五木寛之の情報(いつきひろゆき) 作家 芸能人・有名人Wiki検索[誕生日、年齢、出身地、星座]
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■名前・氏名 |
五木寛之と関係のある人
西東三鬼: 三鬼自身、ダンス、乗馬、ゴルフ、ギター、マンドリン、油絵などをよくし、口髭とベレー帽がトレードマークであったといい、五木寛之は「ヨーロッパの一神教的な発想からはとらえれられない混沌としたアジア的人間」と三鬼を評している。 小田島雄志: テレビ番組「すばらしき仲間」では、阿佐田哲也、五木寛之、畑正憲と麻雀をし、小田島は麻雀最高の手「九蓮宝燈」をテンぱったという。 石川達三: 1975年の日本ペンクラブ会長就任時には、「言論の自由には絶対に譲れぬ自由と、譲歩できる自由の二種類あり、ポルノなどは後者に属する」という「二つの自由」発言が波紋を呼び、五木寛之理事ら改革派の若手会員からは抗議を受けた。 山田詠美: 候補外であったが選考委員の五木寛之の強い推薦があり受賞に至った。 内海利勝: 内田は『ニューミュージック・マガジン』1973年5月号の五木寛之との対談で「ぼくはロックってのは基本的にはロックンロールだと思うンですけどね」と発言している。 矢崎泰久: 1972年には、ATG映画「変奏曲」の製作を担当(監督は中平康、原作は五木寛之、共同製作は大木舜二、多賀祥介)。 梶山季之: 五木寛之は南大門小学校の後輩である。 井上陽水: 1976年に『青空ふたり旅』として出版された五木寛之との対談をきっかけに、まず「話の特集」の矢崎泰久がベトナムに行く時の壮行麻雀大会に五木に連れて行かれ、そこで矢崎、ばばこういち、阿佐田哲也に会い、この後、長谷川和彦と知り合い、長谷川に近代麻雀に出ないかと誘われて田村光昭に会い、その繋がりで長門裕之、黒鉄ヒロシ、畑正憲らと知り合った。 若山弦蔵: さらばモスクワ愚連隊(五木寛之) 平原綾香: 8月、BS-TBS「昭和…愛しき歌よ!~五木寛之・わが人生の歌がたり」~出演 岡田武史: 当時流行っていた五木寛之の小説『青春の門』の主人公に憧れ、早稲田大学を目指す。 藤圭子: 五木寛之は「1970年のデビューアルバムを聞いたときの衝撃は忘れがたい。 須磨佳津江: 作家・五木寛之が語る 日本人の愛唱歌(司会、2006年7月17日、同年11月23日、2007年07月16日、ラジオ第1) 有馬頼義: 1963年(昭和38年)の『小説現代』創刊以来の新人賞選考委員を務め、受賞者の五木寛之、中山あい子、北原亞以子らもこの中におり、落選した立松和平も有馬家で作家修行をした。 見城徹: 五木寛之、村上龍、山田詠美、吉本ばなな、篠山紀信、北方謙三の単行本6冊を発刊し、幻冬舎は船出した。 植田康夫: 『白夜の旅人 五木寛之』大成出版社 1972年/改訂版 ブレーン 2012年 見城徹: 五木寛之も角川書店には新作を書いてもらえない作家のひとりだった。 リチャード=バック: 『かもめのジョナサン』五木寛之訳 新潮社 1974 のち文庫 平岡正明: 論評対象は、筒井康隆、五木寛之、山田風太郎、山口百恵、河内音頭、三波春夫、大山倍達など。 五木ひろし: 2005年、「ふりむけば日本海」は芸名を頂戴した五木寛之と初めてコラボレーションした。 松岡正剛: 1990年に放送がはじまった『日本人のこころ』(NHK)では、五木寛之、田中優子とともにレギュラー出演し、日本各地を歩き回りながら、日本文化に潜む魅力とその可能性について討論を交した。 田村孟: 原作・五木寛之。 黒木瞳: 出身地・黒木町(くろぎまち)に因み同郷の五木寛之(八女市出身で同じ中学の先輩でもある)が「黒木瞳」と命名。 寺田滝雄: 「白夜わが愛」/「さまよい人の詩」1979年、『白夜わが愛』作詞:五木寛之 中西俊彦: NHK人間講座 五木寛之篇 川崎彰彦: 在学中は五木寛之、三木卓らと交流。 玄侑宗久: 『息の発見』五木寛之 平凡社 2008 のち文庫 宮谷一彦: 海を見ていたジョニー(原作:五木寛之)(女性自身、1970/3/21~5/9・16) 岡田和子: 五木寛之の世界 古謝美佐子: 講演会にゲストとしてしばしば招き、民謡「二見情話」のヤマトグチ訳を提供するなど古謝ファンとしても知られる作家の五木寛之が賛辞を寄せた。 |
五木寛之の情報まとめ
五木 寛之(いつき ひろゆき)さんの誕生日は1932年9月30日です。福岡出身の作家のようです。
映画、退社、テレビ、結婚、卒業、事件、ドラマ、現在、引退、兄弟、離婚に関する情報もありますね。去年の情報もありました。
五木寛之のプロフィール Wikipedia(ウィキペディア)五木 寛之(いつき ひろゆき、1932年〈昭和7年〉9月30日 - )は、日本の小説家・随筆家。福岡県出身。旧姓は松延(まつのぶ)。日本芸術院会員。 少年期に朝鮮半島から引揚げ、早稲田大学露文科中退。作詞家を経て『さらばモスクワ愚連隊』でデビュー。『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞受賞。反体制的な主人公の放浪的な生き方(デラシネ)や現代に生きる青年のニヒリズムを描いて、若者を中心に幅広い層にブームを巻き起こした。その後も『青春の門』をはじめベストセラーを多数発表。1990年代以降は『大河の一滴』など仏教、特に浄土思想に関心を寄せた著作も多い。 1932年、教員の松延信蔵とカシエの長男として福岡県八女郡に生まれる。生後まもなく、日本統治時代の朝鮮に渡り、父の勤務に付いて全羅道、京城など朝鮮各地に移る。少年時代は、父から古典の素読や剣道、詩吟を教えられ、小説や物語を読むことを禁じられたが、友人から借りた山中峯太郎、南洋一郎、坪田譲治、佐々木邦、江戸川乱歩などを隠れて愛読した。第二次世界大戦終戦時は平壌にいたが、ソ連軍進駐の混乱の中で母は死去、父とともに幼い弟、妹を連れて38度線を越えて開城に脱出し、1947年に福岡県に引き揚げる。 引き揚げ後は父方の祖父のいる三潴郡、八女郡などを転々とし、行商などのアルバイトで生活を支えた。1948年に(旧制)福岡県立八女中学校に入学、ゴーゴリやチェーホフを読み出し、同人誌に参加してユーモア小説を掲載。福岡県立福島高等学校に入学してからはツルゲーネフ、ドストエフスキーなどを読み、テニス部と新聞部に入って創作小説や映画評論を掲載した。1952年に早稲田大学第一文学部露文科に入学。横田瑞穂に教えを受け、ゴーリキーなどを読み漁り、また音楽好きだった両親の影響で、ジャズと流行歌にも興味を持った。生活費にも苦労し、住み込みでの業界紙の配達など様々なアルバイトや売血をして暮らした。『凍河』『現代芸術』などの同人誌に参加し、また詩人の三木卓とも知り合う。1957年に学費未納で早稲田大学を抹籍された(後年、作家として成功後に未納学費を納め、抹籍から中途退学扱いとなる)。また、この頃に父を亡くす。 大学抹籍以降、創芸プロ社でラジオのニュース番組作りなどいくつかの仕事を経て、業界紙『交通ジャーナル』編集長を務めるかたわら、知人の音楽家加藤磐郎の紹介で三木トリローの主宰する三芸社でジングルのヴァース(CMソングの詞部分)の仕事を始める。CMの仕事が忙しくなって新聞の方は退社し、CM音楽の賞であるABC賞を何度か受賞。PR誌編集や、『家の光』『地上』誌などでのルポルタージュやコラムの執筆、テレビ工房に入り放送台本作家としてTBS『みんなで歌おう!』などのテレビやラジオ番組の構成を行う。また野母祐、小川健一と3人で「TVペンクラブ」を立ち上げ、NHKテレビ『歌謡寄席』制作、『うたのえほん』『いいものつくろ』構成などを手がける。大阪労音の依頼で創作ミュージカルを書き、クラウンレコード創立に際して専属作詞家として迎えられ、学校・教育セクションに所属し、童謡や主題歌など約80曲を作詞した。 1965年には、石川県選出の衆議院議員(のち金沢市長)岡良一の娘で、学生時代から交際していた岡玲子と結婚。岡家の親類で跡継ぎがなかった五木姓を名乗る。日本での仕事を片付けて、1965年にかねてから憧れの地であったソビエト連邦や北欧を妻とともに旅する。帰国後は精神科医をしていた妻の郷里金沢で、マスコミから距離を置いて暮らし、小説執筆に取りかかる。 1966年、『さらばモスクワ愚連隊』により第6回小説現代新人賞を受賞。引き続き第55回直木賞候補となった。同作は堀川弘通監督により映画化されるなど、五木の出世作となったが、後述のエッセイ『風に吹かれて』によると登場人物の少年(ミーシャ)はソ連の首都モスクワで出会ったジャズ好きの少年をモデルとしており、作中には「非行少年」を意味するロシア語の「スチリャーガ」という言葉も出てくる。映画化に際してはこうした描写を問題視した駐日ソ連大使館から「ソ連の否定的側面のみを拡大誇張して書かれた反ソ的作品」と強い圧力が加わり、現地ロケも認められなかった。そして五木自身も発表から20年以上、1988年までソ連を再訪することはできなかった。 1966年には馬淵玄三をモデルにした小説『艶歌』も発表。同作は舛田利雄監督により『わが命の唄 艶歌』として映画化されるなど、音楽ジャンル「演歌」の確立に大きくかかわる。 1967年、ソ連作家の小説出版を巡る陰謀劇『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞を受賞。同年『週刊読売』に連載されたエッセイ『風に吹かれて』は、刊行後から2001年までの単行本・文庫本の合計で460万部に達した。1967年には若いジャズ・トランペッターの冒険を描いた『青年は荒野をめざす』を『平凡パンチ』に連載し、同名の曲を自身の作詞でザ・フォーク・クルセダーズが歌ってヒットした。1969年には雑誌『週刊現代』で『青春の門』掲載を開始した。 1970年、神奈川県横浜市に移住。テレビ番組『遠くへ行きたい』で永六輔、野坂昭如、伊丹十三らと制作に加わった。 1972年から一度目の休筆に入る。休筆期間中の1973年、金沢市出身の文豪泉鏡花にちなんだ泉鏡花文学賞、泉鏡花記念金沢市民文学賞の設立に関わり、創設以来審査委員を務める。また1973年7月号から12月号まで『面白半分』編集長を務める。 1974年、執筆活動を再開。リチャード・バック『かもめのジョナサン』の翻訳を刊行、ベストセラーとなる。1975年、『日刊ゲンダイ』でエッセイ『流されゆく日々』の連載を開始した。このエッセイは、2023年時点も続く長寿連載となる(2008年に連載8000回の世界最長コラムとしてギネス世界記録に認定、2016年には連載10000回を達成)。この頃から頸肩腕症候群に悩まされるようになる。1976年、『青春の門・筑豊編』により、第10回吉川英治文学賞を受賞。 1980年、仕事を手伝っていた5歳下の弟を亡くした。その心の痛手から1981年からは再び執筆活動を3年間休止し、京都に移り住み龍谷大学の聴講生となり、仏教と仏教史を学ぶ。蓮如による講の組織になどに関心を持った。以後、蓮如については、講演、エッセイ、戯曲などで盛んに取り上げており、テレビ『NHK人間大学』で語った内容は『蓮如 聖俗具有の人間像』として刊行された。戯曲『蓮如 われ深き淵より』は蓮如五百回忌記念前進座公演で、嵐圭史主演で上演された。 1984年に山岳民の伝説を題材にした『風の王国』で、執筆活動を再開した。1985年に国鉄のキャンペーン「エキゾチックジャパン」をプロデュース。1987年にトルコ、1988年にソ連(ロシア)、東西ベルリン、1990年にポーランド、ソビエト連邦の崩壊後の1992年にロシア再訪など、世界各地を精力的に回る(『世界漂流』による)。ポーランドの民主革命の際には「ワレサはポーランドの蓮如である」と発言して物議をかもした。吉川英治文学賞、坪田譲治文学賞、小説すばる新人賞選考委員なども務め、特に直木賞選考委員は1978年から32年間にわたり務めた。1998年には『大河の一滴』がベストセラーとなり、2001年に同タイトルが映画化されるなど、五木を知らない世代にもその名を知らしめた。2002年、菊池寛賞を受賞。2003年から2年間、全国の100の仏教寺院を巡り『百寺巡礼』を執筆。2004年に仏教伝道文化賞、2009年にはNHK放送文化賞を受賞。2010年には『親鸞』上・下により、第64回毎日出版文化賞特別賞を受賞した。2022年、日本芸術院会員に選出される。 1932年 福岡県八女市にて誕生。 1948年 (旧制)福岡県立八女中学校入学。 1952年 福岡県立福島高等学校卒業、早稲田大学第一文学部入学。 1957年 早稲田大学第一文学部抹籍。 1965年 結婚。 1972年 休筆(1974年まで)。 1981年 休筆(1984年まで)。 1966年:第6回小説現代新人賞(『さらばモスクワ愚連隊』) 1967年:第56回直木賞(『蒼ざめた馬を見よ』) 1970年 「鳩のいない村」(キングレコード)で日本作詩家協会賞作品賞 1976年:第10回吉川英治文学賞(『青春の門・筑豊編』) 2002年:菊池寛賞 2004年:仏教伝道文化賞 2009年:NHK放送文化賞 2010年:第64回毎日出版文化賞特別賞(『親鸞』上・下) 2015年:第57回日本レコード大賞・功労賞 小説現代新人賞 1970 - 1984年 九州芸術祭文学賞 1971 - 2017年 太陽賞 1971 - 1986年 パイオニア旅行記賞・日本旅行記賞 1972 - 1973年、1975年 泉鏡花文学賞 1973 - 木村伊兵衛写真賞 1975年 直木三十五賞 1978 - 2010年 江戸川乱歩賞 1980 - 1981、1991 - 1994年 坪田譲治文学賞 1988 - 2017年 小説すばる新人賞 1988 - 吉川英治文学賞 1991 - 斎藤緑雨賞 1993 - 1996年 日本ミステリー文学大賞 1997 - 2000年 また『面白半分』編集長時代には「日本腰巻文学大賞」を創設している。 初期作品には、朝鮮から引き揚げて福岡、東京、金沢と移り住んだ経歴からくるデラシネの思想が滲む。ジャズをテーマにしたデビュー作『さらばモスクワ愚連隊』『GIブルース』そして長篇『海を見ていたジョニー』などや、演歌の世界を描いた『艶歌』など音楽を題材にしたもの、憧れの地であった北欧を舞台にした『霧のカレリヤ』などがある。これらは『小説現代』『オール読物』などの中間小説誌に発表されたが、五木自身は作品集『さらばモスクワ愚連隊』後記で「自分の作品を、いわゆる中間小説とも大衆文学とも思ってはいない。私は純文学に対応するエンターテインメント、つまり〈読物〉を書いたつもりである。」と述べている。『蒼ざめた馬を見よ』は1966年にアンドレイ・シニャフスキーとユーリ・ダニエルが作品を西側諸国で出版して逮捕された事件に着想を得て、「伝奇小説的なスケールの大きさ」「地理的なスケールをこえて、近来に類を見ない精神宇宙のサスペンス・ドラマ」「詩的で熱っぽく潔癖な文章」(今官一)、「人間の、人間に対する差別、人間に対する侮辱、残酷さ、(略)それを描こうとするあなたの文学を読んでいると、ものすごい未来を感じるんだ」(羽仁五郎)といった賞賛を得た。 初の週刊誌連載『青年は荒野をめざす』は、ゲーテ『ウィルヘルム・マイスターの遍歴時代』をモデルにしたジャズミュージシャンの海外遍歴小説で、連載開始時には「現代のインターナショナルなものと、ナショナルなものの衝突を試みよう」と語っており、また連載終了時に続編を書くつもりでいたが、ついに書かれることはなく、これはインターナショナルなものの核として捉えられていたジャズが、その後の音楽シーンの変化においてアメリカ合衆国の国粋音楽として国家と権力の保護下に置かれるようになったという五木の見解によるとも指摘されている。 金沢時代にスペイン内戦に関心を持ち、1967年から68年にかけて『週刊文春』に連載した『裸の町』から『スペインの墓標』『戒厳令の夜』へと続く、現代史を題材にとった系列がある。また1967年に『スポーツニッポン』に連載した『狼のブルース』はいわゆる事件屋を主人公とする社会派アクション小説で、物語終盤では政治権力に利用されたことを覚った主人公が「テロは敗北者の抵抗だ。だが――」と自問するなど、五木作品にしては珍しく暴力的なものへの志向をうかがわせる異色作。そのためか、本作は1970年まで書籍化が見送られた。一方、少年期から居住地を転々と変えたことから、非定住、放浪の生活への関心が強く、1968年に5月革命ただ中のフランス首都パリに旅行した時の体験を踏まえた『デラシネの旗』などがある。 こうした硬派な作品群の一方、1967年から68年にかけて地方紙7紙に連載した『恋歌』以後、恋愛小説も精力的に発表。1968年から76年まで足掛け8年に渡って『婦人画報』に連載した『朱鷺の墓』は日露戦争を題材にとったスケールの大きな恋愛小説。また『水中花』『夜明けのタンゴ』『冬のひまわり』『哀しみの女』はネオ・シティロマンと称された。こうした硬軟取り混ぜたアプローチについて、1度目の休筆後、最初の作品となる『凍河』のあとがきでは「革命だの学問だのが男子一生の仕事であるならば、男と女の惚れたはれたもまた人生の大事業だ。」と記している。 自伝的な作品も多く、『こがね虫たちの夜』(1969年)は学生時代の、同学の友人高杉晋吾、三木卓、川崎彰彦、野川洸らとの生活をモデルにしたもの。また代表作でもある『青春の門』は少年時代に住んだ筑豊を舞台に、独特の「キリクサン」と呼ばれるきびきびした気質を受け継いだ主人公の成長を追うビルドゥングスロマン的な作品で、第八部まで書き継がれる大作となった。 デラシネ(根無し草)を自認する五木ではあるが、金沢への思いはことのほか強いようで、金沢やその近郊を舞台にした作品には『浅の川暮色』(主計町が舞台)、『風花のひと』(尾山町が舞台)、『朱鷺の墓』(卯辰山や東山茶屋街が舞台)、『聖者が街へやってきた』(香林坊や中央公園が舞台)、『小立野刑務所裏』、『金沢望郷歌』などがあり、『内灘夫人』ではかつて学生時代に内灘闘争を経験した女性の生き方を描いている。『恋歌』でも内灘出身の女性が出てくる。 また金沢はかつて尾山御坊(金沢御堂)を拠点に戦われた加賀一向一揆の震源地でもあり、2度目の休筆中にその思想的指導者だった蓮如に興味を持ち、蓮如を主人公とする戯曲『蓮如 われ深き淵より』や小説『蓮如物語』を著した。さらに近年は浄土真宗の宗祖である親鸞の生涯を綴る大河小説『親鸞』3部作を著すなど、当初の現代的な作風からは様変わりした創作活動を繰り広げている。 『さらばモスクワ愚連隊』(作品集)講談社 1967年、のち角川文庫、新潮文庫 『蒼ざめた馬を見よ』(作品集)文藝春秋 1967年、のち文庫 『海を見ていたジョニー』(作品集)講談社 1967年、のち新潮文庫 『青年は荒野をめざす』文藝春秋 1967年(『平凡パンチ』1967年3月27日-10月30日号)、のち文庫 『幻の女』(作品集)文藝春秋 1968年、のち文庫 『裸の町』文藝春秋 1968年、のち文庫 『男だけの世界』中央公論社 1968年、のち角川文庫、中公文庫 『恋歌』講談社 1968年、のち文庫 『ソフィアの秋』(海外小説集)講談社 1969年、のち講談社文庫、新潮文庫 『内灘夫人』新潮社 1969年、のち新潮文庫 『朱鷺の墓』新潮社 1969-1978年、のち新潮文庫(1970年、NHK連続ドラマ。1973年、松竹現代劇)
『朱鷺の墓 風花の章』1970年 『朱鷺の墓 愛怨の章』1972年 『朱鷺の墓 流水の章』1978年 『デラシネの旗』文藝春秋 1969年、のち文春文庫 『ヒットラーの遺産』(作品集)光文社カッパ・ノベルス 1969年、のち講談社文庫 『涙の河をふり返れ』(作品集)文藝春秋 1970年、のち文春文庫 『狼のブルース』講談社 1970年(『スポーツニッポン』1967年3月1日-9月30日)、のち旺文社文庫、講談社文庫 『こがね虫たちの夜』(作品集)河出書房新社 1970年、のち角川文庫、講談社文庫、旺文社文庫 『青春の門』講談社、1970年-2016年、のち文庫、同新版
自立篇 (1971年-1972年) 放浪篇 (1973年-1974年) 堕落篇 (1976年-1977年) 望郷篇 (1979年) 再起篇 (1980年) 挑戦篇 (1993年) 風雲篇 (2016年) 『樹氷』文藝春秋 1970年 のち文庫 『白夜物語』(北欧小説集)角川書店 1970年、のち文庫 『四月の海賊たち』(作品集)文藝春秋 1971年、のち文庫、旺文社文庫 『にっぽん三銃士』(上・下)新潮社 1971年、のち新潮文庫 『ユニコーンの旅』(作品集)文藝春秋 1971年、のち文春文庫 『わが憎しみのイカロス』文藝春秋 1972年、のち文春文庫 『鳩を撃つ』新潮社 1972年、のち新潮文庫 『変奏曲』新潮社 1973年、のち新潮文庫 『夜のドンキホーテ』河出書房新社 1973年、のち角川文庫 『にっぽん退屈党』文藝春秋 1973年、のち文庫 『白夜草紙』文藝春秋 1975年(『文藝春秋』1971年1-12月号)、のち文春文庫 『スペインの墓標』実業之日本社 1976年、のち文春文庫、『哀愁のパルティータ 南欧小説集』集英社文庫 『戒厳令の夜』新潮社 1976年、のち新潮文庫 『凍河』文藝春秋 1976年、のち文庫、集英社文庫。初出は朝日新聞の連載。 『海峡物語』講談社 1977年、のち文庫、双葉文庫 『遥かなるカミニト』角川書店 1977年、のち文庫 『燃える秋』角川書店 1978年、のち文庫、講談社文庫、集英社文庫 『日ノ影村の一族』文藝春秋 1978年、のち文庫 『浅の川暮色』文藝春秋 1978年、のち文庫 『風花のひと』講談社 1979年(『小説現代』1979年1-5月号)、のち文庫 『水中花』新潮社 1979年、のち文庫 『四季・奈津子』集英社 1979年(『MORE』1977年7月-1979年7月号)、のち文庫
『四季・布由子』集英社 1992年、のち文庫 『四季・亜紀子』集英社 2000年、のち文庫 『男と女のあいだには』新潮社 1979年、のち文庫 『夜明けのタンゴ』新潮社 1980年、のち文庫 『さかしまに』文藝春秋 1981年、のち文庫 『鳥の歌』講談社 1982年(『読売新聞』1977年10月28日-1978年10月15日)、のち文庫、集英社文庫 『風の王国』新潮社 1985年、のち文庫 『冬のひまわり』新潮社 1985年、のち文庫 『ヤヌスの首』文藝春秋 1985年、のち文庫 『メルセデスの伝説』講談社 1985年、のち文庫 『旅の幻灯』(自伝小説)講談社 1986年、のち文庫 『哀しみの女』新潮社 1986年、のち文庫 『旅の終りに』サンケイ出版 1986年、のち講談社文庫、双葉文庫 『疾れ!逆ハンぐれん隊』part 1-13 講談社 1986年-1990年、のち文庫 『ガウディの夏』角川書店 1987年、のち文庫 『朱夏の女たち』文化出版局 1987年、のち新潮文庫 『大人の時間』新潮社 1987年、のち文庫 『フランチェスカの鐘』新潮社 1988年、のち文庫 『雨の日には車をみがいて』角川書店 1988年、のち文庫、集英社文庫 『奇妙な味の物語』集英社 1988年、のち文庫 『金沢望郷歌』文藝春秋 1989年、のち文庫 『野火子の冒険』角川書店 1990年、のち文庫 『ワルシャワの燕たち』集英社 1991年、のち文庫 『晴れた日には鏡をわすれて』角川書店 1992年、のち文庫 『レッスン』光文社 1992年、のち新潮文庫 『ステッセルのピアノ』文藝春秋 1993年、のち文庫 『蓮如物語』角川書店 1995年、のち文庫 『物語の森へ 全・中短篇ベストセレクション』東京書籍 1996年 『ハオハオ亭忘憂録』角川書店「ハオハオ!」文庫 1998年 『サイレント・ラブ』角川書店 2002年 『親鸞』(上・下)講談社 2010年、のち文庫 『親鸞 激動篇』(上・下)講談社 2012年、のち文庫 『怨歌の誕生』(短編集)双葉文庫 2013年 『親鸞 完結篇』(上・下)講談社 2014年、のち文庫 『金沢あかり坂』(短編集)文春文庫 2015年 『蓮如 われ深き淵より』中央公論社、1995年(『中央公論』1995年1-4月号)のち文庫 『旅の終りに』文藝春秋(平成梁塵秘抄劇シリーズ) 2002年、のち文庫 1979年から80年にかけて、『GORO』誌上で対談+音楽会の「論楽会」を連載。第1回(渋谷)では岡本太郎、ソンコ・マージュらがゲスト、第2回(原宿)では平岡正明、山崎ハコ、藤真利子、第3回(早稲田)、第4回(帯広)、第5回(銀座)、第6回(福岡)で開催され、『五木寛之論楽会 歌いながら夜を往け』として書籍化された。 1999年に『家庭画報』で、塩野七生とのローマでの対談「異邦人対談」を1年間連載。好きな俳優として佐分利信、森雅之、久我美子、ルイ・ジューヴェ、フランソワーズ・アルヌールを挙げている(『おとな二人の午後』)。 『風に吹かれて』読売新聞社 1968年、のち角川文庫。のち新潮文庫、講談社文庫、潮文庫、旺文社文庫、集英社文庫。 『にっぽん漂流』文藝春秋 1970年、のち文春文庫 『五木寛之の本』KKベストセラーズ、1970年 『ゴキブリの歌』毎日新聞社、1971年。のち新潮文庫、講談社文庫、集英社文庫。 『地図のない旅』講談社、1972年。のち文庫、角川文庫、新潮文庫、集英社文庫。 『深夜の自画像』創樹社、1974年。のち文春文庫。 『視想への旅立ち』河出書房新社、1975年。のち文庫。 『異国の街角で』文藝春秋、1975年。のち集英社文庫。 『深夜草紙』全6巻、朝日新聞社、1976年~1981年。のち文春文庫。 『男が女をみつめるとき』主婦と生活社、1979年。のち集英社文庫、講談社文庫。 『重箱の隅』文藝春秋、1979年重箱(『夕刊フジ』1975年12月10日~1976年4月11日)、のち文庫。 『なにを飲みますか? 女と男のスクランブル会話帖』主婦と生活社、1980年 『歌いながら夜を往け 五木寛之論楽会』小学館、1981年。のち集英社文庫。 『ポケットの中の記憶 エッセイ抄』主婦と生活社、1982年。のち集英社文庫。 『流されゆく日々』全10巻、PHP研究所、1983年~1985年。のち講談社文庫。 『忘れえぬ女性たち』集英社、1985年。のち改題『ふりむかせる女たち』角川文庫、1995年。 『ふり向けばタンゴ』ネスコ、1987年。のち文春文庫。 『僕のみつけたもの』集英社、1988年。のち文庫。 『世界漂流』集英社、1992年。のち文庫。 『午後の自画像』角川書店、1992年。のち文庫。 『ちいさな物みつけた』集英社、1993年。のち文庫。 『日本幻論』新潮社、1993年(講演集)、のち文庫。 『ソフィアの歌』新潮社、1994年6月20日。のち新潮文庫、1997年7月1日。初出は『小説新潮』1992年5月号~7月号で、『ソフィアの歌 巡礼』のタイトルで短期集中連載された。こちらは大黒屋光太夫が持ち帰ったとされる「ソフィアの歌」がテーマで、短編小説『ソフィアの秋』(1969)とは全く別作品につき注意。 『生きるヒント』全5巻、文化出版局、1993年~1997年。のち角川文庫。 『風の旅人への手紙』旅行読売出版社、1993年。のち改題『旅人よ!』角川文庫、1996年。 『蓮如 聖俗具有の人間像』岩波新書、1994年 『みみずくの散歩』幻冬舎、1994年。のち文庫。 『風の幻郷へ 全エッセイ・ベストセレクション』東京書籍、1994年 『みみずくの宙返り』幻冬舎、1994年。のち文庫。 『若き友よ。若い友人への28通の手紙』幻冬舎、1995年。のち改題『友よ。』幻冬舎文庫、1998年。 『日記 十代から六十代までのメモリー』岩波新書、1995年 『青い鳥のゆくえ』朝日新聞社、1995年。のち角川文庫。 『デビューのころ』集英社、1995年。のち改題『僕はこうして作家になった』幻冬舎文庫、2005年。 『こころ・と・からだ』集英社、1996年。のち文庫。 『他力 大乱世を生きる一〇〇のヒント』講談社、1998年。のち講談社文庫、幻冬舎文庫。 『夜明けを待ちながら』東京書籍 1998年。のち改題『人生案内』角川文庫、2000年。のち原題に再改題、幻冬舎文庫。 『大河の一滴』幻冬舎、1998年。のち文庫、幻冬舎新書ゴールド。 『風の記憶』角川書店、1999年。のち文庫。 『人生の目的』幻冬舎、1999年。のち文庫。 『知の休日 退屈な時間をどう遊ぶか』集英社新書、1999年 『こころの天気図』講談社、2000年。のち文庫。 『よろこびノートかなしみノート』朝日出版社、2000年 『風の言葉 五木寛之ベストセレクション』東京書籍、2001年 『日本人のこころ』全6巻、講談社、2001年~2002年 『情の力 日本人のこころ抄』講談社、2002年 『愛に関する十二章』角川書店、2002年。のち改題『愛について:人間に関する12章』角川文庫、2004年。 『運命の足音』幻冬舎、2002年。のち文庫。 『不安の力』集英社、2003年。のち文庫。 『百寺巡礼』全10巻、講談社、2003年~2005年。のち文庫。 『みみずくの夜メール』全2巻 朝日新聞社 2003年~2005年。のち幻冬舎文庫。 『生きる言葉 五木寛之のパワートーク』幻冬舎、 2003年 『百の旅千の旅』小学館、2004年 『旅のヒント』東京書籍、2004年 『元気 人はみな元気に生まれ元気の海へ還る』幻冬舎、2004年。のち文庫。 『養生の実技 つよいカラダでなく』角川oneテーマ21、2004年 『みみずくの日々好日』幻冬舎、2004年 『五木寛之こころの新書』全11巻、講談社 『天命』東京書籍、2005年。のち幻冬舎文庫。 『同行二人帖 五木寛之の百寺巡礼』講談社、2006年 『新・風に吹かれて』講談社、2006年 『21世紀仏教への旅』
朝鮮半島編 講談社、2007年 中国編 講談社、2007年 ブータン編 講談社、2007年 日本・アメリカ編 講談社、2007年 『林住期』幻冬舎、2007年。のち文庫。 『わが人生の歌がたり 昭和の哀歓』角川書店、2007年。のち文庫。
『人間の関係』ポプラ社、2007年。のち文庫。 『僕が出会った作家と作品 五木寛之選評集』東京書籍、2010年 『悲しみの効用』祥伝社、2011年 『下山の思想』幻冬舎新書、2011年 『海外版 百寺巡礼』(全6巻)講談社、2011年 『新老人の思想』幻冬舎新書、2013年 『隠された日本 中国・関東 サンカの民と被差別の世界』筑摩書房〈ちくま文庫〉、2014年 『孤独の力』東京書籍、2014年 『杖ことば ことわざ力を磨くと逆境に強くなる』学研パブリッシング、2014年 『五木寛之の金沢さんぽ』講談社、2015年 『養生のヒント』中経出版、2015年 『余命 これからの時間をいかに豊かに生きるか』祥伝社、2015年 『歌の旅びと』(上・下)潮出版社、2015年 『嫌老社会を超えて』中央公論新社、2015年 『自分という奇蹟』PHP研究所〈PHP文庫〉、2015年 『ただ生きていく、それだけで素晴らしい』PHP研究所、2016年 『はじめての親鸞』新潮社〈新潮新書〉、2016年 『無意味な人生など、ひとつもない』PHP研究所、2017年 『孤独のすすめ 人生後半の生き方』中央公論新社〈中公新書ラクレ〉、2017年 『五木寛之とめぐる 金沢の四季ぬりえ』ワニブックス、2017年 『五木寛之の百寺巡礼ぬりえ 京都 1』集英社、2017年 『五木寛之の百寺巡礼ぬりえ 京都 2』集英社、2017年 『百歳人生を生きるヒント』日本経済新聞出版社〈日経プレミアシリーズ〉、2017年 『健康という病』幻冬舎〈幻冬舎新書〉、2017年 『マサカの時代』新潮社〈新潮新書〉、2018年 『人生百年時代の「こころ」と「体」の整え方』PHP研究所、2018年 『七〇歳年下の君たちへ: こころが挫けそうになった日に』新潮社、2018年 『私の親鸞 - 孤独に寄りそうひと』新潮社〈新潮選書〉、2021年 『一期一会の人びと』中央公論新社、2022年 『背進の思想』新潮社〈新潮新書〉、2022年 『新・地図のない旅』Ⅰ・Ⅱ 平凡社、2023年 『真夜中対談』文藝春秋、1971年。のち改題『午前零時の男と女 五木寛之対話集 2』角川文庫、1974年。 『白夜の季節の思想と行動』(対談集)冬樹社、1971年。のち角川文庫。 『対論 野坂昭如×五木寛之』講談社 1971年、のち文庫 『現代への視角』(松田道雄・久野収) 三一新書、1972年 『わが心のスペイン』(久野収・斉藤孝) 晶文社、1972年。のち角川文庫。 『五木寛之討論集 箱舟の去ったあと』(羽仁五郎、小田実、久野収他) 講談社、1973年 『帰りなんいざ…』(紀行対談 1)(松永伍一) 講談社、1975年 『故郷まとめて…』(紀行対談 2)(松永伍一) 講談社、1977年。のち改題『日本幻想紀行』講談社文庫、1979年。 『五木寛之雑学対談』 講談社、1975年 『青空ふたり旅』(井上陽水) ペップ出版、1976年。のち角川文庫。 『哲学に何ができるか 現代哲学講義』(廣松渉) 朝日出版社〈Lecture books〉、1978年。のち中公文庫。 『回廊での立ち話し 対談集』(山本容朗編) 実業之日本社、1979年。のち角川文庫。 『コンピュータ・ウォーズ コンピュータ文化講義』(西尾出) 朝日出版社〈Lecture books〉、1979年 『紅茶に一滴のジンを アートをめぐる同時代表現者との対話集』 集英社、1980年。のち文庫。 『五木寛之風の対話集』 ブロンズ新社、1986年 『遊談倶楽部』 集英社、1988年 『風のホーキにまたがって 往復書簡集』(駒尺喜美) 読売新聞社、1991年。のち改題『女の本音 男の本音』集英社文庫、1994年。 『よみがえるロシア ロシア・ルネッサンスは可能か?』文藝春秋、1992年7月。のち文庫。9名(うち3名はロシア語話者)との対談9篇を収録。ソ連解体前後の激動のロシアに新たな文化再生を予感した五木の熱い思いが表れている。(山内昌之、チョールヌィ・サーシャ(ジプシーの血を引く音楽家)、三浦雅士、ブラート・オクジャワ、中村喜和、吉岡忍、ルイビン・ヴィクトール(日本語学者)、工藤精一郎、木村浩)。ロシア語翻訳は山下健二。 『生と死を考える 五木寛之対話集』(梅原猛、福永光司、美空ひばり、荒木経惟、山際素男、田中優子、中沢新一、緒形拳、坂本龍一、江上波夫、多田富雄・中島みち)潮出版社、1995年(改題『命甦る日に 生と死を考える』角川文庫、1998年) 『正統的異端 五木寛之対話集』深夜叢書社、1996年 『風のように炎のように』(瀬戸内寂聴・加藤唐九郎) 風媒社、1997年 『混沌からの出発 道教に学ぶ人間学』(福永光司) 致知出版社、1997年。のち中公文庫。 『おとな二人の午後』(塩野七生) 世界文化社、2000年。のち角川文庫。 『漂泊者のノート 思うことと生きること』(齋藤愼爾) 法研、2002年 『辺界の輝き 日本文化の深層をゆく』(沖浦和光) 岩波書店、2002年 『長い旅の始まり』(都はるみ) 東京書籍、2003年 『気の発見』(望月勇対話) 平凡社 2004年。のち幻冬舎文庫。のち角川文庫。のち学研M文庫。のち徳間文庫カレッジ。 『神の発見』(森一弘対話) 平凡社、2005年。のち角川文庫。のち学研M文庫。 稲盛和夫との共著『何のために生きるのか』致知出版社、2005年 鎌田東二との共著『霊の発見』平凡社、2006年。のち角川文庫、2010年。のち学研M文庫、2013年。のち徳間文庫カレッジ、2016年。 帯津良一との共著『健康問答 本当のところはどうなのか?本音で語る現代の「養生訓」1』平凡社、2007年4月
大塚初重との共著『弱き者の生き方:日本人再生の希望を掘る』毎日新聞社、2007年 大谷光真との共著『西本願寺 新版 古寺巡礼京都』淡交社、2008年 香山リカとの共著『鬱の力』幻冬舎新書、2008年 玄侑宗久との共著『息の発見』平凡社、2008年。のち角川文庫、2010年。のち学研M文庫、2013年。のち徳間文庫カレッジ、2016年。 立松和平との共著『親鸞と道元』祥伝社、2010年 梅原猛との共著『仏の発見』平凡社、2011年。のち学研M文庫、2012年。のち徳間文庫カレッジ、2016年。 佐藤優との共著『異端の人間学』幻冬舎新書、2015年 『70歳! 人と社会の老いの作法』(釈徹宗対話)文春新書、2016年 本田哲郎との共著『聖書と歎異抄』東京書籍、2017年 田原総一朗との共著『われらマスコミ渡世人 こうして戦後を生きてきた』祥伝社新書、2017年 『短編伝説 めぐりあい』(大沢在昌他) 集英社文庫、2017年 リチャード・バック『かもめのジョナサン』新潮社、1974年。のち新潮文庫、1977年。 クライブ・W・ニコル『りんごの花さく湖』偕成社、1980年 ブルック・ニューマン『リトルターン』集英社、2001年。のち集英社文庫、2006年。 ブルック・ニューマン『ロストターン』集英社、2005年 『私訳 歎異抄』東京書籍、2007年。のちPHP文庫、2014年。 リチャード・バック『かもめのジョナサン 完成版』新潮社、2014年6月30日。のち新潮文庫、2015年6月25日。1974年版には無かった最終章が付く。 Tariki: Embracing Despair, Discovering Peace translated by Joseph Robert, Kodansha Ltd, 2001※2002年、Foreword Reviewsが選定するForeword INDIES Book of the Year AwardsのSpirituality/Inspirational books部門で銅賞を受賞。 Rennjo přeložila Věra Dudmanová, Baobab, 2008※『蓮如物語』のチェコ語訳。 The Kingdom of the Wind translated by Meredith McKinney, Thames River Press, 2014※『風の王国』の英訳。 Königreich des Windes aus dem Japanischen von Isolde Kiefer-Ikeda, Angkor Verlag, 2015※『風の王国』のドイツ語訳。 『現代長編文学全集(第53)五木寛之』講談社、1969年 『五木寛之作品集』全24巻、文藝春秋、1972年~1974年 『五木寛之小説全集』全35巻、講談社、1979年~1981年 『五木寛之エッセイ全集』全12巻、講談社、1979年~1980年 『五木寛之クラシック小説集』全5巻(CD book)小学館、1996年 『五木寛之全紀行』全6巻、東京書籍、2002年~2003年 『平凡パンチ 五木寛之 時代を駆け抜ける作家』マガジンハウス、2015年(「真夜中のコーヒーブレイク」(『平凡パンチ』1976年)、フランシス・コッポラとの対談などを収録) 『五木寛之コレクション』東京書籍、2022年〜 作家デビュー前には「のぶひろし」のペンネームで多くのCMソングを作詞し、清酒富久娘、日本盛、日石灯油、花王石鹸、東京トヨペット、レナウン、神戸製鋼などを手がけ、「日本盛はよいお酒」の詞は長く使われた。テレビ工房名義の「日石灯油」は、社名を入れ替え(日石灯油→日石三菱→ENEOS灯油)つつ現在も使われている。 CM以外の詞も手がけた中には、日本石油の野球部応援歌、「国産品愛用の歌」などもある。クラウンレコード時代の作品「そんな朝でした」(高石かつ枝歌)は「ねむの木の子守歌」のB面として発売されてよい売り上げとなった。立原岬のペンネームで「旅の終りに」(冠二郎)等も作詞した。また、五木寛之の名では「青年は荒野をめざす」(ザ・フォーク・クルセダーズ)、「金沢望郷歌」(松原健之)、「愛の水中花」(松坂慶子)などの作詞を手がけている。 数は少ないが作曲も行った作品があり、名義は「作詞・五木寛之、作曲・立原岬」としている。 星をさがそう(作曲:越部信義/歌:北原謙二、1963年、TBS「みんなで歌おう!」発表) 教えておくれ(作曲:高井達雄/歌:安田章子、1963年、ラジオ関東「メロディー・ニッポン」発表) 愛人(作曲:山口進/歌:永井江利子、1964年) てんてこママさん(作曲:越部信義/歌:高石かつ枝、山内久、佐藤三保子、石田守、1964年) オリーブの故郷(作曲:越部信義/歌:山内久、1964年) なかよし誕生日(作曲:たけだのりを/歌:ザ・マーガレット、1964年) 星かげの浜辺で(作曲:たけだのりを/歌:後藤久美子、1964年) 海底大戦争(作曲:藤井次郎/歌:服部俊博、1964年) 弾丸列車(作曲:岩河三郎/歌:若山彰、1964年) 海を見ていたジョニー(作曲:叶弦大/歌:渡哲也、1967年) 青年は荒野をめざす(作曲:加藤和彦/歌:ザ・フォーク・クルセダーズ、1968年) 野火子(作曲:いずみたく/歌:大木康子、1968年) 艶歌(作曲:安藤実親/歌:水前寺清子、1968年) 鳩のいない村(作曲:木下忠司/歌:藤野ひろ子、1969年) 愛しあう二人には(作曲:木下忠司/歌:ジャングラーズ、1969年) 涙の河(作曲:渡辺岳夫/歌:茜ゆき、1971年) 凍った河(作曲・編曲:都倉俊一/歌:しばたはつみ 1976年 ) 五木の同名小説が原作のNHK銀河テレビ小説『凍河』(放映1976年2月16日-3月5日)の主題歌。原作小説のラストシーンに歌詞が登場する。 二人の海峡(作曲:内山田洋/歌:内山田洋とクールファイブ、1977年) 旅の終りに(作曲:菊池俊輔/歌:冠二郎、1977年) 燃える秋(作曲:武満徹/歌:ハイ・ファイ・セット、1978年) 白夜わが愛(作曲:寺田瀧雄/歌:鳳蘭、1979年) 風花のひと(作曲:ソンコ・マージュ/歌:原涼子、1979年) おれはしみじみ馬鹿だった(作曲:菊池俊輔/歌:小島武夫、1979年) 愛の水中花(作曲:小松原まさし/歌:松坂慶子、1979年) 夜明けのタンゴ(作曲:小松原まさし/歌:松坂慶子、1980年) インディアン・サマー(作曲:いまなりあきよし/歌:いまなりあきよし、1980年) 四季・奈津子(作曲:笠井幹男/歌:チェリッシュ、1980年) ひとり暮しのワルツ(イタリア民謡/歌:石黒ケイ、1980年) 哀しみのフローレンス(作曲:ジョー山中/歌:夕樹れい、1980年) あなたに逢いたい(作曲:弦哲也/歌:八代亜紀、1981年) 別れよう(作曲:浜圭介/歌:本田博太郎、1981年) 織江の唄(作曲:山崎ハコ/歌:山崎ハコ、1981年) INDIAN SUMMER(作曲:いまなりあきよし/歌:麻倉未稀、1982年)‐いまなりあきよしのカバー曲。 風の旅人(作曲:海つばめ/歌:浜田良美、鈴鹿8耐大会10周年メモリアルソング、1987年) 鳳仙情歌(作曲:小林亜星/歌:内藤やす子、1988年) 汽車は八時に出る(作曲:ミキス・テオドラキス/五木版歌詞初演1991年) ワルシャワの恋人(作曲:ワシーリー・アガープキン/五木版歌詞初演1991年) ビリニュスを遠くはなれて(ソ連歌曲/五木版歌詞初演1991年) 風が吹いてきたら(作曲:三木たかし/歌:渡辺えり子、1999年) ア・ドロップ・オブ・ウォーター(作曲:加古隆/歌:鈴木重子、2001年) 内灘愁歌(作曲:佐原一哉/歌:尾崎紀世彦、2001年) 内灘哀歌(作曲:阿部俊一/歌:田川寿美、2001年) 女人高野(作曲:幸耕平/歌:田川寿美、2002年) 浅野川恋唄(作曲:山崎ハコ/歌:田川寿美、2002年) 哀しみのワルツ(作曲:A.Barrios/歌:かいやま由起、2002年) 鳥の歌(カタロニア民謡/歌:岩崎宏美、2002年) この世に人と生まれたからは(作曲:佐原一哉/歌:森進一、2003年) 雑草の泪(作曲:幸耕平/歌:田川寿美、2003年) 夜間飛行(作曲:都志見隆/歌:前川清、2003年) 星の旅びと(作曲:幸耕平/歌:石川さゆり、2004年) ふるさとの丘(作曲:塩入俊哉/歌:金城広子、2004年) ふりむけば日本海(作曲:五木ひろし/歌:五木ひろし、2005年) だけどYOKOHAMA(作曲:五木ひろし/歌:五木ひろし、2005年) もし翼があったなら(作曲:羽毛田丈史/歌:桑名正博、2005年) 金沢望郷歌(作曲:弦哲也/歌:松原健之、2005年) 夜のララバイ(作曲:弦哲也/歌:藤田まこと、2006年) 思い出の街(作曲:加藤敏治/歌:松原健之、2006年) あの町へ帰りたい(作曲:弦哲也/歌:松原健之、2007年) 冬の旅(作曲:小六禮次郎/歌:倍賞千恵子、2007年) 冬のひまわり(作曲:弦哲也/歌:松原健之、2008年) 愛のうた(作曲:池高志/歌:松原健之、2008年) 青春譜(作曲:信長貴富/第75回NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲、2008年) 夜明けのメロディー(作曲:弦哲也/歌:ペギー葉山、NHK・ラジオ深夜便の歌、2010年) 歌の旅びと(作曲:松坂文宏/歌:松原健之、2011年) グッバイ・ラヴ・ソング(作曲:中村中/歌:中村中、2013年) 薄墨の桜(作曲:中村中/歌:冴木彩乃、2013年) 島に吹く風〜二見情歌〜(作曲:佐原一哉/歌:うないぐみ、2015年) 雪明かりの駅(作曲:藤澤ノリマサ/歌:松原健之、2015年) きのう きょう あす(作曲:新井満/歌:新井満、2015年) 望春譜(作曲:新井満/歌:杉田二郎、2016年) ワイパーはまだ直さない(作曲:小田純平/歌:小田純平、2016年) いま北国(作曲:野辺山翔/歌:伊藤多喜雄、2016年) Keep On!(作曲:谷村新司/歌:谷村新司、2017年) こころの旅(作曲:樋口了一/歌:Baby Boo with ボニー・ジャックス、2019年) 土曜日の夜の九時(作曲:石黒ケイ/歌:石黒ケイ、2019年) 望郷物語(歌:冠二郎、1978年) ソフィアの子守唄(1991年) 東京タワー(歌:ミッツ・マングローブ、2018年) NHK特集(NHK総合)
教育テレビスペシャル「五木寛之のわが心のロシア」(NHK教育) (1)(2)共に各45分。
(2)『モスクワは忘れない ~吟遊詩人・ヴィソツキーの歌』(1992年4月16日) その強烈な体制批判ゆえに、生前ソ連国内ではレコードを出せなかったシンガーソングライターのヴィソツキー(1938-1980)。それでも彼の評判は口コミで全ソに広まって行った。モスクワロケ。 五木寛之スペシャル『歌は国境を越えて』(日本テレビ、1992年5月4日) 大黒屋光太夫が日本に持ち帰ったとされる通称「ソフィアの歌」(『北槎聞略』に歌詞のみ記録)を辿る旅だが、五木が触発されて作詞作曲した『ソフィアの子守唄』のロシア語版も番組中で披露されている。ペテルブルクロケ。ロイヤルナイツの山下健二が同行・共演。全90分(CM含む)。第30回(1992年度)ギャラクシー賞奨励賞受賞。 五木寛之の百寺巡礼(テレビ朝日、2003年) 新金沢小景(テレビ金沢、2003年 - ) 第54回NHK紅白歌合戦(NHK総合・ラジオ第1、2003年12月31日) - 審査員 21世紀 仏教への旅(NHK BShi、2007年) 五木寛之「風のCafe(BSフジ、2013年10月 - 2016年9月) 五木寛之の百寺巡礼(BS朝日、2016年10月13日 - ) 世界一受けたい授業(日本テレビ、2020年5月9日)- 『大河の一滴』とコロナウィルス。 ラジオ深夜便(NHKラジオ第1・FM)
「歌の旅びと」 2011年度-2014年度「わが人生の歌がたり」終了後、続編を要望する声が殺到したため、今度は旅情をテーマにしたトークを須磨佳津江と展開した 「聴き語り・昭和の名曲」 2015年度-現在 「人生の歌語り」「歌の旅びと」に続く深夜便における五木の歌シリーズ第3弾。昭和を代表する名曲と、それにまつわる時代背景、五木がその曲について感じたことなどを自由に語るもので、アシスタントは村上里和。 五木寛之の夜(TBSラジオ、1979年10月 - 2004年9月) FM25時 五木寛之の世界→夜のペントハウス(エフエム東京) 小説のほか、作詞、創作ミュージカル、放送番組の構成など、マルチな分野で大量の仕事をこなす「多作な天才肌」というパブリックイメージを当人としても自覚していたところがあるようで、早いうちから作っていた「年譜」には「何文字書いたか」が記録として添えられている。 1970年に『毎日新聞』に連載したエッセイ「ゴキブリの歌」でメロンパン好きなことを書いたところ反響を呼び、講演会や自宅にファンからメロンパンが多量に贈られる経験をした。これを当人は「メロンパン筆福事件」と呼んでいる。 女優黒木瞳は、五木と同郷ということで、芸名の名付け親になった。また、歌手五木ひろしの芸名は、当時人気作家であった五木寛之からとって、プロデューサーの山口洋子が名づけたものである。他にも五木が名付け親になった例は多く、「金沢望郷歌」の松原健之を五木ひろしに紹介し、デビューのきっかけを作ったのも五木で、芸名も五木寛之の「之」の字を貰っている。また、女優裕木奈江の芸名も五木の命名であることが知られている。さらには見城徹が社長を務める出版社である幻冬舎の名付け親だとされる。 好きな女優は、マリー・ラフォレ、ミシュリーヌ・プレール(『重箱の隅』より)。 ソンコ・マージュを推奨している。 『かもめのジョナサン』1974年版を翻訳しながら、内容に違和感を覚えたことを、あとがき「ひとつの謎として -『かもめのジョナサン』をめぐる感想-」の中で五木は正直に告白している。この「違和感」は、『サンデー毎日』1974年7月21日号でも取り上げられたが、五木に批判的な読者の意見も載せるなど、五木のスタンスは当時は必ずしも全面的に支持されていたわけではない。が、後年、一連のオウム真理教事件ののち1995年に暗殺された村井秀夫幹部が、生前「『かもめのジョナサン』を読んで出家を決意した」と語っていたことから、五木の「違和感」も共に再注目されることになった。 楽曲のゴーストライター事件を起こした佐村河内守を売り出すキーマン的な役割を果たしたとされる。2007年の正月に5夜連続でNHKのBS2で放送された『五木寛之 21世紀・仏教への旅』では、五木の要望で番組の音楽制作は佐村河内(実際はゴーストライター)が担当した。同番組は度々再放送されたが、事件発覚後はNHKの番組ウェブページから削除され、オンデマンド放送でも視聴できなくなった。 自他共に認めるカーマニアで、一時は自分でレーシングチームを作るほどのめり込んだ。西武自動車販売の広告(サーブ・900)の顔を務めた時期もある、しかし新幹線の通過駅の駅名表示が読めなくなったことを契機に、65歳で運転から引退した。 半世紀以上も夜型人間だったが、2020年には、一連の新型コロナ対策キャンペーン下の生活により、自然に昼型人間になった。 原稿は手書きで、パソコンは使わず(2021年7月時点)、携帯電話は自宅に置いて外出する。 2022年1月に刊行した『捨てない生き方』(マガジンハウス)や同年4月の『毎日新聞』インタビューで、「断捨離」ブームに対して、自分は「モノを捨てることはめったにしない」と語っている。自身の性格が「へそまがり」ということに加えて、修理しながら半世紀身に着けているズボンやジャケットなど様々な物に思い出や他人との付き合いの記憶が宿っている「依代」であること、さらに大量生産・大量消費・大量廃棄から「再生」への経済潮流の変化、さらに自身の引き揚げ体験や難民のように「捨てられた」人々の悲劇を見てきたこと、鎮護国家から庶民個人を「捨てない」思想へ転換した鎌倉仏教への思いなどを含めて「捨てる」「捨てない」を考えているという。 『さらばモスクワ愚連隊』東宝 1968年 監督:堀川弘通、主演:加山雄三、伊藤孝雄、黒沢年男、神山繁、野際陽子、ピーター 『ヘアピン・サーカス』東宝 1972年 監督:西村潔、主演:見崎清志、戸部夕子、江夏夕子、睦五郎、笠井紀美子、田坂都(短編集『四月の海賊たち』より) 『にっぽん三銃士 おさらば東京の巻』東宝 1972年、監督:岡本喜八、主演:小林桂樹、ミッキー安川、岡田裕介、加賀まり子、岸田森 『にっぽん三銃士 博多帯しめ一本どっこの巻』東宝 1973年、監督:岡本喜八、主演:小林桂樹、ミッキー安川、岡田裕介、市川翠扇、田中邦衛、堺左千夫、小沢昭一(ナレーション) 『青春の門』東宝 1975年、監督:浦山桐郎、主演:田中健、大竹しのぶ、仲代達矢、吉永小百合、小林旭、高橋惠子(筑豊篇) 『凍河』松竹 1976年、監督:斎藤耕一、主演:中村雅俊、五十嵐淳子 『変奏曲』中平プロ・ATG 1976年、監督:中平康、主演:麻生れい子、松橋登 『青春の門 自立編』東宝 1977年、監督:浦山桐郎、主演:田中健、大竹しのぶ、いしだあゆみ、高橋悦史、高瀬春奈、梅宮辰夫 『ダブル・クラッチ』松竹、バーニング・プロ 1978年、監督:山根成之、主演:松坂慶子、森下愛子、郷ひろみ、地井武男、蜷川幸雄(短編集『ユニコーンの旅』より) 『水中花』(TVドラマ)TBS 1979年、演出:山本和夫、主演:松坂慶子 『戒厳令の夜』東宝 1980年、監督:山下耕作、主演:樋口可南子、伊藤孝雄 『燃える秋』東宝 1980年、監督:小林正樹、主演:真野響子 『四季・奈津子』東映 1980年、監督:東陽一、主演:烏丸せつこ 『青春の門』東映 1981年、監督:蔵原惟繕、深作欣二、主演:佐藤浩市、杉田かおる 『青春の門 自立編』東映 1982年、監督:蔵原惟繕、主演:佐藤浩市、杉田かおる 『青年は荒野をめざす’99』東宝 1999年、監督:加藤義人、主演:安藤政信、葉月里緒菜 『大河の一滴』東宝 2001年、監督:神山征二郎、主演:安田成美、渡部篤郎 『青春の門 筑豊篇』TBS 2005年(TVM)、演出:平野俊一、主演:鈴木京香、豊川悦司、岸谷五朗、杉本哲太、伊藤歩、石田卓也、佐藤浩市、緒形拳 ^ ただし、このエッセイは1週間にわたって引用が続くこともあるなど、自著や過去の連載記事を引用することが多い。 ^ 五木は1976年に行われた大藪春彦との対談で両者に共通する引き揚げ体験を語りあいつつ「ぼくなんかも、自分の身を守るために、刃物を振り回したりよくやりましたけど、知力で自分を守るなんて、考えられなかったですね」「その意味では、暴力というものに対して、いまでも一概に否定できないわけです。つまり、暴力はもたざるものの最後の武器じゃないかと」と述べるなど、本作に通ずる暴力観が明かされている。 ^ タイトルは早稲田大学露文科時代のクラス雑誌に由来する。 ^ 1960年代から70年代にかけて発表された「艶歌」「涙の河をふり返れ」「われはうたへど」「怨歌の誕生」の4編を収録。表題作の「怨歌の誕生」(『オール読物』1970年10月号掲載時のタイトルは「実録・怨歌の誕生」)は藤圭子をめぐる実録小説で、この年8月に急逝した藤圭子の追悼出版という体裁になっている。 ^ 1991年10月19日、鈴鹿論楽会(於・鈴鹿市文化会館)にて初演。鈴鹿の論楽会はF1前夜祭として決勝レースの前晩に開催されていた。 ^ 現地ロケの内、五木の出演場面の大半はペテルブルクロケだが、モスクワの場面(ワガニコフスコエ墓地でのヴィソツキー・エセーニンの墓参)も若干入る。また番組ではウクライナ・キエフの民謡楽団も取材されているが、五木はウクライナロケには登場していない。 ^ 高橋康雄「孤立感と共生感」(『海峡物語』講談社文庫、1982年) ^ 五木『よみがえるロシア』(文藝春秋、1992年7月)p.113。オクジャワとの対談「書くことと歌うことと」。 ^ 朝日新聞・1993年8月8日(朝刊)、総合第3面「ひと 作家 五木寛之さん」。 ^ 三浦雅士によるインタビュ「なぜいま戯曲を書くのか」(『蓮如-われ深き淵より-』中公文庫、1998年) ^ 『エキゾチックジャパン新しい旅の感覚』弘済出版社 1985年(澄田信義との対談「エキゾチックジャパンとは何か」) ^ 第3回 日本作詩大賞(昭和45年) - 日本作詩家協会(2020年4月21日閲覧) ^ “『レコ大』司会、2年連続で安住アナ&仲間由紀恵 クマムシに特別賞”. ORICON STYLE (2015年11月20日). 2015年11月20日閲覧。 ^ “日本推理作家協会賞・江戸川乱歩賞データ”. 一般社団法人日本推理作家協会. 2022年12月26日閲覧。 ^ 『僕が出会った作家と作品 五木寛之選評集』 ^ 『北国新聞」1967年1月29日付 ^ 『五木寛之討論集 箱舟の去ったあと』 ^ 木本至(『青年は荒野をめざす』文春文庫 1974年) ^ 森村誠一、船戸与一 編『問題小説増刊号 大藪春彦の世界:蘇える野獣』徳間書店、1996年7月、138頁。 ^ 「漂泊者の思想」(『日本幻論』新潮社 1993年) ^ 川崎彰彦「解説」(『こがね虫たちの夜』角川書店 1972年) ^ 『僕はこうして作家になった デビューのころ』 ^ 五木「流されゆく日々 鈴鹿でうたう子守唄」(1)(『日刊ゲンダイ』1991年10月22日)および(4)(同紙、同年10月25日)。 ^ 作曲者はJASRACデータベース J-WIDにて確認。作曲はパブリック・ドメイン扱い(2023年6月現在)。 ^ 「ことしも19日に「鈴鹿論楽会」 「歌は国境を越え」テーマに 五木寛之氏や阿木燿子さんら 多彩な出演者」(『中日新聞』1991年10月10日(朝刊)・三重版(三重))。 ^ 五木『ソフィアの歌』(新潮社・1994年6月、新潮文庫1997年7月) Ⅴ「F1レースと鈴鹿の〈論楽会〉」より、ハードカバー p.110、文庫 p.98。 ^ 五木「流されゆく日々 鈴鹿でうたう子守唄」(4)(『日刊ゲンダイ』1991年10月25日)。 ^ “データベース>ギャラクシー賞”. NPO法人 放送批評懇談会. 2022年11月23日閲覧。 ^ 『サンデー毎日』1974年7月21日号、pp.25-27「大人のファンタジー 『かもめのジョナサン』の読まれ方」。 ^ 『中央公論』2019年1月号、pp.22-35、対談「正統なき異端の時代に」五木寛之・森本あんり。「ジョナサン」への違和感は、pp.26-27で言及されている。 ^ 「佐村河内守氏のゴーストライター騒動で封印された新事実」livedoorニュース(2014年12月16日) ^ 五木寛之 21世紀・仏教への旅 - NHKオンデマンド・ホームページ ^ 『日本経済新聞』朝刊第1面「春秋」2021年9月19日。 ^ “五木寛之さん「捨てない生き方」を語る”. NHKウェブサイト. (2022年4月7日). https://www3.nhk.or.jp/news/special/sci_cul/2022/04/story/20220407001/ 2022年7月27日閲覧。 インタビュー聞き手はNHK高瀬耕造アナ。 ^ “五木寛之「コロナ禍の大転換を"他力の風"に変えた私の技法」”. PRESIDENT Online(プレシデントオンライン) (2020年10月2日). 2021年7月12日閲覧。 ^ “五木寛之『流されゆく日々』連載第11,171回「デジタル難民の繰り言(2)」”. 日刊ゲンダイDIGITAL (2021年7月6日). 2021年7月9日閲覧。 ^ 【論点】「断捨離」考 五木寛之「捨てない」生き方にこだわり×やましたひでこ「捨てて」人生を楽しむ『毎日新聞』朝刊2022年4月20日オピニオン面(2022年6月29日閲覧) 「年譜」坂本政子(『青春の門 筑豊篇 下』講談社文庫 1980年) 大村彦次郎『文壇挽歌物語』筑摩書房 2011年 サンカ 菊池俊輔 福永光司 岡良一 - 五木の岳父(妻の父)。 石原慎太郎 - 生年月日が五木と同じ。 泉鏡花文学賞 著者インタビュー 五木寛之さん(楽天ブックス) 昭和の市川に暮らした作家 五木寛之(千葉県市川市) 特集 あの人のとっておきセレクション 五木寛之さん(NHKアーカイブス) 五木寛之 - NHK人物録 表 話 編 歴 第1回 川口松太郎『鶴八鶴次郎』『風流深川唄』『明治一代女』 第2回 鷲尾雨工『吉野朝太平記』他 第3回 海音寺潮五郎『天正女合戦』『武道傳來記』 第4回 木々高太郎『人生の阿呆』他 第5回 該当作品なし 第6回 井伏鱒二『ジョン萬次郎漂流記』他 第7回 橘外男『ナリン殿下への回想』 第8回 大池唯雄『兜首』『秋田口の兄弟』 第9回 該当作品なし 第10回 該当作品なし 第11回 堤千代『小指』他/河内仙介『軍事郵便』 第12回 村上元三『上総風土記』他 第13回 木村荘十『雲南守備兵』 第14回 該当作品なし 第15回 該当作品なし 第16回 田岡典夫『強情いちご』他/神崎武雄『寛容』他 第17回 山本周五郎『日本婦道記』(受賞辞退) 第18回 森荘已池『山畠』『蛾と笹舟』 第19回 岡田誠三『ニューギニヤ山岳戦』 第20回 該当作品なし 第21回 富田常雄『面』『刺青』他 第22回 山田克郎『海の廃園』 第23回 今日出海『天皇の帽子』/小山いと子『執行猶予』 第24回 檀一雄『長恨歌』『真説石川五右衛門』 第25回 源氏鶏太『英語屋さん』『颱風さん』『御苦労さん』 第26回 久生十蘭『鈴木主水』/柴田錬三郎『イエスの裔』 第27回 藤原審爾『罪な女』他 第28回 立野信之『叛乱』 第29回 該当作品なし 第30回 該当作品なし 第31回 有馬頼義『終身未決囚』 第32回 梅崎春生『ボロ家の春秋』/戸川幸夫『高安犬物語』 第33回 該当作品なし 第34回 新田次郎『強力伝』/邱永漢『香港』 第35回 南條範夫『燈台鬼』/今官一『壁の花』 第36回 今東光『お吟さま』/穂積驚『勝烏』 第37回 江崎誠致『ルソンの谷間』 第38回 該当作品なし 第39回 山崎豊子『花のれん』/榛葉英治『赤い雪』 第40回 城山三郎『総会屋錦城』/多岐川恭『落ちる』 第41回 渡辺喜恵子『馬淵川』/平岩弓枝『鏨師』 第42回 司馬遼太郎『梟の城』/戸板康二『團十郎切腹事件』他 第43回 池波正太郎『錯乱』 第44回 寺内大吉『はぐれ念仏』/黒岩重吾『背徳のメス』 第45回 水上勉『雁の寺』 第46回 伊藤桂一『螢の河』 第47回 杉森久英『天才と狂人の間』 第48回 山口瞳『江分利満氏の優雅な生活』/杉本苑子『孤愁の岸』 第49回 佐藤得二『女のいくさ』 第50回 安藤鶴夫『巷談本牧亭』/和田芳恵『塵の中』 第51回 該当作品なし 第52回 永井路子『炎環』/安西篤子『張少子の話』 第53回 藤井重夫『虹』 第54回 新橋遊吉『八百長』/千葉治平『虜愁記』 第55回 立原正秋『白い罌粟』 第56回 五木寛之『蒼ざめた馬を見よ』 第57回 生島治郎『追いつめる』 第58回 野坂昭如『アメリカひじき』『火垂るの墓』/三好徹『聖少女』 第59回 該当作品なし 第60回 陳舜臣『青玉獅子香炉』/早乙女貢『僑人の檻』 第61回 佐藤愛子『戦いすんで日が暮れて』 第62回 該当作品なし 第63回 結城昌治『軍旗はためく下に』/渡辺淳一『光と影』 第64回 豊田穣『長良川』 第65回 該当作品なし 第66回 該当作品なし 第67回 綱淵謙錠『斬』/井上ひさし『手鎖心中』 第68回 該当作品なし 第69回 長部日出雄『津軽世去れ節』『津軽じょんから節』/藤沢周平『暗殺の年輪』 第70回 該当作品なし 第71回 藤本義一『鬼の詩』 第72回 半村良『雨やどり』/井出孫六『アトラス伝説』 第73回 該当作品なし 第74回 佐木隆三『復讐するは我にあり』 第75回 該当作品なし 第76回 三好京三『子育てごっこ』 第77回 該当作品なし 第78回 該当作品なし 第79回 津本陽『深重の海』/色川武大『離婚』 第80回 宮尾登美子『一絃の琴』/有明夏夫『大浪花諸人往来』 第81回 田中小実昌『浪曲師朝日丸の話』『ミミのこと』/阿刀田高『ナポレオン狂』 第82回 該当作品なし 第83回 向田邦子『花の名前』『かわうそ』『犬小屋』/志茂田景樹『黄色い牙』 第84回 中村正䡄『元首の謀叛』 第85回 青島幸男『人間万事塞翁が丙午』 第86回 つかこうへい『蒲田行進曲』/光岡明『機雷』 第87回 深田祐介『炎熱商人』/村松友視『時代屋の女房』 第88回 該当作品なし 第89回 胡桃沢耕史『黒パン俘虜記』 第90回 神吉拓郎『私生活』/高橋治『秘伝』 第91回 連城三紀彦『恋文』/難波利三『てんのじ村』 第92回 該当作品なし 第93回 山口洋子『演歌の虫』『老梅』 第94回 森田誠吾『魚河岸ものがたり』/林真理子『最終便に間に合えば』『京都まで』 第95回 皆川博子『恋紅』 第96回 逢坂剛『カディスの赤い星』/常盤新平『遠いアメリカ』 第97回 白石一郎『海狼伝』/山田詠美『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』 第98回 阿部牧郎『それぞれの終楽章』 第99回 西木正明『凍れる瞳』『端島の女』/景山民夫『遠い海から来たCOO』 第100回 杉本章子『東京新大橋雨中図』/藤堂志津子『熟れてゆく夏』 第101回 ねじめ正一『高円寺純情商店街』/笹倉明『遠い国からの殺人者』 第102回 星川清司『小伝抄』/原尞『私が殺した少女』 第103回 泡坂妻夫『蔭桔梗』 第104回 古川薫『漂泊者のアリア』 第105回 宮城谷昌光『夏姫春秋』/芦原すなお『青春デンデケデケデケ』 第106回 高橋義夫『狼奉行』/高橋克彦『緋い記憶』 第107回 伊集院静『受け月』 第108回 出久根達郎『佃島ふたり書房』 第109回 髙村薫『マークスの山』/北原亞以子『恋忘れ草』 第110回 佐藤雅美『恵比寿屋喜兵衛手控え』/大沢在昌『新宿鮫 無間人形』 第111回 中村彰彦『二つの山河』/海老沢泰久『帰郷』 第112回 該当作品なし 第113回 赤瀬川隼『白球残映』 第114回 小池真理子『恋』/藤原伊織『テロリストのパラソル』 第115回 乃南アサ『凍える牙』 第116回 坂東眞砂子『山妣』 第117回 篠田節子『女たちのジハード』/浅田次郎『鉄道員(ぽっぽや)』 第118回 該当作品なし 第119回 車谷長吉『赤目四十八瀧心中未遂』 第120回 宮部みゆき『理由』 第121回 佐藤賢一『王妃の離婚』/桐野夏生『柔らかな頬』 第122回 なかにし礼『長崎ぶらぶら節』 第123回 船戸与一『虹の谷の五月』/金城一紀『GO』 第124回 山本文緒『プラナリア』/重松清『ビタミンF』 第125回 藤田宜永『愛の領分』 第126回 山本一力『あかね空』/唯川恵『肩ごしの恋人』 第127回 乙川優三郎『生きる』 第128回 該当作品なし 第129回 石田衣良『4TEEN フォーティーン』/村山由佳『星々の舟』 第130回 江國香織『号泣する準備はできていた』/京極夏彦『後巷説百物語』 第131回 奥田英朗『空中ブランコ』/熊谷達也『邂逅の森』 第132回 角田光代『対岸の彼女』 第133回 朱川湊人『花まんま』 第134回 東野圭吾『容疑者Xの献身』 第135回 三浦しをん『まほろ駅前多田便利軒』/森絵都『風に舞いあがるビニールシート』 第136回 該当作品なし 第137回 松井今朝子『吉原手引草』 第138回 桜庭一樹『私の男』 第139回 井上荒野『切羽へ』 第140回 天童荒太『悼む人』/山本兼一『利休にたずねよ』 第141回 北村薫『鷺と雪』 第142回 佐々木譲『廃墟に乞う』/白石一文『ほかならぬ人へ』 第143回 中島京子『小さいおうち』 第144回 木内昇『漂砂のうたう』/道尾秀介『月と蟹』 第145回 池井戸潤『下町ロケット』 第146回 葉室麟『蜩ノ記』 第147回 辻村深月『鍵のない夢を見る』 第148回 朝井リョウ『何者』/安部龍太郎『等伯』 第149回 桜木紫乃『ホテルローヤル』 第150回 朝井まかて『恋歌』/姫野カオルコ『昭和の犬』 第151回 黒川博行『破門』 第152回 西加奈子『サラバ!』 第153回 東山彰良『流』 第154回 青山文平『つまをめとらば』 第155回 荻原浩『海の見える理髪店』 第156回 恩田陸『蜜蜂と遠雷』 第157回 佐藤正午『月の満ち欠け』 第158回 門井慶喜『銀河鉄道の父』 第159回 島本理生『ファーストラヴ』 第160回 真藤順丈『宝島』 第161回 大島真寿美『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』 第162回 川越宗一『熱源』 第163回 馳星周『少年と犬』 第164回 西條奈加『心淋し川』 第165回 佐藤究『テスカトリポカ』/澤田瞳子『星落ちて、なお』 第166回 今村翔吾『塞王の楯』/米澤穂信『黒牢城』 第167回 窪美澄『夜に星を放つ』 第168回 小川哲『地図と拳』/千早茜『しろがねの葉』 第169回 垣根涼介『極楽征夷大将軍』/永井紗耶子『木挽町のあだ討ち』 第170回 河﨑秋子『ともぐい』/万城目学『八月の御所グラウンド』 第171回 一穂ミチ『ツミデミック』 表 話 編 歴 第1回 松本清張『昭和史発掘』『花氷』『逃亡』ならびに幅広い作家活動に対して 第2回 山岡荘八『徳川家康』 第3回 川口松太郎『しぐれ茶屋おりく』 第4回 柴田錬三郎『三国志 英雄ここにあり』を中心とした旺盛な作家活動に対して 第5回 源氏鶏太『口紅と鏡』『幽霊になった男』その他、これまでの新しい大衆文学の領域を確立した業績の業績に対して 第6回 司馬遼太郎 『世に棲む日日』を中心とした作家活動に対して 第7回 水上勉 『兵卒の鬣』を中心とした作家活動に対して 第8回 新田次郎『武田信玄』ならびに一連の山岳小説に対して 第9回 城山三郎『落日燃ゆ』 第10回 五木寛之『青春の門』(筑豊編ほか) 第11回 池波正太郎『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』などを中心とした作家活動に対して 第12回 杉本苑子『滝沢馬琴』 第13回 吉村昭『ふぉん・しいほるとの娘』 第14回 黒岩重吾『天の川の太陽』/渡辺淳一『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』 第15回 船山馨『茜いろの坂』 第16回 南條範夫『細香日記』 第17回 宮尾登美子『序の舞』 第18回 伊藤桂一『静かなノモンハン』 第19回 結城昌治『終着駅』 第20回 井上ひさし『腹鼓記』『不忠臣蔵』/藤沢周平『白き瓶』 第21回 宮本輝『優駿』 第22回 永井路子『雲と風と』ならびに一連の歴史小説に対して 第23回 早乙女貢『會津士魂』 第24回 尾崎秀樹『大衆文学の歴史』 第25回 平岩弓枝『花影の花 大石内蔵助の妻』 第26回 陳舜臣『諸葛孔明』 第27回 田辺聖子『ひねくれ一茶』 第28回 受賞作なし 第29回 津本陽『夢のまた夢』/阿刀田高『新トロイア物語』 第30回 高橋治『星の衣』 第31回 野坂昭如『同心円』 第32回 林真理子『みんなの秘密』/皆川博子『死の泉』 第33回 白石一郎『怒濤のごとく』 第34回 高橋克彦『火怨』 第35回 宮城谷昌光『子産』 第36回 伊集院静『ごろごろ』 第37回 原田康子『海霧』 第38回 北方謙三『楊家将』 第39回 北原亞以子『夜の明けるまで』 第40回 受賞作なし 第41回 宮部みゆき『名もなき毒』 第42回 浅田次郎『中原の虹』 第43回 奥田英朗『オリンピックの身代金』 第44回 重松清『十字架』 第45回 森村誠一『悪道』 第46回 夢枕獏『大江戸釣客伝』 第47回 小池真理子『沈黙のひと』 第48回 大沢在昌『海と月の迷路』/東野圭吾『祈りの幕が下りる時』 第49回 逢坂剛『平蔵狩り』 第50回 赤川次郎『東京零年』 第51回 藤田宜永『大雪物語』 第52回 帚木蓬生『守教』 第53回 篠田節子『鏡の背面』 第54回 受賞作なし 第55回 村山由佳『風よ あらしよ』 第56回 京極夏彦『遠巷説百物語』中島京子『やさしい猫』 第57回 桐野夏生『燕は戻ってこない』 表 話 編 歴 春日由三 吉本明光 中山晋平 春日由三 吉川義雄 春日由三 吉川義雄 川村専一 狩野近雄 河上英一 笹本恭彦 明瀬裕 池田太郎 牧定忠 春日由三 吉川義雄 渋沢秀雄 横山隆一 西崎緑 貝谷八百子 田付辰子 メイ牛山 春日由三 吉川義雄 岩田専太郎 勅使河原蒼風 千代の山雅信 小山いと子 吉村公三郎 市川翠穂 マヤ片岡 春日由三 吉川義雄 三國連太郎 小西得郎 栃錦清隆 青木茂高 河上牧子 水木洋子 坂西志保 田村佐紀子 吾妻徳穂 吉川義雄 田中角栄 菊田一夫 若乃花勝治 金田正一 奥むめお 森田たま 細川ちか子 近藤百合子 吉川義雄 横山泰三 水原茂 稲垣浩 朝汐太郎 沢田美喜 杉村春子 戸川エマ 赤堀全子 吉川義雄 木下惠介 大宅壮一 杉浦幸雄 若羽黒朋明 長谷川春子 大濱英子 榊淑子 谷桃子 吉川義雄 秋山登 唐島基智三 柏戸剛 松本幸四郎 中村汀女 田中絹代 秋山ちえ子 江上トミ 長沢泰治 土門拳 高田元三郎 仲代達矢 大鵬幸喜 和田夏十 勅使河原霞 村山リウ 森光子 長沢泰治 工藤昭四郎 東郷青児 森英恵 大山康晴 山内一弘 佐田の山晋松 藤間紫 岡田茉莉子 十返千鶴子 浪花千栄子 長沢泰治 細川隆元 丹羽文雄 實川延若 中西太 栃ノ海晃嘉 飯田蝶子 貞閑晴 新珠三千代 花柳壽輔 佐久間良子 長沢泰治 大林清 北葉山英俊 林与一 古賀忠道 春風亭柳橋 岩下志麻 司葉子 長谷川町子 林美智子 吉屋信子 坂本朝一 円地文子 安達曈子 入江美樹 藤村志保 小絲源太郎 松下幸之助 ファイティング原田 緒形拳 坂本朝一 樫山文枝 五代利矢子 浜美枝 山崎豊子 大佛次郎 尾上菊之助 加藤芳郎 鶴ヶ嶺昭男 中山卯郎 福島慎太郎 木村秀政 西本幸雄 石坂浩二 福原美和 栗原小巻 塩月弥栄子 平岩弓枝 中山卯郎 江夏豊 王馬熙純 榊原仟 鈴木俊一 曽野綾子 高田敏子 藤田弓子 三船敏郎 中山卯郎 浅丘ルリ子 市川海老蔵 今井通子 大谷直子 菅野義丸 佐藤愛子 鶴岡一人 平幹二朗 中道定雄 坂東玉三郎 樋口久子 小林弘 三田佳子 志村喬 武原はん 玉の海正洋 中山律子 仲代達矢 小野田勇 浪花家辰造 大場政夫 宇田川竜男 堀内寿子 大山英子 村山加代子 中山きよ子 樫山文枝 山口果林 高橋信雄 山下迪子 館弘子 石田芳夫 中山紀子 井沢つま 森戸辰男 溝尾正志 花本方美 為久優子 成田知子 桑田たつ子 村上巳里 山下誠 小川善三郎 河野久枝 桑原永子 田川由紀子 佐藤太圭子 山田三智穂 大谷豊二 高橋優子 貴ノ花利彰 赤塚洋文 平内義幸 富岡雅寛 平賀輝子 中川時子 加藤稔 池内淳子 中原誠 森英恵 小林桂樹 中村汀女 井上ひさし 中野貴代 神田好武 真木洋子 輪島大士 高橋洋子 生沼スミエ 棟方志功 村上元三 京マチ子 サトウサンペイ 高田ユリ 尾上菊五郎 寺島純子 北の湖敏満 根本良夫 橋本明治 杉村春子 尾上松緑 栗原小巻 堀江謙一 檀ふみ 魁傑將晃 新垣留美子 根本良夫 尾上梅幸 高橋展子 吉永小百合 加藤剛 三林京子 大竹しのぶ 古葉竹識 三重ノ海五郎 池田彌三郎 浅丘ルリ子 中村梅之助 小野清子 村上隆 堤加蓉子 カロリーナ・ピレス・ド・リオ 若三杉壽人 川上哲治 川口幹夫 市川染五郎 上田利治 旭國斗雄 水島新司 川橋幸子 橋田壽賀子 新井春美 竹下景子 川口幹夫 北の湖敏満 岩下志麻 植村直己 八千草薫 安奈淳 森和人 森下洋子 山本浩二 加藤好雄 若山富三郎 ミヤコ蝶々 菅原文太 大原麗子 松本零士 重兼芳子 古葉竹識 多岐川裕美 加藤好雄 松本幸四郎 陳舜臣 佐久間良子 木田勇 向田邦子 島田陽子 鈴木喜久子 角田好雄 渡辺一雄 石毛宏典 古手川祐子 緒形拳 花井幸子 倉本昌弘 森光子 坂田栄男 高橋洋子 秋竜山 澤地久枝 香川宏 生沼スミエ 玉の海梅吉 森英恵 山藤章二 池上季実子 広岡達朗 村松友視 真野響子 滝田栄 橋田壽賀子 前橋汀子 市川猿之助 香川宏 三船敏郎 松本幸四郎 大原麗子 田淵幸一 樋口久子 松坂慶子 田中裕子 隆の里俊英 谷川浩司 林真理子 胡桃沢耕史 宮尾登美子 山口小夜子 役所広司 菊池綜一 江上由美 釜本邦茂 名取裕子 風間杜夫 石井幹子 連城三紀彦 里中満智子 衣笠祥雄 松坂慶子 市川海老蔵 遠藤利男 三田佳子 中村吉右衛門 高野悦子 小池一夫 武原はん ジェームス三木 山口洋子 吉田義男 大地真央 北尾光司 中野正之 森光子 清原和博 森下洋子 雁屋哲 黒柳朝 加藤芳郎 山崎洋子 渡辺謙 加納みゆき 千代の富士貢 吉岡利夫 若尾文子 中井貴一 森瑤子 江藤俊哉 俵万智 逢坂剛 森口祐子 近藤真一 若村麻由美 北勝海信芳 今西陽一郎 三田佳子 片岡孝夫 伊藤京子 森祇晶 浅野温子 安野光雅 伊勢桃代 新井満 山口智子 千代の富士貢 沖清司 千代の富士貢 いしだあゆみ ねじめ正一 小林浩美 中村勘九郎 村崎芙蓉子 西田敏行 石岡瑛子 斎藤雅樹 渡辺梓 沖清司 山本陽子 中村鴈治郎 諏訪内晶子 野田秀樹 コシノジュンコ 渡辺久信 森口祐子 松岡修造 沢口靖子 真田広之 小林由紀子 増井光子 山崎豊子 秋山幸二 芦原すなお 荻野アンナ 若花田勝 貴花田光司 緒形直人 鷲尾いさ子 田中好子 内林達夫 有森裕子 曙太郎 古賀稔彦 富司純子 中田久美 野茂英雄 村上弘明 伊藤みどり 森光子 高橋克彦 松尾武 三田佳子 米長邦雄 市川團十郎 細川直美 筒井道隆 つみきみほ 松原敏春 平瀬真由美 宮尾登美子 川淵三郎 内館牧子 田村亮子 植木等 野村克也 中丸三千繪 古田敦也 ミヤコ蝶々 曙太郎 古橋廣之進 大林素子 松尾武 イチロー 赤井英和 奥野史子 岩下志麻 羽生善治 南井克巳 賀来千香子 川本ゆかり 市川崑 森光子 上田洋一 古田敦也 田村亮子 天海祐希 竹中直人 原辰徳 水谷八重子 中村紘子 ジョージ川口 柳家小さん 大石芳野 上田洋一 有森裕子 川口能活 江角マキコ 仰木彬 清水市代 中村橋之助 森英恵 桂米朝 大石静 周防正行 大橋晴夫 井原正巳 吉永小百合 片岡仁左衛門 伊藤みどり 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VIAF WorldCat ノルウェー フランス BnF data ドイツ イスラエル アメリカ ラトビア 日本 チェコ 韓国 オランダ ポーランド CiNii Books CiNii Research MusicBrainz IdRef 五木寛之 20世紀日本の小説家 21世紀日本の小説家 20世紀日本の随筆家 21世紀日本の随筆家 日本の作詞家 日本のソングライター 日本のコラムニスト 日本ペンクラブ会員 仏教の著作家 日本藝術院会員 直木賞受賞者 菊池寛賞受賞者 NHK紅白歌合戦審査員 福岡県出身の人物 日本の引揚者 日本のラジオパーソナリティ 真宗関連の人物 1932年生 存命人物 2024/11/20 22:49更新
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itsuki hiroyuki
五木寛之と同じ誕生日9月30日生まれ、同じ福岡出身の人
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