇三郎: 日本沈没（1973年 森谷司郎監督） - D1本部職員

吉松安弘: 1969年 - 『弾痕』（監督：森谷司郎、出演：加山雄三、太地喜和子、配給：東宝）

四方正美: 赤頭巾ちゃん気をつけて（1970年8月4日公開、森谷司郎監督）

橋本忍: 1973年、それまで配給会社主導で行われていた映画制作の新しい可能性に挑戦するため、「橋本プロダクション」を設立、松竹の野村芳太郎、東宝の森谷司郎、TBSの大山勝美などが参加し、映画界に新風を吹き込む。

藤岡弘、: 1973年、12月29日公開の東宝映画『日本沈没』（監督：森谷司郎）で主演。

前田吟: 1977年には森谷司郎監督『八甲田山』で斉藤伍長を演じる。

大竹しのぶ: 聖職の碑（1978年 監督：森谷司郎） - 水野春子 役

中田新一: 「小説吉田学校」（1983年）監督補佐(監督：森谷司郎)

酒井賢: 美術助手として、黒澤明、成瀬巳喜男、市川崑、岡本喜八、森谷司郎、熊井啓、降旗康男などの監督作品に参加した後、美術監督に移行する。

中川勝彦: 『海峡』では撮影中に監督の森谷司郎と演技を巡り揉め、出演シーンを大幅にカットされた。

恩地日出夫: 森谷司郎、木下亮が同期。

町田政則: 動乱（1980年、森谷司郎監督）

東恵美子: 蒼ざめた日曜日（1972年） - 監督：森谷司郎

藤本真澄: 日本沈没（森谷司郎監督、1973年）

中田新一: 「八甲田山」（1977年）監督：森谷司郎

岩井俊二: 日本沈没 - 1973年公開の原作小松左京、脚本橋本忍、監督森谷司郎によるヒット作のリメイク企画。

大山勝美: 1973年には野村芳太郎、森谷司郎らとともに6人で橋本忍の橋本プロを設立。

小田切みき: その他の映画出演作に『十代の性典』（1953年、島耕二）、『ひめゆりの塔』（1953年、今井正）、『雁』（1953年、豊田四郎）、『太陽のない街』（1954年、山本薩夫）、『警察日記』（1955年、久松静児）、『潮騒』（1971年、森谷司郎）、『親鸞 白い道』（1987年、三国連太郎）など。

木下亮: その後帰国し、1956年、東宝に助監督として入社、森谷司郎、恩地日出夫などが同期。

森繁久彌: ほか、森崎東監督による『女シリーズ』ではストリッパー斡旋所の人情味ある親父を演じ、森谷司郎監督の『小説吉田学校』では吉田茂をそっくりに演じた。

森谷司郎のプロフィール Wikipedia（ウィキペディア）

森谷 司郎（もりたに しろう、1931年（昭和6年）9月28日 - 1984年（昭和59年）12月2日）は、日本の映画監督。

東京市四谷区番衆町（現・東京都新宿区新宿）出身。1937年に台湾に転居し、中学2年生の時に終戦とともに岡山県へ引き上げる。岡山県第一岡山中学校から岡山県立岡山朝日高等学校を経て、1955年に早稲田大学第一文学部仏文科卒業。卒業後はジャーナリストを志望していたが、東宝の助監督試験に合格し入社する。同期には恩地日出夫、木下亮。成瀬巳喜男・黒澤明の作品で助監督を務める。監督昇進まで10年以上、助監督を経験し1966年に加山雄三主演『ゼロ・ファイター 大空戦』で、監督デビューを飾る。

5本の黒澤映画でチーフ助監督をつとめた唯一の人物であり、師ゆずりの完璧主義で次第に評価を高め、1970年代に2本の大作映画『日本沈没』と『八甲田山』が記録的な大ヒットとなる。『八甲田山』の撮影は映画史上類を見ない過酷さだったと言われ、裸で死ぬ兵士の肌が紫がかって見えるのはメイクでなく、本当の凍傷であった。この過酷な撮影に耐え切れず、脱走した俳優もいたという。その大作を粘り強くまとめあげる手腕をして、『キネマ旬報』誌上で「日本映画界の四番バッター」と書かれるほどの存在となった。しかし、その後はこれを上回るヒットや評価を得ることはできなかった。立花隆の原作の映画『宇宙からの帰還』。の準備中に胃癌で倒れ、1984年12月2日に、53歳で死去した。

なお、黒澤映画の常連でもあった佐藤勝や、芥川也寸志といった巨匠作曲家たちとのコンビで大ヒットを飛ばした森谷だが、その後は一転して若い作曲家と組んだ作品が多い。このことについて、ベテランを信頼して下駄をあずける度量を森谷が失いつつあるのではないかとの憂慮を佐藤がコメントしたことがある。

主な監督作品

助監督時代

監督時代

ドラマ

人魚亭異聞無法街の素浪人（1976年）

腐蝕の構造（1977年）

脚本作品

青春白書 大人には分らない（1958年）

太陽は呼んでいる（1963年）

二十歳の原点（1973年） 

宇宙からの帰還（1985年）

未制作作品

続日本沈没（1974年）

受賞歴

芸術選奨新人賞（1969年）