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秋本治の情報 (あきもとおさむ)
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【6月17日】今日誕生日の芸能人・有名人

秋本治の情報(あきもとおさむ) 漫画家 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、年齢、出身地、星座]

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秋本 治さんについて調べます

■名前・氏名
秋本 治
(読み:あきもと おさむ)
■職業
漫画家
■秋本治の誕生日・生年月日
1952年12月11日 (年齢71歳)
辰年(たつ年)、射手座(いて座)
■出身地・都道府県
東京出身

(昭和27年)1952年生まれの人の年齢早見表

秋本治と同じ1952年生まれの有名人・芸能人

秋本治と同じ12月11日生まれの有名人・芸能人

秋本治と同じ出身地東京都生まれの有名人・芸能人


秋本治と関係のある人

竹本英史: こちら葛飾区亀有公園前派出所(1997年 - 2008年、榎本武揚、秋本治、ハトポッポ刑事、村雨珍蘭蘭、豚平〈3代目〉、ねむり清四郎、蛸田焼夫、カメアリキングオー、石頭右折、恐山丑松、岡本爆弾、大黒虎造、アレクセイ・プラモスキー、井矢史照生、戸塚金次、飯岡鉄五郎、沖田竜司、中川重一、芹沢〈2代目〉、佐倉万年、竜王渡辺、悲劇王茶プリン 他)


室山まゆみ: 短命が多いといわれるギャグ漫画家の中でこれは希有なことであり、年数だけならば秋本治にほぼ匹敵するほどの長期連載を誇っている。


前谷惟光: 「すごいのが出たね」「いやなことをいうね」などのセリフやその絵柄などの模写で、秋本治など、オマージュやパロディの対象にする漫画家は多い。


とみさわ千夏: 秋本治のチーフアシスタントをしながら漫画家を目指し、『葛飾Q』(『YOUNG YOU』、集英社)で連載デビュー。


原哲夫: 高校の先輩である秋本治の仕事場を訪問したこともあったという。


とみさわ千夏: 秋本治 - とみさわの師匠。


あろひろし: デビュー後、秋本治のアシスタントを1年半務める。


秋田禎信: 魔術士オーフェン・迷宮編 いったいどうしてこうなった(秋本治「こちら葛飾区亀有公園前派出所」とのコラボ小説、『VS.こち亀』に収録、イラスト:草河遊也、2016年)


西義之: 秋本治の30周年を祝う『超こち亀』の質問コーナーにて、秋本治の「一番仲の良い漫画家」にその名前を挙げられている。


ラサール石井: 原作者の秋本治も漫画内で「わしにそっくり」という両津自身の台詞という形で絶賛し、ドラマ化の際に両津役にラサールを推薦するほど高く評価していた。


中村佑介: 『VS.こち亀 こちら葛飾区亀有公園前派出所ノベライズアンソロジー』(2016年9月17日)「謎解きはディナーのあとで」(東川篤哉著)と「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(秋本治著)のコラボ小説の表紙


さいとう・たかを: 余談だがさいとうたかをは主人公の目しかかかないと称されることもあるが、これは『こちら葛飾区亀有公園前派出所』で登場する漫画家と作者である秋本治がさいとうの熱心なファンであることから結びついた都市伝説の類である。


木多康昭: 秋本治を思わせるキャラを登場させた回は31ページにも及び、ネームは通っていたにも拘わらず、原稿完成後に編集判断でボツとされ、その号は「作者急病のため休載」という扱いに。


石塚2祐子: 超こち亀(こち亀連載30周年記念冊子に、秋本治の一日アシスタント体験記を執筆)


矢吹健太朗: 好きな漫画の『ドラゴンボール』の影響からバトルシーンばかりを描いており、女性キャラクターを描くのが苦手だったが、第14回天下一漫画賞を受賞した際に秋本治から「女の子が可愛い」と褒められたため、以降は苦手意識をなくすために努力したという。


長谷川智広: 大学生のとき、『週刊少年ジャンプ』(集英社)の漫画賞、JUMPトレジャー新人漫画賞に投稿し、第35回(2010年5月期、審査員:秋本治)に「Kiss me, Apollo.」で最終候補。


目黒あむ: “「君届」トリビュートブックに秋本治、青山剛昌、石田スイ、末次由紀ら28作家”.


甲斐よしひろ: 保健委員をしていたことがあり、親交のある秋本治の漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」10巻において「ひょっとして、小学生の頃、保健委員をやっていた人がいる甲斐バンドの警備ですか」と弄られている。


鳥海ペドロ: 『週刊少年ジャンプ』のレギュラーを長年務めていた漫画家の秋本治とは親戚関係にあり、秋本のことは「治おじさん」と呼んでいる。


伴田良輔: 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(16)(秋本治、集英社文庫コミック版) 1997


竹村洋平: 尊敬する漫画家は鳥山明、井上雄彦、秋本治


長谷川智広: 第35回(2010年5月期)JUMPトレジャー新人漫画賞(審査員:秋本治)最終候補


余湖裕輝: “「浦安鉄筋家族」連載30周年!板垣恵介、和山やま、秋本治らお祝いイラスト寄稿”.


坂本昭悟: 坂本 昭悟(さかもと しょうご、1968年9月5日 - )は、漫画家・秋本治のアシスタント(2009年2月現在)、広島県尾道市出身。


矢吹健太朗: 第14回天下一漫画賞(1997年9月期)で、『MOON DUST』により秋本治審査員特別賞を受賞。


中澤有美子: ファンを公言する有名人もおり、作家の姫野カオルコは小説『リアル・シンデレラ』に中澤をモデルとする人物を登場させ、漫画家の秋本治も中澤のファンであると安住に伝え、ニッポン放送のアナウンサー、煙山光紀もラジオを聴くことができる日はいつも聴いていると安住に伝えるが、「ラジオのアナウンサーがライバル局を聞いていると公言するのはどうかと思う。


樹村みのり: また、秋本治、夢枕獏、みなもと太郎など、男性作家のリスペクターも多い。


室山真理子: 短命が多いといわれるギャグ漫画家の中でこれは希有なことであり、年数だけならば秋本治にほぼ匹敵するほどの長期連載を誇っている。


龍虎勢朋: こちら葛飾区亀有公園前派出所(秋本治 原作)(1977年12月24日公開)署長


なぎら健壱: 同じ下町出身で同世代の漫画家の秋本治とも親交がある。


秋本治の情報まとめ

もしもしロボ

秋本 治(あきもと おさむ)さんの誕生日は1952年12月11日です。東京出身の漫画家のようです。

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来歴、人物などについてまとめました。卒業、父親、母親、病気、退社、解散、現在、映画、テレビ、結婚、ドラマ、趣味、姉妹に関する情報もありますね。秋本治の現在の年齢は71歳のようです。

秋本治のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)

秋本 治(あきもと おさむ、1952年〈昭和27年〉12月11日 - )は、東京都葛飾区亀有出身の日本の漫画家。デビュー時のペンネームは山止 たつひこ(やまどめ たつひこ)。

代表作は1976年から2016年まで40年間に亘って一度も休載せず続いた『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(通称こち亀)。

本郷高校デザイン科卒業。自身を中心とする漫画制作集団「有限会社アトリエびーだま」の代表取締役。2019年に紫綬褒章を受章している。

来歴

漫画家を志すまで

9歳の時に父親と死別して以降、母親の手だけで育てられた。小学校3年生頃より漫画らしきものを描き始め、5年生の時に漫画家に憧れるようになり、ペンを買い久松文雄の『スーパージェッター』に似たものを描く。中学校に入り、母親に買ってもらった石森章太郎の『マンガ家入門』を擦り切れるまで読み、ペンの種類や描き方などを知る。この頃書きためた作品をまとめた個人誌「星」を製作する。高校のデザイン科に入学し、学友とともに「マンガ劇画同好会」を立ち上げるとともに同人サークル「CCマニア」に参加し、同人誌『でんでんむし』に作品を投稿していた。この頃の秋本の画風は周囲からの影響で劇画タッチだった。

高校卒業後、アニメーターを志し旧虫プロダクションのアニメーター採用試験を受けるも不合格であった。しかし旧虫プロダクションの紹介でタツノコプロに入社する。同社作品『カバトット』『かいけつタマゴン』『科学忍者隊ガッチャマン』などで2年間動画などを務めた。当時は同社の演出家だった布川ゆうじと共に仕事をしている。しかし仕事が多忙となり、病気で入院していた母の看病が週1度の頻度しか出来なくなったため退社。その後は「CCマニア」解散後に残った仲間と「漫画創作倶楽部」を結成。母の看病をしつつ、しばらく投稿漫画家生活を送る。

『こち亀』でデビュー

母の死をきっかけに1976年(昭和51年)、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』を新人賞に応募する(以下『こち亀』)。月例ヤングジャンプ賞入選作品(4月期)に選ばれ、山上たつひこの名前をもじった「山止たつひこ」の名義で、『週刊少年ジャンプ』29号(6月22日発売)に読切として掲載される。賞へ応募した際のペンネームは、さらに石森章太郎のもじりも加えた「岩森章太郎改め山止たつひこ」であった(岩森章太郎名義での執筆歴はない)。長いタイトルとペンネームは、「自分の投稿が編集者の目に止まるように」という理由からであった。

『週刊少年ジャンプ』1976年42号(9月21日発売)より『こち亀』の連載を開始。編集部からは「この漫画ではこの名前で、終わったら本名にしてもいいよ」と言われており、本人も短期で連載終了するとばかり思っていたものの、予想以上に人気が出て連載が続き、さらには「本家」の山上たつひこからクレームが出たこともあり、100話目を機に現在のペンネーム(本名)に改めることになった。それまで山止名義で刊行されていた単行本第1巻 - 第6巻は、増刷の際に秋本治に改められた。秋本は後年「山上たつひこ先生に本当に申し訳ないことをした」「若気の至りとはこのためにあるような言葉です」「なんて大それたことをしたんだ!と思う」など反省の弁を述べている。

『こち亀』は1977年(昭和52年)12月24日にせんだみつおの主演で映画化され、1985年(昭和60年)のジャンプフェスティバル向け短編アニメを経て1996年から2004年までフジテレビ系列でテレビアニメ化された(前者と後者とではスタッフ・キャスト共に異なる)。また、過去5回(1999年、2001年、2003年、2006年、2016年)舞台化もされている。

連載4年目に結婚する。

2000年(平成12年)の誕生日以降、『こち亀』の連載期間が秋本の人生の半分以上を占めるようになった。

長寿作家へ

『こち亀』で2001年に第30回日本漫画家協会賞大賞を、2005年には第50回小学館漫画賞審査委員特別賞を受賞している。

2005年(平成17年)8月6日、『こち亀』の発行部数が1億3000万部を突破し、東京・浅草神社に石碑が建立された。

2006年(平成18年)、『こち亀』が連載30周年・150巻発売・1450話記念となる。2月11日、主人公の両津勘吉の銅像が亀有駅の北口と南口に1体ずつ設置され、秋本とラサール石井が出席して除幕式が行われた。また『あっぱれ!!さんま大教授』(フジテレビ)、『マンガノゲンバ』(NHK)など多数のテレビ番組に出演。『あっぱれ』ではアニメで両津を演じた石井との共演を果たした。

2008年(平成20年)11月8日、亀有銀座商店会ゆうろーど、中央ポケットパーク内に「少年両さん像」が設置され、秋本とラサール石井の他に時の内閣総理大臣である麻生太郎も参席し除幕式が行われた。

2009年(平成21年)2月22日、ドキュメンタリー番組『情熱大陸』(毎日放送)で人物像などが紹介された。

同年7月28日、『バラエティーニュース キミハ・ブレイク』(TBSテレビ)に出演し、テレビドラマ版『こち亀』の両津役・SMAPの香取慎吾ら出演者達と対談している。9月26日にはドラマ最終回の冒頭に生出演した。

2010年(平成22年)11月26日には、東京都青少年の健全な育成に関する条例に反対する記者会見に出席している。

2011年(平成23年)8月1日放送の『SMAP×SMAP』(関西テレビ放送製作・フジテレビ系)のコーナー『BISTRO SMAP』に、同年8月6日から公開される香取主演の映画『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE〜勝どき橋を封鎖せよ!〜』の宣伝を兼ねてサプライズゲストとして出演している。ゲストチーム(香里奈・深田恭子他)とSMAPチームによる似顔絵対決の審査員を務めた。

2012年(平成24年)10月1日に葛飾区制施行80周年を記念し初の名誉区民に顕彰された。 山田洋次監督らとの同時受賞であり、「連載が始まった際、同じ葛飾区の『寅さん』に追いつくよう頑張ろうと担当者と誓ったので、同時受賞はうれしいです」と秋本はコメントしている。

『こち亀』の長期連載の間にも、多くの短編・読み切り作品を発表している。

2016年(平成28年)9月3日に神田明神で行われた『こち亀』連載40周年記念の巨大絵巻物展示会で、秋本の代表作である『こち亀』の連載を2016年9月17日発売の『週刊少年ジャンプ』2016年42号をもって完結、同日発売のコミック200巻で最終巻とすることを発表した。『こち亀』連載終了について体調面や執筆についての問題は特になく、区切りの良い時点で『こち亀』を終了させ、新たな作品に取り組みたいという秋本の意向によるものと報じられた。

同年9月14日、『こち亀』の連載40周年並びに200巻到達を記念して「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」としてギネス世界記録に認定された。この日の授与式にて、ギネス・ワールド・レコーズの公式認定員から秋本に公式認定証が授与されると、秋本は「漫画にとってもうれしいこと。私も今後の漫画家人生で凄く元気が出ること」と喜びを露わにした。また10月13日にはその功績が称えられ、第64回菊池寛賞を受賞した。12月31日には『第67回NHK紅白歌合戦』にゲスト審査員として出演した。2017年3月8日には『こち亀』の成果などが評価され第67回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞、同年4月25日には『こち亀』40年の連載完結に対して第21回手塚治虫文化賞特別賞を受賞した。同年7月22日には第48回星雲賞コミック部門を受賞している。

2018年(平成30年)4月11日、京都府亀岡市を舞台にした『ファインダー -京都女学院物語-』の執筆がきっかけで、亀岡市から「京都・かめおか観光PR大使」に任命される。

2019年(平成31年)4月2日 - 4月16日、布川ゆうじの企画により、天野喜孝、高田明美、大河原邦男らタツノコプロ出身のアーティストと競演した展示会「ラフ∞絵」を、3331 Arts Chiyodaで開催。

同年(令和元年)11月3日付けで発令された秋の褒章で、紫綬褒章を受章。

人物

影響

尊敬する漫画家は星野之宣、大島やすいち、望月三起也と、アクション物を得意とする作家が多い。秋本自身、『フレンチ・コネクション』や『ブリット』などのアクション映画が好きでアメリカを舞台にしたポリスアクション漫画を真剣に描く為に試行錯誤を繰り返したところ、『こち亀』が生まれた。

『ゴルゴ13』のファンでもあり、『こち亀』で様々なパロディをしていた。作者のさいとう・たかをと対談を行い、2006年には『超こち亀』にて『ゴルゴ13』とのコラボ漫画も実現した。本人は、さいとう・たかをに憧れて漫画家になったとも述べている。

上記に加えて影響を受けた作家として園田光慶、ながやす巧を、好きな作家や人物としてちばてつや、石ノ森章太郎、士郎正宗、松森正、矢代まさこ、宮崎駿の名を挙げている。

アニメ制作会社では京都アニメーション(以下「京アニ」と表記)のファンであり、同社が制作したアニメ作品では『けいおん!』や『響け!ユーフォニアム』を絶賛している。また、自身の連載漫画『ファインダー -京都女学院物語-』は、京アニ作品の影響を受けて執筆したものである。

小林よしのりとは、『週刊少年ジャンプ』で同年にデビューし、担当も同じだったことから旧知の仲である。

『こち亀』第1巻の巻末文には小林がコメントを寄せていたり、『こち亀』30巻収録の『建前パーティの巻』では一部のコマのモブを小林に描いて貰ったりと、何度か合作をしたりしている(小林との合作による作品は現在、書籍では『こち亀』のみに収録されている)。また、小林の主宰する雑誌『わしズム』創刊号では対談をした。

創作スタイル

デビュー当初の画風は劇画調の癖が抜けなかったが、『こち亀』でギャグを描くようになってから徐々に力が抜け、自然体で描けるようになった。

原稿を締切前に必ず仕上げ、編集者からすれば大変ありがたい存在である。しかも万が一に備えて常時原稿のストックを5本用意し、旅行に出かけるなど漫画家では珍しいタイプ。特技は「締め切りに遅れないこと」と自信を持って言うほどである。

アシスタントは全員、背景や人物、仕上げまでこなせるプロ集団で、駆け出しはいない。1990年代より漫画製作のために「有限会社アトリエびーだま」を設立し、アシスタントを社員として雇い、彼らに対して安定した生活を保障している。勤務時間は9 - 20時(途中12 - 13時、17 - 18時に食事のための休憩時間を挟む)で、タイムカードによる勤務管理を行っている。基本的に日曜日は休みにする上、昼休みもキチンと取り、徹夜はさせないというスタンスを取っている。アシスタントは2班で6人おり月曜から水曜日は全員出勤で、月末の最終週は月火水と水木金土に分かれて出勤するシフト制。秋本自身も始業5分前に出勤し、定時に帰るなど、自己管理をしっかりとしている。

ただ、こち亀連載30周年や最終年となる2016年においては、40周年の企画や神田明神こち亀絵巻等の製作、「こち亀ジャンプ」の読み切りとなる日暮熟睡男登場回の執筆作業が入り、コミックス200巻の締切も予想以上に早く、原稿のストックが底をついた上に夏休みも無くなってしまい、毎日仕事状態になってしまったという。

流行ものなどへの反応も敏感であり、しばしばその物やモデルにした物も『こち亀』に登場させることが多い。気になる新聞記事を切り抜いては、それをまとめており、秋本によれば「テレビでやっているものは一気に全国的に広がるが、新聞の小さな記事は見ている人が少ないので、結構そこから発展するものもある」とのこと。かつて、仕事中も複数台のテレビを付けっぱなしにして最新情報の収集にも余念がなかったが、1998年頃改築して以降の仕事場には、テレビや玩具などは無くなっており、純粋にアシスタントと共に原作・作画に専念している。

漫画のネタのための取材も欠かさず、漫画の舞台になる場所があれば、現地に赴いてビデオカメラで資料収集を行う。動いているものは音なども含めムービーで収め、動いていてわからない細かい部分はデジカメで撮ったりと、状況に応じて区別する。絶叫マシンは苦手だが、取材の為に乗っている。取材場所に変化があれば、いつ起きたのかを、取材元へ詳細に尋ねている。

『こち亀』のネームは、ファミリーレストランで週1回の頻度で作成している。最初はページ数を気にせずどんどん描いていき、その後、雑誌掲載数の19ページにまとめるために、ページの削除やコマを小さくしたりして調整する。この一連の作業に半日近くを費やす。話作りについて秋本は「最初の4ページが勝負。4、5ページでつまんないと読者は飽きちゃうんですよ。7ページまで読んでくれれば、一気にいく感じになる」と語っている。

『こち亀』の両津勘吉を描く際には、必ず眉毛から先に描いている。理由は、眉毛が顔の丁度中心にあり、目や鼻の位置が収まりやすく、バランスが取りやすいからである。

気分転換に読み切りを描く。週に1日余裕が出来れば、月に4日、年間で40日貯まりそれで読み切りを描いている。作業は週単位ではなく月単位で進めており、1カ月が4週なら月に5本完成させるのが目標で、1本は休みやこち亀以外の貯金にしている。

控えめな露出

素顔でメディアに登場することは比較的少なく、長らく『ジャンプ』巻末目次に掲載されていた自画像がイメージとして定着していた事もあり、テレビ番組での大友克洋との対談時は、秋本が部屋に入ってきても大友が秋本本人だと最初は気付かなかった様子が放送されている(これについては、大友が『こち亀』の単行本95巻に寄せた巻末コメントでも触れられている)。また、『こち亀』初期の単行本では作者コメント欄に自身の写真を掲載していたが、現在発売されている重版では落書き状態の簡単な顔に差し替えられている。2009年2月22日にはドキュメンタリー番組『情熱大陸』にて特集された。妻と娘2人と義父の5人暮らし。

『こち亀』単行本133巻『おしえて両津先生 派出所七ふしぎの巻』での両津の発言によると、身長は167cm。

趣味・嗜好

大の軍事(兵器)ファンであり、その中でも特に戦車が好きなようである。昔は軍事をテーマにした読み切り漫画を描いていた他、『こち亀』連載終了後には激しいガンアクションを描く西部劇『BLACK TIGER』を青年漫画誌にて連載している。『こち亀』では軍事兵器をよく登場させており、それらをテーマにした話をよく描いている。定期的に軍事関係の描写が登場するが、秋本本人は初期の読み切り作品や『こち亀』の作中などで反戦を訴える台詞を入れるなど、基本的には反戦のスタンスである。

鉄道ファンとしても知られ、漫画作品中にも現在は存在しない過去の人気鉄道車両や、欧州などの人気車両が登場することも多々ある。『こち亀』単行本22巻『線路はつづく!の巻』は、鉄道ファンをメインとしたエピソードであり、秋本の地元の玩具メーカーであるTOMYの鉄道模型「TOMIX」を登場させ、劇中で両津が絶賛している。また、『こち亀』単行本192巻『馬券が発車しました!』ではタカラトミー(旧:TOMY)が発売している「プラレール」が題材になっており、車両の解説やギミックの説明が記載されている。尚これに関して両津は先述のTOMIXが発売しているNゲージのようにリアルにして欲しい、とやや批判していた。

また、スポーツカー・バイクにも興味があってフェラーリの歴代スポーツカーなどを何回も登場させている。本人は過去にマツダ・コスモスポーツに乗っていた時期があり、今はダイハツ・コペンやスズキ・カタナを愛用している。カタナシリーズはGSX1100S・GSX750S・GSX400S・GSX250Sとほぼコンプリートしている。

『こち亀』で大の巨人ファンの登場人物、飛鷹二徹などを登場させたり、大毎オリオンズを作中で書いてはいるが、秋本自身は阪神タイガースひいきである。一方で、単行本の巻頭コメントにおいて「野球中継のせいで通常の番組がつぶれることは、野球嫌いにとってはたまらないのです」とも語っている。

大の嫌煙家であり煙草は一切吸わない。『こち亀』では1983年発表の単行本第34巻に収録されている『煙はEなもの!?の巻』において「今後この漫画に煙草を一切ださない」と宣言している。かつての版の『煙はEなもの!?の巻』には妊婦の喫煙に関するアイロニカルな台詞があった。一方で酒と甘い物はかなり好きとのことである。

ラジオ番組のヘビーリスナーとして知られる。1981年には『オールナイトニッポン』生放送中の所ジョージをモデルガンで襲撃した。

かつては『ビートたけしのオールナイトニッポン』を録音し、スタジオで流しながら仕事をしていたと言う。また、漫画のあちこちに中島みゆき関連や『ビートたけしのオールナイトニッポン』の関連人物が出てくる時期もあった。伊集院光の名もかなり初期(AGOHAZUSHIの表記あり)の段階で作中のモブに登場している。なお、伊集院光、所ジョージ、中島みゆき、ビートたけし(たけしは「ツービート」名義)をはじめ、『こち亀』の巻末文を依頼されたラジオ出演者は少なくない。2006年9月および10月には『コサキンDEワァオ!』にゲスト出演。番組25周年を記念したポスターを、同じくコサキンのヘビーリスナーである臼井儀人、さくらももこと共同制作・監修している。

両津と違ってギャンブルの類には興味がなく、取材のためにしただけとのこと。

一時期弓道にのめりこんでいたことがあり、弓道をテーマとした読み切り漫画を描くという企画があったが、スケジュールの調整がつかなかったため『こち亀』内で磯鷲早矢や飛鷹右京・左京姉妹をメインキャラとした弓道エピソードを描いた。

京都好きであり、「ファインダー-京都女学院物語-」執筆理由のひとつとなっている。また、来歴にあるように同作がきっかけで、2018年4月11日より京都府亀岡市の「京都・かめおか観光PR大使」に就任している。

大原麗子のファンでこち亀の大原部長や麗子の名は大原に因んでいる。また太田裕美やアグネス・ラムのファンとしても 知られており、作品にもたびたび太田やラムが登場している。太田は単行本の巻末にコメントを書いている他やこち亀の連載が終了した際にもコメントしている。

2024/06/12 10:26更新

akimoto osamu


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加藤 香子(かとう きょうこ)
1964年12月11日生まれの有名人 東京出身

加藤 香子(かとう きょうこ、本名:同じ、1964年12月11日 - )は、日本の元女優・元アイドル歌手。 1964年12月11日、東京都大田区に生まれる。 1971年4月1日、小学校入学。小学…

風見 雅章(かざみ まさあき)
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風見 雅章(かざみ まさあき、1948年12月11日 - )は、NHK放送研修センター・日本語センター専属アナウンサー。 1971年入局。初任地は山口。富山、高知、東京アナウンス室と勤務。1994…


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秋本治と近い名前の人

秋本 理央(あきもと りお)
1965年8月7日生まれの有名人 埼玉出身

秋本 理央(あきもと りお、1965年8月7日 - )は、日本の元歌手、女優。旧芸名、橋本 清美。本名、平野 清美(旧姓、橋本)。埼玉県熊谷市出身。元ホリプロ所属。夫は元プロ野球選手で指導者、評論家の…

秋元 弓枝(あきもと ゆみえ)
1979年1月12日生まれの有名人 栃木出身

秋元 弓枝(あきもと ゆみえ、1979年1月12日 - )は、日本の女性モデル、タレント。旧姓、井田 弓枝(いだ ゆみえ)。 栃木県出身。オスカープロモーションに所属していた。 1991年、第5…

秋元 美咲(あきもと みさき)
1995年3月1日生まれの有名人 東京出身

秋元 美咲(あきもと みさき、1995年3月1日 - )は、日本の女優。東京都出身。アイドルグループ「LOVE SPEARS」の元メンバー。 サラエンタテインメント(パワーピット、2013年 - …

秋元 真夏(あきもと まなつ)
【乃木坂46】
1993年8月20日生まれの有名人 埼玉出身

秋元 真夏(あきもと まなつ、1993年〈平成5年〉8月20日 - )は、日本のタレントであり、女性アイドルグループ・乃木坂46の元メンバーおよび同グループの2代目キャプテンである。東京都生まれ、埼玉…

秋元 才加(あきもと さやか)
1988年7月26日生まれの有名人 千葉出身

秋元 才加(あきもと さやか、1988年〈昭和63年〉7月26日 - )は、日本の俳優、タレント。女性アイドルグループ・AKB48およびその派生ユニット・DiVAの元メンバー。千葉県松戸市出身。元フレ…

秋元 彩香(あきもと あやか)
1975年12月22日生まれの有名人 埼玉出身

秋元 彩香(あきもと あやか、1975年12月22日 - )は、日本の女優、歌手、グラビアアイドル。旧芸名は古谷 玲香(ふるや れいこ) → 麻生 怜里 → 秋元 彩香 → 秋元 綾香 → 怜果。 …

秋本 奈緒美(あきもと なおみ)
1963年1月13日生まれの有名人 長野出身

秋本 奈緒美(あきもと なおみ、1963年1月13日 - )は、日本の女優、歌手。本名:原田優美(はらだ ゆみ)、旧姓:平沢(ひらさわ)。スタッフ・アップ所属。 長野県松本市出身。松商学園高等学校…

秋本 祐希(あきもと ゆうき)
1976年9月8日生まれの有名人 福岡出身

秋本 祐希(あきもと ゆうき、1976年9月8日 - )は、日本の女優、ファッションモデル。本名、今本 優子(いまもと ゆうこ)。福岡県北九州市出身。アデッソおよび芸映所属。 福岡市立平尾中学校、…

秋元 陽太(あきもと ようた)
1987年7月11日生まれの有名人 東京出身

秋元 陽太(あきもと ようた、1987年7月11日 - )は、東京都町田市出身の元プロサッカー選手。現役時代のポジションはゴールキーパー(GK)。 横浜F・マリノスの下部組織出身。2005年には関…

秋元 優里(あきもと ゆり)
1983年10月25日生まれの有名人 東京出身

秋元 優里(あきもと ゆり、1983年10月25日 - )は、フジテレビの社員で元同局アナウンサー。東京都出身。 外交官の父親(秋元義孝:のちに式部官長)が在英国日本国大使館参事官となった関係で白…

秋元 玲奈(あきもと れな)
1985年7月5日生まれの有名人 東京出身

秋元 玲奈(あきもと れな、1985年7月5日 - )は、日本のフリーアナウンサー。テレビ東京元アナウンサー。 東京都出身。 白百合学園幼稚園、白百合学園小学校、白百合学園中学校・高等学校、慶應…

秋元 康(あきもと やすし)
1958年5月2日生まれの有名人 東京出身

秋元 康(あきもと やすし、1958年〈昭和33年〉5月2日 - )は、日本の音楽プロデューサー・作詞家・放送作家。 東京都目黒区大橋出身。 中央大学文学部中退。妻は元アイドルの高井麻巳子。株式…

秋元 千賀子(あきもと ちかこ)
1949年12月17日生まれの有名人 北海道出身

秋元 千賀子(あきもと ちかこ、1949年12月17日 - )は、日本の女性声優。北海道出身。Ritrovo所属。 テレビタレントセンター卒業。 以前は黒沢良事務所、同人舎プロダクション、オフィ…

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