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山本安英の情報 (やまもとやすえ)
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【1月29日】今日誕生日の芸能人・有名人

山本安英の情報(やまもとやすえ) 女優 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、年齢、出身地、星座]

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山本 安英さんについて調べます

■名前・氏名
山本 安英
(読み:やまもと やすえ)
■職業
女優
■山本安英の誕生日・生年月日
1902年10月29日 (年齢1993年没)
寅年(とら年)、蠍座(さそり座)
■出身地・都道府県
東京出身

山本安英と同じ1902年生まれの有名人・芸能人

山本安英と同じ10月29日生まれの有名人・芸能人

山本安英と同じ出身地東京都生まれの有名人・芸能人


山本安英と関係のある人

水木京太: 『劇場』の水木京太追悼特集に文章を寄せたのは、小宮豊隆、高橋邦太郎、岩田豊雄(獅子文六)、伊藤熹朔、三宅周太郎、宇野信夫、木村毅、八田元夫、大江良太郎、浜村米蔵、伊志井寛、潮崎佐一、岡田八千代、山本安英、杉村春子、大岡龍男、七尾伶子、兒玉琢爾、久保田万太郎である。


小山源喜: NHKラジオの主演作品には、このほか『東の国にて』(木下順二・作 1954年 山本安英と二人主役)、『激流』(真船豊・作 1965年)などがある。


恩田清二郎: 丸山定夫、山本安英、薄田研二らと共演し、新劇俳優としての第一歩を踏み出す。


小幡欣治: それ以降商業演劇だけでなく新劇を手掛け、1999年には第7回「山本安英の会」記念基金に贈られた。


沢村貞子: 1929年(昭和4年)3月、築地小劇場の女優・山本安英に新劇志望の手紙を出す。


菅沼赫: 山本安英の「ぶどうの会」、天知プロゼを経て「劇団造型」を主宰。


千秋実: 芸名は研究生時代に、劇団員で尊敬していた山本安英に付けてもらったという。


麿赤兒: 山本安英に共感して劇団『ぶどうの会』に参加するが、劇団上部の政治的な議論に嫌気がさして劇団を離れる。


桑山正一: 劇団の創立メンバーとして、看板女優・山本安英の主演による『夕鶴』の与ひょう役をはじめ数々の舞台に出演した。


丸山定夫: 研究生の同期には、千田是也、山本安英、田村秋子などがいた。


賀原夏子: 同級生に三枝佐枝子がおり、ともに新築地劇団の「土」(長塚節原作)を観て感銘を受け、二人で主演の山本安英を訪ねて教えをこい、学芸会で演じた。


日高真弓: 山本安英


藤原智子: 山本安英賞受賞。


政宗一成: 師は城達也、小林恭治、千田是也、滝沢修、木下順二、宇野重吉、山本安英等。


神谷信弘: 夕鶴/こどもたち(山本安英の会)


木下順二: 1967年、山本安英らと「ことばの勉強会」を開始。


茨木のり子: 茨木のり子「私の花束 (山本安英研究(特集))」『テアトロ』第309号、カモミール社、1969年3月、31-36頁、NAID 40002481344。


小沢重雄: 在学中は劇団「ぶどうの会」の裏方アルバイトをしていたが、ある公演で役者が足りず「門番の声」で出演すると、同団主宰の山本安英に「いい声しているね。


薄田研二: 1928年(昭和3年)12月、築地小劇場の創設者である小山内薫が死去すると、劇団内で対立が生じ、創設者の一人である土方与志についた薄田は、1929年(昭和4年)3月25日に丸山定夫、山本安英、伊藤晃一、高橋、細川らと脱退、土方と久保栄を迎えて新築地劇団を結成した。


天野鎮雄: 文学座研究生、大島渚主宰の「創造社」、「山本安英の会」などを経て、1985年(昭和60年)に妻の山田昌と「劇座」を結成。


赤羽末吉: 若い頃に熱心に通った築地小劇場では、山本安英に熱を上げた。


久保栄: 演劇勉強を希望した渡辺マサが山本安英から紹介されて病人の看病と演劇勉強のために住み込む。


木下順二: 1947年、山本安英らと劇団『ぶどうの会』を結成。


坂本長利: 1951年、山本安英、岡倉士朗らが主宰する「ぶどうの会」に入団。


神谷信弘: 子午線の祀り(山本安英の会)


久米明: 1947年、木下順二、山本安英らと劇団「ぶどうの会」を結成 。


毛利菊枝: 杉村春子、山本安英らと同世代の新劇女優であり、岸田國士に師事。


山本安英の情報まとめ

もしもしロボ

山本 安英(やまもと やすえ)さんの誕生日は1902年10月29日です。東京出身の女優のようです。

もしもしロボ

母親、解散、現在、病気、姉妹、ドラマ、脱退、結婚、再婚、映画、卒業、父親、テレビに関する情報もありますね。去年の情報もありました。1993年に亡くなられているようです。

山本安英のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)

山本 安英(やまもと やすえ、1902年(明治35年)10月29日 - 1993年(平成5年)10月20日)は、日本の新劇女優・朗読家。本名は山本 千代(やまもと ちよ)。

築地小劇場の創立第一期メンバーで、戦後は木下順二作の戯曲『夕鶴』のヒロイン・つう役を1000回以上にわたって演じたことで知られる。

小柳トメの長女として生まれる。宮岸泰治は1969年に山本から「私生子なの」と告げられたと記しており、戸籍謄本には父の名がない。宮岸泰治の聞き書きでは、母の子として認知を受けたのは6歳の時だったという。山本は自伝に東京の神田で生まれて、「間もなく家の都合で横浜の日の出町に移り住みました」と記している。戸籍上は出生当時から住所は横浜市青木町反町だった。

幼少期の保護者は祖父と母で、その後弟が3人生まれ、小学校に上がる頃には祖父は他界していた。山本によると祖父は芝居好きで、幼い山本に『仮名手本忠臣蔵』の鷺坂伴内の振りを教えて、山本はそれを夕食後に演じていたという。母親は外国人向けの写真やガラス絵に彩色する下請け仕事をしていたが、貧しい暮らしぶりだった。父は時々横浜の自宅を訪ねて土産の牛肉で作った料理を子供たちに振る舞うと、すぐにまた出て行ったと山本は記している。横浜市内で住所を2回移り、3つの小学校に通った。小学校高学年になると、母の作った商品を販売先の店に届ける仕事を担った。山本は幼少期の体験と舞台での役柄の関わりについて、「貧しい家に育っていく少女の役々を、何かのびのびと想像力が湧いて来るままに自然に理解することができる気がしたのも、知らないうちに、この頃の生活が思い出されていたからかも分りません」と述べている。

1917年、15歳の時に叔母(母の妹)の山本サダおよび夫の山本章太郎の養女となる(弟の一人もあわせて養子となった)。養父の章太郎は東京の麹町区(現・千代田区)紀尾井町で開業医を営み、夫妻に子供はなかった。山本は横浜在住のまま神奈川高等女学校(現・神奈川学園高等学校)に進学する。養母(叔母)は芸事好きで、山本が長唄の稽古を受けることを許した。休みには養父母の家で過ごし、長唄や踊りを習いに通った。この女学校時代に山本は本格的に俳優となることを志した。その背景には貧しい生家を助けるために職業に就きたいという意識があったと山本は自伝に記している。山本の希望を知った養母は、5代目中村歌右衛門に話をして女学校在学中の山本と面接させ、歌右衛門からは「男なら養子にしてもいいが、女なのが惜しい」という丁重な返答があったという。

1921年(大正10年)に歌舞伎俳優2代目市川左団次主宰の現代劇女優養成所の生徒募集を新聞で知り応募する。選考の結果、最年少で合格者となる。養成所入りに際して「安英」という芸名を付ける。山本によるとこの芸名は養父に知られないために付けたもので、明確な由来などはなく、読み方も当初は一定しなかったが「世間のほうで」決めてくれたという。同年12月に左団次一座の帝国劇場興行(小山内薫原作:『第一の世界』)で、左団次の娘役として初舞台を踏む。養成所には小山内のほか土方与志も関与したが、初回公演のみで翌年春には解散となった。

山本は養父母宅で暮らしながら、ライオン歯磨(当時の社名は「小林商店」)の開いた「ライオン児童歯科院」に勤務した。『ライオン口腔保健活動100年のあゆみ』(2017年)によると、在職当時の山本は口腔衛生婦(現在の歯科衛生士に該当、ただし当時は国家資格ではなかった)を担当したという。当時ライオン歯磨広告部にいた詩人の大手拓次の日記によれば、山本が入社したのは1922年11月16日だった。大手はそれ以後日記に山本への思慕やそれを託した詩を書き綴ったが、内向的だった彼は積極的に声をかけなかった。大手の日記によれば1923年に入ってからはわずかながら会話を交わし、大手は本を貸したり焚いた香を分けるなどしたが、4月に大手は本社に移り、同月13日に前の職場を訪ねて山本の退職を知らされ、以後山本に関する記述は途絶えた。山本は稽古事も続け、時折小山内の自宅に通っていた。図書館での戯曲の読書や発声訓練など、俳優に必要な自習もおこなった。1923年9月の関東大震災時には、横浜在住の母と弟2人がたまたま養父母宅を訪れており、山本も含めて全員無事だったが、横浜の実家は灰燼に帰し、母は養父の援助で高円寺の借家で文具店を開いた。母が病気だったため、山本は仕入れなど店の実務を担い、「愛読していた樋口一葉に、私自身がなったような気になりすましていたようです」と自伝に記している。また、震災の年に、山本とともに養子となっていた弟が結核のため死去した。

1924年(大正13年)、小山内薫、土方与志によって創設された築地小劇場の創立に参加、研究生となる。これは現代劇女優養成所での縁から呼ばれたものだった。創立準備で集まった俳優はほかに汐見洋、友田恭助(以上二名は劇団同人のメンバーを兼ねた)、丸山定夫、千田是也、竹内良一(当時は「竹内良作」)らで、一時は女優が山本のみとなり、田村秋子が加入して「ほっとした」という。6月13日の初公演では裏方だったが、7月12日からの『人造人間』(カレル・チャペック作、土方与志演出)で初めて配役として舞台に立つ。以後、年内に12編に出演し同年12月までには正式な劇団員となった。小山内らの厳しい指導もあり劇場は常に緊張感に包まれ、俳優にとっては心身を酷使する日常でもあったが、山本は「ほんとうに幸福でした」と振り返っている。小劇場の準備段階から、小山内らの掲げた演劇改革の理念に山本を含めた参加者は深く共感していた。山本は1926年までに『どん底』のナターシャ、『桜の園』のワーリャ、『三人姉妹』のオリガ、『愛慾』の千代子などの役を演じた。雑誌『演劇新潮』1926年10月号の「若い女優と役者」という特集で、女優の筆頭として取り上げられ、「築地のシンボル」という扱いを受けるようになっていた。1925年8月には東京放送局による日本最初のラジオドラマ『炭坑の中』(リチャード・ヒューズ原作)に出演している。1926年には国民文芸会の国民文芸賞にノミネートされたものの、「時期尚早」という理由で受賞はならなかった。

1927年以降も築地小劇場での出演は続いたが、1928年12月25日、『晩春騒夜』の慰労会(原作者の上田文子による)で小山内が倒れてそのまま急逝し、同席した山本は臨終を看取った数少ない一人となった。それから3か月後の1929年(昭和4年)3月24日、『夜の宿(どん底)』の公演を最後に、山本は薄田研二、丸山定夫・細川知歌子・高橋豊子ら5人とともに築地小劇場を脱退した。劇団分裂の経緯について山本は、小山内の死去が理由だと「簡単に言い去ることができないもの」で、様々な事情が積み重なって起きたという見方を示している。山本が在籍した4年9か月の間に築地小劇場は内外の戯曲117編を上演し、そのうち68編に山本は出演した。

『夜の宿』最終日に山本ら脱退メンバーは新築地劇団結成の声明書を発表し、先に築地小劇場を退いた土方与志を中心とする形で創立した。1929年5月の公式第一回公演の際、山本らメンバーの予想を上回る客入りに「ほとんど踊り出したい気持ちでした」と後年述べている。その後も公演では多くの観客を動員したが、劇団員は運営の任も負う形となり、築地小劇場時代よりも負担は増大した。しかも、演劇に対する検閲規制が激化し、1930年2月の『蜂起』(藤森成吉作)は台本が三分の一にまで削られ、それでも土方の決断で公演に踏み切るものの、直前の新聞に「公演中止」という誤報が出たことで観客が激減し大きな欠損が生じた。その次の公演作は上演禁止(当初の作品禁止後に予定した代替作も禁止)となった。困窮した劇団員は内職を掛け持ちし、身体を酷使したと山本は記している。

私生活では、築地小劇場時代に実母の店が近隣火災に巻き込まれて焼失し、実母と弟二人は山本家に同居した。その後、弟の一人が結核を発症して、療養のため実母と弟二人は神奈川県国府津町(現・小田原市)に移ったが、罹患した弟は1929年に死去する。その少し前に養父の山本章太郎も没し、養母は遺産の大半を他人に奪われて零落したため、山本は実母・養母・一人残った弟の4人で麹町区内の借家に暮らすこととなった。また、当時の新聞報道によると、1931年1月16日に劇作家の藤田満雄と結婚した。

こうした苦しい生活の中で山本は1933年に結核を発症する。休演・療養を挟んで復帰したが、1935年に再度発症し、この年は2月の公演(2作品の二本立て)にしか舞台に立てなかった。1933年の発症時には同年10月に長谷川時雨らが発起人となって最初の後援会が発足した。1935年6月には夫の藤田も病臥して家庭は困窮を極め、11月に新築地劇団が築地小劇場の建物を使って実施した『人生劇場』の公演では、予定より1日公演期間を延ばし、その日の収入を藤田と山本に救援費として送ったと報じられている。1936年には改めて後援会が結成されるとともに、随筆集『素顔』を刊行した(刊行は生活援助の一環だった)。同年8月に舞台に復帰したが、それに先立つ7月5日に夫の藤田は骨髄性白血病により死去した。以後、再婚することはなかった。1936年12月の『女人哀詞』(山本有三作)は好評を博し、山本は「数知れない多くの方々が、病後の私に注いで下さったご厚情の数々を、私は永く忘れることが出来ません」と記した。当時は、プロレタリア演劇運動が当局の弾圧で壊滅した後、演劇界が復活して観客が戻ってきた時期だった。学生だった木下順二と出会ったのはこの頃である。新築地劇団にはのちに著名な俳優となる人物も研究生として参加したが、そのうち沢村貞子は山本に女優志願の手紙を書いて入団し、千秋実は1936年に研究生として入団した際に芸名を尊敬していた山本に付けてもらったという。

しかし山本は1938年11月に結核が再発して療養生活に戻る。鎌倉への転地もおこない、1939年6月にはいったん床上げして、11月には7年ぶりとなるラジオドラマ『あかつき』(原作:長谷川時雨)にも出演した。だが、舞台に復帰できないまま、1940年8月に新築地劇団は新協劇団とともに「自発的解散の慫慂」に従う形で、事実上強制解散させられた。

所属劇団を失った山本は、1941年1月から日活による「日本映画学校」の講師に就任、同年6月には日本で最初の声優養成所である日本放送協会専属劇団(後の東京放送劇団)の講師となる。山本の指導を受けた日本放送協会専属劇団出身者に加藤道子、七尾伶子、巌金四郎らがいる。戦時中の山本は結核が完全には癒えず、病臥を繰り返す生活だった。それでも劇団旗揚げ(井上正夫からのもの、川村花菱による岡譲二と組ませる企画、および情報局による移動劇団結成企画)や映画出演(稲垣浩監督による『宮本武蔵』)の勧誘・依頼が持ち込まれたが、そのいずれにも応じなかった。一方、1942年8月6日には、治安維持法違反で検挙されて一審判決を4日後に控えた久保栄を見舞い、「苦楽座のことなどが話題にのぼり、とうとう私だけ売れ残りましたと笑って」いたことが久保の日記に記されている。久保に対しては、看病や家事の手伝いとして渡辺マサ(のち久保の養女となり、久保マサとなる)を紹介していた。

山本は「いよいよの時には三味線の師匠になって生計をたてよう」と一中節をはじめとする伝統芸能の習得(古典作品の読書も含む)に励み、「この戦時中ほど、伝統芸術の勉強ができたことはありませんでした」と回想している。千駄ヶ谷にあった自宅には、山本を慕って勉強を望む俳優志望者が集まり、朗読指導や戯曲講読の会合が開かれた。戦局が悪化すると、自宅の勉強会に参加していた真山美保に長野県諏訪の紹介を受け、1945年3月に実母・義母を伴って疎開した。疎開先はより詳しくは蓼科で、山本のもとで勉強していた若い俳優たちも加わった。疎開先への荷物移動で留守にした自宅に丸山定夫が薄田研二とともに訪問していたことを後に知り、広島原爆で被爆死した丸山と会う機会を失ったことを「心から残念に思います」と述べている。丸山はこの当時、運営する苦楽座の俳優が東京大空襲後に相次いで帰郷したため、演目の『獅子』(三好十郎作)で「お雪」を演じる人物を求めて山本を含む旧知の女優を訪ね歩いていたとされる。

終戦後の1945年12月または1946年1月に疎開先から東京に戻る。1946年3月に、土方与志の演出による『人形の家』に客演して、8年ぶりに舞台に立った。1947年3月には久保栄の作・演出による『林檎園日記』に出演する。

当時、山本の元には引き続き俳優志望者が集まっていたが、1947年4月に木下順二作のラジオドラマに彼らが出る際に「ぶどうの会」と名付けられた。新築地劇団の復活が実現しない中、1948年3月に「ぶどうの会」は「第一回勉強会」と称した発表会を実施する。木下順二は『婦人公論』1949年1月号に『夕鶴』を発表、同年10月27日に奈良県丹波市町(現・天理市)の天理教本部講堂で「ぶどうの会」により初演され、ヒロインのつうを演じる。この上演は山本が初めて「ぶどうの会」のメンバーとともにおこなった公演だった。この後、「ぶどうの会」は山本の活動拠点となる。

帰京してからの住所はなかなか一定せず、中野の統制組合事務所に始まり、高円寺、大久保、板橋、目黒区柿の木坂、文京区関口と移って1952年に千駄木に落ち着いた。

「ぶどうの会」の時代には『夕鶴』の公演を続けたほかに、木下順二作の『蛙昇天』『瓜子姫とあまんじゃく』『風浪』『赤い陣羽織』『おんにょろ盛衰記』『東の国にて』『沖縄』といった作品に出演した。ただし、舞台公演は多い年でも年間5つに満たず、1960年の時点で山本は、戦後の15年間について「これほど間遠に時々しか舞台をふまなかった体験は、私の俳優生活の中で本当に初めてのことです」と記した。「ぶどうの会」での後進育成を優先したことが要因だった。この間、1960年9月から11月にかけ、第一次訪中日本新劇団の副団長として中華人民共和国(当時はまだ日本と正式な国交がなかった)を58日間にわたって訪問し、北京、武漢、上海、広州で『夕鶴』を公演した。これが生涯で唯一の外国公演だった。また、新築地劇団以来の盟友で、戦後は『夕鶴』をはじめとする出演作で演出を担当した岡倉士朗が1959年2月に急逝して大きな衝撃を受け、1960年の文章で「ぶどうの会も(中略)大きな転機に立たされたことになります」と述べた。1962年には、二世西川鯉三郎が木下順二に、「自分と山本と清元の宮川栄寿郎が組める作品」を依頼してできた、朗読・三味線・舞踊を組み合わせた創作舞踊『花若』に出演している。

しかし、山本は1964年9月7日に「ぶどうの会」の解散を発表する。その理由について山本は発表の声明で「会がさらに自由に発展して行くためには、ここでぶどうの会という形態を解消することが最上の道」と説明した。この発表はマスコミには大きな驚きをもって受け止められたが、山本は自伝で「モヤモヤしたものが明らかな形をとって出てきた」「一九六〇年の安保闘争後、内部の人達の考え方が、外部のいろいろな状態を反映してだと思いますが、各々において急速に変ってきていたように思います」とその背景を説明している。解散発表とともに「解散残務処理委員会」が作られて、すでに先約のあった公演は予定通り実施し(同年12月に終了)、1965年10月の付属俳優養成所三期生卒業公演をもって完全に活動を終了した。

1965年11月15日、当時の日本の演劇界では異例だった個人のための組織「山本安英の会」を発足させる。発足に際しては、文化人や学者ら8人による「山本安英の演劇活動を支援する八人の会」が応援の「手紙」を関係者に発送した。「山本安英の会」は1966年5月の『陽気な地獄破り』『花若』で初めて公演をおこない、9月には『夕鶴』の公演も再開した。

また、1967年12月から、「聴いて感動するせりふ」作りに必要な「日本語の表現力全体」を対象とした「ことばの勉強会」を開催した。山本は勉強会の「三本の柱」として地域語(方言)・朗誦術 (declamation)・日本古典の原文による朗読はどこまで可能か、を挙げていた。

山本は稽古場として「ぶどうの会」以来東大YMCAビルを使用していたが、ビルの移転改築に伴い、1970年代前半に自宅の庭に18畳の稽古場を新築した。1973年の後援会報に掲載された文章によれば、「山本安英の会」は山本本人と付属の事務局だけで構成され、活動ごと(公演、「ことばの勉強会」、群読・朗読、ゼミナール、放送など)に「活動体」ができて「(活動体の)輪は互いに少しずつ重なり合いながら”会”を押し包んでおり、この全体が〈山本安英の会〉の現在」であるとされた。各活動体担当者の会合は自宅稽古場で実施され、「みなの会」と称された。この集まりは議決・執行機関ではなく、山本は「ブレインによるいわゆる諮問機関に近いのかもしれませんが、皆さんは活動体のどれかに自主的に参加して責任を持って下さっている」と記している。公演の際は、スタッフ・キャストの人選と依頼、予算検討に始まり、スケジュールや会場決定、広報活動、チケット販売、宿舎や交通機関の手配に至るまで、山本と事務局及び「みなの会」の担当者がおこなっていた。

「山本安英の会」は1979年に木下順二作の『子午線の祀り』を宇野重吉の総合演出により上演する。これは『平家物語』を素材に源平合戦を平知盛を中心に描き、出演者は能楽・歌舞伎・狂言・新劇の混成で(山本は「影身の内侍」役)、総合演出の下に能楽・歌舞伎・群読のパート演出が置かれた。以後同じスタッフ・キャストにより1981年まで3次にわたり上演された。

『夕鶴』は、1984年7月24日に福島市公会堂で1000回公演を達成した。最終的に1986年までの37年間に上演回数1037回を記録した。

1987年と1988年には舞台に立たなかった。1988年には自身が作成してきた新聞・雑誌切り抜き帳の一部(1921年 - 1965年)が早稲田大学坪内博士記念演劇博物館に寄贈され、公益信託「山本安英の会」記念基金が創設された。宮岸泰治は、山本が「(おそらく『夕鶴』1000回公演から)五年生きるつもりだった」と話すのを聞いた経験から、これらの動きを「一つの区切りに向かって歩き始めた」と解し、実際に1989年元日付で「遺言書」を書き記した。同年に『花若』を試演し、3年ぶりの舞台となる。1990年、第四次となる『子午線の祀り』を上演。この上演は、宇野重吉が1988年に没した後、宇野の総合演出時代にカットした部分を、木下順二の意向により含めた初の全編上演となった。

1991年9月に腹部の大手術を受ける。半年間の静養が必要とされたところ、山本は3か月後には『子午線の祀り』の第五次公演に向けた稽古に入る。1992年1月から2月にかけて『子午線の祀り』第五次公演に出演、これが最後の舞台となった。終了後の4月24日には余命4か月と宣告を受け、東京都立駒込病院の主治医より「あれほど苦労してきた人だから、しばらくいい気持ちの時間を持たせてあげたい」という治療(「肝臓転移」に対するもの)を5月に受けた。同年12月、『女優という仕事』(岩波新書)を刊行、遺著となった。

1993年(平成5年)10月20日、急性呼吸不全のため東京都文京区千駄木の自宅で死去。満90歳没(享年92)。遺言により、葬儀や告別式は実施されなかった。翌1994年2月6日に砂防会館内の「シェーンバッハ・サボー」で追悼行事「演じること 生きること―山本安英を偲ぶ」が開かれた。同年9月25日に音羽に近い蓮光寺に納骨され、木下順二揮毫の「山本安英ここに眠る」の文字と西暦の没年月日が刻まれた墓標が建立された。

没後に静岡県天城湯ケ島町(現・伊豆市)に『夕鶴』に関する資料(衣装、小道具、台本、舞台写真、録音テープ等)が寄贈され、伊豆市天城会館内の「夕鶴記念館」に収められている。

生前に刊行された人名辞典類には誕生日は「1906年(明治39年)12月29日」と記載されていたが、死去直後に実際の誕生日が1902年(明治35年)10月29日であることが明らかにされた。この背景について、実際の誕生日を報じた新聞記事では、生前の山本が取材に際して年齢を「聞かないで欲しい」と回答し続け、人名辞典類の記載が転載を重ねて「定説」化していたと指摘されている。宮岸泰治によると、山本は戦前から年齢に対する「抵抗」を示し、1960年代半ばには「女優に年齢はありません」という発言をしていた。1966年に朝日新聞の「ひと」欄に取り上げられたとき、山本の発言に応じて当時としては異例の「年齢記載なし」で掲載され、1975年1月の朝日賞受賞インタビューでも受賞者の中で唯一年齢が記されなかった。1987年に執筆した自伝の末尾にも「一人の女性の俳優として、与えられた役、それが年若い娘であろうと老婆であろうと(中略)いつでもやってみせなければならないだろうと思ってきました。その意味で俳優に年齢はなく、心身は常に新鮮でなければならないといつも心懸けてきたということです。」と記した。

21世紀に刊行された事典類でも山本存命時の誕生日をそのまま記載しているものが存在する。

戦前から発声には定評があり、『演劇新潮』1926年10月号の特集に寄稿した小山内薫は山本の長所として「頭がいい」ことに続けて「白(せりふ)、殊にアーチキユレーシヨンの明瞭なこと」と記した。宮岸泰治は、同じ号に岡本かの子が山本の容貌について記した内容をもとに、山本が発声に有利な高い口蓋の持ち主であったと推測している。宮岸によると、山本は楽屋で出番前に舌を手で引き出して濡れ手ぬぐいを当てて回し、固さをほぐしていたという。

来歴節に記したように、築地小劇場時代より高い評価と人気を得ていた。1927年に自作の『二つの心』の上演を観覧した武者小路実篤は、腰元を演じた山本について「感心した」「あの役をあれまで自然にこなせる人は一寸他にないように思った」「見ていて不安を受けずにすめた。一緒に行った仲間も皆感心し、興奮していた。あの位やられれば作者は満足である」という感想を新聞に寄せている。

プロレタリア演劇運動の最盛期にその現場にいたが、戦後の自伝で当局の弾圧とは別に「新劇の側でも、反省しなければならない点」として「時として新劇が、純粋な芸術というにはあまりにも思想の宣伝の手段となっていたという点です」と記している。その時期の自身については「この頃から病床に伏すことが多くなり、政治の実際活動にはほとんど参加できませんでした」とも述べている。ただし、1987年の澤地久枝との対談ではその時代の経験が「いつも社会や歴史の本質的な問題をとらえるように私をしむけてくれた」と話し、演劇活動の中から「どうかして人生の本質をとり出し、生きていく糧にしたい。世の中を少しでもいいものにしていきたい」と述べた。実際、社会問題への関心は戦後も失わず、1960年の安保闘争の際には新劇人のメンバーによる改定反対デモに連日参加し(新安保条約成立直前の同年6月15日に起きた、右翼団体によるデモ襲撃の場面にも遭遇した)、最晩年には衆議院に小選挙区比例代表並立制を導入する公職選挙法改正に反対する意思を示して死去前日付で反対声明への確認署名をおこなった。

好きな戯曲は何かという質問に対しては、ロマン・ロランの『愛と死の戯れ』と答えていた。山本は築地小劇場時代にソフィ役で同作に出演し、汐見洋演じるジェロームの長台詞(台本9ページ分)を聞く場面について「このときほどせりふを聞くということのむずかしさを痛感したことはありません」とのちに述べている。

前記の通り、俳優デビューの時期からの資料を大切に保管しており、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館に切り抜き帳を寄贈した後の1990年からは写真類の整理がおこなわれ、整理に当たったスタッフが特定できなかった写っている人物や場所を、山本は一目でほぼ言い当てたという。これらの写真は『山本安英の仕事』として1991年に刊行された。

1951年:第1回芸術選奨文部大臣賞

1951年:大阪市民文化祭名誉賞

1952年:第3回NHK放送文化賞

1958年:大阪府民文化祭賞

1974年:朝日文化賞

1980年:第21回毎日芸術賞

1984年:倉敷市民劇場特別賞

1984年:第10回芸能功労者表彰

1985年:毎日芸術賞特別賞

「ぶどうの会」時代以降の各演目の初演のみを記載。木下順二による作品は作者名を省略している。

築地小劇場では小山内薫の方針もあり多くの翻訳劇に出演したが、戦後は舞台復帰作の『人形の家』のほかは「ぶどうの会」で『ベルナルダ・アルバの家』(フェデリコ・ガルシーア・ロルカ作、1955年)に出演したのみであった。

1949年

    『山脈(やまなみ)』※民衆芸術劇場への客演

    『夕鶴』

    『慾の化粧」正宗白鳥

    1952年『蛙昇天』

    1953年

      『瓜子姫とあまんじゃく』

      『風浪』

      1955年

        『二十二夜待ち』

        『赤い陣羽織』

        『ベルナルダ・アルバの家』フェデリコ・ガルシーア・ロルカ

        1957年『おんにょろ盛衰記』

        1959年『東の国にて』

        1962年『花若』

        1963年『沖縄』

        1966年『陽気な地獄破り』

        1968年『「平家物語」による群読―知盛』

        1976年『群読・龍が見える時』

        1979年『子午線の祀り』

        『黎明』(1927年、監督:小山内薫) - 築地小劇場による発声映画

        『さくら隊散る』(1988年、監督:新藤兼人) - 丸山定夫の証言者として出演

        『歩いてきた道』は複数刊行されているが、各々に増補修正された内容があるため同一ではない。

        『素顔』沙羅書店、1936年

        『歩いてきた道』弘文堂〈アテネ文庫〉、1948年

        『歩いてきた道』 未來社、1951年

        『鶴によせる日々』中内書店、1950年

          未來社、1987年

          『おりおりのこと』未來社、1969年

            『山本安英 おりおりのこと』日本図書センター、1999年

            『舞台と旅と人と』未來社、1979年

            『新版 歩いてきた道』未來社、1987年

            『女優という仕事』岩波書店〈岩波新書〉、1992年

            『歩いてきた道』中央公論社〈中公文庫〉、1994年

            絵画「ある日の安英さん」北澤映月、1967年 - 京都市美術館蔵

            ^ 父親について、宮岸泰治は「谷文晁の流れをく」む日本画家の「谷一晁」であると記し、山本も(父の名前は出さずに)同様の記述をしている。菅井幸雄の年譜では父の名は「鈴木正作」となっている。

            ^ 「昔話を初めて聞かせてくれた」という祖母も当初はおり、その死後に墓参した折は「石の下に眠っている」と言われてその場で話しかけたという。

            ^ 新築地劇団時代に『綴方教室』に出演する際、執筆者の豊田正子の自宅を見学した山本は「私のほうがもっとほんものの貧乏を知っているという、変な優越感みたいなものを感じたほどです」と著書に記している。

            ^ 応募者数について、宮岸泰治は「200名」と記している。一方当時の新聞記事では「七十余名」とある。また合格者数について、山本は自伝で「五名」と記しているのに対し、宮岸泰治は「六名」としている。

            ^ 合格直後の新聞記事では「山本安英子(やまもとやすえこ)」と記されていた。その5日後の新聞にはすでに「山本安英(やまもとやすえ)」の表記がある。

            ^ ライオン児童歯科院は、当時の小林商店が1921年に銀座に開いた歯科だった。山本は自伝で「ライオン児童歯科医院」と記載しているが、正しくはこの名称である。

            ^ 日記における山本は、入社日に「山本ちよさん」と書かれた以外は「Yさん」とのみ記された。「Yさん」が山本を指すという点は、ライオンの同僚で大手の友人だった逸見享の証言による。

            ^ 大手の評伝を著した生方たつゑは1968年にパーティーで山本と同席した際、大手が日記に思慕を綴っていたことを尋ねると、山本は「あの方が、あのようにお思い下さっていることを、若いころの私はちっともうけとれないでいまして、申しわけないことをした、とそう思いますわ」と「口ごもるように」返答したという。

            ^ 築地小劇場では『夜の宿』のタイトルで上演。

            ^ 当時の新聞記事では、会の名称を「国民文芸協会」と記載している。

            ^ 年ごとの出演数内訳は、1924年が12編、1925年が22編、1926年が12編、1927年が9編、1928年が10編、1929年が3編である。

            ^ 団員の生活費確保のため、第一回公演に先立ち4月に新宿の映画館で一幕物を上演した。これを考慮して本文では「公式」とした。

            ^ 当時の新築地劇団の苦境については、丸山定夫が1933年5月に朝日新聞に3回に分けて寄稿した『苦難に抗して』の一回目「有名無実になった分配金」と二回目「パンの心配」に詳しい。丸山は「僅な名声を利用して原稿を売ることの出来る者はそれをした」メンバーとして自分と「山本君」を挙げている。

            ^ 菅井幸雄の年譜によると、山本章太郎の死去は1929年8月8日。

            ^ 宮岸泰治の聞き書きでは、国府津に弟を見舞った際に藤田が同行したことがあり、少なくとも1929年以前から交際はあったことになる。藤田は1930年に新築地劇団の公演作に脚色や脚本補として参加している。1930年12月1日の読売新聞には、近く山本が藤田と結婚すると報じられた。東京朝日新聞記事の見出しにある「舞台で」とは、築地小劇場に関係者を集めて舞台で二人の結婚を披露する計画が立てられたことによる(実施されたかどうかは不明)。なお、自伝・評伝・年譜には結婚の具体的な年月についての記載がない。

            ^ 宮岸泰治によると、『女人哀詞』公演中に、長く姿を見せなかった父が楽屋を訪れ、祝儀を渡すと「お千代さん、おまえ、うまいね」と言って帰ったという。

            ^ 山本によると、木下が暮らしていた東大YMCAのクリスマス劇を手伝ったのがきっかけで、「『女人哀詞』に出演した頃のことだったかと思います」と記している。

            ^ 8月19日に両劇団の関係者が一斉に警視庁特高課に逮捕され、警察は両劇団に「国情に適しない」という理由で即時解散を「勧奨」した。新築地劇団は、長野県御嶽山での映画ロケから急を知って帰京した薄田研二が警察に連行されて解散を強要され、形式的な総会を開いて「自発的」な解散声明を作成した。

            ^ 1943年設立の日本映画学校 (戦前)とは別組織とみられる。

            ^ 山本の記述では、日本放送協会専属劇団一期生の講師を務めたのは「二年ばかり」の間だった。

            ^ 疎開直前には千駄ヶ谷の自宅は空襲の巻き添えで被害に遭っている。

            ^ 疎開を「3月」とするのは菅井幸雄の年譜による。山本自身は「疎開地に落ち着いたのは、敗戦の年の五月」と書いている。

            ^ 戻った時期について、山本安英は自伝で「その年(引用者注:1945年)の暮れに」と記し、宮岸泰治は「一九四六年一月」と書いている。

            ^ 「ぶどうの会」の正式な「第一回公演」は1950年10月の『夕鶴』東京公演だった。

            ^ 1961年には「政治と芸術に対する考え方のくい違い」により、7人が脱退して劇団「造形」を、また石橋健治、花形恵子ら6人も脱退して劇団「風」を設立していた。解散発表当時の報道では、直接のきっかけは10月に上演を準備していた『ザ・パイロット』(宮本研作)について「準備不足と劇団不統一」を理由に延期を主張する古参団員と予定通りの上演を求める若手演出家・団員の対立で、劇団の幹事会や企画委員会で延期をめぐって討議中に若手演出家の竹内敏晴(企画委員)が辞表を提出して9月3日の総会で退会したことから、解散を決めたとされている。

            ^ 8人は、岩波雄二郎・上原専禄・内田義彦・岡本太郎・木下順二・二世西川鯉三郎・野上弥生子・吉利和(よしとし やわら、医師で長年山本のかかりつけ医だった)。

            ^ 木下順二によると、1992年12月の時点で、勉強会は273回実施されていた。

            ^ 「アーチキユレーシヨン」はarticulationで、発音のこと。

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            ^ 宮岸泰治 2006, p. 169.

            ^ 菅井幸雄解説 1994, pp. 183–185.

            ^ 宮岸泰治 2006, pp. 102–105.

            山本安英『女優という仕事』岩波書店〈岩波新書〉、1992年12月21日。 

              木下順二「山本安英の仕事」『女優という仕事』岩波書店〈岩波新書〉、1992年12月21日、209-244頁。 

              山本安英『歩いてきた道』中央公論社〈中公文庫〉、1994年11月3日。 

                菅井幸雄「山本安英年譜」『歩いてきた道』中央公論社〈中公文庫〉、1994年11月3日、147-182頁。 

                菅井幸雄「解説」『歩いてきた道』中央公論社〈中公文庫〉、1994年11月3日、183-189頁。 

                宮岸泰治『女優 山本安英』影書房、2006年10月7日。 

                生方たつゑ『娶らざる詩人 大手拓次の生涯』東京美術、1973年。 

                砂古口早苗『起て、飢えたる者よ〈インターナショナル〉を訳詞した怪優★佐々木孝丸』現代書館、2016年10月28日。ISBN 978-4768457924。 

                堀川惠子『戦禍に生きた演劇人たち 演出家・八田元夫と「桜隊」の悲劇』講談社、2017年7月7日。ISBN 978-4-06-220702-7。 

                岡倉士朗・木下順二(編)『山本安英舞台写真集』未來社 1960年

                山本安英の会(編)『日本語の発見 ことばの勉強1』未來社 1969年

                山本安英の会(編)『きくとよむ ことばの勉強2』未來社 1974年

                山本安英の会(編)『自分のことばをつくる ことばの勉強3』未來社 1984年

                写真集 山本安英の仕事刊行会(編)『山本安英の仕事 写真集』同・刊行会・影書房、1991年

                木下順二(解説)、山本安英の会(編)薗部澄(撮影)『夕鶴 写真で読む』童牛社、1993年

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                第1回

                  井上靖

                  八代目松本幸四郎

                  間宮芳生

                  第2回

                    丹羽文雄

                    土門拳

                    第3回

                      吉川英治

                      小林正樹

                      安川加壽子

                      第4回

                        谷崎潤一郎

                        内村直也

                        八代目坂東三津五郎

                        第5回

                          舟橋聖一

                          新藤兼人

                          第6回

                            伊馬春部

                            三島由紀夫

                            第7回

                              野口冨士男

                              市川崑

                              第8回

                                三善晃

                                滝沢修

                                岡田謙三

                                第9回

                                  司馬遼太郎

                                  第10回

                                    杉村春子

                                    茂木草介

                                    東山魁夷

                                    岩田藤七

                                    第11回

                                      秋元松代

                                      平野謙

                                      棟方志功

                                      第12回

                                        東野英治郎

                                        山田洋次

                                        第13回

                                          大岡昇平

                                          白川義員

                                          第14回

                                            辻邦生

                                            宇野重吉

                                            第15回

                                              櫻間道雄

                                              第16回

                                                荒正人

                                                山田五十鈴

                                                第17回

                                                  仲代達矢

                                                  倉本聰

                                                  第18回

                                                    遠山一行

                                                    森繁久彌

                                                    第19回

                                                      寺田透

                                                      黒川紀章

                                                      第20回

                                                        有吉佐和子

                                                        飯沢匡

                                                        林忠彦

                                                        第21回

                                                          東敦子

                                                          篠山紀信

                                                          前進座

                                                          第22回

                                                            五代目河原崎國太郎

                                                            篠田一士

                                                            若杉弘

                                                            越路吹雪

                                                            第23回

                                                              森下洋子

                                                              藤原新也

                                                              第24回

                                                                佐多稲子

                                                                八代目松本幸四郎

                                                                林康子

                                                                第25回

                                                                  水上勉

                                                                  朝比奈隆

                                                                  三代目市川猿之助

                                                                  磯崎新

                                                                  第26回

                                                                    吉村昭

                                                                    佐々木昭一郎

                                                                    山本安英

                                                                    第27回

                                                                      竹西寛子

                                                                      第28回

                                                                        北村和夫

                                                                        安藤忠雄

                                                                        NHK交響楽団

                                                                        第29回

                                                                          芝木好子

                                                                          深町幸男

                                                                          第30回

                                                                            一柳慧

                                                                            吉田簑助

                                                                            渥美清

                                                                            第31回

                                                                              今村昌平

                                                                              木下順二

                                                                              第32回

                                                                                武満徹

                                                                                本多秋五

                                                                                森光子

                                                                                第33回

                                                                                  高井有一

                                                                                  第34回

                                                                                    三代目中村鴈治郎

                                                                                    佐々木昭一郎

                                                                                    山田太一

                                                                                    第35回

                                                                                      遠藤周作

                                                                                      松村禎三

                                                                                      橋田壽賀子

                                                                                      第36回

                                                                                        秋山和慶

                                                                                        幸田弘子

                                                                                        横尾忠則

                                                                                        第37回

                                                                                          今井信子

                                                                                          江成常夫

                                                                                          ひょうご舞台芸術「GHETTO」

                                                                                          第38回

                                                                                            古井由吉

                                                                                            小栗康平

                                                                                            黒柳徹子

                                                                                            馬場あき子

                                                                                            第39回

                                                                                              金石範

                                                                                              入沢康夫

                                                                                              五代目坂東玉三郎

                                                                                              宮崎駿

                                                                                              第40回

                                                                                                萩原葉子

                                                                                                森澄雄

                                                                                                十三代目片岡仁左衛門

                                                                                                第41回

                                                                                                  蜷川幸雄

                                                                                                  岡井隆

                                                                                                  河野多惠子

                                                                                                  高倉健

                                                                                                  第42回

                                                                                                    黒井千次

                                                                                                    大島渚

                                                                                                    吉永小百合

                                                                                                    第43回

                                                                                                      加藤幸子

                                                                                                      麻実れい

                                                                                                      鷹羽狩行

                                                                                                      第44回

                                                                                                        井上ひさし

                                                                                                        小澤征爾

                                                                                                        清岡卓行

                                                                                                        第45回

                                                                                                          高橋たか子

                                                                                                          七代目竹本住大夫

                                                                                                          第46回

                                                                                                            中村稔

                                                                                                            前登志夫

                                                                                                            観世栄夫

                                                                                                            沼尻竜典

                                                                                                            第47回

                                                                                                              谷川俊太郎

                                                                                                              三木卓

                                                                                                              奈良岡朋子

                                                                                                              西村朗

                                                                                                              李禹煥

                                                                                                              第48回

                                                                                                                内山玲子

                                                                                                                篠弘

                                                                                                                司修

                                                                                                                二代目中村吉右衛門

                                                                                                                篠原有司男

                                                                                                                第49回

                                                                                                                  岡本眸

                                                                                                                  野田秀樹

                                                                                                                  平岩弓枝

                                                                                                                  細江英公

                                                                                                                  森山良子

                                                                                                                  第50回

                                                                                                                    吉増剛造

                                                                                                                    舟越桂

                                                                                                                    永井路子

                                                                                                                    七代目尾上菊五郎

                                                                                                                    石内都

                                                                                                                    第51回

                                                                                                                      鳳蘭

                                                                                                                      隈研吾

                                                                                                                      関正人

                                                                                                                      辻原登

                                                                                                                      遠山慶子

                                                                                                                      金子兜太

                                                                                                                      第52回

                                                                                                                        秋山陽

                                                                                                                        大峯あきら

                                                                                                                        村上龍

                                                                                                                        森村泰昌

                                                                                                                        吉田都

                                                                                                                        加山雄三

                                                                                                                        第53回

                                                                                                                          石飛博光

                                                                                                                          菊畑茂久馬

                                                                                                                          津島佑子

                                                                                                                          豊竹咲大夫

                                                                                                                          坂茂

                                                                                                                          由紀さおり

                                                                                                                          第54回

                                                                                                                            高野公彦

                                                                                                                            辰野登恵子

                                                                                                                            谷村新司

                                                                                                                            テレビマンユニオン

                                                                                                                            十代目坂東三津五郎

                                                                                                                            荒木経惟

                                                                                                                            第55回

                                                                                                                              長田弘

                                                                                                                              平幹二朗

                                                                                                                              青木野枝

                                                                                                                              佐伯一麦

                                                                                                                              永六輔

                                                                                                                              第56回

                                                                                                                                飯守泰次郎

                                                                                                                                鍵和田秞子

                                                                                                                                隠崎隆一

                                                                                                                                船本芳雲

                                                                                                                                柳家小三治

                                                                                                                                松浦寿輝

                                                                                                                                第57回

                                                                                                                                  伊藤一彦

                                                                                                                                  桐竹勘十郎

                                                                                                                                  庄司紗矢香

                                                                                                                                  菅木志雄

                                                                                                                                  宮城谷昌光

                                                                                                                                  是枝裕和

                                                                                                                                  第58回

                                                                                                                                    石井ふく子

                                                                                                                                    河口龍夫

                                                                                                                                    黒沢清

                                                                                                                                    筒井康隆

                                                                                                                                    堤剛

                                                                                                                                    坂本冬美

                                                                                                                                    第59回

                                                                                                                                      有馬朗人

                                                                                                                                      遠藤利克

                                                                                                                                      髙村薫

                                                                                                                                      仲川恭司

                                                                                                                                      山路和弘

                                                                                                                                      熊川哲也

                                                                                                                                      第60回

                                                                                                                                        金森穣

                                                                                                                                        栗木京子

                                                                                                                                        内藤礼

                                                                                                                                        永井愛

                                                                                                                                        宮本輝

                                                                                                                                        大林宣彦

                                                                                                                                        第61回

                                                                                                                                          宇多喜代子

                                                                                                                                          逢坂剛

                                                                                                                                          草笛光子

                                                                                                                                          佐藤俊介

                                                                                                                                          塩田千春

                                                                                                                                          今野勉

                                                                                                                                          第62回

                                                                                                                                            青木淳

                                                                                                                                            西澤徹夫

                                                                                                                                            鵜山仁

                                                                                                                                            鴻池朋子

                                                                                                                                            高樹のぶ子

                                                                                                                                            水原紫苑

                                                                                                                                            「半沢直樹」

                                                                                                                                            第63回

                                                                                                                                              風間杜夫

                                                                                                                                              皆川博子

                                                                                                                                              下谷洋子

                                                                                                                                              高橋睦郎

                                                                                                                                              三島喜美代

                                                                                                                                              吉野直子

                                                                                                                                              第64回

                                                                                                                                                加藤登紀子

                                                                                                                                                遠藤彰子

                                                                                                                                                加藤健一

                                                                                                                                                桐野夏生

                                                                                                                                                永田和宏

                                                                                                                                                FAST

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                                                                                                                                                日本

                                                                                                                                                CiNii Books

                                                                                                                                                CiNii Research

                                                                                                                                                20世紀日本の女優

                                                                                                                                                日本の舞台女優

                                                                                                                                                朝日賞受賞者

                                                                                                                                                東京都区部出身の人物

                                                                                                                                                横浜市出身の人物

                                                                                                                                                神奈川学園高等学校出身の人物

                                                                                                                                                ライオン (企業) の人物

                                                                                                                                                結核に罹患した人物

                                                                                                                                                1902年生

                                                                                                                                                1993年没

                                                                                                                                                プロジェクト人物伝項目

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2025/01/27 11:03更新

yamamoto yasue


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1986年10月29日生まれの有名人 東京出身

狩野 恵里(かのう えり、1986年10月29日 - )は、テレビ東京アナウンサー。 東京都青梅市出身(実際の出生地は島根県松江市)。小学6年の途中から高校2年まで、アメリカ(テキサスに1年間、カリ…

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ルーク・ヨウスケ・クロフォード(Luke Yosuke Crawford、1986年10月29日 - )は、日本の俳優、ダンサー、プロデューサー。旧芸名Luke.c、ヨウスケ・クロフォード。アトリエ・…

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水野 ゆふ(みずの ゆう)
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水野 ゆふ(みずの ゆう、1965年10月29日 - )は、日本の女優。東京都出身。身長157cm、血液型はO型。オフィスPAC所属。 殿さま風来坊隠れ旅 ハムレット(三百人劇場) - オフィーリア…


深森 らえる(ふかもり らえる)
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深森 らえる(ふかもり らえる、10月29日 - )は、日本の女性声優、女優。東京都出身。アル・シェア所属(業務提携)。 東京大学文学部言語文化学科卒業。 以前はTABプロダクションに所属していた…

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羽佐間 正雄(はざま まさお、1931年10月29日 - )は、日本のフリーアナウンサー。元NHKアナウンサー。 東京都出身(福岡県出身とするものもある)。俳優・声優の羽佐間道夫は実弟、フジサンケイ…

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周防 正行(すお まさゆき、1956年10月29日 - )は、日本の映画監督、脚本家。太田出版監査役。 東京都目黒区に生まれ、その後神奈川県川崎市で過ごす。幼少時は野球好きで、野球をするために中学は…

並河 萬里(なみかわ ばんり)
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並河 萬里(なみかわ ばんり、1931年10月29日 - 2006年5月7日)は、日本の写真家。並河亮の子。 東京出身。第二次大戦中、疎開で島根県松江市に住む。 明星学園高等部卒。日本大学芸術学部…

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むた あきこ(1963年10月29日 - )は、日本の女性声優。東京都出身。東京俳優生活協同組合所属。本名は牟田 彰子(むた あきこ)。 1988年、俳協演劇研究所16期卒業。 声種はメゾソプラノ…


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山本 かおり(やまもと かおり)
1987年10月6日生まれの有名人 神奈川出身

South to North Factory(2011年10月 - 2016年7月) 山本 かおり(やまもと かおり、1987年10月6日 - )は、日本の女性シンガーソングライター、作曲家。めろん…

山本 薫_(アナウンサー)(やまもと かおる)
1972年4月20日生まれの有名人 福井出身

山本 薫(やまもと かおる、1972年4月20日 - )は、元テレビ東京男性アナウンサーである。 早稲田大学卒業後、テレビ東京入社。 アメリカの人気プロレス団体WWE(当時WWF)の実況中継を担当した…

山本 清治_(政治家)(やまもと せいじ)
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山本 清治(やまもと せいじ、1931年〈昭和6年〉1月1日 - 2013年〈平成25年〉6月28日)は、日本の政治家。広島県三原市長(2期)。 広島県出身。広島県立忠海高等学校卒業。三原市役所に入…

山本 昌邦(やまもと まさくに)
1958年4月4日生まれの有名人 静岡出身

山本 昌邦(やまもと まさくに、1958年4月4日 - )は、静岡県沼津市出身の元サッカー選手、サッカー指導者。サムデイ所属。 国士舘大学時代から冷静な判断と鋭いタックルが売り物のディフェンダーとし…

山本 脩斗(やまもと しゅうと)
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山本 脩斗(やまもと しゅうと、1985年6月1日 - )は、岩手県盛岡市出身の元プロサッカー選手。現役時代のポジションはディフェンダー(左右のサイドバック)。元日本代表。 高校時代は岩手の盛岡商業…


山本 真純(やまもと ますみ)
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山本 真純(やまもと ますみ、1976年6月11日 - 2010年7月27日)は、元日本テレビアナウンサー。血液型はO型。1999年入社。 東京都杉並区出身。 豊島岡女子学園高等学校、学習院大学理学…

山本 文郎(やまもと ふみお)
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山本 文郎(やまもと ふみお、1934年〈昭和9年〉12月23日 - 2014年〈平成26年〉2月26日)は、日本のフリーアナウンサー、司会者、タレント。TBSアナウンサー5期生。愛称は文さん(ぶんさ…

山本 賢太(やまもと けんた)
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山本 賢太(やまもと けんた、1998年〈平成10年〉4月11日 - )は、フジテレビのアナウンサー。 東京都板橋区出身。板橋区立赤塚第一中学校、慶應義塾高等学校、慶應義塾大学商学部卒業。野球歴は1…

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山本 恵里伽(やまもと えりか、1993年10月8日 - )は、TBSテレビのアナウンサー。 熊本県熊本市出身。熊本市立西原中学校、熊本県立済々黌高等学校を経て、明治大学文学部文学科演劇学専攻に進学…

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山本 雪乃(やまもと ゆきの)
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山本 雪乃(やまもと ゆきの、1991年12月22日 - )は、テレビ朝日のアナウンサー。 岡山県岡山市出身。 朝日塾幼稚園・小学校、岡山白陵中学校・高等学校、早稲田大学文学部教育学コース卒業。 …

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